赤ちゃんがお風呂で泣く理由に関する記事

『赤ちゃんがお風呂で泣く原因5つと対処法&入浴便利グッズ』

ご機嫌だったはずの赤ちゃんが、お風呂で泣く原因は?6つの対策法と便利グッズで、楽しいママも一緒にバスタイムを過ごしましょう。

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赤ちゃんがお風呂で泣く理由とお風呂嫌いにならないための対処法

生後3ヶ月~生後4ヶ月ころの赤ちゃんをお風呂に入れる時に、もし泣いて暴れてしまったら…子育て初体験のママだったら慣れないことが多くて大変ですよね。「お風呂に入れるのもまだ慣れていないし…泣いてしまったどうしよう…」と、昨日までは平気だったのに、突然お風呂を嫌がり泣いてしまう日もあったりします。それでは、赤ちゃんがお風呂を嫌がるのはどうしてなのでしょうか。ここでは、その理由について紹介します。

赤ちゃんがお風呂を嫌いにならないようにするためには、どうして泣いているのかをきちんと探りあてて、対処していくことが大切です。その対処法や、入浴時に利用すると便利なグッズも紹介します。

赤ちゃんがお風呂で泣くのはなぜ?!

今までご機嫌だった赤ちゃんが、お風呂の時に泣いてしまうのには様々な理由があります。ここでは赤ちゃんがお風呂に入る時、泣いてしまう理由を5つご紹介します。

1 裸にされると不安を感じる

赤ちゃんがお風呂に入る前、服を脱がせ始めた途端に、泣くのなら裸にされた時の不安感が大きいのかもしれません。

大人にとっては、お風呂に入るために衣服を脱ぐのは当たり前ですが、生まれて間もない赤ちゃんにとっては、まだその意味あいがしっくりとは来ません。お風呂に入る「気持ちよさ」や「体を清潔にする」ということが、まだよく分かっていないので、急に裸にされてしまった感じがして「これから何をされるの…?」と不安になり泣いてしまいます

発達により不安も和らぎます

赤ちゃんの視力は、新生児の頃は0.02くらいでそれから少しずつ視力が上がっていきますが、それでもまだ生後3ヶ月~生後4ヶ月くらいの赤ちゃんの視力は発達途中であるし、湯気などが影響しさらに見えなくて不安になってしまうこともあります。視力が発達してきて、ママなどの安心できる人の姿が良く見えてくると安心できて、お風呂に入れる時に泣くことが少なくなっていきます。

2 浴室が寒いor暑い

「ベビーバス」を卒業したばかりの赤ちゃんが、ギャン泣きする場合は浴室の温度が合っていないことも、お風呂で泣いてしまう理由の一つです。赤ちゃんは、周りの温度のちょっとした変化にも敏感に反応してしまいます。体も小さく体温調節も苦手な赤ちゃんですから、大人にとってはちょうどよい浴室の温度であっても、赤ちゃんにとっては、蒸し暑いサウナのような状態であったり、冷蔵庫の中にいるような体温感覚になってしまたり、暑かったり・寒かったりしているのかもしれません。

また、お風呂場で赤ちゃんがギャン泣きしてしまったら、鏡で自分の姿を見せるなどの対象法であやしてあげましょう!

3 湯船のお湯が熱い

入浴時の赤ちゃんが泣く原因として、割合的に多いのが湯船のお湯が熱いという理由です。ベビーバスに入っていた頃には、お風呂の温度をこまめに測っていたのに、ママやパパと一緒に入るようになってからは、自動の温度設定にまかせっきりになっていませんか?

赤ちゃんが、気持ちよく入浴できる「お風呂の水」の温度は38度から40度くらいです。自動設定で40度にしていても、実際はそれよりも水温が熱めだったりすることもあります。また、海の水もそうですが、表面は温かいのですが、底の方は太陽光が当たらずに、底冷えしていることもあります。そして、浴室が蒸していたら実際の水温よりも熱く感じてしまうこともあります。

お風呂に入ってすぐに、赤ちゃんが不機嫌になるのなら、赤ちゃんにとっては「お風呂の水の温度」が、熱いのかもしれなくて、湯船の中に入れる前に、お湯をかき混ぜて水温のむらをなくしてあげたりして、自動設定の温度を信じ切らずに、水温を計ってみることをおすすめします。そうした、心遣いをした方が、お風呂の温度によりデリケートに反応してしまう赤ちゃんが入りやすい、湯船の温度となります。

4 石鹸が気持ち悪い

湯船につかっている時は気持ちよさそうだったのに、いざ体を洗うときに泣き出したなら、石鹸のぬるぬる感が嫌だと感じているかもしれません。

大人にとって石鹸で体を洗うことは、体がきれいになって気持ちが良いということは、すでにイメージが出来ていて知っていることですが、赤ちゃんにとっては、まだそのイメージが出来あがっていなくて、その意味も分かりません。今まであったかい湯船で気持ちよく入浴していたのに、急にぬるぬるした得体の知れない「未知なる石鹸と大人には呼ばれているモノ」を体に塗られてしまい、びっくりして泣いてしまうこともあります。

ママだって、カエルのあの「ぬるぬる感」って、自分にはそれほど害がない事を知っているけど、恐らくは苦手ではないですか?赤ちゃんにとっては、石鹸は自分には害があるかどうかも解らないし、その上あのぬるぬる感も加わってしまって、石鹸というモノに慣れるまでには泣いてしまう赤ちゃんもいてしまいます。

石鹸に慣れれば泣かなくなります

石鹸のぬるぬる感に慣れてきて、石鹸というモノが「体をキレイにする」「けっこう気持ちイイ!」という事をわかってくると、石鹸への愛着がもて、石鹸を使っても泣かなくなってきます。

石鹸を使う時には、最初はママの体でその「安全性」や「気持ち良さ」を赤ちゃんに試し見させて、その不安をなくしてから「気持ちいいでしょう!体をキレイキレイにするからね」と言ってあげると、石鹸への恐怖心がなくなっていきます。

5 たまたま機嫌が悪い

色々と考えてみたけど、泣いている理由がよく分からない時は、お風呂が嫌というよりは単純に機嫌が悪いだけなのかもしれません。大人でも気分のむらがあって、イライラすることがあるように、赤ちゃんにも様々な原因が重なってしまい、機嫌が悪くなってしまう時もあります。

赤ちゃんをお風呂に入れる際の対策6つ

お風呂に入れる時に、赤ちゃんを泣かせないためには「入浴のタイミング」や「お風呂の入れ方」などを工夫することが大切です。そんな赤ちゃんを、お風呂場で泣かせないための対策法を6つ紹介していきます。

1 授乳後30分以上はおいて入浴しましょう

赤ちゃんを、お風呂場で泣かせないためには、授乳後30分以上経ってからの入浴がおすすめです。
赤ちゃんは、「お腹が空いたり・眠かったり」すると機嫌が悪くなりがちで、入浴のタイミングがその時間帯と重なってしまうと、不機嫌となり泣いて暴れてしまうこともあります。そういう事が、続いていくとますますお風呂が嫌いになってしまいます。そこでお腹が満たされていて、元気に過ごしているタイミングを見計らって、入浴を済ませることをおすすめします。

けれど、おっぱいなどの栄養を胃の中に摂り入れてからすぐに入浴してしまうと、消化や吸収活動を活発化させようとして、胃や腸に集まり始めた血液が、体が温まり血行が良くなってきたことで、その血液を再び体全体に分散させてしまって、消化・吸収活動を弱めてしまいます。

食べ物が胃の中に入ったことで、胃や腸に体の血液が集まり出して、消化・吸収現象の運動の活発化や、胃液の分泌量が増えていくなどの体のメカニズムは、食後すぐにお風呂に入ってしまうと、弱まってしまい、消化不良の原因となってしまうこともあります。

食後すぐの入浴は消化に悪いですから、授乳後30分以上経っていて、機嫌よく過ごしている時間帯を選んでお風呂に一緒に入りましょう。そうして、毎日できるだけ同じような時間帯にお風呂に一緒に入ったりすることで、生活のリズムもできていきますよ。

2 浴室の温度を適温にしておきましょう

浴室の温度を測ってみて、赤ちゃんにとってちょうど良い温度にしましょう。
赤ちゃんの肌は大人よりもずっと薄いため、周りの温度の変化にも敏感に反応してしまいます。特に冬場は浴室が寒くなりがちなので、赤ちゃんが寒がらない室温に保つことが大切です。入浴前に温水シャワーを床にかけてその湯気でお風呂場を温めたり、浴室暖房を利用して暖かくしたりするなど、赤ちゃんが気持ちよく入浴できるような工夫をしてみましょう。

3 服を脱がせたら手早く沐浴布をかけましょう

赤ちゃんの衣服を脱がせたら手早く沐浴布をかけてあげましょう。
赤ちゃんが泣くのは、急に裸にされたことで、不安感を感じてしまっていることも、原因の1つでしたよね!沐浴布をかけると裸になる時間が減るので、そういった不安感からギャン泣きしてしまうことを防ぐことができます。

湯船の中でも沐浴布を活用しよう

湯船につかった後も沐浴布を体にかけてあげると、赤ちゃんもより安心できます。体を洗ってあげる時でも、体のどこか一部に沐浴布がかかっているようにするとよいでしょう。

4 赤ちゃんを湯船にゆっくり入れましょう

赤ちゃんを湯船に入れる時には、なるべくゆっくり入れるように心がけましょう。優しく抱っこして足からそっと入れるのがおすすめです。

大人でもいきなり、水泳競技のスタートの時みたいに「ザブン」と勢い良くお風呂には入りませんよね。赤ちゃんも同じで突然湯船に入れたのでは、びっくりして泣かれてしまいます。また、「お風呂の中と水温」と「自分の体温」との急な温度変化は、心拍数があがってしまう原因でもあり、赤ちゃんの体にもよくありません。心臓から離れている足から、ゆっくりつけて少しずつ温度にならしていくと、赤ちゃんもお風呂に気持ちよく入れますよ!

5 優しく声をかけてあげましょう

お風呂に入る時は「今からお風呂だよ」などと優しく声がけをしてから入浴させるようにしましょう。
言葉の意味が分からない赤ちゃんでも、ママの表情や声のトーンから「安全かどうかを見分ける力」が備わっています。ママが優しい声で語りかけることで、赤ちゃんも「お風呂は怖くないところだ」と感じることが出来るでしょう。お風呂に入る前はもちろん、お風呂の前やお風呂後にも「お風呂って気持ちいね!」「きれいになってスッキリしたね♪」などと、話しかけてあげるとお風呂に入ることがどんどんと好きになっていきます。

6 お風呂後はしっかりと水分補給をしましょう

入浴後は、赤ちゃんの体から水分が失われているので、水分補給を心掛けていきましょう。
ママもお風呂上がりの一杯として何か飲みたくなりますよね「昔は牛乳の一気飲み、スポーツ飲料!今だったら○○ですかね」

ヒトは入浴すると、激しい運動をした訳ではないのに、たくさん汗をかいてしまい、体から水分が失われてしまいます。
それに、赤ちゃんは体の水分量自体が少なく、体も小さくてすぐに熱がこもってしまい易く、お風呂に入ると大人よりも汗が出やすくい体の作りをしています。

赤ちゃんは体の水分量が少なくて、体も温まりやすくて、お風呂に入ると、汗がたくさん出てしまいやすくて、入浴後には、大人以上に水分補給が求められます。そういった事を怠ると、「顔色が悪くなる」「おしっこの量が少なくなる」などの脱水症状が表れてしまいます。乳幼児期の脱水症状は急激に進むことが多いので、汗をたくさんかいた後のお風呂上りの水分補給は大切だと心得ていきましょう!

お風呂上りには白湯かお茶を

お風呂上りの赤ちゃんに飲ませるならお腹にも優しい「白湯」や「乳児用麦茶」がおすすめです。麦茶はノン・カフェインですし、血液をサラサラにする成分も含まれていまして、お風呂上りの飲み物にはぴったり!まだ飲みなれていない赤ちゃんには、水で薄めてあげると飲みやすくなりますよ。

赤ちゃんとの入浴におすすめのお風呂グッズ4選

赤ちゃんとの入浴はパパがいると手伝ってもらえますが、パパの仕事が忙しい日もあって帰宅時間が遅くなり、ママが一人で入れる時も多いですよね。まだ生まれてから数ヶ月しかたっていない赤ちゃんとのお風呂は、目と手が離せずにすごく大変なこともあります。ママもお世話しているうちに湯冷めしてしまって、お風呂に入った気にはなれない事もあったりしますよね。

そんなときはママを、しっかりとサポートしてくれるお風呂グッズを使うと便利ですよ。赤ちゃんとの入浴におすすめのお風呂グッズ4つをご紹介します。

バンボ

バンボ

ベビーソファと言えばやっぱりバンボ!柔らかい素材であって、赤ちゃんの体をしっかり固定し、滑りにくい作りもしていて、腰のすわりがまだ不安定な赤ちゃんでも安心して座らせることができます。その対象年齢は、首がすわった後~生後14ヶ月頃、体重10Kgを超えるまでは使うことができます。

http://www.coming-shop.co.jp

はじめてのお風呂から使えるバスチェア

アップリカ

「ベビーバス」を卒業したばかりの赤ちゃんには、首がすわりきる前から使えるバスチェアがあると便利。こちらの製品は、赤ちゃんを寝かせた時の安定感があり、ママは両手を使って赤ちゃんの体を洗うこともできてとても便利!ベビー用品で有名な「アップリカ」の製品で、首すわり前から生後24ヶ月頃までと長く利用できる商品でもあります。

https://www.aprica.jp

スイマーバ ボディリング ベビー

スイマーバ

赤ちゃん用の浮き輪で有名な「スイマーバ」から胴回りに装着するタイプの浮き輪が登場しました!ぷかぷか水の中で浮く感覚を味わえることができ、赤ちゃんもご機嫌になるはず。こちらの商品は、生後6ヵ月から2歳頃まで使うことができます。11kgまでの体重までは、使用可能です。

※この商品を使うときは絶対にお子様から目を離さないでください。

https://www.amazon.co.jp

ノンスリップバスマット(吸盤付き)

キッズ・エンターテインメント

ママやパパでもお風呂場では、滑りやすいこともあったりしますよね!浴槽に敷いて使える滑り止めマットは、意外とお役に立ちます。赤ちゃんを抱っこしながらお風呂に入る時はもちろん、お子さんが成長したあとにでも大活躍です。カラフルで、可愛い動物たちがデザインされていて、お風呂遊びにも最適な商品かもしれません。

http://www.elfa.jp/item/cat69/

赤ちゃんとお風呂は一緒に楽しく安全に入りましょう!

「ベビーバス」を卒業して、親子水入らずの関係での入浴タイムを期待していたのに…、赤ちゃんが泣いてしまうことが多い、パパが一緒に居てくれると安心できるけど、一人の時にはまだ慣れないことも多くて不安もいっぱい、しかも泣いてしまったら「どうしてだろう?」と思ってしまい、しどろもどろになってしまう。そんな不安を、スッキリさせて「わが子と一緒に楽しくお風呂に入りたい!」と思っているママは、赤ちゃんが泣いている理由を、入浴タイムから見つけてあげましょう。

その理由は「裸にされると不安を感じる」や「石鹸が気持ち悪い」や「浴室が寒いor 暑い」などかもしれません。理由が解ったら、「授乳時間を考えたり」「赤ちゃんをゆっくり湯船に入れたり」「優しく声をかけたり」して、まだ入り慣れていない、お風呂に入る恐怖心を和らげて、お風呂って楽しいんだ!という感覚を根付かせてあげましょう。そうすると、赤ちゃんはママと一緒にお風呂に入ることが好きになって、泣くことはほとんどなくなっていきます。

その際に、赤ちゃんとの入浴におすすめのお風呂グッズのどれかは、役立ちます。ご使用するさいに、商品の説明書などに書かれている注意点をしっかり守ると、「ママ」も「赤ちゃん」も楽しくて・安心できて・リフレッシュできる、お風呂タイムを過ごすことができますよ!

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪