赤ちゃんのヘアピンの手作りに関する記事

『赤ちゃんヘアピンの手作り~簡単!可愛いパッチンの作り方』

前髪が気になってきた、イベントに合わせて髪をアレンジしたい!そんな時に簡単にできる赤ちゃん用のヘアピンの作り方を2種類ご紹介します。100均で手に入る材料を使い、糸と針を使わずにできるので手芸が苦手なママでも簡単にできます。

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赤ちゃんのヘアピン手作りデビュー!安くて簡単パッチンの作り方

赤ちゃんの髪が伸びてきたからヘアピンでアレンジを楽しみたい。前髪が気になってきた。そんな時にはヘアピンを手作りしてみましょう。手作りなんて大変そう?いえいえ、とっても簡単

こちらで紹介する作り方なら100均で買える材料で、糸も針も使わず簡単に作れてしまいます。

こちらでは赤ちゃん用のヘアピンを手作りする方法を、マジックテープ製パッチンピン製の2種類の作り方でご紹介します。さらに男の子用のアレンジ術もご紹介しますので、安くて簡単に作れる赤ちゃんのヘアピン手作りに、ぜひ挑戦してみてください。

マジックテープ製~手作りベビーヘアピン

マジックテープ製のヘアピンのメリットは金属を使用しないこと。髪の毛の少ない低月齢の赤ちゃんにも安心して使用できます。

他の種類のヘアピンに比べてとっても軽く、赤ちゃんのサラサラ髪ならつけている時も外す時も痛くないので、赤ちゃんへの負担も少ない!初めてのヘアアクセにぴったりです。

マジックテープヘアピンの材料

  • マジックテープ(面ファスナー)粘着タイプ
  • フェルト
  • ハサミ
  • 布用ボンド
  • 飾り(リボン、ポンポン、ワッペン、レース、ボタン、ビーズ等)

シンプルなヘアピンの場合、100均で気軽に手に入るフェルトとマジックテープだけで、10分もあればできてしまいます。また使うフェルトも小さいので、家に余っている端切れでも大丈夫。

完成したヘアピンは赤ちゃんが口に入れないように見ながら使用するのが前提ですが、赤ちゃんの小物にボンドを使うのが気になる場合は、飾りやマジックテープを糸と針で縫い付けましょう。

マジックテープヘアピンの作り方

  1. マジックテープは縦0.6cmの長さに切ります。フェルトは縦1cm×横7cm(マジックテープの横幅を2倍して1~2cm足した長さ)に切ります。表から見えないようにマジックテープは少し小さくします。
  2. フェルトにレースを飾る場合は、ボンドで貼り付けます(マジックテープは熱に弱いものが多いため、最後につけることができません)。ボタンなどの縫い付ける飾りやアイロンで付けるアップリケも、この段階で貼り付けておきましょう。
  3. マジックテープをフェルトの両端に、端から2~3mm内側に貼り付けます。
  4. 最後にリボンやポンポンなどの飾りを、ボンドで貼り付けます。

マジックテープヘアピンの使い方

赤ちゃんにマジックテープヘアピンをつける際は、留めたい部分の髪を挟みこむようにして使います。前髪を斜めに留めたり、ゴムで結ぶ時の要領で前髪を頭の上で結ぶように留めたりしても可愛いです。但し、ゴムより落ちやすいので気をつけましょう。

また外す際はヘアゴムを外す要領で、毛先の方へ優しく滑らせるように引っ張ると簡単に外れます。

パッチンピン製~手作りベビーヘアピン

パッチンピン製のヘアピンはマジックテープタイプより手間がかかりますが、しっかり髪を留めてくれるところが魅力。髪の量が多い赤ちゃんに向いています

こちらも糸と針は使わずに簡単に製作でき、パッチンピンの上の部分をフェルトで覆うので、デザインが気に入らなかったり、色が剥げたり、飾りが取れてしまったりしたパッチンピンのリメイクにもおすすめです。

パッチンヘアピンの材料

  • パッチンピン
  • フェルト
  • ハサミ
  • ボンド(又は布用両面テープ)
  • 飾り(毛糸のモチーフ、リボン、ポンポン、ワッペン、レース、ボタン、ビーズ等)

今回は通常サイズ(5cmくらい)と小さいサイズ(3cm)で作りました。小さいサイズの方が作るのが難しいため、最初は大きめのパッチンピンから試してみるのがおすすめ。

こちらのヘアピンも赤ちゃんが口に入れないように使用するのが前提ですが、赤ちゃんの小物にボンドを使うのが気になる場合は、飾りやフェルトを縫い付けて作りましょう。

パッチンヘアピンの作り方

  1. フェルトの上にパッチンピンをのせたら、一回り大きいサイズにフェルトを切ります。フェルトはパッチンピンにかぶせてしまうので、多少パッチンピンと形が違っても大丈夫です。同じサイズでもう一枚切ります。
  2. 片方のフェルトにパッチンピンをのせ、ピンの根元の部分に鉛筆等で印を付けます。印を付けたところを2つに折って、小さくハサミで2mmくらいの切り込みを入れます。
  3. 切れ込みにピンを根元まで差し込み、パッチンピンを閉じます。
  4. もう一枚のフェルトにレースをボンドで貼り付けます。ビーズやボタンなどの縫い付ける飾りや、アイロンアップリケもここで付けておきます。
  5. フェルトにボンドを付けて上と下のフェルトを重ね、一晩乾かします。縫う場合はブランケットステッチで2枚のフェルトを縫い付けるか、2~3mm内側をなみ縫いしましょう。縫う場合、わざと太めの目立つ糸を使うと、可愛らしく仕上がります。
  6. ボンドが乾いたら、上に毛糸のモチーフをボンドで貼り付ければ完成♪

男の子もカッコイイ!アレンジ術

男の子の場合は飾りのないシンプルなタイプを基本にすると可愛いです。飾りをつけるなら星モチーフのフェルトやビーズ、ボタン、車や飛行機、船など、好きな乗り物系ワッペンでのアレンジがおすすめ

服に合わせて同系色にしたり、差し色として赤やオレンジなど明るい色を入れたりするのも素敵です。飾りのないシンプルなタイプなら、重ねて付けてもカッコイイ!

イベントの時なども、例えば赤と緑を中心に使ったクリスマス風、黒とオレンジ(又は紫)でハロウィン風と、色でイベント感をアピールすれば、男の子の赤ちゃんだって十分に手作りヘアピンで楽しめます。

赤ちゃんのヘアピン誤飲事故への注意

ヘアピンをつけた赤ちゃんはとっても可愛いのですが、残念ながらサラサラな赤ちゃんの髪から知らぬ間に落ちてしまったり、赤ちゃんが自分で外したりして誤飲する事故が起こっています。上の子がいる場合は特に注意が必要で、保育園では0~2歳児のヘアピン使用を禁止しているところもあります。

2010年にアメリカで中国製の金属のアクセサリーから有害なカドミウムが検出される事例があり、それを受けて日本でも国民生活センターが子供の使用するアクセサリーについて調査をしました。その結果パッチンヘアピンは該当しませんでしたが、カドミウムが溶け出すものはなかったものの、鉛については基準値以上に溶け出したものが数件ありました。

万が一ヘアピンなどのアクセサリーを誤飲してしまった場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。また使用する際はママやパパがしっかり監督し、使っていない時は赤ちゃんの手の届かないところに置いて誤飲事故を防ぐことが大切です。

この記事を書いたライター

叶野環

クラフト、手芸、工作を子供と楽しんでいる2児のママです。子育てに役立つプチプラで簡単な手作りアイデアを提供します!