赤ちゃん用品のサイズ選びに関する記事

赤ちゃんのサイズ一覧!悩みがちなベビー用品の大きさ目安

赤ちゃんのサイズ一覧!悩みがちなベビー用品の大きさ目安

赤ちゃん用品のサイズは体に合わせて選ぶことが大切!こちらではベビー服・帽子・靴下・靴・オムツの月齢別のサイズ表、ベビーベッドやベビー布団・お昼寝布団・キッズ布団のサイズ表、サイズ選びのポイントやサイズアウト後に捨てずに使う方法を紹介します。

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赤ちゃん用品7種類のサイズは?悩みがちなベビーグッズの月齢別の大きさ

悩みがちな赤ちゃんのサイズを、ベビー用品毎に表にしてまとめました。ベビー服など赤ちゃんが身に着けるものは新生児~満1歳までの標準的なサイズを月齢ごとに紹介しましたので、お買い物の参考にしてください。

ただしブランドによって独自サイズで作られていることもあり、特にアメリカやイタリアなどの輸入ベビー服や子供服は大きめサイズということも少なくありません。赤ちゃん用品を購入する際は、標準サイズとの違いをお店に確認すると確実です。

1ベビー服の月齢別サイズ表!標準的な大きさは50~80cm

赤ちゃん用のベビー服のサイズは、一般的に50~80cm。肌着やインナーだけでなく、アウターについても赤ちゃんの身長を示すこのサイズ表記が主流です。

サイズ 月齢 体重
50 新生児~1ヶ月 3kg
60 1ヶ月~3ヶ月 6kg
70 3ヶ月~6ヶ月 9kg
75 6ヶ月~9ヶ月 10kg
80 9ヶ月~1歳半 11kg

ただしアメリカ製のベビー服場合、サイズ表記が新生児~3ヶ月までが3M、3~6ヶ月が6M、6~9ヶ月が9M、9ヶ月~満1歳までが12Mと月(M)でサイズを表記している商品も多いです。

2赤ちゃん用靴下の月齢別サイズ表!標準的な大きさは7~12cm

赤ちゃん用の靴下のサイズは、一般的に7~12cm。かかとからつま先までの長さを測ったセンチメートルで表記されるのが主流ですが、次の表のようにベビー服のサイズも参考にしてください。

サイズ 月齢 ベビー服サイズ
7~8cm 新生児~3ヶ月 50~60
9~10cm 4ヶ月~9ヶ月 60~75
11~12cm 10ヶ月~12ヶ月 75~80

小さい靴下は「新生児用」と表記されることもあります。また輸入品の赤ちゃん用靴下は8~10cm程度をS、11~14cm程度をMと表記されていることもあります。

靴下は伸び縮みする生地でできているため、多少の大きさの誤差は問題なく使えますが、「すぐ大きくなるから」とか「もうちょっとだけ」と安易に考えず、赤ちゃんの月齢に応じてサイズアップしていきましょう。

3赤ちゃん用帽子の月齢別サイズ表!標準的な大きさは40~48cm

赤ちゃん用の帽子の月齢毎のサイズは40cm前後をベースに、3ヶ月で2cm程度増えていくのが一般的です。赤ちゃんの月齢が低いうちは柔軟性のある素材、お座りやあんよができるようになったらサイズ調整ができる帽子を選ぶのがおすすめです

サイズ 月齢 ベビー服サイズ
40~42 新生児~3ヶ月 50~60
43~44 4ヶ月~6ヶ月 60~70
45~46 7ヶ月~9ヶ月 70~75
47~48 10ヶ月~1歳 75~80

ニットや薄手のコットン帽子は伸縮性があるため多少の誤差は問題ありませんが、キャップ帽はタイトなので通販などで購入する前に実測しておくと安心です。

赤ちゃんのサイズを測る際は仰向け寝の状態で、メジャーを後頭部の中央から少し下に通しましょう。左右の耳の上にまわし、額の中央で合わせれば、簡単に帽子のサイズが測れます。

4赤ちゃんのオムツの月齢別サイズ表!新生児用~Lサイズ

赤ちゃんのテープタイプのオムツは新生児用・S・M・Lで表記されるのが一般的。意外とサイズアウトが早いので、月齢と体重を目安にして、順次オムツのサイズを交換していきましょう。

サイズ 月齢 ベビー服サイズ
40~42 新生児~3ヶ月 50~60
43~44 4ヶ月~6ヶ月 60~70
45~46 7ヶ月~9ヶ月 70~75
47~48 10ヶ月~1歳 75~80

こちらの表は人気の高いパンパースのテープタイプのオムツ表示を参考にしています。ムーニーやメリーズ、グーンも同じサイズですが、その他のメーカーは大きさが違うこともありますので、パッケージのサイズ表記を確認して選びましょう。

また同じサイズでも、テープタイプとパンツタイプでは適用体重や月齢が違いますので、オムツは体重や体格だけでなく、寝返りができるようになった、ハイハイやつかまり立ちができるようになったなど、赤ちゃんの身体機能の成長も考えてサイズアップをしてください。

5赤ちゃん靴の月齢別サイズ表!標準的な大きさは11~13cm

赤ちゃんの靴のサイズは靴下と同様、足長をもとにしたセンチメートルの表記が一般的です。靴下に重ねて靴を履くので、実際の足のサイズに5mm~10mm余裕がある靴を選びましょう。

通販サイトで見かける海外ブランドの赤ちゃん用の靴は、「4」や「18」など、数字表記で市販されていることもあります。サイズ幅も違うので、必ずそのブランドが紹介している日本のサイズ表記との対照表を確認して選びましょう。

サイズ 月齢 ベビー服サイズ
11cm 新生児~6ヶ月 50~70
11~13cm 6ヶ月~1歳 70~75

ファーストシューズは支えなしでつかまり立ちができるようになり、10歩程度歩くことができるようになった頃が購入時期ですが、ファーストシューズのサイズの選び方は歩きやすさや成長に影響を与えるので重要です

靴屋さんで測ってもらうかシューズメーカーのサイトから計測用のシートをダウンロードし、足長だけでなく足の幅も考慮して選ぶと安心です。

6ベビーベッドのサイズ表!標準は120×70cm

赤ちゃん用品の中でもスペースをとるトップクラスのベビーベッドには、標準サイズとミニサイズの2種類があります

「ベビーベッドは専有面積こそベビー布団と変わらないものの、畳めないから置けない」と思っているママやパパもいるでしょうが、最近はワンタッチで折りたためるベビーベッドもあるので、選び方で悩んだらミニサイズの折り畳み式をチェックしてみましょう。

タイプ サイズ
標準サイズ 70×120cm
ミニサイズ 60×90cm

7赤ちゃんのお昼寝布団やキッズ布団のサイズ表!ベビー布団はベッドと同じ

ベビー布団セットについては、掛け布団敷き布団のいずれもメーカーごとに多少大きさに差がありますが、基本的にはベビーベッドのサイズに合わせて作られています。

ただしベビーベッドやベビー布団を使わず、キッズ用の布団や保育園でも使えるお昼寝布団を選ぶ家庭もあるでしょう。

お昼寝布団やキッズ布団に全国統一規格があるわけではないので、メーカーごとに大きさが異なりますが、おおむね次の範囲のサイズを参考にしてください。

タイプ 掛け布団サイズ
お昼寝布団 80~100×120~140cm
キッズ布団 120×140cm
タイプ 敷き布団サイズ
お昼寝布団 50~70×120~140cm
キッズ布団 90×140cm

赤ちゃん用のぬいぐるみのサイズと与える際の注意!直径4cm以下は避けて

赤ちゃんとぬいぐるみ

赤ちゃん用のぬいぐるみのサイズに明確な基準はありませんが、月齢毎にどんな目的で赤ちゃんに与えるのか、使う環境や安全性なども考えてサイズを選んでいきましょう。

手が発達してくる生後2~6ヶ月頃になったら、ニギニギとして遊べる10cm程度の軽くてやわらかいぬいぐるみがおすすめ。ただし赤ちゃんは何でも口に入れようとしますので、誤飲を避けるためにも口に入る直径4.0cm以下の小さなぬいぐるみや、ボタン飾りなどがついたぬいぐるみは避けてください。

お座りができるようになり自分の手に持って遊ぶようになったら、手で持ち上げられる程度の大きさや、抱き締められるぬいぐるみのサイズにステップアップするといいでしょう。

にぎにぎやぬいぐるみの作り方は意外と簡単ですので、安全なサイズのものを手作りしてあげると喜んでもらえます

注意してほしいのは、赤ちゃんのベッドに大きなぬいぐるみを飾ること。寂しいだろうからと枕元に置くと、ぬいぐるみが赤ちゃんの呼吸を妨げることがあるため注意しましょう。

赤ちゃん用品のサイズ選び5つのポイント!動きやすさを重視して

赤ちゃんの着替えをする母親

赤ちゃん用品のサイズの目安が分かったら、次は洋服や靴など身に着けるものを選ぶコツを確認しておきましょう。

実際に赤ちゃんの体のサイズを測って選んだのに、キツキツで使いにくい、ブカブカですぐに脱げてしまうなどの失敗はよくあるもの。

ポイントさえ押さえておけば買い物の手間も無駄も省けますので、赤ちゃんが動きやすく、身につけやすいサイズ感で選んでください。

1赤ちゃんには体にピッタリ合うサイズの服を着させる

赤ちゃん用の洋服はすぐにサイズアウトするので、「少し大きめを選んだ方が、長く着られてお得」と考えがちですが、ベストサイズで選ぶのが原則です。

サイズが大きすぎると布がもたついて赤ちゃんの手足の動きが悪くなってしまいますし、余った部分が呼吸の妨げになる恐れもあります。

ズボンや靴下などの足回りの赤ちゃん用品についても、大きすぎると歩きにくくて転倒し、怪我をしてしまう可能性があります。

靴や靴下は実測値より5~10mmほど大きめを選ぶと、充分赤ちゃんの成長に対応できます。控えめにサイズに上乗せしましょう。

2大きめ赤ちゃんには無理せず1つ上のサイズを選ぶ

月齢や体重だけを参考にするのではなく、大きめで成長の早い赤ちゃんには無理せずワンサイズ上を選びましょう。

ピチピチでは手足が十分に動かせませんし、洋服や靴下、オムツなど、ゴムを使った赤ちゃん用品は小さすぎると体を締め付けるので、痛みで機嫌が悪くなりママの育児も大変になります

赤ちゃんの成長のスピードや体形は一人一人で違い、お腹周りが大きい子、足が長い子とさまざま。我が子の身体の特徴や月齢に応じた成長スピードを、早めに理解しておきましょう。

3赤ちゃんにゴムのあとがついたらサイズアップ

月齢や体重だけでなく、赤ちゃんの体についたゴムの跡もサイズアップの目安になります。赤ちゃん用の衣服には体温保護や着脱のしやすさのためにゴムを使ったものが多いのですが、脱いだ時に真っ赤な跡がついている、跡が長時間消えないなどはサイズがあっていない証拠です

特にオムツの場合はサイズが小さすぎると足周りを絞め付け過ぎ、動きにくくなってしまいますし、おしっこやうんちが漏れやすくなります。

テープタイプなら多少の調整ができますが、赤ちゃんの体のためにも、ウエストに指が2本入る程度の余裕を持たせて無理なくオムツのサイズアップを検討しましょう

4赤ちゃんの服はサイズ+素材やデザインで選ぶ

赤ちゃん用品をサイズアップする際は、素材やデザインが月齢や動きにあっているかを確認して選ぶことも大事です。

ハイハイ期は前身ごろに大きなボタンがついていると赤ちゃんが痛いですし、邪魔になって動きも悪くなってしまうので、サイズとともに素材やデザインなどが月齢に適しているのかもチェックし、無駄のない買い物を心掛けましょう。

サイズアウトしにくい赤ちゃん服はお得

袖がないドレス型のスリーパーは、サイズを気にせず長期間、1年中冷え対策に使えます。足の先端までが覆われた足つきカバーオールやジャンパーだったら、赤ちゃんの靴下やブーティーは必要ありません。

5バーゲンで買う際は1年後のサイズだけでなく着回し力もチェック

バーゲンを利用するとリーズナブルにベビー服などを購入できますが、赤ちゃん用品の場合は季節感を考えてサイズを選ぶことが大事です。

赤ちゃんの成長は驚くほど早いもの。1年後の標準サイズの商品を買ったからといって、1年後にその洋服を着ることができるかどうかはわかりません。特に夏物の半そでや冬物の厚手のジャンパーなどは着る期間が短く、無駄にするリスクが高いです。

バーゲンで赤ちゃんの服を買う場合は1年後の標準サイズだけで選ぶのでなく、薄手の長袖や肌着など他の季節でも組み合わせて利用できる服を選ぶとよいでしょう。

赤ちゃん用品がサイズアウトしたらどうすればいい?捨てずに使う4つの方法

赤ちゃん用品はすぐにサイズアウトするため、比較的きれいなまま使えなくなってしまいます。じっくり選んだもの、可愛い我が子が使ったものには心が残ってしまいますが、長年とっておいても変色してしまうことが多いので、お気に入りは赤ちゃんと一緒に写真などに残しておきましょう。

1フリマアプリなどで販売する

赤ちゃんの洋服や靴などは、汚れがあまりにもひどくなければフリマアプリで転売するのがおすすめ。リサイクルショップやフリーマーケットに出向かなくてもいいので、赤ちゃんや幼児を抱えるママでも負担が少ないです。

知名度の高い「ラクマ」や「メルカリ」以外にも、無料で交換できるサービス、ポイントや現金になるアプリもあります。わずかでも利益がでれば新しい赤ちゃん用品を購入する資金にもなるので、賢く利用をしましょう。

「ジモティー」

「ジモティー」アプリのアイコン

出品手続きに必要な入力項目が4つだけと手続きが簡単で、初めての人でも気軽に試せるフリマアプリです。商品は子供服からおもちゃ、家電と幅が広く、状態にもよりますが無料で譲ってくれる商品もあるので、節約したいママにもおすすめ。出品者に直接メールで問い合わせができるので、納得した上で取引ができます。

2きれいに洗って下の子のお下がりにする

赤ちゃんをまた出産する予定があれば、サイズアウトした服をきれいに洗って保管し、お下がりにするのが一番お得!ただし年数が開いてしまう場合は状態が良い洋服やブランド物だけにするなど、お下がりするものを厳選して選ぶのがおすすめ。

赤ちゃんは汗っかきのため、見た目はきれいでも汚れが繊維の奥に浸み込んでいます。保管中に汗ジミができ、嫌な臭いや虫がついて使えなくなることも多いです。

いつまで保管することになるか分からない場合は特に丁寧に洗い、防虫剤を入れた収納ケースなどで保管して、出産前には必ず水通しをしておきましょう

3出産予定の知り合いにあげる

自分が出産祝いにもらったちょっと良いベビー服や、成長のスピードとタイミングが合わずにほとんど履かずにサイズアウトしてしまった靴などは、出産予定のあるママ友や職場の同僚などにあげても喜ばれます。

ただしお下がりを嫌がるママもいますので、押し付け感を出さないように気を付けて。沢山の量を一度に渡すと、いかにも不用品を押し付けたような印象を与えてしまいます。

わざわざクリーニングに出すまでの必要はありませんが、ベビー服は自宅できれいに洗濯し、ファーストシューズも綺麗にしてから渡しましょう。

4小物や幼児服にリメイクする

赤ちゃんや子供のサイズアウトした服は、リメイクするのもおすすめです。可愛いボタンや柄の部分だけを切り取って残しておけば、子供が服を破ったときにアップリケに使うことができて便利。

カラフルな生地、かわいい模様の部分をキルトにしてクッションやベッドカバーなどを作れば、かわいかった赤ちゃん期を思い出す記念にもなって一石二鳥です。

赤ちゃん用品のサイズ選びと使い方の見直しで事故を防いで

赤ちゃん用品のサイズ選び中でも、特に気を付けたいのが事故につながる恐れのある布製品選びです。布団や衣類が口元にあると、呼吸の邪魔をする恐れがあります。袖が長すぎる、口をふさぐほど首元がゆるいなど、サイズが大きすぎる服は赤ちゃんに着せないようにしましょう。

またベビーベッドと布団のサイズが合わずベッドの方が小さいと、布団がモコモコした状態になるため危険です。消費者庁によると、実際に掛け布団が赤ちゃんの呼吸の妨げとなる事故は起こっています。

サイズ選びがきちんとできていても、使い方に気を付けなければ事故が起こるリスクが高くなります。よだれかけを着けたまま寝かせたり、ぬいぐるみや衣類を赤ちゃんの枕元に置いたりするのも危険。

布より薄い赤ちゃんのティッシュ遊びですら事故につながる恐れがありますので、赤ちゃん用品はサイズと共に使い方を見直し、事故を防くことを心掛けて使いましょう。

この記事を書いたライター
羽根田るみこ

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!