ベビーチェアのおすすめ人気商品10選!種類と選び方のポイント
赤ちゃんが順調に成長し離乳食が始まると、しっかり体を支えてあげられるベビーチェアが必要になります。悪い姿勢で離乳食を食べさせていると、離乳食が気管に入ってしまうことで起こる誤嚥肺炎を起こしてしまう恐れもあります。食器などの育児用品の準備と一緒に、ベビーチェア選びを始めましょうね。
一口にベビーチェアといってもさまざまなタイプやデザインがあり、形や高さを変えることにより、赤ちゃん期だけでなく幼児期まで使える機能的なチェアが数多く市販されています。
今回はベビーチェアの種類や選び方を解説しながら、おしゃれで使い勝手の良い人気のベビーチェアを10点ご紹介します。
ベビーチェアって必要?いつから使えるの?
ベビーチェアとはその名の通り、赤ちゃん用の椅子のことです。赤ちゃんは大人よりも体が小さく、身体を支える機能が未発達ですので、大人の椅子を使うことはできません。そのため、サイズや機能を赤ちゃん用に合わせて作られた、専用のベビーチェアが数多く市販されていますので、赤ちゃんやご家庭の事情に合うものを賢く選びましょう。
赤ちゃん用のイスってどれも可愛いから目移りしちゃいますよね!もうちょっと成長したら、キッズソファーなんかも買ってあげたくなっちゃいますけど、意外と値段が張るんで良く選ばないと後悔しちゃいそうです。
赤ちゃんに椅子はなぜ必要?
高さのあるダイニングテーブルを使うにしろ、昔ながらのちゃぶ台を使うにしろ、私たちは食事を机に乗せて座って食べることが習慣になっています。ベビーチェアは小さい赤ちゃんの身体を机の高さに合わせるだけでなく、不安定な腰を支えて体を食べやすい姿勢に固定してくれるので、口から胃まで食べ物がスムーズに流れて、誤嚥の防止に役立ちます。
また、食卓は「食べる」だけでなく「食事」のマナーや、座って食べる習慣を学ぶ場でもあります。離乳食が進むと赤ちゃんは食事に飽きて遊び始めたり、歩き食べをしたりしがちですが、ベビーチェアを早いうちに与えて慣れさせることで、落ち着いて食事を食べる良い習慣が身につきやすいというメリットがあります。
ベビーチェアはいつから使えるの?
一般的に、ベビーチェアは首がしっかりと座り、おすわりができる時期になれば使えます。また、体を支えられなくても、赤ちゃんがずり落ちないようにガードやベルトで姿勢をサポートする機能のあるベビーチェアや、首が座れば使えるベビーチェアもありますので、使い始める時期はそれぞれの椅子の取り扱い説明書を確認するとよいでしょう。
ベビーチェアは離乳食期の必需品ですが、生後5ヶ月頃の離乳期の初期では赤ちゃんの腰が据わっていませんので、ベビーチェアは短時間だけにしてママが抱っこして食べさせたり、ベビーラックを起して使ったりするママが多いようです。
使い初めは気をつけて
初めは上手に座れなくて当たり前!赤ちゃんが辛くてベビーチェアを嫌いになってしまわないように、長時間無理に座らせず徐々に座る練習をさせながら、椅子に座ることを赤ちゃんに覚えてもらいましょう
ベビーチェアの種類は?
一言にベビーチェアといっても使われている材質はさまざまで、用途や使い方の違いから、ベビーチェアは大きく次の4種類に分けることができます。
1ハイチェア
ハイチェアは、ダイニングテーブルで食事ができるベビーチェア!日頃からダイニングテーブルで食べる家庭におすすめです。高さのあるイスですので、座って食べるという感覚がしっかりと学べます。
取り外しができるテーブル付きのベビーチェアは、食事だけでなく遊ぶときにも使えますし、高さの調整をすることで赤ちゃん期から幼児期まで長く使えるのも魅力です。
ハイチェアの材質は、一般的には木製が多いのですが、パイプ製もあります。折り畳み収納ができるものや、高さ調節をして大人まで使えるものなど、バリエーションが多いのが特徴です。
ベルトがついていて腰をしっかり支えることができますので、月齢の小さな赤ちゃんを固定して使うことができます。また、付属品としてクッションが付いているものであれば、座り心地もソフトで赤ちゃんのおしりも痛くなりにくいですね。
ただし、ハイチェアは高さがありますので、万が一の転倒事故に注意して大人が側について使う必要があります!
2ローチェア
ローチェアは、その名の通り高さの低いベビーチェア!ローテーブルで床に座って食事とる家庭におすすめです。
木製、パイプ製、ウレタン製などがありますが、専用のベルトを使って大人用の椅子に取り付け、ハイチェアのように使えるタイプもあります。
ローチェアの中でもバンボに代表されるウレタン製のものは、赤ちゃんのお座りの練習用としても人気で、座り心地もよく、首が座った赤ちゃんなら使えるものが多いため、離乳食初期の頃から重宝します。
高さがないので転倒事故が起きても比較的安全ですが、赤ちゃんが小さい頃の一時期しか使えないという面があります。
3テーブルチェア
テーブルチェアは、テーブルにはめ込んで取り付けるタイプのベビーチェアで、ダイニングテーブルで離乳食を食べさせる場合にも、ローテーブルで食べさせる場合にも使うことができます。また、軽量で持ち運びも簡単にできることから、自宅やお祖父ちゃんの家を行き来する機会が多い家庭には重宝します。
必要のない場合は取り外しも簡単にできるので、かさばらないものメリットですが、耐荷重が限られるので一時期しか使えないという面があります。また、取り付けるテーブルの厚みも限られていますので、購入する時は使う机の厚さをしっかり図ってから選ぶといいでしょう。
ベビーチェアの選び方のポイント
家庭にとって一番使いやすいベビーチェア選びは、インテリアや使い方によって変わってきます。椅子を使う場所が洋室なのか和室なのか、食事のときだけ使うのか、赤ちゃんを遊ばせるときにも使うのかなど、実際の使い方を具体的にイメージして、自分のライフルタイルにあった椅子を選んでいきましょう。
1何歳まで使うのか
一般的にベビーチェアは赤ちゃん期を中心に使う補助的な家具ですが、成長に合わせて座板や足置き板を調整していくことにより、1歳からの幼児期から大人まで長く使えるベビーチェアがあり、使用できる期間は椅子によってさまざま。
長く使えるタイプのベビーチェアは、赤ちゃん期は離乳食の時の椅子として、大きくなったら姿勢を正しく保つ学習用の椅子に使うなど、用途を変えていくこともできるので、木製で長く使える分お値段も高くなる傾向があります。
ですから、値段によっては赤ちゃん期だけのベビーチェアを使い捨てて、大人用の椅子を購入したほうがお得なケースもあります。
また、離乳食期や幼児期は食べこぼしなどでベビーチェアも汚れやすいので、「大きくなったら大人用に買い替えたい!」という意見もあるようですので、将来のビジョンも考えて選ぶとよいでしょう。
2材質
ベビーチェアは、木、鉄のパイプ、ポリウレタン、ビニールなど使われている材質もさまざまです。
あたたかみや手触りを重視するとナチュラルな木製がおススメですし、軽さや持ち運びやすさを重視すれば、鉄パイプを使ったものが手ごろです。
赤ちゃんの食事は汚すことも仕事の一つですから、ベビーチェアも使っていれば結構汚れてしまいます。ローチェアに多いウレタン製などは、洗えて汚れを落としやすいので使い勝手が良いです。
ハイチェアなどでもクッションを取り外して丸洗いできるものや、ビニール素材でクッション部がコーティングされているものを選ぶと、いつも衛生的に使えますよ。
3安全性
ベビーチェア選びで一番大事なことは、赤ちゃんの目線に立って安全性の高い物を選ぶことです。
離乳食を開始したばかりの赤ちゃんは、おすわりがまだ一人で上手にできなかったり、長時間のお座りで姿勢を保つのが辛かったりします。そのため、ベビーチェアに適正なベルトやバーがついていないと、徐々にずれ落ちてしまったり、椅子から転落してしまったりする恐れがあります。
また、乳幼児のベビーチェア転倒事故は多く、ハイチェアは背もたれに寄り掛かった拍子に後ろに倒れてしまうケースや、身を乗り出して転落するケース、ベビーチェアに座りベルトをした横に椅子ごと倒れるケースなどがあります。重心の低いものを選びましょう。
市販されているベビーチェアには可愛いデザインの物が多く、ママとしては選ぶ楽しさを味わいたいところですが、赤ちゃんの命にかかわることですので、使い方を考えて安全性の高いものを厳選しましょう
4テーブルの取付けができるか
ハイチェアに限らず、ベビーチェアには赤ちゃん専用のテーブルを取り付けられるタイプと、そうでない椅子があります。テーブル付きのベビーチェアは赤ちゃん専用のスペースを確保できて、食事中に余計なものに手を伸ばすことができないので、イタズラ防止に役立ちます。
また、食事以外にもおもちゃで遊んだり、お絵かきをしたりと一人遊びをさせる時にも便利です。テーブルがあることで赤ちゃんの身体を固定する効果も高いので、迷っている場合にはテーブル付きのベビーチェアを選ぶとよいでしょう。
5足置きと座板の調整ができるか
座板と足置き板の取り付け位置は、調節できるものを選びましょう。赤ちゃんの成長は著しいので、調整ができないとすぐに体に合わなくて、使いづらくなってしまいます。調節方法もママが自分でできる簡単なものだと安心ですね。
足置き板は、ブラブラと不安定になりがちな赤ちゃんの足をしっかり固定することで、赤ちゃんを食事に集中させて、良い姿勢を作って噛む力がアップします。足板の高さは定期的に見直して、赤ちゃんの身体にピッタリの高さに調整をしてあげましょう。
6置き場所に困らないか
実際にお店でベビーチェア選びをするとわかりますが、ベビーチェアは意外と場所をとる家具です。使うお部屋にベビーチェアを置く余裕があるか、事前に確認をして選びましょう。スペースが小さい場合には、折り畳みができて収納性の良いベビーチェアがおすすめです。
基本的にベビーチェアは使える期間が短いので、レンタルをするというのも良い方法です。将来的に2人目、3人目の子供の出産を希望している場合には購入したほうが、レンタルするよりも経済的になりますので、夫婦で家族構成を検討して、上手にレンタルも活用していきましょう。
7室内の雰囲気にあうか
短い場合は1~3年間、長ければ5年以上使えるのがベビーチェアです。長くベビーチェアを気持ちよく使うには、周りの家具やお部屋の雰囲気にマッチしているということも大事な条件ですよね。ベビーチェアは数年間自宅で使うことを考えて、デザインとお値段が釣り合う好みのものを見つけましょう。
最近は家具デザイナーがデザインした、スタイリッシュなベビーチェアも多く市販されていて、インテリアとしての価値のあるものもあります。色もベーシックなカラーから、赤ちゃんらしいポップなパステルカラーの物もありますので、パッとお部屋の雰囲気を明るく変える効果も期待できます。
ベビーチェアのおすすめ人気商品10選
初めての赤ちゃんにピッタリのベビーチェアのおすすめ人気商品を10商品選んでご紹介します。皆さんのお家で使いやすい、ステキなベビーチェアを見つけて下さいね。
コロコロベビーチェア
ホップル
価格:9,600円+ 税
木のぬくもりのある、ロータイプのベビーチェアです。セーフティバーを握ることで赤ちゃん自身が姿勢を保つ訓練ができますし、ベルトやクッションを取り付ければ、小さい赤ちゃんでも安心して使えます。
幼児期にはセーフティバーを取り外し、セット商品のコロコロデスクとの組み合わせも可能!捨てずに長期間使えますので、子供に物を大切に使うことを教えることができますね。
天然木製 テーブル付き ベビーチェア ナチュラル【プラザセレクト】
アイリスプラザ
価格:5,537円 + 税
テーブル付きのロータイプのベビーチェアです。テーブルを後ろにまわしてテーブル無しの状態で使えますし、テーブルには脱落防止の縁がついているので物が落ちにくく、赤ちゃんが遊ぶテーブルとしても適しています。
コンパクトに折りたたみができるので場所をとりませんし、ベルト付きですので転がり落ちにくいですよ。
ハイチェア
べビービョルン
価格:25,000 円 + 税
鉄製のパイプを使った、折り畳み収納ができるハイチェアタイプのベビーチェア!赤ちゃんが立ち上がっても後ろに倒れることがなく、安全に使うことができます。
ハイチェア表面はなめらかで拭き掃除ができますし、簡単に取り外しができるトレイは食器洗浄機でも洗えますので、いつでも衛生的に赤ちゃんが使えますね。
バンボ マルチシート
バンボ
価格:9,720 円
ロータイプの代表ともいえるバンボ!中でもこのマルチシートは、床置きでも、大人用の椅子に固定してハイチェアの替わりにも使えるベビーチェアです。
さらにテーブルの取り外しが可能で、足回りはゆったりとした設計なので、生後6ヶ月から3歳まで長く使えます。
リエンダー・ハイチェア
リエンダー
価格:36,000 円 + 税
デザイン性と安全子、機能性の高さで人気のあるハイチェアタイプのベビーチェアです。小さな子供は動くことが大好きだという特徴をとらえて、弾性あるしなやかな設計で、ヨーロッパ安全標準規制に適合し、アメリカの安全基準のテストでも承認されました。
ミーブル スライドチェア
(株)野中製作所
価格:19,800 円 + 税
オプションでクッションがつけられるハイ&ロータイプのベビーチェア。椅子の座席全体がレバーだけの簡単操作で7段階の高さに調節できるので、赤ちゃんの成長や使用場所にあわせて、夏場はダイニングテーブルで、冬場はコタツでとさまざまなシーンで使うことができます。
ユーロ式アームで取り付けカンタン!テーブルチェアー ヴィータ
ベビーザらス
5,499 円 + 税
コンパクトに折りたため、座面下には持ち運びに便利な専用袋もついているベビーチェア。背中部分には小物が入るポケットもあります。
取り付けに強い力がいらないので、ママ一人でも簡単に取り付けられ、ママと赤ちゃんとの2人での外食や旅行にもおすすめです。
対象年齢は生後5ヶ月~3歳ごろまで。耐荷重量15kg。シートは取り外しができて丸洗いも可能なので、離乳食で汚れても衛生的に保てるのが嬉しいですね。
ベビーベース3
インジェニュイティ
価格:5,999円 + 税
赤ちゃんの成長にあわせて、お座り練習から離乳食期まで幅広く使えるロータイプのベビーチェアです。軽量で持ち運びがしやすく、床において使うだけでなく、大人用の椅子に固定して使うこともできます。
スライド式の足置き台がついていますので、赤ちゃんの足がブラブラせず、しっかり食事に集中させることができます。
ハイチェア・トラベラー
ゴイター
価格:18,096 円 + 税
折り畳みができる木製のハイチェアで、旅行中やお祖父ちゃんの家の行き来にも気軽に携帯できるので、どこでも普段と同じ心地よさで赤ちゃんがリラックスして使えるベビーチェアです。
座席部分には撥水素材でコーティングされたクッションが敷かれているので座り心地がよく、汚れを簡単にふき取ることができるので衛生的に使えます。
トリップ トラップ
ストッケ
価格:25,500 円 + 税
ストッケのトリップ トラップは、ニューボーンセット、ベビーセット、トレイ、クッションの4つのアクセサリーを着脱するだけで、赤ちゃん用のハイチェア、離乳食のベビーチェア、子供椅子へと形を変えることができますので、新生児~10歳まで使えます。