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離乳食ガイドまとめ

離乳食ガイドまとめ

「離乳食ってどうすればいいの?」と心配なママが、大事な情報をしっかり得られ、安心して離乳食作りができるまとめです。

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【離乳食ガイド】量や回数/進め方/スケジュール/食器等まとめ

生後4~5ヶ月になると、首が座る赤ちゃんが増え、ママも子育てに慣れ始めてきますよね。すると、次に考えるのが離乳食!初めてのママは、「私に出来るかな?」「食べてくれるかな?」「色々食べられるようになると、便秘が治るかな?」など、期待と不安でいっぱいになりがちですね。

こちらは、そんなママにぜひ読んで欲しい、離乳食ガイドです。

離乳食をいつから始めるべきか、開始時期とアレルギーの関係や、離乳食の食器の消毒、離乳食を始めたばかりの1か月間の献立スケジュール、量や種類、回数、時間、ミルクの量などの進め方、離乳食の味付け、フォーアップミルク、食べさせる時間と切り上げるタイミング、離乳食で便秘になる赤ちゃんにおすすめの食材など、離乳食に関する情報や、先輩ママの体験談をご紹介しましたので、ぜひ参考にして下さいね。

離乳食の開始時期とアレルギー

離乳食の開始時期は、赤ちゃんの体が離乳食を開始する準備ができた時を選びます。食物アレルギーに関する研究が進み、ママが赤ちゃんの頃と離乳食の開始時期も変わっています。そのため、実母やお姑さん、お祖母ちゃんに教えてもらったり、大きな子供を持つ先輩ママに教えてもらったりしたのとは少し異なりますので、しっかり知識を持って選びましょう。

厚生労働相のガイドラインが変わりました!

近年、喘息や食物アレルギーの子供が急増し、国や各研究機関でも、色々な研究が行われています。また、厚生労働相は子育て中のママからアンケートをとり、子育ての仕方や離乳食の進め方、開始時期、アレルギーの有無などを調査しました。

その結果、ママ達の離乳食の開始時期や完了時期が年々遅れていることがわかりました。また、「早すぎる離乳食の進め方、遅すぎる離乳食の進め方が、アレルギーの原因になっているのではないか」「ママの育児ノイローゼの原因になっているのではないか?」と、研究者が次々と発表し、厚生労働相もガイドラインを変更し、離乳食の開始時期をママ達が遅らせられる表記に変えました

離乳食の食器の消毒!ストローマグやベビーチェア

離乳食をスタートする時期は、赤ちゃんの前歯が生え始め、あちこちの物をガジガジとかじり始める時期でもあります。これまで、哺乳瓶の消毒をしっかり行ってきたママは、「赤ちゃんを食中毒にしないために、きちんと消毒すべき?」「おもちゃを舐めているから、あまり気にしなくても大丈夫?」と悩みますよね。

体験談を見ても、多くのママ達は、哺乳瓶のような煮沸消毒は行わず、家族の食器と同じ場所に置いているようです。けれど、油断はできません!ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスに感染すれば、体力がない赤ちゃんの場合、重症化する恐れもあります。正しい離乳食用の食器や調理器具の消毒方法を身に着けて、安全な離乳食を作ってあげましょうね。

現在は離乳食用の調理器具などもありますので、安全・便利に離乳食を手作りするなら用意することをオススメします!
また、離乳食開始に伴い、ストローマグやベビーチェアを購入するご家庭が多いですよね。赤ちゃんやご家庭に合ったものを選べるといいですね。

離乳食の味付け

離乳食開始時期が決まり、食器の準備も整えたら、次は味付けに関しての知識をつけておきましょう。なぜなら、離乳食の味付けで、赤ちゃんの健康や成長に悪影響を与えてしまうからです。

赤ちゃんの体は、大人と違い塩分・油分・糖分の処理が負担になってしまいます。そのため、基本は味をつけないこと!ママやパパが「離乳食に味付けしないから残すんじゃない?」と感じるかもしれませんが、大丈夫!笑顔の絶えない明るい食卓で、色々な味の経験をさせることが、離乳食期の赤ちゃんには大切なのです。味付けする時も、初期中期後期完了期の調味料の目安を守りましょうね。

離乳食の時短冷凍テクニック

離乳食作りを短時間で簡単に、しかも色々な食材を使って行うためには、冷凍テクニックが必須です!特に初期の離乳食では、冷凍してから調理した方が楽な食材もありますので、ぜひ冷凍テクニックをマスターして下さいね。

量や種類、回数、時間、ミルクの量などの進め方

味付けの基礎知識が分かったら、次は進め方を知っておきましょう。一日の離乳食の回数や、1回の離乳食の量、食べられる食材、バランスの良い作り方、離乳食を食べさせる時間、ミルクの量や回数は、離乳食の進み具合によって変わります。

目安を知っておき、赤ちゃんの様子に合わせることが最も重要です!離乳食を無理に進めることで、食物アレルギーを引き起こしてしまう恐れがありますので、無理に食べさせないようにしましょうね。

離乳食初めの1か月間、中期の献立スケジュール

「それでは、いよいよ離乳食を始めましょう!」と言われても、初めの1ヶ月は慣れない離乳食作りに戸惑います。「様子を見て進めるって、どんな風に?」「食事のバランスや量はこれでいいの?」など、赤ちゃんもママも不安では、楽しい離乳食タイムになりません。

そこで、安心して赤ちゃんの離乳食を開始できる、初めの1ヶ月の献立スケジュールを作りました。個人差がありますので、食べられなかったり、食べ過ぎたりと、赤ちゃんによってまちまちのハズです。初めの1ヶ月は赤ちゃんのアレルギーチェックや離乳食をスプーンから飲み込むことへの慣れが大切!栄養はミルクで補えますので、ママは食べなくても自信を持って、笑顔で食べさせましょう。

また、中期以降は旬の食材などをどんどん摂り入れて、栄養バランスのよい離乳食を心掛けたいところですが、家族の食事と離乳食の両方を考えるのは大変!旬を摂り入れられる便利な献立スケジュールを参考に、食材の形状だけを変更すれば、簡単に離乳食作りができますので、ぜひ作ってみてくださいね。

コップで飲ませるのはいつから?

離乳食が順調に進むと、「そろそろコップで飲ませる方がいいのかな?」と思いますよね。いつ頃からコップで飲ませるとよいのでしょう。

白湯やフォーアップミルクは必要?牛乳はいつから?

離乳食が進むと、ミルクからフォローアップミルクに切り替えることを考えますよね。牛乳は食物アレルギーを引き起こしやすい食材。そのため、冷蔵庫から牛乳を出して飲ませてあげるのは、1歳を過ぎてからになります。

フォローアップミルクは、離乳食と併用し、栄養不足を補うためのものです。必ず飲ませなければならないということはありませんが、日々グングン成長する赤ちゃんのカルシウムや、好き嫌いのある赤ちゃんの栄養バランスの偏りを防ぎたいママは、飲ませてあげるとよいでしょう。ただし、体質によりフォローアップで下痢をする赤ちゃんもいるため、無理は禁物です。

離乳食を食べさせる時間と切り上げるタイミング

離乳食が始まり、赤ちゃんが慣れてくると次第にママが悩みだすのが、遊び食べや好き嫌い。特に、離乳食からの栄養の比重が大きくなる離乳食後期以降は、「栄養不足にならないように、残さず食べさせよう」と頑張るママが多いものです。ところが、離乳食の時間が長くなることで、かえって赤ちゃんの遊び食べや好き嫌いを引き起こし、ママのストレスを増やしてしまうことがあります。

無理に食べさせず、栄養不足が心配な場合は上手にフォローアップミルクを使い、先輩ママの体験談を参考に、まずはママとパパで楽しい食卓作りを心がけましょう。

離乳食開始前に知っておきたい食物アレルギー

食物アレルギーは、油断しているとアナフィラキシーショックを起こす心配な病気。ですから、離乳食を開始するママは、食物アレルギーについて知っておく必要がありますね。

0歳から3歳までの赤ちゃんに非常に多いため、離乳食を与えた後は赤ちゃんの様子をしっかり観察し、心配な症状が現れた場合は早めに専門医に相談しましょう。

離乳食を食べない時はどうすればいい?

赤ちゃんによっては、離乳食の形状や温度、食卓の雰囲気、ママの表情などで、離乳食を食べなくなってしまうことがあり、ママを悩ませます。月齢によっても、赤ちゃんの個性によっても理由は異なりますが、ママは落ち着いて赤ちゃんの様子を観察し、笑顔で楽しい食卓作りを心がけることが大切ですよ。

また、便秘が食べない原因の場合もあります。赤ちゃんの状態をしっかりと観察し、便秘の可能性がある場合は早めの対処を心がけてあげましょうね。

離乳食で便秘になる赤ちゃんにおすすめの食材

離乳食をスタートすると、便秘が解消される赤ちゃんと、便秘になる赤ちゃんがいます。解消された赤ちゃんは良いのですが、便秘になった赤ちゃんは、おならやうんちで泣くことが増え、切れ痔などの病気になることもあり、とても心配です。

ところが、離乳食の食材を工夫してあげることで、大人と同じように便秘が治ったり、便が柔らかくなったりして、便秘や切れ痔の再発を防ぎやすくなります。離乳期の赤ちゃんは運動不足になり易く、便秘には食事が非常に重要です!便秘に効果的な離乳食の食材を使って、上手に便秘を解消してあげましょう。