赤ちゃんのコップの練習方法に関する記事

赤ちゃんのコップ飲み練習はいつから?上手な進め方のコツと選び方

赤ちゃんのコップ飲み練習はいつから?上手な進め方のコツと選び方

練習をさせたいけれど、服や床が水浸しになるのがストレス…というママ必見。お風呂での練習法や、大人のスプーンを使ったスモールステップなど、ママの負担を減らしながら楽しく進める7つの裏技を紹介します。

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赤ちゃんのコップ飲みの練習はいつから?スムーズに進めるコツと選び方

生まれて数ヶ月の赤ちゃんにとっては、哺乳瓶や母乳から離れて「コップを使って飲み物を飲む」という行動は、大人が想像する以上に一苦労の大仕事です。

「そろそろコップの練習をさせたい」と思っても、いざコップを持たせるや否や、中身をバシャッとひっくり返されてしまい、服も周りもベタベタに…。そんな毎日の片付けに疲れてしまい、ついついこぼれない哺乳瓶やストローマグばかりを出して、本格的なコップ練習に踏み出せずにいるママも多いのではないでしょうか。

今回は、赤ちゃんのコップ飲みの練習方法・始める時期・失敗しないコップの選び方について、保育の知見や先輩ママの体験談を交えて詳しく解説していきます。ママのストレスを最小限に抑えながら、赤ちゃんの「自分で飲みたい!」という気持ちを育むためのヒントが満載です。ぜひ今日からの練習の参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんがコップの練習を始めるタイミングや時期の目安

離乳食を食べる赤ちゃん

「周りの子はもうコップで飲んでいるけれど、うちはいつから始めればいいの?」と悩む方も多いでしょう。コップの練習を始める時期としては、離乳食時期に合わせるのが一番自然でおすすめです。具体的には、離乳食を開始し、唇を閉じてゴックンと飲み込む感覚を掴み始める生後6~8ヶ月頃を目安に始めるとよいでしょう。早い子であれば、離乳食が始まる生後5ヶ月頃から少しずつおちょこなどで慣れさせるご家庭も多いようです。

【発達心理学・保育の知見からの解説】
この時期の赤ちゃんは「大人の真似をしたい」という模倣期に入ります。大人がコップで美味しそうに飲んでいる姿を見せることで、「自分もあれをやってみたい」という意欲が自然と引き出されます。月齢はあくまで目安であり、赤ちゃん自身がコップに興味を示す素振りが見られたら、それがその子にとってのベストなスタートのサインです。

【次へのアクション】
まずは毎日の離乳食の時間に、ママやパパが小さなコップで「美味しいね」と飲む姿を赤ちゃんの目の前で見せてあげましょう。

初めてでも安心!赤ちゃんのコップの選び方とおすすめの種類

コップ飲みの練習を成功させるには、始めるタイミングと同じくらい「どのコップを使うか」が重要なポイントになります。練習を始める前にチェックしておきたい、赤ちゃんの手に馴染むコップの選び方をご紹介します。

コップの前に「マグ」で段階を踏む(スパウト・ストロー)

哺乳瓶のあとにいきなり大人と同じようなコップ飲みの練習に移ってしまうというのは、赤ちゃんにとって非常にハードルが高く、むせてしまう原因にもなります。

ベビー用品のお店には、コップで飲む前の練習用として「トレーニングマグ」が売られています。マグには「スパウトタイプ」「ストロータイプ」「コップタイプ」の飲み口パーツがあり、成長に合わせて順番にステップアップしていけるようになっています。

赤ちゃんコップ3種類

スパウトマグは、哺乳瓶の乳首を平たくした形の飲み口で、傾ければ少しずつ口に入るため、比較的スムーズに移行しやすいとされています。最近では100均などでもスパウト型の口が売られていますよ。

【先輩ママのあるある失敗談からの学び】
「いきなりコップで飲ませようとしたら、勢いよく傾けすぎて服がビショビショになり、子供も泣いてコップを嫌がるようになってしまった」という失敗は定番です。急がば回れで、スパウトやストローで「吸い上げる力」と「口を閉じる力」を養ってからコップに移行した方が、結果的に早く上達します。

【次へのアクション】
お祝いで頂いたマグセットがあれば、まずは「スパウト」のパーツを取り付けて、口に持っていく練習から始めてみましょう。

モチベーションが上がる!好きなキャラクターのデザイン

イラスト付きのカップ

中には、今までと違う飲み口に戸惑い、コップ自体を嫌がって払いのけてしまう赤ちゃんもいます。そんな時は、赤ちゃんの好きなキャラクターやカラフルな絵柄がついたコップを選んであげると、練習するときのやる気やモチベーションが一気にアップします。

【子どもの発達・心理の深掘りからの解説】
幼児期は視覚からの情報に非常に敏感です。アンパンマンやワンワンなど、普段から親しんでいるキャラクターが描かれているだけで、コップに対する警戒心が安心感へと変わり、「これなら触ってみようかな」という積極的な探索行動を引き出すことができます。

【次へのアクション】
ベビー用品店で、お子さんが指をさしてニコッと笑ったデザインのプラスチックコップ(割れない素材)を一緒に選んであげてください。

両手でしっかり持てる!取っ手の形状に注目

大人が使う市販のコップは取っ手が片手のみのものが多いのですが、コップ飲みの練習を始めたばかりの赤ちゃんには、取っ手が片手だけのコップはバランスがとりにくく、傾ける角度の調整が難しいため非常にこぼしやすくなってしまいます。

そのため、コップに慣れるまでは「取っ手が両側についたもの」を選んだ方が圧倒的に安定します。また、赤ちゃんの小さな手の平でもしっかり握り込めるよう、取っ手部分の細さや、コップ自体の軽さにも注目してみてくださいね。

【逆説的な視点からの解説】
「いずれ片手で飲むようになるのだから、最初から片手取っ手で慣れさせた方がいいのでは?」と思われがちですが、それは逆効果です。まずは両手で「こぼさずに口に運べた」という成功体験を積ませてあげることが、上達への最短ルートになります。

【次へのアクション】
選ぶ際は、コップの底が広くラッパ型になっているもの(テーブルに置いたときに倒れにくい形状)を選ぶと、ひっくり返すリスクをさらに減らせます。

服も床も汚れない!ママのストレスを減らす練習方法7つのステップ

「こぼされるのが嫌で練習をためらってしまう」というママのために、被害を最小限に抑えながら、赤ちゃんがコップ飲みの感覚を無理なく掴める7つのステップをご紹介します。

ステップ1:おままごとでコップに興味を持たせる

マグカップを触る赤ちゃん

いきなり本物の飲み物を入れて飲ませるのではなく、まずは赤ちゃんに「コップは飲み物を飲む楽しい道具だ」と理解してもらうことから始めるのがおすすめです。

空のプラスチックコップを用意し、飲むフリをして「ぷはー!美味しい!」と大げさにリアクションしてみましょう。おままごとのように一緒に乾杯したり、「はい、○○ちゃんもどうぞ!」と勧めてあげると、赤ちゃんも喜んで真似をして口に持っていくようになります。

【家族全体の視点からの解説】
このステップは、パパや上のお兄ちゃん・お姉ちゃんにも協力してもらうと非常に効果的です。「みんなと同じようにできる!」という嬉しさが、赤ちゃんの社会性と意欲をグッと育てます。

【次へのアクション】
食後の団らんの時間に、空のコップでお子さんと一緒に「カンパーイ!」とコップを当てる遊びを取り入れてみてください。

ステップ2:大人のスプーンを使って「すする」感覚を覚える

離乳食が始まったら、スプーンを使って液体を飲む練習を始めます。食後に、白湯や麦茶をスプーンにのせて赤ちゃんの口に含ませてみましょう。無理に流し込むのではなく、赤ちゃんの口と平行にして、下唇に優しくスプーンをあてるようにするのがコツです。赤ちゃんが自分で上唇を閉じて「すする」のを待ちます。

【先輩ママの視点】
このときに使うスプーンは、離乳食用の小さなスプーンよりも、大人が使う少し大きめのスープスプーン(陶器やプラスチック製で角が丸いもの)の方が、コップのフチの感触に近く、すする感覚を掴みやすくなります。

【次へのアクション】
離乳食のスープやお味噌汁の汁気を、浅めのスプーンですくって、赤ちゃんが自分から口を迎えに来るのを待ってあげましょう。

ステップ3:おちょこや小皿で「少量ずつ」傾ける練習

赤ちゃんがコップを持って飲む時は、傾けすぎて一気に中身が出てしまい、こぼしてむせるケースが非常に多いです。これを防ぐために、最初はごく少量の飲み物を入れて練習します。

ただし、普通のコップに少量の飲み物を入れると、口に入るまでにコップを大きく傾けなければならず、これもまた赤ちゃんにとっては難易度が高いのです。そこで活躍するのが、底が浅い「おちょこ」や「小皿」、あるいは100均の「おままごと用コップ」です。

【独自視点からの解説】
浅い容器であれば、少し傾けただけですぐに飲み物が口元に届きます。この「少し傾けたら飲めた」という感覚とタイミングを体で覚えさせることが、大きなコップへ移行した際の「傾けすぎ防止」に繋がります。

【次へのアクション】
割れない素材の小さな豆皿やおちょこに、大さじ1杯程度のお茶を入れ、赤ちゃんの手を添えながら少しずつ傾けて飲ませてみましょう。

ステップ4:最初はパパやママがコップを支えてあげる

赤ちゃんの口にコップを運ぶ母親

大きめのコップを使う段階になったら、いきなり赤ちゃんにコップを持たせて任せるのではなく、まずは大人がコップの底や取っ手をしっかりと支えて、赤ちゃんの口に運んであげましょう。

赤ちゃんが少しうつむき加減になった状態で、下唇にコップのフチを当て、水分が少しだけ口に入るよう微調整します。赤ちゃんは「口に飲み物が入るタイミング」や「口の中がいっぱいになる量」を徐々に学習していきます。

【保育の知見からの解説】
赤ちゃんが顎を上げた状態(上を向いた状態)で飲み物を流し込むと、気管に入ってしまい大変危険です。コップ飲みを教える際は、必ず「赤ちゃんの顎を引かせた状態」を保つのが、スムーズにゴックンと飲み込ませる大切なポイントです。

【次へのアクション】
大人がコップを支える際は、赤ちゃんの頭の後ろにもう片方の手をそっと添えてあげると、急に後ろにのけぞってこぼれるのを防げます。

ステップ5:ミルクやジュースは避け「お水・お茶」で練習

コップの練習をする時には、赤ちゃんがこぼしたり吐き出したりしてしまうことは避けられません。その際、後片付けの負担を極力減らすために、練習用の飲み物は「白湯」「麦茶」「水」に限定するようにしましょう。

ミルクや甘いジュースで練習してしまうと、こぼした後に服や床がベタベタになり、臭いも残るため、ママのストレスが跳ね上がります。甘い飲み物やミルクは確実に飲めるストローマグ等で与え、コップ練習とお楽しみの飲み物を分けるのが賢いやり方です。

【先輩ママのあるある失敗談からの学び】
「どうしても飲んでほしくて大好きなリンゴジュースをコップに入れたら、テンションが上がってコップごと振り回され、部屋中が悲惨なことになった」というママは多いです。コップの練習期間は「こぼれる前提」の無色透明な飲み物を選ぶのが、ママが笑顔でいられる最大の防御策です。

【次へのアクション】
練習用のお水や麦茶は、少しだけ温めて常温〜人肌程度にしておきましょう。冷たすぎると口に入った瞬間に驚いて吐き出してしまうことがあります。

ステップ6:ダイナミックにこぼしてもOKな「お風呂」での練習

お部屋での練習に限界を感じたら、場所を変えて「お風呂」にコップと飲料(麦茶や白湯の入ったマグ)を持ち込んで練習させるのが最強の裏技です。

服を着ておらず、床がどれだけ濡れてもシャワーで一気に洗い流せるお風呂場なら、ママも「あー!こぼさないで!」と怒る必要がありません。怒られない安心感の中で、赤ちゃんもダイナミックにコップを傾ける実験ができ、結果的に早く感覚を掴めるようになります。

【年齢別視点からの解説】
1歳前後になると、単に飲むだけでなく「ジャーっとこぼすこと自体が楽しい」という時期が必ずやってきます。リビングでやられるとイライラしますが、お風呂場なら「お水遊び」として存分にやらせてあげられるため、好奇心を満足させる点でも非常に有効です。

【次へのアクション】
もしお風呂場での飲食に抵抗がある場合や赤ちゃんがお風呂を嫌がる場合は、リビングに大きめのレジャーシート(ビニールシート)を敷いて、その上で練習を行う「室内ピクニック形式」を試してみてください。

ステップ7:おもちゃ扱いさせない!遊び飲みへの対応

赤ちゃんとママが楽しみながらコップの練習をするのはとてもよいことですが、コップや飲み物は決して「おもちゃ」ではありません。

まだ加減がわからずにこぼしてしまうのは仕方のないことですが、コップをわざと逆さまにして床にぶちまけたり、コップの中におもちゃのブロックを入れたり、手を入れてピチャピチャと水遊びを始めたら、そこは遊びと食事の境界線として毅然とした対応が必要です。

【心理の深掘りからの解説】
赤ちゃんはママの反応を見て「これをしたらどうなるか」という因果関係を実験しています。遊び始めた時に笑ってしまったり、逆に感情的に怒鳴りすぎたりすると、かえって面白がってエスカレートします。「お茶は飲むものだよ。遊ぶならおしまいにしようね」と、低いトーンで短く伝え、サッとコップを下げるのが一番伝わりやすい対応です。

【次へのアクション】
遊び飲みが始まったら、一度「ごちそうさまする?」と声をかけ、コップを手の届かないところへ下げて、食事のメリハリをつけましょう。

コップ飲み練習でやりがちなNG対応と望ましい対応

良かれと思ってやっていることが、かえって赤ちゃんのコップ飲み上達を妨げてしまうこともあります。よくあるNG対応と、おすすめの対応方法をまとめました。

よくやりがちなNGな対応 コップ飲みの望ましい対応
こぼした瞬間に「あっ!」と大声を出す 「こぼれちゃったね、ふこうね」と淡々と拭く
早く飲ませたくて大人が一気に傾けすぎる 下唇にフチを当てて、赤ちゃんがすするのを待つ
飲めないからとすぐにストローマグに戻す 毎食1口だけでもコップに触れる習慣を続ける
ベタベタになる牛乳や甘いジュースで練習する こぼれても拭きやすい白湯や麦茶を使う
機嫌が悪い時や眠い時にも無理に練習させる 機嫌が良く、お風呂上がりなど喉が渇いている時を狙う

【先輩ママの体験談からの学び】
「こぼされるのが嫌で、つい大人がコップを持ち続けて飲ませていた結果、1歳半になっても自分でコップを持って飲めなくなってしまった」というケースもあります。汚れる時期は「ほんの数ヶ月の我慢」と割り切り、シートを敷いて本人の「やりたい」に任せた方が、結果的に親の手を早く離れて楽になります。

【次へのアクション】
今日は「どれだけこぼされても怒らない」と決めて、タオルを多めに用意し、赤ちゃんが自分でコップの両手マグを口に運ぶのを黙って見守ってみてください。

赤ちゃんのコップ飲み練習に関するよくある質問(FAQ)

コップ飲みの練習を進める中で、多くのママが直面する疑問や悩みをまとめました。

Q. いつまで経っても上手に飲めず、むせてばかりです。

むせてしまうのは、傾ける角度が大きすぎて一度に口に入ってくる量が多いからです。入れる量を「ほんの一口分(大さじ1程度)」に減らすか、おちょこなどの浅い容器に変えてみてください。また、飲ませる時に赤ちゃんの顎が上を向かないよう、少しうつむき加減にさせるのもむせ防止のコツです。

Q. ストローは上手に飲めるのに、コップを断固拒否します。

ストローで吸い上げる動きと、コップからすする動きは全く別の口の筋肉を使います。ストローに慣れきってしまった子はコップを嫌がることがよくあります。焦る必要はないので、お風呂遊びの中でプラスチックのコップを使ってお湯をすくって遊ぶなど、「コップ=楽しいもの」という印象付けからやり直してみましょう。

Q. 全く興味を示してくれません。焦らなくて大丈夫ですか?

全く問題ありません!コップ飲みは年齢が上がれば誰でも自然にできるようになる動作です。「1歳までに飲めなきゃ」といった決まりはありません。赤ちゃんが全く興味を示さない時期は、無理に持たせると逆効果になるため、大人が美味しそうにコップで飲む姿を見せるだけにとどめ、時期を待ってください。

Q. コップに手を入れてバチャバチャと水遊びをしてしまいます。

コップの中の水面に興味を持っている証拠ですが、食事のマナーとしてはNGです。「お水は飲むものだよ、遊びたかったらお風呂でやろうね」と優しく、かつ毅然と伝えてコップを下げましょう。食事の時間とは別に、お風呂や外遊びの際に「水遊び用」のコップを渡して存分に遊ばせてあげると欲求が満たされます。

まとめ:練習は子供のペースに合わせて、笑顔で見守ろう

赤ちゃんの発達には本当に大きな個人差があります。生後7ヶ月ですぐにコップを使って器用に飲めるようになる子もいれば、なかなかコップの「すする感覚」をつかめず、完璧にこぼさずに飲めるようになるまで1歳半や2歳過ぎまでかかる子もいます。

しかし、うまく飲めないことにママが焦ってしまい、「ほら、こうやって飲むの!」と赤ちゃんに無理強いをしてしまうと、赤ちゃんは更にコップの練習を嫌がり、コップを見るだけで泣き出してしまうことも…。育児書や周りの子と比べず、練習は「その子のペース」に合わせてあげることが何より大切です。

お風呂場での練習や、大人のスプーンを活用するなど、今回ご紹介したママの負担を減らすアイデアを取り入れながら、「少しこぼしたけど自分で持てたね!」「お口に入ったね、すごい!」と、小さな成長をたくさん褒めてあげてくださいね。親子の楽しいコミュニケーションの延長として、気長にコップ飲みを応援していきましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪