ベッドインベッドとは?赤ちゃんとラクラク添い寝OK!これでベビーベッドいらず!?
ベッドインベッドがあれば、大人用のベッドで赤ちゃんとの添い寝が可能です。新生児期からパパも一緒に、親子そろって川の字で寝ることができます。
添い寝には乳幼児突然死症候群の恐れがある反面、日本では昔から行われてきた赤ちゃんにもママにもメリットがたくさんの育児法。可愛い赤ちゃんの寝顔を見ているだけで幸せな気分になりますし、なにより夜泣きや授乳、おむつ替えが楽になるので、ママは大助かりです!
「赤ちゃんと添い寝したいけど、安全面が心配」と悩んでいるママにぜひ知って欲しい、ベッドインベッドとベッドサイドベッド。メリットデメリットやおすすめ商品を、さくさんの子育て4コマ漫画と共にさっそくチェックしてみましょう。
ベッドインベッドとは?これがあればベビーベッドは必要ない!?

ベビー用品の中でも多くの人が購入を迷う「ベビーベッド」。ペットや他に兄弟のいる家庭では重宝するアイテムですが、次のようなメリットとデメリットがあるため、置き場所の問題や使用後の使い道を考えて、購入せずにレンタルで済ませるという家庭も多いです。
- 高さがあるので、ほこりから赤ちゃんを守る
- ペットや、小さな兄弟から赤ちゃんを守る
- 柵があるので、ママが少し目を離しても安心
- 添い寝で押しつぶす心配がないので、ママも赤ちゃんも安心して眠れる
- 置き場所に困る
- 使用後も保管スペースをとる
- 使用する時期が短い割にコストがかかる(製品によっては長く使えるものもあります)
- 添い寝ができないので、特に夜間の授乳やおむつ交換が大変
良し悪しを考えると、ベビーベッドは家庭環境に合わせて購入を検討する必要がありますが、今の世の中にはベビーベッドのようなメリットがあるのに、ベビーベッドのデメリットを解消できるアイテムがあるんです。それが、ベッドインベッド!
ベッドインベッドとは?
大人用ベッドに赤ちゃん用のベッドをセットするという新発想のベビーベッド!ベビーベッドを置くスペースがない狭い寝室でも、楽々設置が可能。両側のフレームが、ママパパの寝返りや転落から赤ちゃんを守り、赤ちゃんの安全・快適なお寝んねスペースを確保します。
ベッドインベッドがあれば従来の大型ベビーベッドは必要ないかも!?と思うかもしれませんが、ベッドインベッドのメリットを知ると共に、ベッドインベッドはいつまで使えるかや使用上の注意点なども知った上で選ぶことが大切です。
赤ちゃんとママパパに優しい!ベッドインベッドの3つのメリット
短期間しか使用できないベッドインベッドですが、多くのママとパパに選ばれる理由は赤ちゃんとママパパに優しく育児の負担を軽減できる次のようなメリットがあるからです。
1安全な添い寝が可能

赤ちゃんがママの近くで安心して眠ることができ、ママは起き上がるだけですぐに授乳ができる添い寝は、ママにとっても赤ちゃんにとってもメリットがたくさん。赤ちゃんと寄り添うことで信頼関係も築けます。
しかし、寝返りで赤ちゃんをつぶしてしまわないか、ママやパパの布団が赤ちゃんにかかってしまわないか、添い寝は、安全面の不安がありますよね。
そんな悩みをベッドインベッドが解決。ベッドインベッドなら、両側のフレームが赤ちゃんのスペースを確保して守ってくれるから、ママやパパに押しつぶされる心配がありません。
ちなみに、ベッドという名前ですが、畳の上に置いて親子で川の字で寝たり、お昼寝用に使うこともできます。色々な使い方ができるのもベッドインベッドの特徴です。
2赤ちゃんの寝返りやうつぶせ寝を防止

寝がえりが一人でできるようになってくると、心配なのがうつぶせ寝。特に、仰向けに戻る「寝返りがえり」ができない赤ちゃんだと、長時間のうつぶせ寝で、睡眠中に呼吸がしづらくなる恐れがあります。
そんな時期、寝返り防止策としても使えるのがベッドインベッド。寝返り防止クッションを配置すれば、赤ちゃんの寝返りを防止することができます。
3持ち運びが簡単で場所をとらない
ベッドインベッドは持ち運びも簡単。ベッドの上だけでなく、床に置いてお昼寝にも使えます。ねんね期の赤ちゃんスペースとして重宝しますよ。里帰り出産から自宅に帰る時にも、楽々持ち運びできるのでおすすめです。
ベッドインベッドはいつまで使える?
ベッドインベッドの購入を検討中のママパパが確認すべきポイントは、いつまで使えるか。ごく短期間であれば布製のクーファンでも事足りるという人もいるでしょうし、寝返りをする月齢になってからは形状も気になるところ。使用可能な期間が長くても、実際にいつまで使う必要があるかどうかも検討する必要があります。
目安は4ヶ月まで?商品によって使用期限は異なる

ベッドインベッドの使用期限は、寝返り前の3~4ヶ月頃までの商品が多く、一般的に使用期限の長い商品はベッドインベッドとして以外の使い方ができるものです。もちろん赤ちゃんの成長は個人差があり、体の大きい子は窮屈になったら使用できません。
おすわりやハイハイなどができるようになると、赤ちゃんがベットインベッドから一人で抜け出して転落する危険もあります。そのためベッドインベッドとしてはパパやママのベッドで使えなくなり、その他の用途で使う場合も1歳になる前に使用をやめる人が大半です。
ただし新生児期~生後3か月くらいまでは、夜中の授乳も頻繁ですので、効率的に体を休めるという点では、使用期限は短いですが、ママにとってはありがたい存在という点に変わりはありません。
お座り用椅子や食事シートとして利用できる商品は使用期限が長い
お寝んね用に使えるのはもちろん、形を変えてお座り用椅子(食事用としても)として活用できるベッドインベッドもあります。
新生児期はお寝んねスペースとして、大きくなったらお座り椅子として、5歳ごろまで使える商品もありますので、せっかく買うなら長く使えるものを!と考えているママは要チェックです。
ベッドインベッドのおすすめ!口コミでも評判の商品
まずはママとパパのベッドの上で使用するベッドインベッドから見ていきましょう。次のような商品が口コミでも人気があります。
ベッドインベッド フレックス

ファルスカ
11,500円(税抜)
形を変えて長く使えるベッドインベッド。添い寝からお座りまでサポートしてくれます。ねんねの新生児期には、丈夫なフレームがパパママの寝返りから赤ちゃんをしっかり守ります。腰が据わるころには、股ベルトで固定できる赤ちゃんソファのように使用。さらに大きくなったら椅子に固定して使うこともできます。新生児期から5歳ころまで、長く使えるデザインです。2つに折り畳めるので、持ち運びも楽々。旅行の時にも重宝しますよ。
ベッドインベッド エイド

ファルスカ
4,500円(税抜)
成長に合わせて幅を調整し、1歳頃まで使用できるベッドインベッド。添い寝に特化した商品です。三角のクッションが、パパママの寝返りから赤ちゃんを守ります。クッションの幅を調整して、寝返り防止やおむつ交換にも大活躍!コンパクトに丸められるので、持ち運びも楽々です。クッション・マット・リングまくらの3点セットは全て洗濯できるので、清潔に使用できます。
添い寝ベッド スグネル

日本育児
5,800円(税抜価格)
新生児から寝返り前の4ヶ月まで使えるシンプルなベッドインベッド。メッシュ素材で通気性が良く、暑い時期でもムレにくいのが特徴。赤ちゃんのお肌に当たるクッションカバーやメッシュライナーが洗濯できるので、清潔に使用できます。おむつなども収納できるバッグ型にして持ち運べるのも嬉しいポイント。ちょっとしたお出かけにも便利です。
持ち運びできるコンパクトベビーベッドセット

ベルメゾン
12,949円
折りたたんで持ち運びができるベッドセット。新生児から1歳頃まで使えます。寝室からリビングへの移動や、里帰り、旅行時にも便利です。高さのあるフレームが、寝返りから赤ちゃんを守ります。リングまくらや防水おねしょシーツも付いた充実の内容。さらに、敷パッドを広げるとプレイマットに変身!ねんね期を過ぎても長く使うことができます。
チェンジングプレイス

サンデシカ
22,200円(税抜)
ねんねスペース、お遊びスペース、ソファー、持ち運びスタイルと、4つの形で長く使える持ち運びベッド。ベビーベッドにぴったり収まるサイズですが、折りたたむととってもスリム!楽々持ち運びができます。
ねんね期を過ぎたら子供用ソファとして長く使えるのが嬉しいポイント。カラーバリエーションも4種類あり、水洗いもできるので清潔に保てます。
やっぱりベビーベッドがいいかも?添い寝可能なベッドサイドベッド!
ベッドインベッドを検討してみたけど、添い寝に使用できる期間の短さや自宅にあるベッドの広さを考えると、ベビーベッドの方がいいかなと思い始めたママもいるでしょう。
実はベビーベッドだけれど添い寝もできる「ベッドサイドベッド」という商品もありますので、中でもおすすめの商品をご紹介します。
ベッドサイドベッド03

ファルスカ
22,000円(税抜)
パパママのベッドの横に置いて添い寝ができるベビーベッド。高さが9段階に調節できるので、どんなベッドにも合わせやすいのが特徴です。ママの隣にくっつけて置けるから、夜のお世話がとっても楽。赤ちゃんもママと同じ目線で安心して寝ることができます。床板を外せばベビーサークルとしても利用可能。ナチュラルな天然木がどんなお部屋にも合うデザインです。
そいねーる+ムーブ ベビーベッド

大和屋
23,000円 + 税
コンパクトサイズで、すっきりと寝室に収まるベビーベッド。9段階の調整で、大人用ベッドの高さに合わせ、安全に添い寝をすることができます。
ベッドにぴったりくっつけた状態でも開閉扉の付け外しができるので、赤ちゃんが寝た後にママがそばを離れても安心です。足元にキャスターが付いているため、ママ一人で移動することもできます。別売りの専用マットが必要。カラーはナチュラルとホワイトから選べます。
https://www.shopyamatoya-jp.com
子育て4コマ漫画:大人も思わず使っちゃう?ベッドインベッド

赤ちゃんの大切な睡眠スペースを安全・快適に確保できるベッドインベッド。いろいろな使い方ができ、使用後も収納に困らないなどのメリットがある親子の絆を深めるのに持ってこいのアイテムです。簡単に設置でき、掃除や移動が楽々なのもママにとって嬉しいポイント。
ただしベッドインベッドでは、ペットや他の小さな兄弟から赤ちゃんを守ることができないことをくれぐれもお忘れなく。パパやママのかけ布団が赤ちゃんに掛からないように注意することも必要ですし、ベッドのサイズやパパママの性格によっては親が安眠できないというデメリットもありえることを熟慮しなければなりません。
そうしたベッドインベッドのマイナス面の特性も考えた上で、ベッドインベッドとベッドサイドベッドのどちらがご家庭に合っているかを考えて購入しましょう。
初めて購入するベビー用品はいろいろ悩んでしまうものですが、赤ちゃんの安全を第一にそれぞれの家庭環境に合わせて賢い選択ができるといいですね。