子供のイタズラは、困ったの裏に理由があります
ニッコリ笑った赤ちゃんやスヤスヤ眠っている赤ちゃん、切なげな表情で涙する赤ちゃんなど、赤ちゃんはいつだってその愛くるしい表情をママに向けてくれます。
そして、その中でも多くのママたちをキュンとさせているのが、イタズラをした時の何とも可愛らしい赤ちゃんの姿です。好奇心旺盛な赤ちゃんが見せる、ママにイタズラがばれた瞬間の表情がたまらなく愛おしいのだそうです。
とはいえ、片付けをするのはママです。笑ってしまう気持ちと、また散らかった…という気持ちが同時にやってくるのが、イタズラという出来事のややこしいところですね。
この記事では、先輩ママ10人に聞いた「可愛いけれどちょっと困った赤ちゃんのイタズラ」の体験談に加えて、イタズラのタイプ別一覧、小学生になってからのイタズラあるある、そして片付けの回数そのものを減らす具体的な工夫までをまとめました。
寄せられた体験談の中に書かれていた赤ちゃんのイタズラのほとんどが、何かを床にぶちまけるという行為でした。定番のティッシュから洋服、おもちゃにベビーパウダー、果てはお米まで。赤ちゃんは、ママの気持ちを知ってか知らずか、ありとあらゆる物を広げてくれているようです。
「うちの子はまだ小さいから…」というママも、安心していてはいけませんよ。ここで紹介する体験談を参考にして、いつかやってくる赤ちゃんのイタズラに備えましょう。
子供のイタズラは、たった3つの動作でできています
10人の体験談を並べてみると、イタズラの中身は驚くほど似ていました。内容はバラバラに見えて、やっている動作は3つしかありません。
| 動作 | 具体例 | 10人の内訳 |
|---|---|---|
| 出す、ばらまく | ティッシュ、洋服、おもちゃ、お米、ベビーパウダー、洗濯物 | 7人 |
| 引っぱる、抜く | コード類、シートを引きずり出す | 2人 |
| 押す、破く | ボトルを押す、紙を破く | 2人 |
圧倒的に多いのが出す、ばらまくです。理由はシンプルで、この時期の子供にとって「自分が動かすと、物が動く」という手応えがいちばん面白いからです。ティッシュが選ばれるのは、軽い力でスッと出てきて、しかも次が必ず出てくるからで、これ以上ないほど手応えのわかりやすい道具になっています。
つまり、イタズラはいたずら心ではなく実験です。悪いことをしてやろうと思って引き出しを開けている赤ちゃんはいません。開けたら何か出てきた、面白い、もう一回、という繰り返しが起きているだけです。ここが分かると、少し気持ちが楽になります。
子供のイタズラあるある一覧:月齢と年齢で変わります
イタズラの内容は、できるようになった動作にぴったりついてきます。イタズラ例を時期ごとに一覧にしました。
| 時期 | できるようになること | よくあるイタズラ例 |
|---|---|---|
| 6か月から8か月 | おすわり、ずりばい | ティッシュを出し続ける、床の物を口に運ぶ、リモコンのボタンを押す |
| 8か月から10か月 | ハイハイ、つかまり立ち | 引き出しを開ける、戸棚を開ける、コード類を引っぱる、ゴミ箱をあさる |
| 1歳前後 | あんよ、物を投げる | 洗濯物を放り投げる、たたんだ服をぶちまける、皿の中身をひっくり返す |
| 1歳半から2歳 | まねをする、開け閉め | 化粧品を塗る、壁に落書き、トイレットペーパーを全部巻き取る、洗剤の詰め替え |
| 3歳から5歳 | 言葉で遊ぶ、隠す | 物を隠して探させる、わざと呼んで別のことを言う、変顔で笑わせる |
ポイントは、そのイタズラは1か月前にはできなかったということです。引き出しを開けるイタズラは、指先で引っかけて引く力がついた証拠ですし、投げるイタズラは、狙って手を離せるようになった証拠です。「またやった」の裏側には、必ず新しくできるようになった動きがあります。
1くだらないけど笑ってしまうイタズラ一覧
思わず脱力してしまう、けれど後から思い出すとおかしいイタズラを集めました。
- 洗濯かごが空になるまで、たたんだ服を放り投げ続ける
- ティッシュを1枚残して、空箱を振り回してご満悦
- ベビーパウダーで真っ白になり、本人は出かける気満々
- 米びつからお米をつかんで、床一面に敷き詰める
- お風呂でシャンプーを押し切り、ボトルを空にする
- おむつを1枚ずつ広げて、部屋に並べる
- 片付けたそばから、同じ引き出しを開けて全部出す
- リモコンをどこかへ運び、いつまでも見つからない
こうして並べてみると、どれも共通しているのが大人にとっては無意味だということです。ここが「くだらない」と言いたくなる正体で、同時にいちばん笑ってしまうところでもあります。
2小学生になってからのイタズラあるある
手先が器用になり、言葉が達者になると、イタズラの質が変わります。ばらまく段階を卒業して、相手の反応を狙う段階に入るのです。
- 物陰に隠れて「わっ」と驚かせるのを毎日やる
- 変顔の写真を大量に撮って、こっそり保存しておく
- 「おかあさん、これ知ってる?」から始まる出題ごっこ
- すり替えクイズのように、物の場所を入れ替えておく
- ノートやカレンダーの余白に、こっそりメッセージを書き残す
- 「今日ね、すごいことがあって…」と話を大げさに盛る
赤ちゃんのイタズラが実験だったのに対して、小学生のイタズラは会話の入口です。驚かせたいのではなく、反応してほしいという気持ちが動機になっています。だから、笑って乗ってあげるほど満足して、あっさり終わるという特徴があります。
逆に無視してしまうと、もっと大きな反応を求めてエスカレートすることがあります。「もうびっくりした」と大げさに驚いてあげるほうが、結果的に早く落ち着きます。
イタズラが起きるのは、決まって静かになった時です
10人の体験談を読み比べていて、いちばん共通していたのがこの点でした。「泣いていたのに静かになった」「おとなしく遊んでいると思った」「家事をしている隙に」。ほぼ全員が、同じ状況を語っています。
これは裏を返せば、静かは合図だということです。夢中になっているときの子供は声を出しません。泣き声が聞こえないから安心、ではなく、静かな時間が2分続いたら一度覗いてみる。これだけで、片付けの規模がぐっと小さくなります。
そしてもうひとつ。イタズラが起きるのは、多くの場合ママが手を離せない時間帯です。夕方の食事の支度、洗濯物を取り込むとき、帰宅して荷物を置いた直後。この時間だけ、いつもより一段階だけ環境を整えておく、という考え方が現実的です。
片付けの回数を減らす3つの工夫
体験談の中で、ママたちが実際にたどり着いた対策は、きれいに3つに分かれていました。イタズラをやめさせる方法ではなく、散らかる範囲を小さくする方法です。
| 工夫 | やり方 | 効果 |
|---|---|---|
| 高さを変える | 触ってほしくない物を、手が届かない位置へ移動する | いちばん確実。使ったボトルは棚の上に戻す、ティッシュは机の上へ |
| 扉を閉める | 引き出しや戸棚、部屋の入口を物理的に閉じる | 行ける範囲そのものが狭くなる |
| 代わりを用意する | 出していい物を、出していい場所に置いておく | やりたい動作は満たされるので、本人が納得する |
いちばんおすすめしたいのが3つ目の代わりを用意する方法です。体験談でも、ティッシュの代わりにガーゼをポイポイさせるようにした方がいました。出したい気持ちを止めるのではなく、出す先を変えるという発想です。
1「出していい箱」の作り方
手の届く低い場所に、ひとつだけ引き出しか箱を用意します。中身は次のようなもので十分です。
- ガーゼやハンカチを何枚か
- 空になった箱やふた
- プラスチックの容器
- 丸めた布や、大きめのひも
- 使い終わったカレンダーの紙
ここだけは何をしてもよい、と決めておくと、ほかの引き出しへの興味が薄れることがあります。すべての引き出しが禁止だと、子供にとっては「どこも面白くない部屋」になってしまいます。1か所だけ許すほうが、結果的に全体が落ち着くのです。
2片付けまでを遊びにしてしまう
体験談の中に、出したティッシュを一緒に集めて箱に戻すという方法をとった方がいました。これは片付けの手間を減らすだけでなく、戻すのも面白いと教えることになります。
「よーいどん」で集める、大きいかごに投げ入れる、色ごとに分ける。入れる動作は、出す動作と同じくらい手応えがあるので、意外と乗ってきます。すぐには身につきませんが、続けるうちに、出したら戻すという流れが遊びの一部になっていきます。
イタズラを見つけたときの声かけ
とっさに出る言葉で、その後の展開が変わります。体験談から見えたNGとOKを対比してみます。
| 場面 | やめたい声かけ | おすすめの声かけ |
|---|---|---|
| 散らかしているのを見つけた | 長い説明を続ける | 「おしまい」と短く伝えて、手を止める |
| 笑ってほしそうにしている | 笑いをこらえて怖い顔を作る | 「楽しかったね、でもこれはおしまい」と両方伝える |
| 何度も繰り返す | そのたびに強く言う | 置き場所を変えて、繰り返せない状況にする |
| 片付けを始めるとき | 黙って一人で片付ける | 「一緒にないないしよう」と誘う |
大事なのは、強く言うことより短く言うことです。長く話すほど、子供にとってはママの反応が長く続く楽しい時間になってしまい、かえって繰り返す動機になります。
また、体験談の中には、大きな声で「こら」と言ったら驚いた拍子にさらに散らかった、という場面もありました。びっくりさせる叱り方は、片付けが増えるだけで効果が薄いことが多いようです。
おもしろエピソードは、その場で残しておくと宝物になります
これは体験談を読んでいて強く感じたことですが、10人全員があの頃が懐かしいという語り口で書いていました。渦中では脱力していたはずの出来事が、時間が経つと全部おもしろエピソードに変わっています。
だからこそ、その場で残しておくことをおすすめします。方法は簡単です。
- 片付ける前に、写真を1枚だけ撮る
- 手帳やカレンダーの余白に、一行だけ書く
- 家族のグループに送って、その場で笑ってもらう
- 「◯か月、ティッシュ全部出し」のように、月齢と一言で残す
写真を撮ろうとすると、不思議と怒る気持ちが半分くらいどこかへ行きます。記録する側に回った瞬間、当事者ではなく観客になれるからです。イライラを鎮める方法としても、意外と効きます。
そして数年後、その1枚が家族全員で爆笑できる話になります。散らかされた床の写真ほど、後から価値が上がるものはありません。
ママを困らせた可愛い赤ちゃんのイタズラとは?
行方不明のおもちゃが続出!
ある日、いつものように家事をするために、9ヶ月の息子をベビーベッドに置いていたところ、「ママー」と泣く息子。それでも家事を済ませようと急いでいました。
やっと家事が中盤に差し掛かった頃から、息子が静かになったので「寝たのかな?」と思って、のんびり家事を終わらせて寝室にいる息子の元に行くと…。
さっきまで綺麗だったはずの部屋の床には、いろんなおもちゃやおむつが散乱していました。
当の本人は何事もなかったかのように満面の笑みで「ママがやっと来てくれた!」と言わんばかりに、私に抱きついてきました。
きっと、泣いても私が来てくれないので、おもちゃを投げる音を立てれば私が来てくれると思ったんだと思います。
その瞬間、「えっ?」と戸惑いましたが、息子のことがとても愛おしく思いました。その後、片付けても行方不明のおもちゃがあったことは言うまでもありません。
洗濯物ポイポイ!
うちの娘がちょうど一歳になった頃、かわいいけれど困ってしまうイタズラの中でも頻繁だったのが、取り込んだ洗濯物をポイポイと放り投げることでした。
一旦取り込んだ洗濯物を私がカゴの中に入れると、その脇でやっと握れるようになった小さなお手てで洗濯物をガシッとつかみ、嬉しそうに前へ後ろへ放り投げるのです。
ポイッとする反動で「おっとっと」と転びそうになったりするその立ち姿は、たまらなく可愛くて、正直怒る気にはならないのですが、家事が全くはかどらないので困りました。
娘には「ポイポイしないでー!」と声掛けますが、そう言われるのが嬉しいのか楽しいのか、キャッキャ言いながらカゴが空になるまで、大はしゃぎで放り投げます。
私は諦めて、娘が寝てから片付けることにして、最後は一緒に楽しんでいました。今はそんな娘も、率先して洗濯物を畳んでくれるようになり、その頃がとても懐かしく感じます。
汚れた犬のトイレシートをビリビリ♪
我が家には5歳の室内犬がいて、いつも子供達とおもちゃの取り合いをしたり、一緒に寝たりと仲良く過ごしています。
下の娘が9ヶ月の頃、色んなものに興味津々でした。ハイハイでどこにでも行くので、目が離せなくなっていた時に、ペット用のトイレシートがターゲットになりました。
買い物から帰宅し、リビングで冷蔵庫に食材を入れていた隙に、娘が犬のゲージの中に入り込み、重ねてセットして敷いてあるトイレ用シートを引き摺り出し、ビリビリに破いていたのです!
「うわっ、やられた!」「消毒と除菌をしなくちゃ!」と思い、叱りそうになりましたが、当の娘はシートが破れてフワフワに散乱する中で、得意気に声を出して笑っていました。
それが何だか可愛くておかしくなってきて、「娘ちゃん、フワフワになったねー」と声をかけると、またビリビリのシートを振り回して喜んでいました。
犬には申し訳なかったのですが、それからしばらくの間、娘がリビングに居るときはゲージの扉を必ず閉めるようになりました。
お気に入りの高級シャンプーが…
一緒にお風呂に入っている時にそのイタズラはありました。あれは息子が10ヶ月の頃のことです。
私が髪を洗っている時、横に座らせていたのですが、気が付くとシャンプーのボトルをひたすら押して、中の物が出てくることを楽しんでいたのです。
髪を洗い終えて、顔をあげると息子の手やお風呂場はシャンプーだらけ…。しかも、本人は満足気にニッコリ。
幸い口に入れていないことが救いでしたが、「なんてことをしてくれたの?」「少し高い私のシャンプーが…最悪!」と思いました。
それでも、可愛い顔でニッコリとされては、「あららぁ…」としか言いようがありません。
私の切なそうな顔を見て、多少は状況を察知したのか、一瞬手が止まりましたが、またすぐに再開。そして、またニッコリ。
エンドレスになりそうな気配だったので、洗い流して、二人で湯船に入り終わりにさせました。この日から、使ったボトルは上に置くというのが習慣になりました。
悪い顔していたずらを続ける息子
自分専用の引き出しを開けて、中の洋服を全てぶちまけるという赤ちゃんのイタズラにほとほと困りました。1歳になるほんの少し前だったと思います。
「今、しまったばかりなのに~」と最初に思いました。全部しまい終わると、またハイハイでやってきて、全部出すという繰り返し。ところが、繰り返すうちに何だか可愛くなってきました。
害があるわけでもないし、外のお散歩には行かなくていいし、物が壊れる訳じゃないし…ということで、お互いにメリットを感じて、このイタズラに付き合うことにしました。
赤ちゃんには「もう今しまったばかりなのに~」とわざと困った顔をして、最後は一応「めっっ」みたいな顔をして、怒ったふりをしてみせました。
もちろん、全然怒ってなかったですけどね。
赤ちゃんの方はと言えば、私が本当に困っていると思ったんでしょうね。赤ちゃんのくせにかなり悪い顔をして、ニヤニヤしながら洋服をポイポイしていました。
それだけはやめてー
ハイハイやつかまり立ちになれてきた8ヶ月頃から、興味のあるものにどんどん触りたくなってきたようで、部屋中の引き出しを開けるようになりました。
料理中ちょっと目を離していると、おとなしくせっせと何かで遊ぶ我が子の姿が見えたので、恐る恐る近寄ると、戸棚を開けて米びつを引っ張り出しているのです。
米びつを傾けたり、お米を掴んでばらまいたり、口に入れたり。床一面お米だらけになっていました。
正直、服やティッシュは怒らないけど、「米だけは勘弁してくれ!」と思いました。
後ろからわざと大きめの声で「こら!だめでしょ!」と声をかけると、悪いことだと分かっているのか、「ビクッ!」となった拍子に、掴んでいた米びつの縁をさらに傾けたのです。
そして、私の顔を見ると、満面の笑みを見せながらハイハイで向かってきたので、それ以上怒れませんでした。
子供が手を触れる高さにあったことを反省し、触られて困るものは全て高い位置に移動するようにしました。
おでかけしたかったらしい…
かわいくて女の子らしいものが大好きな1歳4ヶ月の女の子がいます。
いつも好きな靴を自分で選んで、おでかけ用の帽子をかぶって「さぁいこう!」と言いながら、お出かけをおねだりするのが日課です。
先週のことですが、お風呂上がりにオムツをはかせてクリームをぬり、乾く間にオムツを捨てるために、一瞬目を離したのが失敗でした。
「かわいい!さぁ行こう!」と言わんばかりに、ベビーパウダーまみれになっている娘と部屋の床。
本人は「かわいいから出発しなきゃ!」と焦っている感じでかわいいのですが、疲れているのに予想外の掃除機がけをするはめになり、思わず脱力しました。
お化粧ごっこのようで明るく楽しそうなので、思わず抱きしめたくなりますが、我慢してダメだよと注意をし、パジャマを着せてやっと落ち着きましたが、その頃にはもうヘトヘトでした。
イタズラが増えてくるので、棚などの対策を考えなければと思い知らされました。そして、今日も私はクタクタです。
コンセントは危険!
子供が7カ月に入り、なかなかしてくれなかったズリバイをやっと覚えてくれました。ところが、ある日、事件は起きました。
なんと、家事をしていて目を離した隙に、ズリバイで移動したうえ、TVのアンテナ線から、その脇のコンセントも片っ端から抜いていました。
ちょうど、旦那が楽しみにしている番組の録画開始の時間だったのです。
線を持ってにこーっと笑う子どもに、「楽しい?でも美味しくないし、危ないよ」と言うと、「え、そうなの?」って顔をして、つかんでいたアンテナ線を投げ捨てました。
伝わっているのか分かりませんでしたが、ちょうど帰宅してその状況に涙するパパを見つつ、笑顔の娘の成長に感動しました。これからは安全対策しないと危険だと考えさせられました。
わかるよ。わかるけどね…
赤ちゃんのイタズラの定番かもしれませんが、我が家の子供たちは、「ティッシュペーパーを全部出しきる!」というイタズラが大好きでした。
ハイハイして一人で移動ができるようになる、6ヶ月から一歳手前位の頃でしょうか。隙あらばティッシュペーパーまで移動し、シュッ、シュッ、と一枚ずつ放り投げていました。
最初に見つけた時は、「何てことしてくれるのー!」と思いましたが、あまりにも必死に出し続けるので、いつまで続けるつもりだろう…とそばで見守ってしまいました。
結果、箱から上手く出せなかった最後の数枚を残し、空のティッシュ箱を振り回してご満悦でした。
ティッシュペーパーの代わりに、ハンカチを畳んでティッシュ箱に入れてみたりもしましたが、ティッシュペーパーでないと面白くないようでした。
放り投げたティッシュペーパーを、集めて一緒に畳んで箱に戻す、という風に片付けまでさせるようにし、もったいないからおもちゃにしないでねーと言い聞かせると、しばらくしたら止めました。
ティッシュ大好き!
うちの子が赤ちゃんの時、一人でおすわりをしボックスティッシュからティッシュをポイポイ出し続けるイタズラをしていました。
オムツやおしりふきを仕舞っておくおむつボックスに、ボックスティッシュを収納する部分があり、新生児の頃から入れていた為そのまま床に置いていたら、ある日突然ポイポイしだしました。
一人で安定して座っていた頃なので、8カ月頃のことだったと思うのですが、気がつけば周り一面ポイポイ出したティッシュで埋め尽くされていました。
その時は「やられたー」と苦笑い状態でしたが、「ポイポイ楽しいね」「ティッシュ好き?」と聞くとニッコリしていました。
ただ、今後もティッシュでされると困るので、ティッシュは届かない机の上に置くようにし、ガーゼをポイポイする方に切り替えました。
遊びが増え、やっぱり自分で能動的にできることが楽しいのだろうなと思いました。
10人の体験談を集計してわかったこと
10本の話を並べると、はっきりした傾向が見えてきました。
| 項目 | 10人の内訳 |
|---|---|
| イタズラが起きた時期 | 7か月から10か月が6人、1歳前後が4人 |
| ママが何をしていたか | 家事や身支度で手が離せなかったが8人 |
| その後とった対策 | 高い位置へ移動が3人、扉を閉めるが1人、代わりの物を渡すが1人、片付けを一緒にが1人、付き合うと決めたが2人 |
| 最後の感想 | 10人全員が可愛かった、懐かしいという趣旨で締めくくっている |
いちばん驚いたのは、叱って解決した人が一人もいなかったことです。声をかけた方はいますが、実際に繰り返しを止めたのは、置き場所を変える、扉を閉める、代わりを渡すという環境側の工夫でした。
もうひとつ印象的なのが、10人中2人が「付き合うことにした」と書いていた点です。害がないなら一緒に楽しむ、片付けは寝てからにする。この割り切りができた方は、イタズラの時期を明らかに軽やかに過ごしています。片付けを後回しにするというのも、立派な対策のひとつなのかもしれません。
子供のイタズラについてよくある質問
イタズラはいつ頃から始まっていつ落ち着きますか
体験談では、移動ができるようになる7か月頃から始まった方が多数でした。落ち着く時期には個人差がありますが、言葉でやり取りができるようになると、ぶちまける形のイタズラは減り、驚かせる、隠すといった形に変わっていきます。
叱ったほうがよいのでしょうか
短く伝えるのはよいですが、長く叱るほど繰り返す原因になることがあります。体験談でも、実際に効果があったのは環境を変える工夫のほうでした。びっくりさせる叱り方は、慌てて余計に散らかることもあるようです。
笑ってしまうのですが、それでよいのでしょうか
問題ありません。ただ、笑ったまま終わると繰り返しやすいので、「楽しかったね」と受け止めたうえで「これはおしまい」と区切りを伝えると、両立できます。
同じイタズラを何度もされて疲れてしまいます
回数を減らすのではなく、規模を小さくすることを目指してみてください。ティッシュ1箱ぶんが、ガーゼ数枚に変わるだけでも、片付けの時間はまるで違います。
写真を撮る余裕がありません
手帳やカレンダーに一行だけでも十分です。「8か月、米びつ」とだけ書いておけば、数年後に読み返したときにはっきり思い出せます。
散らかった床は、数年後の宝物になります
子供のイタズラは、出す、引っぱる、押すという3つの動作からできていて、そのどれもが、少し前にはできなかった動きです。困った出来事の正体は、実は成長そのものでした。
やめさせようと頑張るより、高さを変える、扉を閉める、代わりを用意する。この3つで、片付けの規模はかなり小さくなります。そして、1か所だけ出していい場所を作ってあげると、お互いに楽になります。
今日もどこかで、ティッシュが1箱まるごと床に広がっていることでしょう。片付ける前に、1枚だけ写真を撮ってみてください。その1枚は、数年後の家族の食卓で、いちばん笑える話になります。



