ファーストシューズはいつから?成長に合わせたタイミング/時期
つかまり立ちが盛んになると、赤ちゃんが歩き始めるまでのカウントダウンが始まります。パパやママとしても、これから始まるあんよでのお散歩がとっても楽しみになってきますね♪
しかしその一方で、お散歩が始まる前に「靴に慣れた方がいいのかなぁ?」「早くから靴を履かせて大丈夫?」と、子供にファーストシューズを履かせるタイミングに悩まれるママも多いのではないでしょうか。
今回は、赤ちゃんのファーストシューズはいつから履かせるべきなのか、先輩ママの体験談や目安を解説します。できるだけ子供に合ったタイミングでベビーシューズを履かせてあげましょう。
ファーストシューズはいつから履かせて大丈夫?
ファーストシューズを履かせる時期は「子供の成長に合わせて」が基本ですので、月齢に関係なく、5~10歩程、歩けるようになったら履かせるママが多いようです。
赤ちゃんが歩ける姿を見ると、つい可愛くてすぐ外で靴を履かせたくなってしまいますが、よちよちの歩き始めは自分の体重を支えてバランスをとるので精一杯な状態です。
「同じ月齢の赤ちゃんが履いてるから…」といって焦ることはありません。
子供の足のためには、負担の少ない裸足で歩くことを優先することが大切です。外では足をケガから守るために靴は必要ですが、裸足の状態に近い、優しくしっかりしたものを選ぶのが望ましいですね。
裸足でしっかり室内を歩けるようになってからでも遅くはないので、焦らず子供の成長に合わせてあげましょう。
中には「つかまり立ちをするようになったら」「歩けなくてもお出かけの時に履かせる」という方もいます。特に子供が嫌がらなければ、時期は特に考えずに履かせてあげてもよいでしょう。
また、歩き始めた時にはサイズアウトしていないか、足に合っているかを入念に確認してくださいね。
ファーストシューズを履かせたのはいつ?先輩ママの体験談
ファーストシューズはいつから履かせるのか、その時期は赤ちゃんによっても個人差があります。先輩ママの体験談をまとめましたので、履かせるタイミングや時期に悩んでいるという方は、ぜひ目安として参考にしてみてくださいね。
Aはいはい時期のお出掛け時期に!
はいはいの時期で「ちょっと早いかな?」と思ったのですが、出産のお祝いで頂いた可愛いシューズがあったので、お出掛けの時にファッションの一部として履かせました。ちょうど8ヶ月頃でした。
まだ靴のサイズが大きかったようで途中で脱げてしまったので、もう一度履かせようとしたら大泣き…。この日は履かせるのを途中で諦めましたが、今思えば良い思い出です^^
歩き始めてからファーストシューズを履かせるママさんが多いけど、赤ちゃんが嫌がらなければ履かせるタイミングは自由です。
A10ヶ月頃にデビュー
10ヶ月頃から10歩くらい歩けるようになったので、試しに家の中でファーストシューズを履かせてみました。
靴を履く前は得意げに歩いていたのですが、靴を履いたら歩き始めて1歩目でつまずいて泣かれてしまいました。その後もなかなか足が前に出ず、慣れるのに少々時間がかかりましたが、お家の中で練習した甲斐もあってか、お外では怖がらずに歩けるようになりました♪
慣れることも大事だと思うので、少しずつ、お家で靴に慣れてからのお散歩がおすすめですよ。
Aつかまり立ちの時期に履かせてみました
子供が9ヶ月頃、つかまり立ちが盛んになってきたのでルームシューズを履かせました。
家のフローリングが冷たくて、靴下を履かせていましたがすぐに脱げてしまって…。
ルームシューズは靴底がゴムになっていたので、滑り止めと靴下代わりになり重宝しました。ルームシューズのおかげで外靴も抵抗なく履いてくれました。
欧米では家の中でも靴を履くのでつかまり立ちの頃にファーストシューズを履かせるそうです。
履かせたいと思った時がタイミングなのかもしれませんね。
ファーストシューズは早くに履かせた方がいい?発育に影響は?
ママが靴を履かせたいと考え始める1歳前後の赤ちゃんは、身長もぐんぐん伸びて洋服のサイズの変動も大きい時期です。
洋服は少し大きめの物を着せておいても問題ありませんが、靴は足のサイズに合ったものを履かせてあげないと様々なトラブルが起こってしまいます。
ファーストシューズを早くに履かせたからといって、早くから歩き始めるというわけではありません。子供の成長に見合う、サイズの合った靴を履かせてあげることを最優先しましょう。
赤ちゃんの足は成長が早い!
子供の足は13~15歳頃まで成長すると言われており、特に3歳までの赤ちゃんの足の成長は大変著しく、2歳までは1年で1cmくらい、3ヶ月で0.5cm伸びていることもあるそうです。
そのため、3ヶ月に一度は子供の足に靴が合っているかサイズをしっかり確認するのがおすすめです。
また、赤ちゃんの足は柔らかいので、少し窮屈な靴でも押し込んでしまえば入ってしまうことがあります。子供に靴を履かせてあげる時には、窮屈になっていないかどうかチェックすることも必要です。
赤ちゃんの足はトラブルが起きやすい?
赤ちゃんの足は柔らかい軟骨で出来ているので変形しやすく、体の発育途中の子供にとって悪影響を及ぼすことがあります。
足に合わない靴を履かせ続けてしまうと「運動量」「脳の発達」「偏平足」「足の変形」「外反母趾」「ハンマートゥ(足の指が折れ曲がった状態が続くこと)」などになるケースも考えられます。
その他、足のトラブルが骨格の歪みを引き起こし、腰痛などの様々な原因になる場合も少なくありません。
また、汗をかく汗腺は赤ちゃんも大人も同じ数であることから、赤ちゃんは足に汗をたくさんかきます。通気性の良い靴を選んだり、靴下を履かせたりと、こまめな工夫で足の不快な臭いの原因や病気にも注意してあげましょう。
大きめの靴に中敷きでサイズ合わせして大丈夫?
中には「大きければ中敷きを入れれば大丈夫」という方もいるのですが、中敷きによって履き口は浅くなり、かかとにフィットしなくなることで、靴が脱げやすくなってしまいます。
また、靴が脱げないよう変な歩き方が癖になってしまうこともあるため、未発達の子供にはおすすめできません。「どうせ赤ちゃんの足のサイズはすぐ変わるし…」といって、最初から大きめの靴を履かせないようにしましょう。
どこのメーカーも10cmからサイズを揃えていることが多いので、サイズが大きすぎる場合は「サイズが合うまでのお楽しみ」にしておきましょう。
ファーストシューズを履かせるタイミングよりも、履かせる靴が子供の成長・子供の足に合っているものかどうかをしっかり判断することが重要です。
ファーストシューズのデビューは慌てず靴選びを重視!
ママとしては、自分の子供と同じくらいの赤ちゃんの成長を見ていると焦ってしまいがちですが、大切なのは自分の子供の成長に見合ったスピードで赤ちゃんをサポートしてあげることです。
ファーストシューズを履かせる時期も、早ければ早いほど良いというわけではありませんから、赤ちゃんのペースを大切にしてあげて、その成長を楽しみながら見守ってあげてくださいね。