生後2ヶ月の外出の注意点とは?赤ちゃんとのお出かけの必需品
生後2ヶ月といえば、そろそろ赤ちゃんと一緒に外出できるようになる時期です。出産後はずっと家にこもりがちだったので、徐々に外に出て、お出かけを楽しみたいと思っているママも多いのでは?
でも、慣れないうちは、赤ちゃんとの外出って少し不安ですよね。楽しくお出かけするためには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。
ここでは、生後2ヶ月の赤ちゃんとの外出について、時期や頻度、持ち物などについて解説していきます。おすすめのマザーズバックも紹介しますので、これから購入予定の新米ママさんは要チェックです。
赤ちゃんのお出かけはいつから?
一般的に、1ヶ月健診までは母子ともの家の中で過ごし、本格的に外出するのは、ママと赤ちゃんの体調が整う2ヶ月くらいになってからがよいとされています。
新生児のうちは体温調節がうまくできず、呼吸器の機能が未熟なため、すぐに外気に触れさせない方がいいことから、本格的な外出を始める前には必ず、外気浴で赤ちゃんの体を外の空気に慣れさせておく必要があります。
外気浴は、生後1ヶ月くらいに外気に当たる程度からはじめ、1ヶ月ほどかけて徐々に外に慣れさせていきます。
外気浴とは?
外気浴とは、赤ちゃんを外の空気に触れさせることによって、体を新鮮で冷たい空気に慣れさせることをいいます。
外気浴には、皮膚機能の向上や呼吸器を鍛える効果があることから、外気に当たる際は、赤ちゃんの皮膚を鍛えるために少し薄着で行う必要があります。
また、ママは出産後の6~8週間に無理をすると、産後の肥立ちが悪くなってしまうことがあります。産後の肥立ちが悪いと、骨盤の歪みや更年期障害の悪化につながるため注意が必要なのです。
産後の肥立ちを良くするためには、産後2ヶ月ほどは外出を控えて、十分に休息をとった方がいいため、赤ちゃんとのお出かけは生後2ヶ月くらいからがベストだといえます。
生後2か月の外出の頻度はどれくらい?
生後2ヶ月の赤ちゃんは体力が備わっていないため、頻繁に出かけると疲れてしまうことから、この時期の外出は、週に2~3回程度にとどめておきましょう。
また、赤ちゃん連れの外出は荷物が多く、体調が回復していないママにとって負担になってしまい、産後の悪露や骨盤の歪みなどに影響を与えることも…。
やっと外出できるようになって、赤ちゃんとの外出を楽しみたいかもしれませんが、親子で体調を崩してしまったら大変なので、少しずつお出かけに慣れることを目標としましょう。
ママの産後うつに注意しましょう
産後のママは、ホルモンバランスや環境の変化によって、産後1ヶ月くらいから産後うつが起こりやすくなります。特に、引きこもりがちなママは、ストレスを発散する機会が少ないため、外出して適度に気分転換することも大事です。
時々はパパに預けて、一人で買い物などに出かけてみてはいかがでしょうか。
まだ、小さな赤ちゃんを預けることに抵抗を感じるという場合は、赤ちゃんと一緒に庭やベランダに出るだけでも、ちょっとした気晴らしになるので、試してみてくださいね。
生後2か月赤ちゃんとの外出の注意点
赤ちゃんとの慣れないお出かけでは、どんなことが起こるか分かりません。そのため、赤ちゃんに負担をかけずに、安全に外出を楽しむためには、次のようなことに気をつける必要があります。
まずは短時間の外出からはじめる
いきなり長時間お出かけすると、赤ちゃんが疲れてしまうので、遠出や旅行は避けましょう。外出時間は、30分から1時間程度にとどめ、月齢が進むにつれて徐々に延ばしていくのがベストです。
紫外線が強い時間帯は避ける
暖かい時期は、紫外線が強い10~14時頃の外出は避けましょう。皮膚が薄い赤ちゃんは、大人よりも紫外線によるダメージを受けやすいため、日中に外出する場合は、長袖の服や帽子などの紫外線対策を忘れずに行うことが大切です。
いきなり賑やかな場所に行かない
赤ちゃんは免疫力が弱い状態のため、ウイルスや細菌に感染しやすいことから、思わぬ感染症にかかり、重症化する恐れがあります。そのため、0歳で受ける定期接種が完了するまでは、人混みには行かないようにしましょう。
体温調節しやすい服装で出かける
赤ちゃんは体調調節の機能が未熟なため、衣服で体温を調節するために、脱ぎ着しやすい服装で出かける必要があります。屋内と屋外の温度差に対応できるよう、おくるみなどの羽織るものを1枚持って出かけると安心です。
また、お出かけ前にテレビやスマホの天気予報で、気温の変化を確認しておくことを習慣付けるようにしましょう。
生後2か月の赤ちゃんと外出するならこんな場所
赤ちゃんとの外出は、段階を踏んで慣れさせていくのがポイントです。はじめのうちは、次のような場所からお出かけをはじめてみてはいかがでしょうか。
お家の周りをぐるっとお散歩
お家の中での外気浴に慣れたなら、家の周りを一周するところから始めましょう。赤ちゃんにとっては、見える景色や音、植物の香りなど初めて感じるものばかり。時々声をかけながら、徐々に外の世界に慣れるようにしていきましょう。
ちょっと足を延ばして近場の公園へ
近所のお散歩に慣れたら、公園に出かけてみましょう。自然に触れることができるほか、ほかの子供が遊ぶ姿を見たり、さまざま音に触れ合うこともできるので、家とは違う世界を知るきっかけになるはずです。
近所のスーパーに買い物
家族以外の人や、いろんな音が聞こえる場所に慣れたら、買い物がてら近所のスーパーにも出かけてみましょう。明るくてにぎやかな店内の雰囲気に慣れておくと、子供向けの施設へのお出かけがスムーズになりますよ。
外出の際に持って行くと便利なもの
赤ちゃんとお出かけする際は、外出先で困らないようお世話グッズをまとめておくと便利です。外出の時には、次のようなものを持って行きましょう。
- オムツ・おしり拭き
- 使ったオムツを入れるビニール袋
- ガーゼハンカチ
- 着替えの服
- おくるみ
- 母子手帳
- 健康保険証・乳児医療証
さらに、赤ちゃんとのお出かけの際は、細かなものがいろいろ入るマザーズバッグが1つあると便利です。
丈夫でたくさん物が入って、さらに持ちやすい。ここでは、そんなおすすめのマザーズバッグのうち、トート型、斜め掛け型、リュック型の3つのタイプをご紹介します。
1おすすめトート型マザーズバッグ
トート型バックは、荷物がたくさん入って、物の出し入れが楽なので、多くのママが愛用しています。ちょっとしたお出かけに向いています。
須田帆布 どこでもトート
須田帆布
10,730円 + 税
長いショルダー部と、短い取っ手がついた、シンプルなトートバック。
帆布で出来ているので丈夫で使いやすいです。赤ちゃんに必要なものを気軽に入れて持ち運ぶことができます。
みつばちトート(Mサイズ)
有限会社アベイユ
4,400円 + 税
毎月、季節に合った色を販売していて、注文後に職人が作ってくれるセミオーダーシステムが特徴のトートです。
使い勝手の良いMサイズには、取っ手の長いタイプと短いタイプがあり、お好みに合わせて選ぶことも可能です。
http://www.mitsubachi-tote.com
2おすすめ斜め掛け型マザーズバッグ
斜め掛けバックは、荷物が肩からずれにくく、両手を開けることができるので便利です。軽い素材やポケットの多いものなど、使い方に合わせて選びましょう。
ファミリア マザーズバッグ
ファミリア
18,000円 + 税
老舗の子供服メーカーとして有名な、ファミリアのマザーズバックは、ナイロン素材でできており、軽いのが特徴です。
ポケットがたくさんついているので、中身の仕分けにも便利です。
吉田カバン POTERショルダートートバッグ
吉田カバン
19,000円 + 税
おしゃれなデザインが特徴のショルダートートで、ドリンクホルダーやポケットなど、赤ちゃんとのお出かけにぴったり。
色もシンプルなので、パパと共有してもOKです。
3おすすめリュック型マザーズバッグ
背負うタイプのリュック型は、重さが分散され体への負担が少ないので、肩こりに悩むママにおすすめです。公園へのお出かけなど、アクティブに動きたいときにもぴったりです。
マリメッコ Metroバッグパック
マリメッコ
20,000円 + 税
小柄な女性にぴったりなサイズのバッグパックです。口が大きく開くので、物の出し入れがスムーズにできるのが大きな特徴。
両側のサイドポケットには、すぐ使うものを入れることができて便利です。
ロンシャン ル・プリアージュ バックパック
ロンシャン
12,000円 + 税
レザーフラップがアクセントのバックパック。軽さと耐久性を兼ね備えた作りとなっており、荷物が重くなりがちなママにおすすめです。