赤ちゃんの寝ぐずり原因と対策に関する記事

『寝ぐずりにイライラするママ必見!寝ない原因&ストンと眠る対策6つ』

毎日続く寝ぐずりに悩んでいるママ必見です。寝ぐずりが落ち着く!対策法を教えます。

マーミーTOP  >  赤ちゃん  >  寝ぐずりにイライラするママ必見!寝ない原因&ストンと眠る対策6つ

つらい寝ぐずりを楽にしたい!原因と時期・対策ポイント6つ!

「さっき授乳したばかりなのに」「おむつは濡れていないのに」寝かしつけをしても、なぜか赤ちゃんが1時間も2時間も寝てくれず、ぐずぐずして困っていませんか?それは寝ぐずりかもしれません。

寝ぐずりが始まると、泣き止んで眠るまで待つしかなく、パパやママもイライラしたり疲れ果てたりしますよね。赤ちゃんの寝ぐずりの原因や対策を知り、つらい時期を乗り切りましょう。

子育て4コマ漫画:毎晩寝ぐずり!どうしたらいいの!?

眠くなるとぐずぐずする!寝ぐずりとは?

寝ぐずりとは、赤ちゃんが眠いのにうまく眠れず、ぐずぐずする状態のことです。大人は眠くなればすぐに寝られますが、赤ちゃんはそうはいきません。月齢が低いうちはすんなり眠れず、寝る前にたくさん泣いて体力を使い果たしてから眠る子もいます。寝かしつけに毎回何十分もかかることも珍しくなく、パパやママを悩ませます。

夜泣きと混同されることもありますが、夜泣きは一度完全に寝た後、半分寝て半分起きた状態で泣き叫んだりぐずぐずしたりするものです。

寝ぐずりの始まる時期と終わる時期

寝ぐずりは生後6ヶ月頃によく見られますが、生後1ヶ月や2ヶ月といった早い時期から始まる子もいます。なかには「生まれた時から寝ぐずりしていた」というママも。終わる時期は1ヶ月ほどで終わる子もいれば、半年以上続く子もいます。いつ始まりいつ終わるかは個人差がありますが、通常は1~2歳で落ち着くことが多いようです。

まだはっきりしない寝ぐずりの原因

寝ぐずりの原因は完全には解明されていませんが、大きく分けて3つの理由が考えられています。ただし赤ちゃんや状況によって異なります。

  1. 赤ちゃんが自我を表現している
  2. パパやママに甘えたい気持ちを示している
  3. お腹が空いている、湿疹でかゆい、暑い・寒いなど不快感がある

眠くなるたびにぐずる子もいれば、寝起きにぐずる子もいるため、赤ちゃんの個性が寝ぐずりの原因に大きく関係していると考えられます。

寝ぐずりしたら試して!グズグズしだした時の対処のコツ6つ

原因はどうあれ、乳幼児の寝ぐずりは親にとって辛いものですが、グズグズするのはママやパパの対処によって軽減させることができます。寝ぐずりを少しでも早く卒業してもらうために、次のようなコツを覚えておきましょう。

添い寝で安心させる

寝ぐずり対策には、安心感や包まれる心地よさを感じる添い寝が効果的です!

寝ぐずりする赤ちゃんは、睡眠リズムが整わない、興奮していてまだ遊びたい、部屋が暗くて不安など、心細い気持ちになっているのです。

そんな時大好きなママの側に寄り添うことで、「いい匂いだなぁ」「温かくて気持ちいいなぁ」と安心すると、リラックスしていつの間にかウトウトし始めますよ。

ただし添い寝はSIDS(乳幼児突然死症候群)を引き起こす一因と考えられていますので、ベッドインベッドやベッドサイドベッドを活用することをおすすめします。

昼間は外でたくさん遊ばせる

赤ちゃんも生後6か月頃になり、離乳食も進み始め、だんだん体力がついてくると、体力が有り余ってくることがあります。そのような状態で運動や刺激が足りないと、すんなり眠れないこともあります。天気のよい昼間は外に出て、お散歩したり、公園に行ったり、たくさん体を使って遊ばせましょう

外の空気を吸うだけでも、脳にとってよい刺激になります。程よく疲れると、気持ちよく眠りやすくなります。ただし、興奮させ過ぎる、長時間外で遊ばせるなど、赤ちゃんに負担をかけることをするのはNG!風邪や夜泣きの原因になります。

昼寝は17時まで!

昼寝の時間を決めず、毎日赤ちゃんが眠たいタイミングで、赤ちゃんが眠るだけお昼寝させていませんか?生後2ヶ月くらいまでの赤ちゃんは睡眠時間も長く、お昼寝との区別もなかったかもしれませんが、生後3~4ヶ月頃になると徐々に体内時計ができてくる頃です。早寝早起きの生活リズムを作りましょう。

お昼寝する時間や状況は家庭によって様々ですが、できれば昼食後の早いタイミングでするのがよいでしょう。17時を過ぎてもお昼寝していると夜の寝ぐずりに繋がりますので、どんなに遅くとも15時頃までにはお昼寝ができるように環境を整え、17時までにはお昼寝を切り上げましょう

寝る前にたっぷりスキンシップをする

パパママとのスキンシップは、赤ちゃんの心の安定にとてもよいです。スキンシップには幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンを分泌させる働きがあり、このオキシトシンの働きにより子供の落ち着きが増し、親子の絆が形成できると考えられています。

また掛川市が作成した「スキンシップのすゝめ」によると、子供へのスキンシップは多動や不注意の減少、社会性の向上にも役立つそうです。

オキシトシンには浮気防止効果もあり、赤ちゃんだけでなく一緒に子育てをするママとパパの間の絆を深める働きがあります。ですから寝る前の赤ちゃんへのスキンシップ担当をパパに行ってもらうのも家庭円満への一つの方法です。

日中は赤ちゃんとのスキンシップ遊びを増やし、寝る前は赤ちゃんに優しくたっぷりスキンシップをして、落ち着き満たされた気持ちで睡眠に入りやすくしてあげましょう。「大好きよ」と目を見て声掛けしてあげるとなおよいです。

入眠儀式!睡眠の質を上げよう

入眠儀式とは、毎晩繰り返して眠る前に行う行動のことです。毎晩の習慣をつけてしまうと、「もう寝る時間だな」と赤ちゃんも分かるようになり、すんなり眠れるようになります。

入眠儀式を行うと、睡眠の質がよくなるとも言われています。寝ぐずりの時間が減り、夜中に起きても短時間でまた眠りに入れる、連続して眠る時間が増える、というデータもあるようです。

入眠儀式の内容は決まっていないため、赤ちゃんとパパママが楽しくスキンシップを取れることが大切です。パパママがリラックスして、簡単に毎日続けられるようなことがよいでしょう。

おススメの入眠儀式

  • ガーゼやぬいぐるみなど赤ちゃんのお気に入りのものを用意する
  • オルゴールのCDをかけたり、歌を歌ったりする
  • 手をつないだり、お腹をトントンしたりする
  • お腹をくるくる撫でるなど、ベビーマッサージをする
  • 絵本を数冊読む

ママのゆったりリラックスした対応

寝ぐずりが続くとママも疲れてイライラしてくるでしょう。このママのイライラが赤ちゃんに伝わって、余計にぐずぐず泣いてしまう場合があります。

寝ぐずりは、赤ちゃんがうまく眠れるようになれば落ち着きます。それまでの辛抱です。パパと交代したり、赤ちゃんと離れる時間を作ったりしてリフレッシュし、落ち着いて対応するようにしましょう。

赤ちゃんは眠るのもまだ下手!落ち着くまで見守ろう

外の世界に出てきたばかりの赤ちゃんは、最初はおっぱいを飲むのもうまくありませんでした。眠ることもまだ下手なのです。「眠いなら寝ればいいのに」と思いますが、寝ぐずりにうまく対応できる1~2歳頃には落ち着いているものなので、今はゆったりした気持ちで見守りましょう。

「なんで?どうして?」と悩んでばかりではママにストレスが溜まってしまいます。 赤ちゃんを寝かしつけるための環境作りを工夫してり、上記で紹介した対策を行っても、何をしても寝ぐずりしちゃう赤ちゃんはいます。

もちろん個人差はありますが、未だに原因が解明されていないことですから、すっぱり諦めて「今だけだから」と思って、ストレスフリーで赤ちゃんを育ててあげましょう。
寝ぐずりも、「赤ちゃんが眠いと自己主張できるようになった成長の一歩」だと思うと、少し気が楽になるかもしれません。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

この記事に関連した特集ページ