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『【チャイルドシートの選び方】お下がりは危険!?必須チェック10』

失敗しないチャイルドシート選びには、10のポイントチェックが必須!購入前に自分達に合っているものかを再確認しましょう♪

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チャイルドシートの選び方!失敗しないためのチェックポイント10

チャイルドシートはおすわりできない赤ちゃんや、体格が小さい乳幼児を座席に固定して、交通事故の衝撃から守るための大切な道具ですね。また6歳未満の子供を車に乗せる場合には必ず着用させなくてはいけないという、法律上の義務もあります。

とはいえ、ショップに購入に行っても、種類が多すぎて「どれを選べばいいのかわからない!」と感じるママやパパは多いようです。今回はチャイルドシートの重要性を考えながら、新生児、二人目、軽自動車の場合など、様々なケースを想定してのチャイルドシートを選ぶポイントについて紹介していきたいと思います。

購入前に再確認!チャイルドシートの着用基準

道路交通法では、生まれたばかりの0歳児から、6歳の誕生日前日までの子供を車に乗せるときには、車にチャイルドシートを備え付けて、子供に着用させることが義務付けられています
この義務はタクシーやバスなどに乗るときには免除されますが、産院を退院して自宅へ帰るときから発生します。

ですから、チャイルドシートは赤ちゃんが生まれる前から用意をしておかなくてはいけない、出産準備品の一つ!
さらに、生まれたばかりで座ることもできない新生児から、小学校に入るまでの幼児が使うため、体格や身体機能にあわせるためのさまざまな機能がついた、豊富な種類のチャイルドシートが販売されています。

チャイルドシートの基本はこの3つ!

コンビやアップリカ、タカタなどの大手メーカーでは、成長に合わせて形を変えて使えるいくつかのタイプか組み合わさった0歳~7歳まで使えるタイプ、1歳~11歳まで使えるタイプなどの兼用タイプもラインナップされています。

乳幼児用ベビーシート

首のすわっていない乳児を寝かせるベッドタイプのチャイルドシートで、原則後ろ向きに使用します。使用の目安は新生児から生後1歳くらいまでで、体重10kg未満。身長70cm以下の乳児に対応します。

幼児用チャイルドシート

幼児を座らせて使用する座席タイプのチャイルドシートで、前向き、もしくは後ろ向きに取り付けて使用します。使用の目安は1歳から4歳くらいまでで、体重9kgから18kg、身長100cm以下の幼児に対応します。

学童用ジュニアシート

車のシートベルトを着用するために座高を上げる、座席に置くタイプのチャイルドシートです。使用の目安は4歳から11歳くらいまでで、体重15kg以上、身長140cm以下の子どもに対応します。

失敗したくないママ必見!チャイルドシートの選び方7つ

チャイルドシートは子供の命を守るための大切なものですので、購入する際は安物買いで我が子の命を危険に晒さないように注意しましょう。車の規格と合うチャイルドシートかなど、取扱説明書のチェックは必須です。

安全基準をクリアしたものを選ぶ

市販されているものなら安全性に大差はないと思い込んでしまいがちですが、そもそもチャイルドシートの安全基準は製造する国によって違います。現行の安全基準に適合しているチャイルドシートには、「Eマーク」がついていますので、このEマークを確認して購入すると安心ですよ。

チャイルドシートは交通事故の衝撃から、シートベルトで体を固定できない幼児を怪我から守るために備え付ける、大事な道具です。
見た目や値段ではなく、安全性の高さを重視して、大事なお子さんのためにチャイルドシートを選びましょう。

チャイルドシートアセスメントを活用!

国土交通省と自動車事故対策機構では、市販されるチャイルドシートに厳しい安全性能試験を行い、その結果をチャイルドシートアセスメント(注1)として、「優」「良」「普通」「推奨せず」の4段階評価で、サイトにて公開しています!チャイルドシートを選ぶ時の参考にしましょう

車にあったものを選ぶ

買ったチャイルドシートを車に取り付けようとしたら、希望の座席に固定ができないというトラブルは少なくありません。チャイルドシートと車との相性も、チャイルドシート選びの重要なポイント。
チャイルドシートを購入する前には忘れずに、そのチャイルドシートが自分の車に取り付けられるかを、しっかり確認しましょう。

取り付けができない車の説明については、各チャイルドシートの取り扱い説明書に書かれています。また、ショップの店員さんたちはチャイルドシートのプロですから、直接店員さんに確認をする方が早いかもしれませんね。

取り付け位置はどこ?

・体重9㎏未満の乳幼児を乗せる場合には、チャイルドシートを後部席に、後ろ向きに取り付けることが推奨されています
・交通事故の被害が大きい傾向のある前席は避けて、運転席後部がもっともチャイルドシートの取付けに適しているといわれています

安定感の良いものを選ぶ

チャイルドシートの固定方式にはユニバーサルタイプとISOFIXの2種類があります。取り付ける車の型式や車種により、取り付けできるかどうかが変わります。固定方式によって安定感は変わりますので、できるだけ自分の車に合った、グラグラしない安定感のあるチャイルドシートを選ぶようにしましょう

2012年7月以降発売された新車には、ISOFIX(アイソフィックス)対応のチャイルドシートが使用できます。義務化されているため取り付け金具が装備されているはずですが、分からない方は、一度車を買ったディーラーに問い合わせてみましょう。

チャイルドシートの固定方法と特徴

  • ユニバーサルタイプ

2点式、3点式の車のシートベルトを使って固定する方法。どんな車にも取り付けができるが、取り付けには腕力が必要で、ミスユース(取り付けミス)が多い

  • ISOFIX(アイソフィック)

自動車側にジョイントを設け、シートと背もたれの間に専用固定具を差し込んで固定する方法。自動車によっては取り付けることができないが、誰でも簡単に取り付けることができ、ミスユースをほぼ完全に防ぐことができる

4子供の成長を考えて選ぶ

チャイルドシートが子供の成長に合っているかをマメにチェックし、必要であれば買い替えましょう。また、パーツを調節することでサイズを変更できるものもありますので、細かくサイズ変更が出来るものを選ぶと長く使えます

子供はとても成長が早いものです。いつの間にか、ベビーシートの頭や胸の部分がきつくなっていたり、身長が高くなって窮屈になってしまったりすることもあります。また、兼用タイプを買っていない場合は、ベビーシートの適応月齢よりも子供の身長が大きくなっていたり、体格がよくなっていたりする場合がありますので、年齢ではなく成長に合わせることが大切です

チャイルドシート着用は6歳までが義務ですが、チャイルドシート無しで安全にシートベルトを着用できるのは身長140cmです。これは小学5~6年生の平均身長。そのため、長ければ10年以上チャイルドシートが必要であることを理解し、最低でも1回は買い替えが必要だということを考慮して選びましょう。

専用タイプと兼用タイプ、どっちを選ぶ?

  • 専用タイプの特徴

子供の年齢や体重にあっていて、より安全に使えます。しかし使用できる期間が短く、子供の成長にあわせ買い替える回数が多くなります。 

  • 兼用タイプの特徴

比較的長い期間使用できますが。子供の成長段階にあわせて取り付け方法を変える必要があります。

5乗せやすいものを選ぶ

子供のチャイルドシート着脱は意外と面倒!チャイルドシートがあると車内が狭くて動きづらくなります。また子どもはすぐ動くため、なかなか装着できません。これで雨でも降ってくればベルトを装着している間にママはずぶ濡れ。

そういった煩わしさを避けるためにも、ベルトの着脱の良さも重視して、使い勝手の良いチャイルドシートを選びましょう。チャイルドシートによっては座席部分が回転して、子供を乗せる時にはドアの方向を向かせることのできるタイプもあります。こういったタイプだと狭い駐車場に止めても子供の乗り降りがスムーズにできますね。

売り場で実際に操作してみて、使い勝手の良いものを選ぶようにしましょう

洗いやすいものを選ぶ

赤ちゃんが使うチャイルドシートは、汗やよだれで汚れやすいので、いつもキレイにして使いたいですね。汚れているものよりはきれいな状態の物の方が子供の喜んで乗ってくれますので、カバーやクッションが取り外せる、メンテナンスができるものを選ぶことをおススメします。

クッションなども取り外せるタイプの方が掃除は楽ですし、子供が小さなお菓子をこぼしてしまっても衛生的に保てます。

長期的な出費を考えて選ぶ

チャイルドシートは価格の安い物から高額なものまで、ピンからキリまであります。高額な兼用タイプのものを購入して長く使うか、短い期間で何度か買い替えることを考慮して安価なものを選ぶか。どちらが経済的にお得かをよく考えて選ぶといいでしょう。

二人目用のチャイルドシートの選び方

二人目の子供が生まれた時にも、当然チャイルドシートが必要になります。もし上の子供と年齢がそれほど離れておらず、おさがりが使えるのなら、経済的に済みますね。
ただし、注意してもらいたいのは、チャイルドシート本体の耐久性。0歳~4歳までのチャイルドシートが安全なまま使える期間は、製造から約5年間だと言われています。

見た目はしっかりしていても、機能は年々劣化してしまいます。そのため、知り合いからのチャイルドシートのお下がりはあまりおススメできません。製造年代のわからないもの、取扱い説明書の無いものは、お子さんの安全性を考えて避けたほうが無難です。

将来的に何人か子どもを持ちたいと考えている場合は、初めからチャイルドシートを安価な専用シートで選び、年齢や時期によって使いまわしていく方が経済的かもしれません。

耐久年数を確認し、買い替えも考慮して選びましょう

軽自動車で使うチャイルドシートの選び方

小型の軽自動ドア車など、コンパクトな車の場合は、チャイルドシートを選ぶのにも一苦労ですね。車高が低くキャビンが狭い軽自動車の場合は、まず狭い座面に取り付けることができるかどうか、確認することから始めましょう。

チャイルドシートの中でも、「ベビーシート」や「ベビーシート+幼児用シートの兼用タイプ」はサイズも大きめで、社内のスペースをとりがちです。そのため、子供の荷物を置く場所も少なくなりますので、軽自動車ならコンパクトな専用タイプを交換していく方が、子供の世話もしやすく快適なドライブが楽しめますよ。

新生児に使うチャイルドシートの選び方

生まれたばかりの赤ちゃんの頭と首はとってもデリケートなので、新生児には頭部をしっかりホールドできる新生児対応のベビーシートタイプを選びましょう。赤ちゃんの頭部が守り、固定できるようにガイドクッションがついているもので安心です。

新生児の場合は、ベビーシートを後ろ向きに取り付けて使います。同じベビーシートでも進行方向横向きになるタイプもありますが、やはり車内ではスペースをとってしまいがちです。車にどれだけの人間が乗るのかを考えて選ぶのも大切ですね。

チャイルドシートで子供を守ろう!

急速な車社会の普及から、子供が事故の衝撃で座席などにぶつかって怪我を負ったり、車外に飛び出したりしてしまうなどの重大な事故が多発した背景から、日本は2000年4月から欧米から少し遅れて、チャイルドシート着用の義務化に踏み切りました。

子供を守るために導入されたチャイルドシートですが、その着用率は2014年調査で61.9%。全体の約4割のパパやママは、チャイルドシートを使わずに車に子供を乗せているという残念な結果です。

時速40kmの車が衝突すると、身体には体重の30倍以上の力がかかります。つまり体重10㎏の子どもに、一瞬にして300㎏の重さがかかるのです!想像をしてみて下さい。あなたは両手で300㎏、お米30袋を一度に持つことができますか?

事故の衝撃を支えることができるのは、チャイルドシートだけです。ぜひ子供の体にあったチャイルドシートを賢く選んで、正しく装着することで、大事な命を守ってあげてくださいね

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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