ピアノおもちゃで音楽を身近に!赤ちゃんや子供におすすめの13選
ピアノおもちゃを叩いて出る音色に興味を持つことで情操教育になるだけでなく、弾いている時は脳にとっても良い刺激となるため、ピアノおもちゃは乳幼児へのプレゼントにおすすめです。
盲目のピアノスト辻井伸行さんも赤ちゃんの頃からピアノおもちゃを買ってもらい、弾きながら音に親しみ早くから才能の片りんを見せていたことで知られています。
ピアノおもちゃには本格的なピアノのミニチュア版、電子ピアノ・キーボードなどの高機能なもの、キャラクターデザインが人気のものなど多くの商品がありますので、それぞれの特徴を踏まえてお子さんに合うピアノおもちゃを選んであげましょう。
ピアノを習わせたいお子さんにおすすめ!本格的なカワイのピアノおもちゃおすすめ3選
ピアノの国際コンクールの中でも最高峰「フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール」で公認ピアノとなっているピアノメーカーは、「カワイ」「ヤマハ」「スタインウェイ」「ファツィオリ」の4社。そのうちカワイだけがピアノおもちゃを製作販売しています。
将来子供にピアノを習わせたいご家庭におすすめなのは、やっぱりカワイのピアノおもちゃ。
筆者の娘も満1歳の誕生日にカワイのグランドピアノおもちゃを親戚からプレゼントされましたが、ピアノを習ってからはコンクールにも出場し、先生からは「才能あり」のお墨付き。
先生曰く、本物のピアノと電子ピアノではタッチに差がでるそうです。娘は耳も良く、カワイのピアノおもちゃでデビューできた娘はラッキーだったかなと思っています。
グランドピアノ ナチュラル 1144
カワイ
カワイのピアノおもちゃの中でも美しい木目が印象的なのがこちらの木製32鍵ミニグランドピアノ。本物のピアノは88鍵ですので鍵盤の数はおもちゃ規模ですが、カワイならではの正確な音程と、グランドピアノらしい高級感溢れるデザインが魅力です。
鍵盤は、小さな子供の力でも音が出やすい設計。屋根も飾りものではなく、閉じると音量を下げることができます。アルミパイプの音源なので、電池は不要。将来のためにも正確な音程を身につけさせたいという親御さんにおすすめです。
アップライトピアノ 1151(ブラック)
カワイ
カワイならではの、まるで本物のようなアップライトピアノ。32鍵の鍵盤は、ピアニッシモやフォルティッシモなど強弱のコントロールが可能。連打にも対応し、小さな手にもしっかりなじみます。
本物のピアノ同様、音源はアルミパイプなので、当然電池は不要。半永久的に狂わない正確な音程を体でしっかり覚えることができます。
ミニピアノP-25(ローズレッド)
カワイ
カワイのピアノおもちゃの中でも根強い人気を誇る25鍵のミニピアノ。真っ赤な本体が可愛らしい商品です。正確な音程はそのままに、ポリエチレン樹脂製のコンパクトタイプで、安価な値段が魅力。
脚は差込式で、成長に合わせて高さを変えることができ、金属パイプの音源なので電池は不要。正確な音程がほぼ狂わない信頼のロングセラーです。
インテリア性抜群!ミニピアノおもちゃおすすめ2選
子供は好き嫌いがありますので「高価なピアノおもちゃを与えても、遊んでくれなかったらもったいない」と思うご家庭もあるでしょう。そんなご家庭におすすめなのが、ミニピアノおもちゃです。
鍵盤数は少ないのですが生音を楽しめるミニピアノおもちゃやデモ曲が収録されているミニピアノがあり、インテリアとしてもおしゃれさ抜群です。
tiny PIANO(赤)
KORG
楽器メーカー「KORG」が手掛けたピアノおもちゃ。本物のアップライトピアノにそっくりな外観ながら、25の音色と50曲のデモソングを内蔵する電子ピアノです。レッド・ピンク・ブラック・ホワイトからカラーが選べるのも魅力。お部屋のインテリアにもなります。正しい音程と、子供の耳に優しいボリューム設定が楽器メーカーならではのクオリティです。
https://www.yamano-music.co.jp
Mini Piano
Clera
3歳以上の幼児には25鍵盤で2オクターブの音を楽しめるCleraのピアノおもちゃもおすすめです。幼児が弾いても指が届くミニ鍵盤を使用していて、本体も子供がぶつけてもケガをしにくい丸みを帯びたかたちなのが特徴。
鉄琴のような短いキラキラした音色を楽しめ、色はブラック、ピンク、ホワイト、レッドの4色から選べますので、子供部屋やリビングのインテリアの雰囲気と合わせて決めるとよいでしょう。島村楽器にも入荷しますが、数に限りがあるためお早めに。
音を気軽に楽しませたい!おすすめピアノおもちゃ7選
気軽に音楽を楽しませるのにおすすめのピアノおもちゃといえば、やっぱり電子ピアノでしょう。デモ曲やリズムが内臓されていたり、様々な楽器の音や電子音を楽しめるので、シンプルに音楽を楽しめます。
また、本物のグランドピアノは〇百万円しますが、おもちゃのピアノであればグランドピアノに憧れる子供にも手軽に楽しませてあげられます。
デラックスグランドピアノ(白色)
hape
イスまでついているグランドピアノ型の木製ピアノおもちゃ。30鍵盤の電子ピアノで、譜面台もついた白いグランドピアノおもちゃですので、ピアノの雰囲気に憧れる3~5歳の幼児におすすめです。
電子ピアノですので単三電池4本が必要になりますが、ごっこ遊びに夢中になる時期の子供にとってはピアノを好きになれる要素がたっぷりですので、ピアニストの雰囲気を思う存分堪能させてあげられます。
わくわくアニマルミュージックマット
ハック
知育おもちゃとしても人気のシートタイプのピアノおもちゃです。タッチすることで8種の動物の鳴き声と鍵盤音やメロディが楽しめる電子ピアノです。
演奏には不向きかもしれませんが、場所をとらずに気軽に音を楽しむことができるので、小さなお子さんのピアノ玩具としてパパママに人気があります。
森のメロディーメーカー
エド・インター
幼児教室から生まれた木のおもちゃを販売する(株)エド・インターの木のピアノおもちゃ。バチで叩けば鉄琴として、木の鍵盤部分を押せばピアノとして楽しめます。
鍵盤を押すと上の突起が動くため子供は大喜び。色を見て弾ける「ちょうちょう」の楽譜もついているので、初めてのピアノとして楽しみたいお子さんにもおすすめのおもちゃです。
アンパンマン ノリノリおんがくたい キーボードだいすき
ジョイパレット
みんなが大好きなアンパンマンのキーボードです。アンパンマンのマーチなど、一緒に歌える人気の曲が14曲と盛りだくさん。どの鍵盤を押しても音が鳴る、24種類のサウンド機能搭載で、リズム遊びが楽しめます。コンパクトで丈夫な設計。子供でも簡単に持ち運びできます。電源が自動でオフになるので、電池の消耗を抑えられるのも嬉しいポイントです。
p-31ミニピアノ グランドピアノ
BAOLI
鍵盤数が31鍵の歌って弾いて楽しめる電子ピアノおもちゃです。エレガントなデザインと付属のマイクが子供心を掴みます。色は4色から選ぶことができ、大きすぎると思う方は24鍵のミニピアノも選べます。
電源を切り忘れるとエコモードになる省エネ設計のピアノおもちゃで、給電方法も乾電池式と充電式の2種類から選べるところも嬉しい魅力です。
キッズキーボードDX
トイローヤル
キーボーディスト気分で演奏が楽しめる本格キーボード。カラフルな本体と大きなマイクに子供たちも大興奮です。取り外し簡単な専用のスタンドと椅子付きで、年齢に合わせて高さを変えて楽しめます。37の鍵盤があるので、両手を使って少し複雑な演奏も可能。楽器音・リズムパターンなどさまざまな機能を使って、音楽の幅が広がります。
カシオ SA-46
カシオ
楽しい機能満載なお手軽キーボード。なんと、楽しめる音色は100種類!デモ演奏も10曲内蔵されています。内蔵曲を弾いて練習できるメロディーオフ機能付きで、音楽を聴いたり、ピアノの練習をしたりと、幅広く使えます。子供が大好きなボタンがたくさんついているので、楽しくボタンを押しながら、色々な音に触れることができます。
ピアノに興味のない小学生以上の子供におすすめ!おもしろピアノおもちゃ
小学生になってからでもピアノや音楽に興味を持ってもらいたい、大人になってからピアノを楽しみたいという人にご紹介したいのがピアノグローブ。
鍵盤なしで指を動かすだけで音楽を奏でられるので、変わり種のピアノおもちゃとしてお手頃価格で楽しめます。ただしグローブは大人用ですので、手の小さなお子さんのいるご家庭ではパパやママが弾いた音楽で楽しませてあげてください。
Piano Gloves
KIKAR
最後は小さな乳幼児の手には大きすぎるものの、小学生以上の子供やママやパパが弾いて遊ぶと楽しいピアノおもちゃ「ピアノグローブ」。
鍵盤がないので場所をとらず、いつでもどこでも弾けますし、音もピアノだけでなくギター、バイオリン、ドラムなど全8種類。リズムパターンやデモ曲も内臓されているピアノおもちゃです。
ピアノおもちゃはいつから遊べる?
子供に習わせたい習い事の中でも人気のピアノ。先生の話を理解し、一定の時間、椅子に座ってピアノに向き合える集中力が必要なため、一般的には4歳~5歳頃から習い始める子供が多いです。
ピアノおもちゃも、指を細かく動かしてメロディーを奏でられるのは3歳を過ぎてから。そのため、対象年齢が3歳~となっているピアノおもちゃが多いんです。本物のピアノを始める前の練習としても、買ってあげてもいいですね。
しかし、対象年齢は1人で安全に遊ぶことができる年齢の目安。1歳を過ぎて、ママが鳴らすピアノおもちゃに興味を持つようであれば、触れさせても問題ありません。
赤ちゃんだって、おすわりができるなら、ママと一緒に音を出して楽しめます。ただ、加減が分からないと強く叩いて壊してしまったり、持ち上げて怪我をしてしまう危険もありますので、ママが付き添って一緒に遊んであげるといった配慮は必要です。
ピアノおもちゃの選び方
ピアノおもちゃの種類は、大きくわけて2つ。もう少し大きくなったらピアノを習わせたい、単に音楽に親しませたいなど、パパママの目的や希望によっても選び方は変わってきます。子供の年齢や興味の持ち方により、最適なものを選んであげたいですね。それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
本格的なピアノのミニチュア版
いずれはピアノを習わせたいと思っている親御さんに人気のピアノおもちゃ。本格的なピアノのミニチュア版で、楽器メーカーから発売されているものが多く、音程が信頼できるといわれています。
メリットは、音質が本物のピアノに似ており、アップライト・グランドピアノの形をそのままに作られている点です。特にカワイのミニピアノが人気で、音の正確さやデザインの美しさが評判で大人気です。
デメリットは、本格的な分、価格が高いことですが、お子さんの音感を大切にしたい。特別なものを贈りたい。と考える親御さんや祖父母世代にはおすすめです。
キーボートタイプで付属機能があるタイプ
「遊びながら、気軽に音楽に触れさせたい」と思っている親御さんには、付属機能付きのキーボードタイプがおすすめ。音色を選択できたり、自動演奏機能があるため、子供もすぐに興味を持ちます。
最近では、アンパンマンやアナ雪など、可愛らしいキャラクターデザインが子供心をくすぐり、人気の挿入歌が流れるピアノおもちゃもあります。さまざまな楽器の音を学んだり、自動演奏で色々な曲を覚えることができるのも、大きなメリット。価格が安価なのも嬉しいポイントです。
ただし、おもちゃとしての遊び要素が多く、音楽教育としてはどうなの?という面もあります。しかし、音程に関しては、最近では、かなり正確な商品も増えてきています。音楽に親しみ、楽しむという点では、おすすめですよ。
電子キーボートをおもちゃとして与えてもOK
おもちゃではありませんが、最近の電子キーボードは安価な商品もあります。子供も自由に使っていい遊び道具として、こうした電子キーボードを自宅に置いておくのはどうでしょう?ママやパパが演奏できるなら、家族みんなで楽しむこともできます。
赤ちゃんや1~2歳の幼児は鍵盤を押せずに叩いてしまいますが、ある程度分別のつく年齢になってもキーボードを叩く場合は教育的に良くありません。ギターや太鼓など叩いて音を楽しむ子供の楽器おもちゃを手作りしたり購入したりして楽しませてあげるとよいでしょう。