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『お産パッドとは?生理用ナプキンとの違いやいつまで使うか』

お産パッド、産褥パッドとも呼ばれ、産後の悪露の吸収を目的とした製品ですが、生理用ナプキンで代用はできないのでしょうか?お産パッドがナプキンより優れている点、いつまで、何枚くらい必要なのか、出産準備品として購入したいおすすめ商品も解説。

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お産パッドとは?使い方や必要枚数、おすすめサイズや商品も紹介!

病院で案内される入院準備リストの中に必ず入っているお産パッドは、産後ママの必須アイテム。最近では、お産セットを用意してくださる病院もあり、その中にもお産パッドは入っていますが、足りなくなった時のことを考えて、自分でも準備しておいた方が安心です。

お産パッドとはどのような製品なのか、生理用ナプキンとの違い、何枚くらい用意しておくと安心なのか、疑問にお答えします。購入の際のポイントや一緒に使いたい産褥ショーツのメリット、おすすめの商品もご紹介します。出産準備の参考にして下さいね!

お産パッドとは?生理用ナプキンで代用できないの?

お産パッドとは、産後の悪露を吸収し、産後のデリケートな肌を守ってくれる衛生用品です。見た目は、生理用ナプキンを大きくした感じで、生理用ナプキンよりも、厚みがあるのが特徴です。産褥ショーツと合わせて使うことをおすすめします。

お産パッドとは ~ 悪露の時に役立つアイテム

悪露とは、出産後に排出される血が混じった分泌物で、出る量や期間は人それぞれです。出産直後は、色が濃く、量も多いのですが、段々と色が薄くなり量も減ってきます。初めて出産を終えたママは、「こんなに出るの!?」と悪露に驚くかもしれませんが、心配することはありません。出産後、子宮に残ったものが排出され、子宮が回復していくのに必要な生理現象です。

一般的に、4~6週間で悪露の色は薄くなり、なくなりますが、長引くようでしたら、1ヶ月健診などでお医者様に相談すると良いでしょう。

生理用ナプキンとの違い

出産経験がない方は「生理用ナプキンでも代用できるのでは?」と思いがちですが、お産パッドと生理用ナプキンでは、大きさや素材が違います。確かに産後1~2週間以上経過し、悪露の量が減った状態なら、生理用ナプキンでの代用もできますが、産後まもない時期の悪露をしっかり吸収するという点では、断然お産パッドの方が向いているでしょう。不衛生な状態になると、細菌感染の恐れもあります。

一般的に、お産パッドは生理用ナプキンよりも、厚く作られており、慣れないうちはゴワゴワとした感じが気になるかもしれません。しかし、会陰切開(会陰裂傷)の傷が癒えないうちは、生理用ナプキンよりも、ソフトで弾力性のあるお産パッドの方が、痛みを和らげてくれるというメリットもあります。

帝王切開で出産したママも悪露は排出されます。帝王切開の手術直後は、自分の力ではなかなか動くことができません。その際には、看護師さんがお産パッドを産褥ショーツにつけて交換してくれたり、消毒をしてくれたりします。生理用ナプキンより、大きくてやわらかいお産パッドのほうがお世話もしてもらいやすく、体に負担がかかりにくいはずです。

お産パッドは何枚くらい・いつまで必要?

悪露は血液の色がだんだんと薄くなり、一般的に4~6週間くらいで出なくなります。悪露の量が多いのは、産後10日くらいまでです。メーカーによりますが、お産パッドはS・M・Lの3つのサイズがあります。病院で産後セットを用意してくれている場合もありますが、入院中はMとLを合わせて20枚~30枚くらい準備しておくと安心です。悪露の量に合わせて、使うサイズを変えていくと良いでしょう。
足りなくなってきたら、もう1セット買って、調整していきましょう!

お産バッドを購入する際のポイント

お産パッドはデリケートな部分に直接触れるものです。使用する時期に合う大きさのものや肌に優しいものを選びましょう。

時期によってサイズを変えていく

お産パッドは、産後に利用するというイメージが強いかもしれませんが、妊娠後期に用意しておくと、破水が起こった際にも利用できます。出産が近づいてきたら購入し、入院用カバンだけでなく、自宅や普段持ち歩くバッグの中にも入れておきましょう。

妊娠後期と産後間もない時期には、Lサイズのものを用意しておくと安心です。産後の状態を見て、徐々にMサイズ、Sサイズと変更していきましょう。

産後すぐのデリケートな肌や傷に優しい商品

お産パッドは生理ナプキンよりもやわらかく、肌荒れやムレを防ぐように作られています。ガーゼが巻かれているものや、繊維がやわらかく細いものなどさまざまです。
敏感肌の人は、生理用ナプキンではなく、お産パッドを使い、できるだけ肌に優しい商品を選びましょう。

お産パッドの使い方 ~ 産褥ショーツとセットだとより快適に!

お産パッドは衛生面を考慮し、個別包装になっているものが一般的です。生理用のナプキンと同じように、ショーツの内側につけて使用しましょう。お産パッドをつけるのは、生理用ショーツでも問題はありませんが、産褥ショーツは、生理用ショーツよりゆったりしていて、お尻をカバーする範囲も広く、産後の体にストレスがかかりにくくなっています。

入院中は、消毒や検査があるため、パッドをつける部分がマジックテープで開閉できる、全開式の産褥ショーツを数枚準備しておくと、会陰切開の傷を気にしながら、脱ぎ着する必要がないので体が楽です。帝王切開で出産した場合も、しばらく動けないので、全開式の産褥ショーツが役に立ちます。

何が起こるかわからないのが出産です。緊急帝王切開で出産することになる可能性もあります。また、陣痛が長引いた場合にも、産褥ショーツだと子宮口の開きを確認しやすいというメリットもあります。初めて出産する方は、全開式の産褥ショーツを持っていると心強いでしょう。

お産バッドのおすすめ商品を紹介

各メーカーからお肌に優しい素材のものが販売されています。大きさや形、価格などを比較して準備しておきましょう。

ユニチャーム ムーニー お産用ケアパッド

ユニチャーム

産後、普段よりデリケートになっているお肌のことを考え、細かい部分にまで、こだわって作られています。肌に直接触れる部分が少ない構造になっているため、会陰切開の傷とのこすれによる負担が軽減されます。立体ギャザー仕立てで横もれを防ぎ、安心して過ごせます。水分をしっかり吸収してくれる給水ポリマー配合です。

http://www.d-unicharm.jp

お産パッド

ピップ

ピップエレキバンで有名なメーカーのお産パッドです。パッケージに派手さはありませんが、品質にはこだわっていて、日本製。病院や助産院で使っているところも多いそうです。高吸収ポリマーを使用し、スポット吸収で快適な状態を保ちます。

http://www.pip-club.com

ソフラレックス®

株式会社 竹虎

立体的な構造ではなく、シンプルでフラットな形です。こうした形の方が、会陰切開の傷にあたっても、痛みにくいと言われています。高品質の不織布を使用しているため、さらっとした使い心地が保たれます。

https://www.amazon.co.jp

お産用パッドfeel

オオサキメディカル

産後のデリケートなお肌へのダメージを少なくする天然コットン生まれの不織布を使用しています。高吸収ポリマーにより吸収力が高く、逆戻りも防ぎます。帝王切開や会陰切開をして傷がある場合も体への負担がかかりにくく、お世話をしていただく際も使いやすいです。敏感肌の方には、特におすすめですね。

https://store.osakimedical.co.jp

お産パッド シリーズ パッドゴールド

ハクゾウメディカル株式会社

ガーゼを巻いて作られた珍しいお産パッドです。肌触りが良く、「市販の生理用ナプキンにいつもかぶれてしまう」というような方に、特に使ってほしいお産パッドです。ポイント吸収と拡散吸収でしっかり吸収してくれます。

http://www.hakuzo.com

オサンパット ロイヤルタッチ L 5枚入

アメジストマタニティ

Lサイズの大きいお産パッドです。破水してしまった時も使えますので、出産前からLサイズのものは準備しておくことをおすすめします。産後も、悪露の量が多い間はLサイズを使用します。ふんわりと十分な厚みがあり、お肌を守るためやわらかい素材を使用しています。抗菌加工が施され、弱酸性なので、嫌な臭いの発生を防ぎます。

http://www.kenko.com

オサンパット フルーツ ストロベリー S 10枚入

アメジストマタニティ

お産パッドと思えないパッケージですが、産後の悪露をすばやく吸収する高吸収ポリマーを使用し、機能性は確かです。広がりにくく、横もれ逆戻りを防ぎ、産後のデリケートな肌を守ってくれます。ソフトタッチの表面材で通気性もよく、ムレを防いでくれます。ちなみにMサイズはメロンで、Lサイズはレモンです。

http://www.kenko.com

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪