搾乳機の選び方とオススメに関する記事

『搾乳機の手動/電動のメリットと選び方!おすすめ10製品!』

搾乳機は、手絞りよりも楽で効率的に母乳を絞ることができます。手動?電動?レンタル?賢い選び方とオススメ搾乳機を紹介。

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搾乳機は「手動」or「電動」にする?!ママ達の口コミでも人気のおすすめ商品を紹介

赤ちゃんが産まれる前には、こんな便利なグッズがあるなんて思いもしなかったのではないでしょうか?「搾乳機」それはママ達の母乳育児を応援してくれる頼もしい相棒です。

言葉では「母乳育児が一番いい」と、簡単には言えます。しかし、子育てを経験されたママさん達なら痛感してしまいますが、これが本当にムズカシイ…。出ない、出すぎる、張る、飲んでくれない、痛い…母乳育児を続けていく上での試練は、山ほどあります。

場合によっては、搾乳機の使用が、ママの悩みをスッキリと解決する救いの手になることもたくさんあります。
「搾乳機、買おうかな?どうしようかな?」そう考えているママに、搾乳機はどんな時に使うものなのか、使用頻度別にどんなものを購入するのが正解なのか、などについて解説していきます。搾乳機にまつわる疑問やきになっていた事を、全部確認しておきましょう。

搾乳機はこんな子育てのシーンに役立ちます!おすすめしたい使い方

一口に搾乳機といっても、その使い方や目的は、ママによって異なります。具体的な子育てのシーンを通じて、どんな時に搾乳機を利用していくのかについて、確認していきましょう。ママさんにも、母乳育児中に同じようなシーンがあったら、是非搾乳機を使ってみて下さい‼

赤ちゃんと別室の病棟になってしまった時

赤ちゃんが予定よりも早く産まれてしまったり、出産時に何らかのトラブルがあったりした時には、NICUや保育器でしばらく過ごします。赤ちゃんが安静を保てる環境を整えたお部屋で過ごすので、赤ちゃんの状態によっては、すぐにママからの直接哺乳ができない場合もあったりします。

哺乳瓶を使ってママのおっぱいを飲めるなら、搾乳したものを助産師さんが与えてくれます。特に産後2週間くらいの間に出てくる黄色い「初乳」は、免疫成分がふんだんに含まれているスーパードリンクです。ママのおっぱいもカンカンに張っている時期なので、赤ちゃんとママ両方のために搾乳機を利用してみることをおすすめします。

ちなみに、手絞りだと哺乳瓶の底をようやく満たす程度しか絞れなかったという体質の女性でも、搾乳機を利用すると倍以上の量を絞れたりすることもあるようです。効率的に絞りたいなら、搾乳機の使用がオススメです。安全で正しい搾乳の方法を覚えることで、安全に赤ちゃんに母乳を与えられるようになりますよ。

ママにおっぱいトラブルがあったとき

陥没乳頭で悩んでおられるママさんの中には、母乳を哺乳瓶の中に入れてから赤ちゃんに与えるママもいらっしゃいます。手間と時間はその分かかりますが、ママの母乳をあげられるので、赤ちゃんにもママにも優しい方法と言えます。

また、母乳の出が悪いママは、赤ちゃんに授乳した後に、さらに搾乳をして刺激を与えることで、母乳の出がよくなっていきます。毎回の搾乳は大変ですが、おっぱいへの刺激を増やすことになるので、母乳を出すホルモンであるオキシトシンの分泌が増えていきます。搾乳した母乳は、哺乳瓶に入れておけば、そのまま温めて赤ちゃんにあげることができます。出が少ない時の助けにもなりますね。

けれど、毎回手絞りでの搾乳は、腱鞘炎の元です。日々の子育てや、料理・お洗濯などで、疲れが溜まってしまうこともあります。でも搾乳機があれば、赤ちゃんが寝た後に、のんびりしながらでも楽に搾乳することができますよ。

ママに用事があって、直接は母乳を与えられない時

久しぶりに美容院に行く時、友達の結婚式で家をあける時、ママが少しリフレッシュしたい時…赤ちゃんをパパやおじいちゃんおばあちゃんに預ける際には、粉ミルクも便利ですが、ママのおっぱいをあらかじめ冷凍保存しておくという手もあります。

搾乳機を使えば、そこまで手間や時間はかかりません。搾乳したおっぱいは、冷蔵庫では24時間くらい、冷凍庫では1ヶ月くらいの保存が可能です。ママが風邪などで寝込んでしまった時にも、冷凍母乳があれば、パパが代わり保存していた母乳を、赤ちゃんに飲ませてあげる事ができますね。ママの母乳貯金だと思って、気が向いた時にストックしておくと良いでしょう。
早くにお仕事復帰されるママの中には、できれば母乳を続けたいという方もいらっしゃるでしょう。中には、冷凍母乳を受け付けている保育園もありますよ。

乳腺炎などおっぱいに関わるトラブルを防ぐため

おっぱい初心者の新米ママは、ケアや扱いの仕方がよくわからないために、乳腺炎や乳口炎になりがちです。また、おっぱいの構造的にも、2人目3人目を出産された経験のあるママに比べて、乳管や乳腺が十分に開通していないため、詰まりやすくなっています。

部分的にしこりが出来てきたら、赤ちゃんに積極的に吸ってもらうのが一番の方法です。でも飲みがイマイチならば、搾乳機で絞ってみましょう。しこりが出来ている部分をしっかり手で押しながら、溜まった母乳を越し出すように絞ります。体を温めるとより効果がありますので、おっぱいトラブルが起きそうだなと感じたら、お風呂に入ったり、葛根湯を飲んでおくのも効果的です。

搾乳機の「手動」or「電動」どちらか選ぶさいのポイント

搾乳機選びは、まず手動にするか、電動にするかを決めるところから始まります。それを踏まえた上で、レンタルか購入かを考え、商品を絞って考えていきましょう。

手動にするか電動のものにするのかを決める

全体の傾向として、

  • 使う回数が多い
  • 他の育児のためにも、体力を残しておきたい

こういったニーズがあるママは、電動のモノを選ぶことが多いようです。ただ、少々音がうるさいというデメリットはあります。赤ちゃんが寝てから使うのなら、別部屋でできるかどうかもチェックポイントになります。

反対に手動派は、

  • 使う機会が限られている
  • 疲れのピークの時に利用する
  • 自分の力加減で搾乳したい

このようなニーズが聞かれます。使用頻度が低い人、電動の強さが痛いかもしれないと考えるママさん達は、手動を選んでいるようです。

お値段とも相談しながら「レンタル」にするか「購入」するのかを決める

手動搾乳機なら、価格帯も3000円〜5000円程度ですので、殆どの人が新品を購入します。
しかし、電動搾乳機の場合は、物によっては数万円するものも少なくありません。そこで便利なのがレンタルサービスを利用することです。搾乳機は、そう何ヶ月も何年も使うものではありませんし、以降何度も使うものでもありません。おっぱいの出が悪くても、体を温めたり休めたりし、マッサージをすることで、体のバランスなどが良くなって改善していけば、必ずしも搾乳しなければいけない訳でもありません。搾乳機は必ずしも手元に残しておくべき、育児グッズではないので、レンタルでお得に済ますのも良い方法です。
産院で使ってみたものと、同じ商品をレンタルする方もたくさんいらっしゃいますよ。

使った後に消毒をしやすい商品を選ぶ

搾乳機の取り扱いは、哺乳瓶と同じです。赤ちゃんの食べ物に触れるものですから、綺麗に洗浄して、こまめに消毒する必要があります。

購入を検討するときには、洗いやすい構造のものかを確認しておきましょう。部品がシンプルで、組み立てが容易なら、より優秀です。素材によりますが、哺乳瓶と同様に、殆どの製品がレンジでの消毒に対応しております。

ママ達の口コミでも話題のおすすめしたい人気の搾乳機を紹介!

搾乳機は、国内だけでなく海外の製品も人気があります。最近の傾向としては、ピジョンとメデラが人気を二分しているようですが、どれが便利かというのは、使うママによっても全く違いますよね。ここでは、人気のものを中心に様々なものを紹介しますので、比較検討の参考にしてみてくださいね。

おすすめ搾乳機~手動用

電動に比べてやすく購入できる手動の搾乳機は「乳腺炎になりにくい」と助産師さんにおすすめされることもあるため、ママ達の間でも人気のある商品が多いです。

さく乳器 母乳アシスト 手動

ピジョン

手動搾乳機といえばこれ。持っているママの数が圧倒的に多いです。部品は多いのですが、全て丸洗いと消毒ができ、衛生面での心配なく使うことができます。組み立ても、慣れてしまえばそんなに難しくはありません。柔らかくて大きめの搾乳口を当てるだけで準備完了。搾乳準備モードを使うと、搾乳はじめの痛さがありません。ママ達の口コミでの支持率がNo.1の商品です

pigeon

ハーモニー手動 さく乳器

メデラ

ピジョンと並ぶ2大メーカー、スイスのメデラ社の搾乳機は、赤ちゃんの哺乳行動をできるだけ再現した評判の良い商品です。海外製品だけあって、黄色いカラーと文字のフォントがおしゃれです。人間工学に基づいたデザインで、ハンドルの向きも変えられて、左右どちらからも握りやすく、搾乳も痛くないと高評価です。

medela

手動 搾乳機

チュチュ ベビー

リーズナブルなお手頃価格ですので、何か母乳トラブルがあった時のために、お手元においておきたいというママにオススメの商品です。レバーではなくポンプ式のため、実際の感触に近い感じで搾乳することができますね。口コミでは、吸引される力はそんなに強くないそうなので、優しい絞り方を好むママさん向けの商品かもしれません。絞り感が優しいので、直接授乳前のおっぱいのウォーミングアップとして使う方もおります。

ChuChuBaby

ママ さく乳器

カネソン

母乳の保存バッグの代表格、カネソンの搾乳機。3000円でゲットできる手軽さと、本体のコンパクトなサイズ感も魅力的です。手絞り派のママの仕上げ用としても使われています。便利なのは、哺乳瓶だけでなく保存バッグを直接取り付けられるところ。搾乳してそのまま、入れ替えなしで冷凍庫にしまうこともできて、保管ケースまでついているのでお得ですよね。

Kaneson

ジョリー

NUK

ドイツ製哺乳瓶、NUKとのお揃い搾乳機。ママの乳首を再現した哺乳瓶で人気がありますので、NUK愛用者はご指定品かも?!絵柄がとにかくおしゃれで、パーツが少なくてかさばる心配もなくて、お手入れしやすいのも魅力的、見た目にも実用性にも優秀です。おっぱいを包むシリコンカバーが柔らかいので、デリケートなおっぱいをふんわり包み込みこんでくれます。

NUK

さく乳器 ママらくハンドα

Kaneson

カネソンの搾乳機のハンドル式バージョン。すべての部品がレンジ、薬液、煮沸消毒対応で、使いがっての良い商品です。低価格でも、催乳のためのやわらかモード付き、ピジョンやメデラと同じ仕組みを搭載しています。こちらも直接保存バッグを取り付けることができます。付属品の乳首に取り換えることで、哺乳瓶の役目も果たしてくれる優れものです。

Kaneson(ベビーザらス)

おすすめ搾乳機~電動用

さく乳器 母乳アシスト 電動 First Class

ピジョン

信頼のピジョン搾乳機の電動バージョンで、搾乳モード数が多く、静音機能も搭載した満足の商品。メデラの電動と比べれば搾乳スピードはゆっくりめですが、それでも片乳10分程度でしっかり絞ることができます。腱鞘炎で疲れてしまったママが選ぶ安定感のある搾乳機でしょう。搾乳時間も表示できたり、タイマー機能もついているため、ママ達の口コミでも支持を集めております。

pigeon

スイング 電動さく乳器

メデラ

電動搾乳機で最も有名なのが、このメデラ社のスイングです。産院でもよく見かけます。購入の相場は約2万、搾乳機の中で比較的高い価格のため、期間限定の使用としてレンタルもあります。ママの疲れを溜めさせないとの評判もあり、双子の子育てをされているママ達には、人気の商品です。搾乳パワーが強く、最も短時間で楽に絞ることができます。そのうえ吸引モードは9段階調節が可能ですから、他の電動搾乳機が痛かった人も安心です。

medela

さく搾乳器 (電動タイプ)

アンジュ

5000円ほどのお値段で電動の搾乳機が手に入るという事で人気の商品です。目立つ機能はついていませんが、催乳モードがきちんとついており、電源をスタートさせると、マッサージ・搾乳準備・搾乳と自動でモード切り替えをしながら絞ってくれます。吸引力は5段階。部品が少々安っぽいとの口コミもありますが、電動でしかも一通りの機能がついているならお得な感じがしますよね。電池でも動くので出先でも搾乳可能です!

Qoo10

充電式ポータブル電動搾乳器 Obebe(オベベ)

ブレメッド社

イタリア製のオベベは、かゆいところに手が届く機能がたくさん。逆さまを向けても漏れない容器で持ち運びにも便利、おっぱいの圧抜きボタン付きで、搾乳時の「痛い!」を解決します。また、部品パーツはたったの4つでお手入れも非常に簡単です。充電式は、電池の取り替えや、いざ使いたい時に電池がない心配もありません。

F.L.Clover

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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