出産で叫ぶ?!先輩ママが思わず叫んでしまったその内容とは
人は極限状態に置かれると、自分でも思ってみないことを叫んでしまうもの。陣痛という、これまでに経験したことのない痛みを体験したときに、あまりの痛みに叫んでしまったというママは多いようです。
ここで紹介する体験談では、先輩ママ12人が出産中に思わず口走ってしまった心の叫びをご紹介!
「痛いぃぃぃぃ!」とか「無理ーーー!」とか、その時の心情をそのまま言葉にして叫ぶママもいれば、「ごめんなさいーーー!」とか「出て行ってーーー!」など、言った本人が首をひねってしまうような叫び声もありました。
とはいえ、出産中は痛みによってパニックを起こしていることも。痛みのあまりに、周囲の人を怒鳴り散らしてしまっても、きっと許してくれますよ。
本性出ちゃった?出産の痛みも忘れられる妊婦さんの笑える叫び声
旦那に「来ちゃダメーーー!」と絶叫
出産時には、実母が立ち会いました。病院に着いた頃には、まだ笑って話せるぐらいの痛みでしたが、そこからあまり時間が経たないうちに痛さが増してきました。
痛みが来る度に、「いててて・・・」なんて言ってしまっていましたが、酷くなるにつれてさけび声もエスカレートし、「助けてーーー」とか「死ぬーーー」などと人目を気にせず叫んでいました。
主人が駆けつけたのは薄っすらと覚えています。そのときはまだ記憶がありましたが、その後、急に赤ちゃんの呼吸が苦しい状態になり、私の痛みもピークを迎えました。
先生がやばいと思ったのか、無理やり破水させて、分娩室に運ばれました。主人がついてきたのが見えたのですが、血が苦手なので出産には立ち会わないと言っていたのです。
それで、痛みの中で「あんたは来ちゃダメでしょ!!」と何回も叫んだことを覚えています。
母はそれを聞いて、必死に笑いをこらえていたそうです。後から助産師さんからも、「笑いそうだったけど我慢していた」と言われて、ちょっと恥ずかしかったです。
自分の好きなタイミングでいきませて!
一人目の出産の時に意外に痛みに弱い事を知り、分娩の立ち会いを拒否していました。ですので、助産師さんと看護師さんの3人での出産になりました。
痛みはお腹の下だけで、上向きに寝ころぶのが本当に辛かったです。この体位は子供を出産するのに適した姿勢なのだろうかと考えていると、ものすごく泣きたい気分になりました。
助産師さんには、「呼吸はゆっくり!」「今イキはいきまない!」「目を開ける!」「高い声は出さなくていい!」と、私がする事すべてを否定されました。
その方法が一番お産にはいいのかもしれませんが、私は痛くて仕方が無く、「取りあえず全部、ちょっと待って!!!」と助産師さんに向かって叫びました。
すると助産師さんは少し静かになって、「じゃ、好きなタイミングでイキみなさい」と言われました。投げ捨てるような嫌な言い方ではなく、私にゆだねる様な印象の言い方です。
それからは、自分のタイミングで2回に1回いきみ、1回は痛みを乗り越えるというリズムで行いました。いきむ前は必ず、助産師さんに「今回イキみます!」と伝えました。
おかげで、自分のペースで出産する事が出来ました。
痛みのあまりにまさかの懺悔
出産には旦那が立ち合ってくれました。陣痛促進剤で無理やり陣痛の波を作っていたせいで、とにかく痛くて苦しくて・・・。
まるで地獄の修行のように気分になってきて、今まで行った全ての事を神様に懺悔したい気持ちでいっぱいになりました。
叫んだ時の事はあまり覚えていないのですが、産後にビデオを見て、「ごめんなさい、もう2度と子供は産まない!」「ごめんね、一人っ子で!」と叫んでいたのを知りました。
旦那はそんな私をなだめるような感じで、「大丈夫だよー」と腰をさすったり、飲み物を飲ませてくれたり、ウチワであおいでくれたりと、とても献身的でした。
痛みで吐いてしまった際に着替えさせてくれたときは、旦那の優しさを感じました。
叫びすぎて喉が痛くなりました
私の出産の時は旦那が立ち会ってくれました。病院に着いた時はすでに、結構お産が進んでいる状態で、かなり激痛に耐えながら陣痛室へ向かったのを覚えています。
言葉にならない、なんとも言えない痛さにどうすることもできず、「ギャー助けて!」「痛いー!」と何度も叫んでしまいました。
出産が終わった後、とても喉が痛かったので、ものすごい大声で叫んでいたのかもしれません。
とにかく痛くて、旦那の手を力強く握りしめながら叫んでいると、旦那は動揺しながらも優しい声で「大丈夫だよ、俺がついてるよ。頑張って」と励ましてくれていました。
助産師さんは慣れているのか至って冷静でしたが、逆にそれが安心できました。
助産師さんに逆ギレしてしまい…
出産には誰も立ち会いませんでした。陣痛の痛みが最高潮の時に「痛ーい!」と叫んでいましたね。なかなか生まれてくれなかったので、長引いていたし、とても辛かったです。
叫びすぎたせいで、「痛いじゃない!頑張りなさい!」と助産師さんに怒られてしまったのですが、痛みでもうそれどころじゃありません。
思わず「うるさい!痛いんだよ!」と、助産師さんを怒鳴ってしまいました。その時のことはしっかりと覚えています。誰も何も気にしていないようでした。
そして、気づくといつの間にか産まれていました。出産後、冷静になったときに叫んだ助産師さんに謝りました。
すると、「大丈夫よ。妊婦さんにはよくあること。怒鳴られることもあるけどいちいち気にしてたら仕事にならないわ」と言われました。出産って本当に壮絶ですよね。
助産師さんに八つ当たり
初めての出産。夫に立ち会ってもらいました。夫も初めての場面で戸惑いながらも、私の背中をさすってくれ、少し痛みが和らぎました。
しかし、陣痛はどんどんひどくなって、長めの陣痛が来た時は思わずナースコールを押して、来てくださった助産師さんに「痛い!痛い!」と少し切れ気味に叫んでしまいました。
途中から夫には出て行ってもらいました。なんだか申し訳ないのと、恥ずかしさがあったからです。それから、何回も陣痛の波がきました。
隣でもお産をしており、助産師さんは忙しそうで、私は分娩室で1人うなっていました。
痛みで意識が朦朧としていてあまり記憶はありませんが、ナースコールを押して、助産師さんに、「痛いんですけどー!どうすればいいんですかー!?」と叫んでしまいました。
助産師さんは優しく私をなだめてくれました。キレてしまって本当に申し訳なかったです。
とにかく「痛い!」の一言に尽きる
里帰り出産だったため、陣痛が来た時は実家にいました。すでに予定日を一週間ほど超過し、2日後に促進剤を打つ予定でした。
その日はなんとなく、昼間からお腹がギューッとなる感じがしましたが、陣痛には繋がらないかと思っていたら、夜どんどん痛みが増してきて「これが陣痛だ!」と分かりました。
夜中の4時頃病院に行き、旦那さんにも連絡してすぐに来てもらいました。
どのくらいに産まれそうか聞いたらお昼頃と言われ、旦那とまだまだだねと話していたら、どんどん痛くなり2時間後には分娩室へ。
旦那さんに立ち会ってもらうも、あまりの痛さに気にする余裕もなくて、痛い痛いと叫んでいました。
なかなか赤ちゃんも出てこられず吸引分娩になったのですが、その時が一番叫んでいました(汗)。私があまりにも叫ぶので、外で待っていた母は相当心配だったみたいです。
でも生まれてきてくれて、泣き声を聞いた時ホッとして嬉しさがこみ上げてきて、痛かったけれど産んでよかったと心から思いました。
叫ばずにはいられません!
初産と言う事もあり不安だったので、とりあえずまだだろうけど、陣痛が始まって間もなく入院することになりました。夜中だったんですが陣痛室では主人が側にいてくれました。
10分間隔の痛みがくる度に、主人に腰の辺りをさすってもらっていました。5分間隔になっても、子宮口が硬くて開いていないので、歩いた方がいいと看護師さんに言われました。
夜中の病棟を主人と2人でウロウロした後、やっと指3本分開いてきましたよ!って言われてから、パン!と破水しました。主人はそんな私を見て、オドオドしていました。
子宮口全開でやっと分娩台に上がり、「頭が見えてきていますよ」と先生に言われたあたりから、「痛い!痛い!」って叫ばないと我慢出来ないくらい、本当に痛かったです。
でも、産声を聞き、無事に赤ちゃんを見たら、その時の痛みは一瞬で消えてしまいました!
叫び声に旦那がドン引き
我が家の第一子は、前駆陣痛から出産まで丸一日かかって産まれてきました。陣痛促進剤の効果で、徐々にお腹の痛みが増していきました。
一緒にいる夫が色々気遣ってくれたのですが、ありがとうと言う余裕もありませんでした。もちろん、夫は出産にも立ち会ってくれました。
私は、いきむたびの激痛で何だか涙が出てくるし、酸欠で頭は痛いしでボロボロ・・・。「痛い!」と叫んだ以外は、聞き取れないような言葉で何か叫んでいたみたいです。
あまりの痛みに途中からの記憶がないのですが、立ち会ってくれた夫が、「叫んで痛そうだったよ」とちょっと引き気味に言うので、よほどだったんだなと思います。
痛い思いをして産んだ娘も、もうすぐ5歳。今ではよい思い出になっています。
冷静すぎる夫の切り返し
私は初めての出産の際には、夫に立ち合ってもらいました。想像以上の陣痛の痛みにのたうちまわり、やっとで分娩室まで行き、いよいよ出産となるまでが本当に長く感じました。
とにかく痛くて、仰向けに寝るのもつらいほどで、痛みの波が繰り返し襲ってくるのがいつまで続くのか分からないので、気が遠くなりそうでした。
そして、ようやく分娩となった時にはぐったり・・・。痛みの波がきた時に、「もう無理!無理無理!できない!できない!」と叫んでしまいました。
それに対して夫から、「そんなこと言っても、ここまできたらもうやるしかないだろう」と、冷静に切り返されたことは今でもよく覚えています。
周囲にいた先生や看護師さんたちは、いかにも「はいはい」といった感じで、大騒ぎする私たちの言うことを聞き流していました。
産まれる間際に怒られた!
現在2歳になる娘を産んだ時のこと。出産には、主人が立ち会いました。破水スタートで、それから3時間半程で産まれたのですが、陣痛が始まってからが大変でした。
想像していたよりも遥かに痛くて、「いたーい!」を連発しつつ、ずっと唸っていました。
旦那は「がんばれー!」と声を掛けてくれていましたが、「言われなくても頑張ってるわ!」と思いながら、痛みに耐えていました。
最後は痛くて痛くて、思わず「もう無理ーーーー!!」と叫んでしまいました。すると助産師さんが、「何が無理なの?」と冷静に返してきたのです。
更に「無理でも産むしかないから!」と。そこで少し冷静になれて、「赤ちゃんのために最後まで頑張らねば」と思うことができました。
もう痛すぎて、分娩台の上でのことはほぼ覚えていませんが、その会話だけは鮮明に覚えています。
廊下に響き渡る叫び声
主人が立ち会ってくれたのですが、さすってもらっても一向に楽になりませんでした。そのうち痛みの間隔が狭まってきて、強さも増してきました。
後で聞いた話では、このとき、通常の半分以下の時間で、急激にお産が進んでいたそうです。どうりで尋常じゃない痛みだと思いました。
そうこうするうちに、トイレにいきたくなり、陣痛と陣痛のわずかな合間を狙ってトイレへ行ったのですが、そこで高潮の痛みが押し寄せ、トイレに座り込んでしまいました。
慌てて主人がナースコールをしてくれたのですが、内診してみて助産師さんもびっくり!もう生まれそうとのことで、すぐにスタッフが来て、車椅子に乗るように促されました。
私は痛かったことしか覚えていないのですが、主人によれば、その時に「歩ける?」と聞かれて、「無理!ここで産むからいいです!」とずっと叫んでいたとか。
スタッフの方にキッパリと「そんなわけにはいきません!」と言われ、私は抱えあげられるように車椅子に乗せられて、トイレを後にしたそうです。
それから、陣痛室をとばして直接分娩室に行き、何とかお産に間には合いました。