里帰り出産しないで乗り切る:夫婦二人のための完全ガイドと16人の体験談
里帰り出産をするか、しないかで悩んでいる方は多いでしょう。「陣痛が来たらどうしよう」「夫と二人で産前産後の家事や赤ちゃんのお世話を乗り切れるかな」と、実家の両親や義両親の協力なしに乗り越えられるか、色々と心配になるかと思います。特に初産の場合は、産後の自分の体がどれくらい大変になるのか想像がつかず、里帰りなしを選んでいいのか迷う方も多いはずです。
「夫が育休を取れない」「実家が遠方で頼れない」といった事情から、里帰りをしない、またはできないという選択をする家庭も増えています。里帰りなし出産は、決して無謀な選択ではありません。事前の準備と夫婦間の話し合い、外部のサポートをうまく組み合わせれば、ワンオペに近い状態に陥ることなく乗り切っている家庭がたくさんあります。
実際に出産を里帰りせずに迎えたママたちは、どのように大変な時期を乗り越えたのでしょうか。産後の身体の回復を最優先する「産褥期(さんじょくき)」を夫婦二人で乗り越えるための具体的な準備と、里帰りなしを選んだ16人のママたちの体験談をご紹介します。
里帰りなし出産のメリットとデメリット
まずは、里帰りせずに自宅で出産・産後を過ごすことのメリットとデメリットを理解しておきましょう。この選択が、夫婦にとって本当に最善かを考える際の判断材料にしてください。
里帰りしないことの主なメリット
- 夫婦の絆が深まる: 出産直後から夫が育児・家事に積極的に参加することで、新しい家族の生活リズムを夫婦で共有し、育児への意識が高まります。「自分がやらなければ」という当事者意識が芽生えやすいことも特徴です。
- 気疲れがない: 実家や義実家での生活でありがちな、親世代との価値観の違いによるストレスや、気を遣うことによる精神的な疲労を避けることができます。
- 上の子の生活リズムを崩さない: 二人目以降の出産の場合、上の子の幼稚園や学校の生活リズムを崩さずに済みます。転園や長期のお休みを避けられるのは大きな安心材料です。
- 夫婦で生活を確立できる: 退院後すぐに、自分たちのペースで育児や家事の分担を始めることができるため、新しい生活への移行がスムーズです。
里帰りしないことの主なデメリットと注意点
- 産褥期の身体的負担が大きい: 特に初産の場合、身体が回復していない産褥期に、家事と慣れない新生児のお世話を全て自分たちでこなす必要があり、ママの心身の疲労が大きくなりがちです。
- 夫の協力が不可欠: 夫が育児休暇や有給休暇を取得したり、家事を代行したりといった、全面的かつ具体的なサポートがないと乗り切ることが非常に困難になります。夫の勤務先の状況によっては、この協力が得づらいケースもあります。
- 食事の準備が大変: 食材の買い出しや毎日の食事作りが大きな負担となります。宅配サービスや作り置きなどの事前の準備が必須です。
- 相談できる人が近くにいない心細さ: 赤ちゃんのお世話に関する小さな疑問や不安を、その場ですぐに相談できる相手がいないことが、精神的な負担になることがあります。
里帰りなし出産が向いている家庭・向いていない家庭の見分け方
「里帰り出産をしない方がいいのでは」と迷う場合は、メリット・デメリットだけでなく、自分の家庭の状況に当てはめて考えることが大切です。次のような点を確認してみましょう。
里帰りなしが比較的向いているのは、次のような家庭です。
- 夫が出産前後に休暇を取りやすい職場環境である
- 実家・義実家のどちらかが近距離にあり、日帰りでのサポートを頼める
- ファミリーサポートや産後ケアサービスなど、外部の手を借りることに抵抗がない
- 上の子の転園・転校を避けたい、あるいは会社を長期で離れられない事情がある
反対に、次のような場合は里帰りをする、あるいは里帰りしない場合でも特に手厚い準備が必要になります。
- 自宅周辺の医療体制が整っておらず、緊急時に不安が大きい
- 夫の出張や夜勤が多く、産後数週間はほとんど家にいられない
- 頼れる家族も外部サービスもなく、完全に一人で乗り切らなければならない見込みが強い
「絶対に里帰りしない方がいい」「絶対に里帰りした方がいい」という正解はありません。夫婦の状況を洗い出し、足りないサポートをどう埋めるかを具体的に考えることが、後悔しない選択につながります。
里帰りなし出産の成功の鍵:夫婦の準備と外部サポートの活用
里帰りしないことを選んだママたちが共通して乗り越えられた要因は、事前の準備と夫婦間のしっかりしたコミュニケーション、そして外部のサポートを頼ることでした。産前産後を乗り切るための具体的なコツをご紹介します。
1夫と「産褥期の役割分担」を明確にする
里帰りなしで最も重要なのは、出産後の産褥期を「ママが身体を休ませる期間」と定め、夫が家事と育児の大部分を担うという意識を共有することです。医学的には、出産後に体が妊娠前の状態へ戻っていくまでの期間はおおよそ6~8週間とされ、この期間を「産褥期」と呼びます。個人差はありますが、この間に無理をして動き回ると、体の回復が遅れてしまうことがあるといわれています。
料理、洗濯、掃除といった具体的な家事の項目ごとに、誰が、いつ、どこまで担当するのかを事前に話し合い、リスト化しておきましょう。たとえば「産後2週間は料理と洗濯を夫が担当し、ママは授乳とオムツ替えに専念する」「3週目以降は体調に合わせて少しずつママも家事に戻る」といったように、期間ごとの目安を決めておくと、いざ産後に体調が思わしくないときも「今は休んでいい期間」だと夫婦で納得しやすくなります。
話し合いの場では「〇〇は私がやるから、△△をお願いできる?」と具体的に伝えるのがポイントです。「適当に手伝って」では夫も何をすべきか分からず、結局ママが指示を出し続けることになり、精神的な負担が増えてしまいます。
つまずきやすいのは、産前に決めた分担が産後の実際の忙しさに合わず崩れてしまうケースです。赤ちゃんの生活リズムが安定しない時期は、決めたとおりに進まないことも多いもの。1週間ごとに「これは大変だったから変えよう」と分担を見直す機会を作っておくと、無理な体制を続けずに済みます。
2食事準備の負担を減らす「宅配・作り置き」を徹底する
産後、最も負担になる家事の一つが毎日の食事準備です。体験談にもあるように、ネットスーパーの活用、冷凍保存できる惣菜やおにぎりの作り置き、食材宅配サービス(ミールキット含む)、冷凍弁当などの宅食サービスを積極的に利用しましょう。割高に感じるかもしれませんが、産褥期に無理をして体調を崩すリスクを考えれば、「お金で時間を買う」という考え方が重要です。
具体的には、妊娠後期の体調が落ち着いている時期に、カレーや煮込み料理、おにぎり、ハンバーグなどを多めに作って小分け冷凍しておく方法がよく使われています。夫が「今日は何がある?」と聞いて冷凍庫から出して温めるだけで済むようにしておけば、夫が単身で家事を担う日でも食事の質を落とさずに済みます。
つまずきやすいのは、冷凍作り置きだけに頼ろうとして、産前の限られた時間に作りすぎようと無理をしてしまうことです。全部を手作りで揃えなくても、宅食サービスや惣菜も選択肢に入れ、「産前に作るのは半分、残りは頼る」くらいの気持ちで準備しておくと、負担が偏りません。
3自治体・民間の「産後サポート」を事前に調べる
ファミリーサポート(地域の相互援助活動)や、産後ケアサービス(産後ドゥーラ)、自治体の家事育児支援サービスなど、公的・民間のサポート制度を妊娠中に調べて登録しておきましょう。特に二人目以降の出産で上の子の世話が必要な場合や、夫のサポートが得にくい場合は、これらの外部サポートに頼ることが非常に大切です。
こども家庭庁が推進する産後ケア事業は、出産後1年以内の母子を対象に、心身のケアや育児サポートを行う制度です。宿泊型・日帰り型・訪問型などのサービス形態があり、実施する市区町村やサービス形態によって利用料や利用可能な日数は異なります。こども家庭庁によると、2023年4月以降は所得にかかわらず利用しやすくなっており、住んでいる自治体の子育て世代包括支援センターや保健センターに相談すると、対象や手続きを教えてもらえます。
ファミリー・サポート・センター事業は、乳幼児や小学生等の子どもを育てる家庭を対象に、預かりの援助を受けたい人と行いたい人を地域でマッチングする仕組みです。ワンオペで動けないときに、上の子の送迎や短時間の預かりを頼める先として登録しておくと安心感が大きく変わります。利用料は実施する市区町村によって異なるため、早めに窓口へ確認しておきましょう。
民間の産後ドゥーラは、出産後の母親の心身のケアや家事・育児のサポートを専門的に行う職業です。自治体の制度だけでは手が足りない部分を、料金はかかっても手厚くサポートしてもらいたい場合の選択肢になります。
4陣痛が来たときの備えをしておく
里帰りをしない場合、日中に夫が仕事で不在のときに一人で陣痛が来る可能性も十分にあります。あらかじめ、産院までの移動手段を複数用意しておくと安心です。多くの地域では、陣痛が来た妊婦を優先的に産院まで送迎してくれるタクシーサービスが利用でき、妊娠後期のうちに登録しておくと、いざというときに落ち着いて行動できます。
また、上の子がいる場合は、急な預け先の確保も忘れずに準備しておきたいポイントです。近所の友人や、前述のファミリーサポート、一時保育などを事前にリストアップし、電話一本で頼める状態にしておくと、夫が到着するまでの間もあわてずに済みます。夫にも、連絡が来たらどう動くか(何を持って、どこに向かうか)を具体的にシミュレーションしておいてもらうと、当日の混乱を減らせます。
5実家の親に来てもらう場合の期間・住まいの工夫
里帰りはしないけれど、実母や義母に自宅まで来て手伝ってもらうという選択をする家庭も少なくありません。体験談の中にも、実母やお姑さんに来てもらって助けられたというケースが複数あります。この場合、「どのくらいの期間来てもらうか」と「どこに泊まってもらうか」の2点を早めに決めておくと、後のトラブルを防げます。
期間の目安としては、産後の身体が最も大変な最初の1~2週間に合わせて、数日から2週間程度来てもらうケースが多く見られます。1か月近く長期で来てもらう家庭もありますが、期間が長くなるほど、親自身の体調や自宅の用事との調整、住居スペースの問題が出やすくなります。「まずは10日間、様子を見て必要なら延長する」というように、最初から長期間を確定させず、途中で見直せる形にしておくと、双方にとって無理がありません。
住まいの工夫としては、自宅に十分な部屋数がない場合、親に近隣のホテルやウィークリーマンションに泊まってもらい、日中だけ手伝いに来てもらう形にする家庭もあります。「毎日顔を合わせ続けるのは気疲れするけれど、日中のサポートは必要」という場合、この方法は夫婦のプライベートな時間を保ちながらサポートを受けられる現実的な選択肢です。滞在費用はかかりますが、気を遣い合うストレスを減らせることを考えれば、検討する価値があります。
また、「何を、いつまでお願いするか」を事前に伝えておくことも大切です。「食事の準備だけお願いしたい」「赤ちゃんのお世話は基本的に自分たちでやりたいので、家事だけ手伝ってほしい」など、頼みたいことと自分たちでやりたいことをはっきり伝えておくと、良かれと思って先回りしてくれる親とのすれ違いを防げます。
6夫が育休や有給を取れない場合の乗り切り方
「夫の会社では育休を取る雰囲気がない」「そもそも有給が少ない」という事情から、里帰りなしに踏み切れないと感じる家庭もあるでしょう。まとまった休みが取れない場合でも、乗り切り方はいくつかあります。
まず、出産予定日の前後だけでも数日の休暇を確保できないか、早い段階で職場に相談してみましょう。全期間の休みが無理でも、出産直後の数日間だけ休めれば、入院中の対応や退院直後の一番大変な時期を支えられます。休みが難しい会社でも、時差勤務やテレワークを一時的に認めてもらえないか相談してみる価値はあります。
まとまった休みが取れない分は、「夫が家にいる時間帯にできることを最大化する」という考え方に切り替えるのも一つの方法です。朝の出勤前に洗濯機を回す、帰宅後の1時間は必ず赤ちゃんを見て休憩時間を作る、休日はまとめて作り置きをするなど、平日と休日で役割を分けて考えると、限られた時間でも協力の実感を持ちやすくなります。
夫がどうしても動けない時間帯を埋めるために、ファミリーサポートや家事代行、産後ケアサービスといった外部サポートの比重を高めに見積もっておくことも大切です。「夫が休めない分は、外部サービスでカバーする」と割り切って準備しておくと、当日になって慌てずに済みます。
Q 出産にむけて里帰りしなかった理由は?夫と乗り越えたコツは?
実際に出産を里帰りなしで迎えた16人のママたちの具体的な体験談を見てみましょう。初産と二人目以降の出産では、乗り越え方に違いがあることがわかります。
Aネットスーパーに助けられました!
私は、実家から車で約1時間半の街で結婚生活を送っています。産前産後は、里帰りをせずに、結婚しているアパートで過ごしました。里帰りしなかった理由は、実家には父しかいないので、あまり手伝ってくれる人がいないと考えたからです。
産後は、食材の買い出しに苦労しましたが、インターネットスーパーなどを上手に使って乗り切りました。産後少し経てば、自分でスーパーマーケットにも行けるようになり、少し余裕も出てきました。ネットスーパーは、産褥期の食糧確保に非常に便利でした。
A一緒にいてくれた旦那に感謝☆
私が今住んでいる場所は、実家から車で約2時間ほどかかります。初めての出産で不安もありましたので、一時は里帰り出産も考えていましたが、実家の近くの産婦人科を探し回る中で、受け入れがない所や料金が高くかかるなどの問題があり、諦めることにしました。
実家にお世話になれない分、夫にかなりサポートしてもらいました。出産前に少し入院することになったのですが、仕事帰りに毎日通ってくれました。私の陣痛が始まった頃すぐに駆けつけてくれましたよ。産後も毎日子供を見に来てくれてとても嬉しかったです。何か特別なことをしてくれたわけではないですが、一緒にいてくれただけでも不安が少し和らぎました。
A近くに住む夫の実家がサポート
私たち夫婦には3人の子供がいます。暮らす家は夫の実家の近くにあり、私の実家には飛行機や電車を乗り継がなければならないほど離れています。1人目の時は結婚したばかりで、初めての出産ということもあって里帰りをしました。
それから数年、夫と義母と私の3人の家族経営で会社を切り盛りしており、二人目出産の時は会社や家族をおいて、私だけ実家でのんびり出産というわけにもいきませんでした。医療機関などもあまり整っていない土地での出産は大変不安なものがありましたが、幸い義母との関係も良好でしたし、近所に住む義姉家族の支えもあって大きな問題もなく産むことができました。産後も夫の家族に充分サポートをしてもらい、ストレスなく産前産後を過ごすことができたと思います。
A海外での高齢出産成功は夫と母のお蔭です
海外在住です。海外での高齢出産、しかも初めてのお産と言う事で、心配事は山ほどありました。本当は日本に帰って安心した環境で産みたかったのですが、彼がお仕事を長期休むこともできず、「妊娠期間・産まれてからの貴重な時間」を離れ離れで過ごすのも夫婦間・赤ちゃんにとっても良くないのでは、という話し合いの結果、里帰りしない方向になりました。
勿論彼も随分協力してくれましたし、私の母親も来てくれ、多少の不安はありましたが、無事出産することができました。色々と大変でしたが、貴重な時間を家族で一緒に過ごすことができ、この決断で良かったと確信しています!
A里帰りしなかった理由
うちには3人の子供がいます。1人目、2人目の時は里帰りをしました。しかし3人目の時には里帰りはしませんでした。というよりも、上の子たちがすでにそれぞれ小学校と幼稚園に通っていたため、その子たちの生活を第一に考え、里帰りできませんでした。
主人には出産当日に仕事を早退してもらい、その後の私の入院中には休みを取ってもらい、幼稚園の送り迎えなどもしてもらいました。産前には特に何もしてもらいませんでしたが、私が家事をしているときは、積極的に赤ちゃんに関わってもらうようにしました。
Aファミリーサポートに頼めばよかった…
私が里帰りしなかった理由は、実家が片親で実母は料理も家事もあまり得意ではなく、私と赤ちゃんのお世話は無理だと思ったからです。夫の実家も飛行機や新幹線を乗り継ぎ7時間のところでしたので、ファミリーサポートを頼もうと思いましたが、夫は「俺がやるから大丈夫」と言うので任せました。
ところが夫は家事がろくにできず、食事は毎食コンビニ弁当、洗濯も山のように溜まり、結局母乳だったこともあり、買い出し以外の家事を自分でやりました。その結果すっかり体調を崩してしまい、しばらく安静に過ごさざるを得ないほど、産褥期の回復に半年かかりました。2人目の時はお姑さんが1か月来てくれたおかげで、産後の回復も早くとっても楽でした。以来ファミリーサポートの方に頻繁にお願いしていますが、子育てのベテランなのでとても頼りになりますよ。
A主人のサポートのお蔭です♪
私には二人の子供がいます。第一子の出産の時には里帰りしたのですが、二人目の時は第一子が幼稚園に通っていたので、長期の欠席をさせたくなかったこと、二人目ということで多少育児にも慣れて自信もあったことなどの理由があって里帰り出産せずに頑張りました。
主人が第一子のことを積極的に面倒見てくれたので、自分の体と家事程度で負担が軽減されたこともあり無事出産できました。産後も主人が比較的色々な面でサポートしてくれたので、それほど苦に感じることなく大変な時期を乗り越えられたと思います。
A夫としっかり意思確認をしておく
私が里帰りをしなかった理由は、実母との折り合いがあまり良くなかったからです。元々あまり考えも合わないうえ、私は几帳面で妊娠中栄養などを気にしていましたが、お酒が大好きで料理嫌いな母には産前産後の大切な時期、自分や子供について頼れないと思いました。
夫とはあらかじめきちんと話し合いをして、2人で乗り切ることは決めていました。夫の会社は外国人が多く、家族のための休暇は比較的取りやすいこともとても有難かったです。夫には頻繁に感謝を伝えていましたので、とてもやる気を出してくれました。平日は私が頑張り、休日は夫が頑張る形で一番辛い時期を2人で乗り越えました。
A外国で出産したため
私が里帰り出産しなかったのは、国際結婚して夫の国に嫁いでいたからです。正直里帰りしたかったですが、私は妊婦であると同時に大学生でもあり、まだ最後の学期が残っていたので、帰るに帰れませんでした。悪阻がきつかったことや夫が海外赴任中であったこともあり、最初はかなり心細かったですが、病院の定期検診なども仲の良いクラスメートが付き添ってくれたりして、どうにか周りの支えで乗り越えました。
義理の両親にも本当に助けられました。産前よく会って話を聞いてくれたり、入院中にフルーツや私の好物を作って持ってきてくれたり。夫は出産時には帰国していたので、立会い出産でしたが、今でも夫なしでは産めなかったんじゃないかと思うくらい、精神的に支えてくれました。
Aなんとかなる
長男の時は10日間ほど里帰りしましたが、母は料理が苦手で、お昼ご飯は毎日ほっともっとのお弁当でした。次男の時も同じぐらいの期間、里帰りすることになっていましたが、内心とても憂鬱でした。次男が生まれ、1週間ほど入院している間、あまり手がかからない子だとわかり、思い切って里帰りしないことにしました。
当時2歳の長男がいましたが、買い物は宅配で済ませていましたし、どうしても足りないものは主人が会社帰りに買ってきてくれたので、外に出る必要はありませんでした。「なんとかなる」という気持ちで負担を軽減しました。
Aずっと妊婦検診で通っている病院で産みたかった
私が里帰り出産しなかった理由は、ずっと妊婦検診でかかっていた病院が、施設もしっかりしていて、どんな妊婦さんでも断らないという大きなところだったので、信頼している病院で産みたかったからです。あと私自身が結婚する前から一人暮らしで、実両親とは10年以上離れて生活していたので、たまに実家に帰ってもお客さん状態で、あまり落ち着けなくなっていたのもあります。
出産後は実母が1ヶ月ほど、手伝いに来てくれる予定ではありましたが、すぐに実母が風邪をひいてしまい、1週間ほどで実家に帰ってしまいました。実母に1週間しかいてもらえなかったのは辛かったです。実母が帰ってから、夫に家事をお願いしたら、積極的にしてくれるようになりました。新生児期のお世話に慣れない時期を乗り越えることができたのは、夫の家事の協力のおかげです。
A近所にある主人の実家と主人のサポートが、乗り切れたカギでした!
今、兵庫に住んでいます。実家は熊本で、遠方のため、里帰り出産は考えませんでした。長距離の移動が首もすわっていない赤ちゃんには大変ですし、両親ともに仕事をしていますので、日中は一人で見ることになり、里帰りをしてもあまりメリットがありませんでした。
主人の実家は車で20分ほどの距離なので、長男の時には、毎日世話をしに来てくれていました。次男の時は、実家に居座らせてもらい、長男の相手をしてもらっていたので、すごく助かりました。育児に協力的な主人なので、お風呂も入れてくれるし、抱っこもしてくれるし、ミルクもあげてもらえてと感謝しっぱなしでした。
A産前の冷凍保存や宅配食が役立ちますよ
私が里帰り出産しなかったのは、実家が遠くて飛行機の距離だったうえに母親も高齢で頼りたいけど頼れなかったからです。そのため、最初から夫と2人でがんばろうと話していました。
産後は家事をするどころではなさそうだったので、産前にお惣菜やおにぎりを作ってできるだけ冷凍しておきました。また、割高ですが宅食も頼みました。夫が休みのときには赤ちゃんを見てもらって掃除や日持ちするお惣菜作りをしました。毎日のコロコロでの掃除や簡単なお風呂掃除などは夫にお願いしました。やはり夫がきちんと協力してくれたから産前産後を乗り越えられたと思います。
A旦那の義父母が頼りになった
私の親は祖父母と暮らし、母は介護をしながら働いていたため頼れませんでした。また、私の実家は汽車で4時間の所なので、いざ出産の時は旦那が一緒に立ち会えなかったし、精神面でも旦那がいた方が励みになったので里帰りにしませんでした。
旦那の実家は車で20分の近場にあり、専業で仕事も持っていなかったのでとても頼りやすかったです。お兄さんの子供の面倒も全て義父母が見ていて、経験もあるし全てが安心して任せられました。子供が生まれてからは旦那は仕事の量をセーブしてくれて一緒に育ててくれました。私が夜中起きると旦那も気になるのか起きてくれて交代したりと助けてくれて、すごく心強く、乗り越えられたのは旦那の頑張りだと思います。
A里帰り出産をしなくて良かったこと
私が里帰り出産をしなかった理由は二つあり、母親のことをあまり好きではなく頼りたくなかったことと、夫と2人で子育てをしたかったことです。母親は週に1回程度うちに来てはいましたが、一定の距離を保つことができたことで、出産前より関係性が良くなりました。
また夫も出産直後から育児に参加をしていたため、子供の世話はなんでも出来、私が気分転換に外出することも出来ます。また夫と子供の関係性も良く、毎日仲良く遊んでいます。夫には毎日感謝の気持ちを伝えるようにし、また不安に思うことなどは小さなことでも1人で悩まず夫に相談するようにし、コミュニケーションをしっかり取るようにしています。
A旦那の協力のお陰で乗り越えられました
私も旦那も共に両親が現役ということで、里帰り出産という選択肢はもともとありませんでした。出産後周りが両親や義両親から育児について口出しされたり、何度も孫に会いに来て困っているという話を聞いて、余計な気をつかわずに自分達の好きなように出来るという点では里帰りできなくて良かったのかなとも思います。
旦那は朝早く帰りも遅いのですが、それでも夜中に疲れきって我が子の泣き声にも気づかず、寝ている私を起こしてくれたり、代わりにオムツだけ替えてくれたり、どうしても私が起きない時は抱っこで寝かしつけるということをしてくれたので、本当に助かっていました。何も言わなくても育児の本を読んだり周りから聞いたりして、何でも自分からやろうとしてくれたので本当に助かりました。
16人の体験談から見えた、里帰りなし出産を乗り切る4つのパターン
ここまでの体験談を振り返ると、里帰りなし出産を乗り切った方法は大きく4つのパターンに分けられます。自分の家庭がどのパターンに近いかを考えると、必要な準備が見えやすくなります。
パターン1 夫婦二人の協力で乗り切るタイプ
夫が休暇を取ったり、家事・育児に積極的に関わったりすることで乗り切るタイプです。まなまなさん、こたろうさん、あやぴょんさんのように、夫との事前の話し合いと感謝の伝え合いを大切にしている点が共通しています。夫の勤務先が休暇を取りやすい環境にある家庭や、夫婦二人の生活を大事にしたい家庭に向いています。
パターン2 近くに住む義実家や親族に頼るタイプ
わんころさん、マリン03さん、黒白ぱんださん、ゆらくさんのように、近距離に住む義実家や親族のサポートを受けて乗り切るタイプです。義実家との関係が良好で、近距離に住んでいる場合に選びやすい方法です。日中の預か



