離婚の養育費受け取り事情7に関する記事

離婚の養育費ちゃんと貰ってる?いくら貰ってる?体験談7

離婚の養育費ちゃんと貰ってる?いくら貰ってる?体験談7

離婚時の養育費は親同士で取り決めることなので親のものという感覚がありますが、実は子供の権利なのです。

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離婚後の養育費きちんと毎月貰っている?

夫婦が離婚をするとき、様々な問題を抱えていることも多く養育費の取り決め等についておろそかにしてしまう夫婦も少なくありません。親同士で取り決め支払って受け取ることが多いため、意外ときちんとその役割を把握されておらず、慰謝料や財産分与などと同じような「お金」として扱ってしまいがちな養育費ですが、実は離婚後の養育費は子供の権利。離婚後も子供の生活を守るという親から子への義務であるのです。

あなたは、離婚後養育費きちんと支払っていますか?または受け取っていますか?今回はそんな質問を7人のママに投げかけてみました。事情も様々ですが、比較してみることで養育費の取り決めがどれほど大切なことかが見えてくるかもしれません。

Q離婚後は養育費ちゃんともらってる?いくらもらってる?

離婚の原因によっては別れた夫から養育費をあまりもらえないと考えて泣き寝入りする女性もいますが、他の家庭の養育費を知ると子供の将来を考えて責任を果たしてもらおうと強気になれます。

生活保持義務としてしっかり遂行

愛情が足りずに夫婦の溝が広がる若い夫婦

choco
40代前半

A離婚後の養育費ちゃんと決めてよかった

離婚して4か月、現在毎月養育費は6万円もらっています。子供は1歳7か月の男の子です。養育費が決まるまでは大変でした。ずるずる長引いたわけではないですが、暴言を吐かれたり、慰謝料請求すると言われたり、心が折れそうになりました。でも、これは子供のためのお金なので泣き寝入りするわけにはいかないと思い必死で調べ、無料相談に電話してアドバイスをもらったりしました。裁判所が出している慰謝料の算定表なるものを発見しそれをもとに話し合いをしましたが、私の収入が0円での取り決めは変だとか、俺だって年収が下がるかもしれないとか、未来のわからないことを持ち出して抵抗してきたり、泣き落としをしてきたり。

それでも、表に示されてる範囲の最低ラインはもらえるように主張しなんとか合意を得られました。それだけごねたんだからいつ払わなくなるかもしれないと不安も覚えたので、専門家の助言通り公正証書を作成することにも同意させました。自分一人ならあきらめていたかもしれませんが、子供の将来がかかっているのでがんばれました。

ようこ
30代前半

A毎月子供の養育費しっかり貰ってます

私は現在33歳、2年前の31歳の時に5年間の結婚生活を終えました。離婚に関してはお互い合意の元であったために裁判などもなく円満離婚という形です。そのため公正証書等はありません。我が家には現在小学2年になる息子と保育園年長の娘がいるのですが、離婚後はずっと子供たちの養育費として毎月20万円を指定口座に振り込んでもらっています。

一人10万円の養育費×2で20万円ということもありますが、別れた当時の主人の手取り給料が月額40万円であったために、一人暮らしを始める際に半分の20万円は欲しいという元主人の意向に従ったということもあります。家をまるまる譲り受けられたので養育費20万円でも何とか子供たちに不自由なく生活できています。これにプラスし文書で子供たちが大学に入学する際には別途入学金や授業料等の援助も約束されていますが、これは大分先の話ですし、その時元主人がどうなっているのか分からないので、あまり期待はしていません。

いろんな事情で養育費をもらっていない人

夫婦の離婚危機を救った赤ちゃんの手

みみみほ
30代後半

A調停離婚で養育費決まったのに

調停離婚した時に養育費は月に5万円と決定しました。子供は離婚時、小4でひとりっ子です。離婚後の養育費は初回は期日にきちんと振込まれていました。それから3ヶ月はきちんと期日に振込まれていました。安心して養育費を家計の足しにしていました。ですが、4ヶ月目の振込がなく電話をしましたが使われていませんとなりました。そこで、会社に電話を入れましたが、退職しましたと言われました。住んでいたマンションにも行きましたが、もぬけの殻でした。何をどうするにもどこにいるのかわからない状況でどうすることもできなくなりました。

職場もやめて引越して、そこまでして養育費を払いたくなかったのでしょう。きちんと公正証書を作成していれば、こんなことにはならなかったのでしょうか?払いたくないからここまでした人間は、どうやっても払わないでしょう。一括で養育費をもらえばよかったと思っています。養育費をもらう予定だったから離婚したのに、こんな仕打ちをされるなんて悲しすぎます。子供が1番可哀想です。

離婚相談に訪れた夫にカウンセリングをする女性

テスト
30代後半アラフォー

A養育費は全くもらっていません!

離婚後養育費は全くもらっていません。ゼロです。経済的なことが離婚理由の大部分で、元夫の収入が少なく、アテにしていませんでした。元夫は離婚したくはなかったのですが、私の気持ちを尊重し離婚に同意してくれました。息子と引き離し、あげくお金も取るのはさすがに気が引けた、というのもあります。夫はいくら位が相場なのか周りに相談したようですが、私は不要と断りました。

もし気持ちがあるのであれば、進学などの折に息子自身にお祝いでもあげて欲しいと伝えました。実際、離婚後しばらくして元夫は失業して半年ほど無職だったため、養育費どころではなく、逆にお金を貸してあげたことが何度かあります。(今現在、分割で返済してもらっています。)ただし、息子が生まれて間もないころから入っている学資保険だけは、元夫が払い続けているようです。養育費だけで何万ももらっている方の話をきくとうらやましい気もしますが、元夫はアテにせず自分で育てようと決心しての離婚だったので、私は今の状況で満足しています。

レイ
30歳

A減額からの0へ

離婚した時に、正式な公正証書等は作成してませんが直筆での文書に印鑑等を押してもらい、子供一人分の月3万円で取り決めをしました。離婚後2年程で私は再婚しましたが、その後もしばらくは3万ずつ貰っていました。が、元旦那にも彼女ができ同棲するからという理由で1万減額。その数年後、独立して自営業でやっていくから生活がきつくなるという理由でなくしてくれと言われ今は貰っていません。こちらが再婚しても子供が20歳になるまで払うという取り決めは元旦那の都合によりなくなりました。

毎月払うよりも会った時に直接何か買ってあげたり小遣いあげたいからと言ってましたが、そもそもたまにしか会ってませんし会う度3万も使いません。こちらが再婚すれば法的には養育費を払う権利がなくなるのかもしれませんが、あまりに一方的な理由すぎてあきれます。一応再婚後もある程度の期間何も言わずくれていたので無しにするという話はのみましたが。やはり何か腑に落ちませんね。

相手が自営業だと分が悪い?

夫婦仲を心配して助けてくれた義両親と家族

おーちゃん
30代半ば

A自営業の場合は注意が必要

離婚の時、子供は1歳の娘がひとりいました。養育費は月に3万円の口約束でした。離婚直後に、一括で30万円もらいましたが、それ以降は一切もらっていません。何度か催促の連絡をしましたが、電話にも出ません。知人からきいた話によると、元旦那はもともと自営業だったのですが、私と離婚した後に会社の業績が悪化して、倒産して自己破産したそうです。その為、養育費を払えないことには納得しました。

また、知り合いにきいたところ、公正証書を作成しても相手が会社員で定期的に決まったお金をお給料として受け取っていれば、支払われなかったときに給料の差し押さえができるらしいのですが、自営業の場合はいくら公正証書で養育費の金額を決めても、お給料として決まった口座に入金されることがないので、もらえる可能性の方が低いといわれました。結局ないところからはとれないそうです。また、自営業の場合は言い逃れがしやすいそうです。結局あきらめ、もう何年ももらっていません。

お互いの本音を言い合い絆が深まった夫婦

モア
35歳

A高額の養育費をすぐに値下げ、3年で不払いに。

当時5歳と1歳の子供がおり、どうしても離婚したいという彼に、子供一人に付き11万、二人で22万を成人するまで毎月末に振り込むという条件で離婚に合意しました。しかし、きちんと支払ってくれたのは最初の2か月だけ。下の子はまだ乳児で、仕事をすぐに見つけられない無職の私に「消しゴム一つにもすべて領収書を付けて、全額の使い道を全て報告しろ」「子供の養育費だ。お前は一銭も使うな」とほぼ嫌がらせの様な事を言い、「報告したくないなら、一人3万に値下げしろ。」とすぐに、弁護士を通して、値下げ交渉をしてきました。私は精神的にかなり滅入っていたため、値下げに合意し、3か月目からは毎月6万円を月末に振り込んでくれていました。

それから3年後、私が再婚をすることになり、再婚をしたその月にすぐに前の夫から連絡があり、自身の事業の低迷を理由に「振り込みはしばらく待って欲しい。お金ができたら必ず支払う」と言ってきました。それ以降、一切の連絡はありません。お互いのために公正証書は作成しましたが、『ない袖は振れぬ』と言われるように、相手にお金がないなら、あまり意味がないように感じました。公正証書を使って、相手の財産を差し押さえる等が出来なくもないですが、争うことで前の夫と拘ることの方が今の家族にとって精神的な負担になるためやっておりません。それでも、再婚するまでの3年間、毎月6万円の養育費は本当に助かりました。

離婚後の養育費の増額(減額)も可能です!

養育費に納得がいっていない場合や離婚時にきちんと取り決めをしていなかった場合でも、諦めるにはまだ少し早いかも知れません。離婚後も事情が変わったりなどして取り決めを変更することがあるのですが、将来の養育費の取り決めは離婚後でも請求ができる事項!
もし、養育費をもらっていない等納得のいかないことがあるのなら、無料の法律相談窓口などを利用して相談してみると良いかも知れませんね。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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