転勤族との結婚は幸せ?心構えは?成功させるための5つの秘訣
人生最大の決断ともいえる結婚。結婚をする前の女性は色々と悩むと思いますが、お相手の男性が転勤族だと人一倍悩むことも多いですね。
今回は転勤族との結婚を考えている方・転勤族と結婚したばかりの方向けに、転勤族との結婚における心構えと楽しく結婚生活を送るための秘訣をご紹介します。転勤族と結婚された先輩女性達の貴重な体験談もご紹介していますよ。転勤族との結婚はつらいことばかりではありません。楽しく過ごされている方も沢山いますので、あまり後ろ向きにならないでくださいね!
転勤族との結婚は幸せ?妻達のご意見とは
「転勤族と結婚して、果たして私は幸せになれるのかな?」そんな疑問を持つ結婚前の女性も多いことでしょう。転勤族の先輩妻達は、実際のところどうなのでしょう?体験談をご紹介します。ただし、あくまでも他の人の体験ですので、転勤族との結婚が成功するかどうかはあなた次第ということをお忘れなく!
転勤族と結婚して幸せ?
転勤族の妻は幸せなのでしょうか?「子供が生まれると子連れの転勤は大変そう」というイメージもありますね。ただ、一カ所で生活していても、長い結婚生活の中では困難なこともあります。転勤族の妻たちが感じる転勤族と結婚して良かったことを見ていきましょう。実際に転勤族との結婚生活のイメージができていると、結婚後戸惑うことも少ないですよ。
<転勤族と結婚して幸せと感じること>
- 転勤のお陰で夫婦の絆が強くなった
- 色々な地方に友人ができた
- リタイア後、昔住んでいた土地を訪れるのが楽しい
- 子供が早く自立した
各地にいる友人が私の財産
夫の転勤で子供が中学生になるまで地方を転々としました。夫の会社の方には単身赴任を選ぶ方も多かったですが、我が家は子供が小さいうちはついて行くと決めていました。知らない土地に行く前は不安も大きいですが、私はそれぞれの土地で友人に恵まれ、尊敬できるママに出会うことができました。
今でも年賀状を見ては、全国各地にいる子供の友人たちの成長を感じ、当時のことが思い出されて懐かしさがこみ上げてきます。私は産まれて結婚するまで同じ土地に住んでいたので、夫と結婚しなければこのような経験が出来なかったと幸せに思っています。
転勤族との結婚を決めたタイミングは?
転勤族は、一般的に2~4年間隔で転勤することが多いです。転勤族との結婚は、仕事の都合を見ながらになりますので、タイミングも重要。実際に結婚した女性達は、どのようなタイミングで結婚を決められたのか、事例をご紹介します。
コレ!というタイミングを逃してしまうと、お相手との関係性も変わってきてしまうこともありますので、タイミングには気をつけたいですね。
私はコレで転勤族との結婚を決めました!
- 夫の海外赴任のタイミング
- 転勤が決まり遠距離恋愛より結婚を選んだ
- 自分の30歳の誕生日を期に(次の転勤を待つと遅くなるため)
- 転勤族の先輩妻から「転勤族との結婚はよい」と後押しされた
結婚は自分一人ではできませんが、やはり自分なりのタイミングってありますよね。転勤が結婚を決めるよいきっかけになることもありますよ。
とんとん拍子に話が…
主人が勤めている会社の海外事業所で急に欠員ができ、主人が赴任することになりました。当時、私は27歳で付き合って2年目。結婚はもう少し先かなと思っていたのですが、「赴任したらいつ日本に戻って来るかわからない」と言われ、急遽結婚を決めました。
結婚から赴任までバタバタでよく覚えていません。その後、3年で日本に戻り日本国内の転勤も経験しました。初めに大変な海外赴任を経験したので、お陰で国内の転勤はそれほど大変に感じませんでした。
転勤族との結婚は反対された?
転勤族との結婚は、妻や子供に負担がかかると思われる傾向にあるので、転勤族との結婚を両親や周りの方に反対される女性も多くいます。転勤により自分の娘を苦労させたくないという親心や、娘が遠くに行ってしまうことによるご両親の寂しさもよくわかりますよね。転勤族との結婚を決めた女性が周囲からどのような反応をされたのか、ご紹介していきます。
<反対された派>
- 親も転勤族で苦労してきたので、同じ苦労はさせたくないと反対された
- 一人娘なので遠くに行くことを反対された
- 仕事を辞めて専業主婦になることを反対された
<賛成された派>
- 転勤は問題にならず相手の人柄を気に入って賛成された
- ずっと同じ土地しかしらなかったので、良い経験になると賛成された
仕事を辞めることに反対されました
私が就職した時は就職氷河期で、とても苦労して正社員の仕事を得ました。転勤族の夫と結婚を決めた時に、両親からは「あんなに苦労して就いた仕事を辞めるのか?」と反対されました。確かに一度専業主婦になると正社員として再就職するのは難しいため、私も仕事を辞めることに少し迷いはありましたが、結婚して地方に行き子供にも恵まれたため、当時の決断は間違ってなかったと思っています。
転勤族との結婚を後悔しがちなポイント
転勤族と結婚した女性は、どのようなことに苦労されているのでしょうか?転勤族の妻たちが結婚を後悔してしまいがちなポイントをご紹介していきます。結婚前から子供がいる生活を想像するのは難しいかもしれませんが、子供が生まれると頼れる実家も側にないため、共働きも難しくなってしまいます。
ただし、結婚する前からマイナスのことばかり考えていては、楽しいはずの結婚生活も楽しくなくなってしまいます。前向きな姿勢で転勤族との結婚生活を想像してみることも大切ですよ。
- 共働きがしづらい(妻は仕事をなんでも変えないといけない)
- 転勤先で夫の仕事が忙しく独りぼっちになった
- 転勤した土地に慣れるのが大変で新婚時代をゆっくり過ごせなかった
- 親が病気の時に面倒を見てあげられなかった
子供がいれば違ったのでしょうが…。
転勤族の夫と結婚して13年。初めはすぐに子供が出来ると思っていたのですが、結局子供ができないまま今に至ります。子供がいないと、転勤先でも地域に馴染むきっかけがなく、寂しい思いをしています。
子供がいれば子供がきっかけで友人を作ることもできたと思います。2~3年で転勤するので、不妊治療をしたくても病院探しから始めないといけないので、なかなかゆっくりと治療できず、年齢的にもそろそろ諦める時期かなと思っています。転勤がなければ、落ち着いて治療できなのかなと後悔しています。
転勤族の結婚式
転勤族と結婚する場合には、まず結婚式の場所選びから頭を悩まさなければいけませんよね。結婚式は、新郎新婦だけでなく、お互いの両親の意向もあるので難しいです。一生に一度きりの結婚式ですので、それぞれが納得できるような結婚式になるように、よく話し合って決め、後悔することのないように、準備をしたいですね。こちらでは、遠方の友人に参列してもらう時のマナーに関する注意点と、転勤族の結婚式に多い事例をご紹介します。
列席してもらう友人を遠方に呼ぶときは?
転勤族との結婚の場合、遠方の友人に式に参列してもらうことも多いです。参列してもらう交通費や宿泊費など、どのような配慮をすればよいか悩む人も多いでしょう。結婚式のマナーを欠くような不手際により、友人との関係にヒビが入ることのないようにしたいですね。転勤族と結婚された皆さんが、友人の参列にどのような対応をされているのかをご紹介します。
- お車代は一律1万円。宿泊費は全額負担しました。かなり費用が掛かるので友人の数を絞りました。
- 新幹線のチケットを購入して招待客に送付しました。回数券を購入したので安く済みました。
- 交通費と宿泊費を負担してもらいましたが、ご祝儀は辞退しました。
交通費や宿泊費をどれだけ負担できるか出来ないかを、招待状を送る前に招待客に伝えておきましょう!費用がかかり過ぎると、出席したくてもできないケースがあることを心得て対応しましょうね
転勤族の結婚式に多いケース
転勤族が結婚式を行う場合、場所選びから悩んでしまう人が多いですよね。現在の勤務地やどちらかの出身地など、色々な事情を考慮して場所選びをする必要があります。結婚式は準備が大変ですので、自宅から遠い場所で結婚式を行う場合は、打ち合わせなどに行く交通費や時間も考慮しなければなりません。
- 現在の勤務地で結婚式を行った
- お互いの両親・親族が参列しやすいように、交通の便のよい勤務地近くの大都市で行った
- 結婚式の準備は殆ど女性が行うので、新婦の実家近くで行った
- 結婚式は現在の勤務地で行い、2次会のようなものを友人が多い土地で行った
- 適当な場所が思い当たらず、海外挙式にした
転勤族との結婚への心構え
転勤族との結婚を考えているあなたが、結婚前に心得ておくべき転勤族との結婚の心構えをご紹介します。何ごとに関しても心構えがあるのとないのとでは、かなり違ってきますよね。新婚のあなた、急に夫が転勤族になったあなたも、転勤による引っ越しは妻への負担がやはり大きいですので、妻としても心構えをしましょう。
転勤前後の夫は、家にいる時間が少なくなります。これは、仕事の引継ぎや送別会、歓迎会なので、いつも以上に仕事が忙しくなり、当然引っ越しに伴う事務手続きや引っ越し準備などは、妻の担当になります。また、子供が生まれると更に幼稚園や学校の転園手続きや、慣れない環境ですごす子供へのフォローなども必要になります。転勤族の妻は、他の奥さん以上に夫や家族をサポートする役割が求められることを覚悟しておいてくださいね。
また、子供ができた場合、子供が大きくなってから単身赴任に切り替える場合が多くなります。将来、夫と離れて自分一人で子育てをする可能性があることも頭に入れておいてくださいね。
転勤族との結婚を成功させるための5つの秘訣
転勤族との結婚を成功させるためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?転勤族との結婚を成功させるための秘訣を5つご紹介します。初めから100%幸せが保証されている結婚なんてどこにもありません。相手が転勤族だからといって必要以上に心配しないで、ポジティブな気持ちで新婚生活を過ごしてくださいね。
1旦那さんに自立してもらう
転勤族の場合、里帰り出産や親の病気などで妻が長期に家を空ける機会があります。そういう時に備えて、新婚当初から旦那さんには身の回りのことや簡単な家事は自分でできるようにしておいてもらいましょう。将来子供が大きくなったら単身赴任になる可能性もありますので、旦那さんの自立を促すことはいざ単身赴任になってから旦那さんが困らないようにするためでもありますよ。
結婚生活は初めが肝心!初めから自立した旦那さんになってもらえるように、奥さんは頑張ってくださいね。
2物を増やさない
転勤族は転勤の辞令がでたら短期間で引っ越しの準備をしなければならないので、家の物は増やさないように心がけることが大切。また、転勤する土地の住宅事情により住む家の広さも変わってきます。あまり大きな家財道具を揃えると、次の家で入らなかったりすることもありますので、大きな家具は必要最低限にしましょう。
冷蔵庫や洗濯機のサイズに特に注意してください!新しい家に入らないと買い替えることになるので、出費がかさみますよ
3旦那さんと共通の趣味をもつ
新しい土地に行くと、初めは知り合いがいなので旦那さんと二人で過ごすことが多くなります。二人の生活を楽しめるように旦那さんと共通の趣味をもつようにするとよいですよ。ドライブ・ショッピング・食べ歩きなど、どこに行ってもできるような趣味があると、きっとどこに住んでも楽しい休日が過ごせるでしょう。もちろん、インドア派のカップルなら自宅で映画鑑賞なども良いですね。
4車の免許は取得しておきましょう
首都圏や大都市にいると車より電車の方が便利ですが、地方都市での生活には車が欠かせません。旦那さんを毎日最寄り駅まで送迎しなければならない可能性も出てきます。車の免許を持っていないという方は、結婚前に免許を取得しておくことをおすすめします。
特に、子供が生まれると病院通いや習い事の送迎など、車を必要とする機会がグーンと増えますよ。免許をこれからとる場合は、子供が出来るまでに車の運転に慣れておきましょうね。
5自分から新しい友人を作る努力をする
知らない土地に早く慣れるためには、自分から新しい場所に飛び込んでいくことが必要です。子供ができると子供の幼稚園や学校の友達のママ友など交際範囲が広がりますが、夫婦二人だけの時は、中々知り合いを作るきっかけがありませんよね。地域の行事に参加したり、習い事などを初めたりして、新しい土地で早く友人ができるように努力してみましょう。