俺は病気?妻が好きすぎて辛い夫に多い8つの特徴&対処法
男同士の間では、「結婚は人生の墓場」なんて言い方をすることもありますが、内心「そんなことはない!結婚しても妻が大好きだ」と思っている男性も…。そういった男性は悩みがないわけではなく、むしろ妻への愛情が暴走して思いをコントロールしきれずに行動がエスカレート。妻に嫌われてしまうというお悩みを抱えていることが多いのです。
男性・女性に限らず、パートナーに強い愛情を持つことは素晴らしいことですが、やっぱり自分本位で愛情を押し付けていると、大事な相手からの信頼や愛情を失うことになってしまうので、気を付けたいですね。今回は妻が好き過ぎる男性に焦点をあてながら、妻を愛してやまない夫のつらい気持ちを克服する対処法をご紹介していきます。
【妻が好きすぎて辛い夫】8つの特徴と妻の本音
結婚して家族になった後、急に亭主関白になってみたり、妻に「釣った魚にエサはやらない」とばかりにぞんざいな扱いをしてしまったりする男性の話はよく聞きますね。それとは全く正反対の、妻が好きすぎて困る夫にはどんな特徴があるのでしょうか?そして、夫の行動への妻の本音とは…。あなたはいくつ当てはまる?
1仕事から帰宅すると妻にべったり
「日中は仕事があるため妻から離れることができけど、仕事が終わって帰宅したら、今日あったことや思ったこと、感じたことの全てを妻に話してわかってもらいたい」という、母親代わりを妻に求める男性は意外に多いですよね。妻が好きすぎる夫には、特にそんな特徴を持つ人が多いです。
それに対し、夕方以降の妻は家事や育児にいそがしく、しつこくついてくる旦那に「ちょっとは離れてよ!」と内心思っていることも多いようです。
2いつも見ていたい
「家の中でも外ででも、いつでも愛する妻を見ていたい…」と、妻が大好きな旦那は心からそう思っていることが多いです。そのため、ちょっと妻の姿が見えないだけでも不安で「どこにいるの?」なんて家の中を探してみたり、後にくっついてきてジーッと妻を見ていたり…。
妻は気が休まらずに「ちょっと向こうの部屋を掃除してくるから」などと、予防策をとらなくてはいけないことがしばしばあり、「疲れるなぁ」とうっとうしく感じていることもあります。
3なんでも褒めたい
妻が好きすぎて妻を尊敬するあまり、妻が何をしても賛辞したくなってしまうという特徴がある夫もいます。決して料理が上手ではないのに、妻が作った料理は「美味しい」とベタ褒めで、妻の気持ちを良くすることに余念がありませんが、妻としては何をしても評価が変わらないので「張り合いがないわ…」と物足りなさを感じてしまうようです。
また、妻の前だけで言っているならまだしも、妻の自慢を他人にベラベラする夫もいて、「普通のことなのに…。なんで自慢するの?みっともないからやめて!」と恥ずかしい思いをしている妻もいます。
4いつでも肌に接触をしていたい
ボディタッチはラブラブな関係の証ですから、妻が大好きな男性はいつでも妻の手を握ったり、肌に触れたりしていたがります。確かに好きな人の体温を感じていることは、心地よく、室内犬なども座っている飼い主の側に寄ってきて、どこか一か所をピタッとくっつけたがりますよね。
けれど女性は男性より現実的で、家事や子供の世話など優先してやりたいことも多いので、常に夫にくっ付いていられると「正直、暑苦しい!」と思うことも多いようです。また、すれ違いざまに突然タッチしてくる旦那も多く、「いい加減にして!」と妻は本気でイライラすることもあります。夫婦であっても、妻は夫の所有物ではありませんので、妻は節度をもって接して欲しいのです。
5電話やメールでいつでも繋がりたい
妻が大好きな夫はとてもマメで、仕事から帰る時はいつも帰るコールをし、何か買ってくるものはないかと配慮を忘れないという優しい特徴を持った人が多いです。ところが、一旦連絡がつかなくなると、非常に不安になってしまうというため、束縛に走るという面も…。
メールやラインをしても返事が返ってこないと、しつこくメールやLINEを繰り返したり、居場所を聞き出そうと何度もスマホや自宅に電話したり…。大量の着信履歴やメッセージが「旦那、旦那、旦那…」となっていた時、それを知った妻はドン引き。
6やたらと心配性
妻が好き過ぎる夫は、妻の笑顔を見ることが一番大事なので妻の健康面には非常に気を配る傾向があります。ちょっとでも顔色が悪かったり食欲がなかったりと、心配してあれやこれやと世話を焼きたがるので、周りから見て「良い夫」という評価は高いです。
ところが当の妻は、「これぐらい大丈夫なのに…」という不満と、不自由さを抱えこんでしまうことも多いようです。
7独占欲が強い
妻が好き過ぎる夫は、当然「妻を誰にもとられたくない」という思いが強いです。妻が男性のいる環境に行くと浮気を心配したり、妻がちょっとよそを向いているだけで、激しい嫉妬を覚えたりします。妻には嫌われたくないので、激しい嫉妬心を直接ぶつけることはありませんが、中には産後の再就職を断固拒否する夫も…。
また、自分の息子が妻にくっついているだけでも、「俺とどっちが大事?」なんてことをいいだしたり、自分と妻だけおそろいの物を使って、子供は別の物にしたりなど、あまりにも大人げないことをするので、妻としては「子供みたい…」とあきれることも多いようです。
8妻の持ち物まで愛しい
妻が好き過ぎる旦那は妻の持ち物まで愛しいので、妻の服や持ち物、妻との思い出などまでとても大切にしてくれます。また、自分の実家の両親や兄弟はいい加減に扱うのに、妻の両親や兄弟、親戚をとても大切にしてくれるなどの行動も特徴的です。
そのため、親戚関係のお付き合いは円満で、そういった面では妻から見ても文句なしの旦那だという良い評価を得られます。
妻が好きすぎる!もしかして俺って病気?
「妻を愛することは夫として当然のこと」と分かっていても、あまりに度を越しているという自覚があると、自分でも「俺、大丈夫か?」「病気なのかなぁ」なんて不安に思ってしまう男性もいるようです。
最近はストーカーやDVなど、恋愛感情をベースにした犯罪も大きく取りざたされていますよね。妻への愛情がエスカレートして自分自身に不安を持ってしまう男性は、次のような行動をしがちです。
- 妻が他の男にとられる気がして、再就職を妨害してしまう
- 妻が好きすぎて、子供に全く愛情が湧かない
- 家族写真をみても、子供よりも妻に目が行く
- 妻につきまといすぎて、嫌な顔をされているけど我慢できない
- 妻とLINEをしている奴は、女でも許せない
- 女性を見ると、「妻の方がキレイ」とつぶやいてしまう
こうやって書き出してみると、確かにマズイ人と紙一重のような気もしてしまいますよね。でも、自分で不安に思っているということは、自分自身の感情をきちんと把握して、コントロールできている証拠です。
DVや依存症のように、妻や周りの人を不安に貶めているわけでなければ、通常の恋愛感情と大きな差はありません!
妻はそんな夫の愛情表現を理解して受け止めたり、実は好み愛情表現であったりすることも…。また、産後クライシス等、出産による体調変化で、妻自身苦しくあなたの助けを求めていても得られず、逆に甘えられることが負担で冷たい態度をとっている状態かもしれません。引き続き妻の気持ちを考えながら、自分の感情を上手にコントロールしていきましょうね。
妻が好きすぎる夫との心温まる話
実際に妻が好きすぎる男性は、妻とどのようなラブラブ関係を築いているのでしょうか?二人の生活の一部を除いてみましょう。
母になった妻もキレイです
妻とは交際期間2年を経て、昨年結婚しました。妻はいわゆるシングルマザーで、両親からは結婚を反対されたのですが、私がベタ惚れで口説き落として結婚。半年ほど前に娘を授かり、出産をしたことをきっかけに私の実家とも和解して、5歳になる前夫の娘と一緒に家族4人で仲良く暮らしています。
妻は私より2歳年上で出産経験もありましたが、今回の出産の時、私が妻に付き添っていたくて、入院してから出産まで3日間病院でサポートしました。妻からは「これは女の闘いだから」と分娩室に入ることは断られましたが、直前までマッサージなどを行い、出産を通して夫婦の絆は深まったと思います。
よく「出産後の夫は子供ばかりをかまう」という不満を持つ女性が多いと聞きますが、私としては子供を産んでくれた妻の方に感謝する気持ちで一杯なので、娘のおもちゃよりも、妻のために花を買ったり、デザートを買ってきたりともてなしています。
理想の夫婦です
私の姉夫婦の話ですが、結婚10年も過ぎるのに、義兄が姉をものすごく大事にしていてラブラブです。義兄は建築家なのですが、姉のために自宅を設計し、その時に夫婦二人でゆっくりくつろげるように専用のベランダを作り、夕食後は夫婦二人で、ベランダでゆっくりコーヒーを飲むことを習慣にしています。
姉夫婦のところには成人した娘が2人いるのですが、小さな頃から食後のコーヒーだけは夫婦2人なんだそうですよ。姉曰く、育児の悩みなどはそういった夫婦二人の時間に話をしてきたそうで、「いい歳して、バカみたいでしょ」なんて言いつつも、幸せそうです。ウチの旦那には言えないのですが、義兄は私にとって理想の夫像です。
妻を好きすぎて失敗!残念な夫
妻や周りの女性をうっとりとさせるほど妻を愛する旦那もいれば、妻をドン引きさせてしまう旦那もいますね。なかには自分の子供よりも子供を生んでくれた妻が好きで、子供をほったらかして妻を追いかけ回してしまい、妻に嫌われたなんてケースも…。ドン引き体験談で、自分の行動を見直してみて下さいね。
やっちまいました…
正直言いまして、自分の子供よりも、嫁の方が可愛いと思っています。携帯電話の待ち受けは嫁と2歳になる長男が一緒に写っている写真を使っていますが、出張の時などにお休みのキスをするのは、嫁の写っている部分です。
俺は特に息子に嫉妬するということはありませんが、「できるだけ子供だけじゃなく自分も見て欲しい」と常々嫁に言っていて、嫁もまあ了承してくれるのですが、先日嫁が長男にご飯を食べさせている時に、空いた手を俺が握っているとことをお姑さんに見られてしまい、嫁にとても怒られました…。親の前では恥ずかしかったようです。それ以来、嫁が子供を優先にして、手をつないでくれなくなってしまいました。
子供の将来より妻の笑顔が大切すぎて失敗
私の妻はとても素晴らしい女性です。私は妻をとても尊敬しています。妻のような女性が私と結婚してくれたことにとても感謝しています。ところが妻は、子供を産んで母親になってから、怒る回数がとても増え、逆に笑顔が減ってしまいました。
私は帰宅後してから寝るまで、出来るだけ妻の笑顔を見続けたかったので、もちろん子育てでも妻を手伝い、入浴、授乳、寝かしつけ、遊び、食事などなんでもしましたが、次第に妻から「子供が悪いことをしたらきちんと注意して!」と怒られるようになりました。けれど私にとってはあまり気になる事はなく注意せずにいると、妻は子供を怒る回数がさらに増え、妻の顔から笑顔が消えてしまいました。
そのため、妻が子供を怒っても常に「まあ、あまり怒るのはよくないよ」などと言うようになり、妻に「子供が可愛くないの?将来のためにきちんとしつけするのは親の愛情だよ?」と言われても、内心あまり注意する意欲が持てず、言われた時だけ注意するということをしていました。
すると、子供が幼稚園や小学校で問題を起こすようになり、妻は呼び出されて「ご家庭でどのように接しているのですか?注意などはされていないのですか?」と言われるようになり、最近は怒るより泣くことが増えてしまい、ストレスで体調も崩してしまいました。自分が妻しか見ていなかったことで、大好きな妻を苦しめることになってしまったことを、今はとても反省しています。
妻と子供どちらが好き?海外と日本の事情
海外で「妻と子供が一緒におぼれていたら、どちらを助けるか」という質問をすると、「子供はまた作れるから、妻を助ける」と答える男性が多いという話を聞いたことはありますか?日本では「子供」と答える人が多い傾向があるそうですが、妻が好きすぎる男性にとっては、少し残酷な問いかけかもしれませんね。
妻を大事にするか、子供を大事にするかは究極の選択ですが、答えが一つと決まっているわけではありません。子供を大切に思っていても、その子供を産んでくれたのも大好きな妻。子供の存在が、より妻を愛する動機となっているでしょう。
けれど、夫が妻を好きすぎて子供の育て方や接し方を間違えると、子供によって大好きな妻が傷つくという未来に繋がることもあります。女性は母親になると子供に深い愛情を抱きますので、夫としては寂しいかもしれませんが、妻は子供を大切にする夫をより深く愛する傾向があることを忘れてはいけません。欧米人の夫は、日本人の夫より育児や家事を行う時間が多いことも心にとめておきましょうね。
妻を好きすぎて辛い夫がすべき5つの対処
「なんだかこのまま妻が自分と一緒にいてくれるのか不安だ」と思ったり悩んだりする男性は、自分の態度の中に見直すべき点があるのかもしれません。妻が好きすぎてつらい夫と妻が、今後も幸せに人生を歩んでいける夫がすべき対策を5つご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
1妻の幸せを優先させて考える
夫に愛されることは女性の人生に不可欠なものですが、残念ながら夫の愛だけで女性は幸せにはなれません。妻にとっては旦那も子供も、仕事も自分の友人・知人も、みんな大事な存在です。過剰な独占欲や嫉妬で、妻が大切にしていることを奪わないように、自分の感情よりも妻の幸せを優先させて物事を考えていきましょう。
2妻につながる家族を大事にする
女性の人生において、血を分けた子供や両親、兄弟は自分の分身ともいえる存在です。愛する旦那に自分の大切な子供を大事にしてもらえなければ、妻は自分も大事にされていないと感じてしまいます。自分としては妻が一番好きだと思っていても妻は納得しません。妻のために、妻に繋がる子供や家族も大事にするように心掛けましょう。
3妻を尊重する
恋愛感情がエスカレートすると、自分の気持ちを素直に受け入れてくれる妻を自分の所有物と勘違いしてしまいがちですが、妻は自分とは違う意志を持った別個の人間です。恋愛はお互いを尊敬したり信頼したりする気持ちが無くては成り立ちません。妻の意見やしたいことは最大限尊重し、人として失礼な行動は慎みましょう。
4妻に感謝の気持ちを持つ
「妻が好きすぎて、こんな自分がヤバイ…」と思っているのなら、そんな自分になんだかんだ言いつつも付き合ってくれる妻に、心からの感謝の気持ちを持ちましょう。人から愛されることは決して楽なことばかりではなく、ある程度妥協をしていかないと相手にあわせてはいけません。自分が妻を好きで幸せなのは、妻も努力をしている結果だということを、しっかり自覚しておくことが大切です。
5妻に甘えすぎない
どんなに妻が自分を受け入れてくれるといっても、調子に乗って甘えすぎてしまうと、妻への負担が増えてしまいます。家族を持った大人である自覚を持って、妻へ甘えすぎるのをやめましょう。妻の好意にばかり依存してしまうと、妻に結婚したことを後悔されてしまいますので、自分ものわがままを聞いてあげる度量の広さを見せましょう。
妻が好きすぎる自分に自信を持ちましょう
妻が好きすぎて仕方ない。それはステキなことですが、そのすべてを妻が受け入れてくれるとは限りません。夫婦になるということは、全く別々の環境で育った男女が妥協をしないながら共に暮らし、新しい家族を作っていくということなのです。
「好きだ、寂しい」などという気持を妻に押し付け、妻も新婚の頃は受け入れられても、子供ができるなどの環境の変化があった場合に、それまで同様に夫の気持ちを受け入れていけるとは限りません。そういった妻の環境や心の変化と柔軟に向き合い、受け止められてこそ本物の愛情だと言うことを忘れず、そうして妻を大切にする自分に自信を持って妻の愛情も信じていきましょうね。