子供が夢中で聞く!3歳児の読み聞かせにおすすめの絵本10選
絵本の効果は絶大です。子供にさまざまな影響を与えます。しかし、3歳になると好みがはっきりしてきますから、選んだ本によっては興味を示してくれないこともあるかもしれません。
ここでは、3歳の子供に人気の絵本を厳選して紹介します。ぜひ読み聞かせてあげてください。普段絵本に興味を示さない子でも、きっと夢中で聞いてくれます。
思いやりの心を育てる絵本
言葉も通じるようになり、同じ歳くらいの子と関わりたがるようになる3歳代。そんな時期に、思いやりの心を育てたいですよね。
次の二冊の絵本は、動物たちが譲り合う様子を楽しく描いているので、「他者を思いやる心」が自然な行動に感じられるようになります。
1どうぞのいす
作:香山 美子
ひさかたチャイルド
価格:1,000円+税
動物たちが、「どうぞ」といすに置かれているものを持って帰るのですが、ただ持って帰るのではなく、あとから来た人のために代わりに何か置いていくということの繰り返しです。
オチも完璧で、親子共々思わず笑顔になる絵本です。
2てぶくろ
作・絵 エウゲーニー・M・ラチョフ
福音館書店
価格:1,000円+税
寒さをしのぐために、暖かい小さなてぶくろの中にさまざまな動物たちが入ってきます。狭くてギュウギュウになっても、「どうぞ」と入れてあげるところがほほえましい絵本です。
子どもの気持ちを代弁してくれる絵本
三歳になると、弟や妹が生まれる子どもも多いのではないでしょうか。甘えたい、でももうお兄ちゃん(またはお姉ちゃん)なのだから甘えられない微妙な気持ち。
次の二冊は、そんな気持ちを代弁してくれている絵本です。
3しゅくだい
作・絵 いもと ようこ
価格:1,300円+税
主人公のもぐが先生に出された宿題は、「おうちの人に抱っこしてもらうこと」。でもお母さんは赤ちゃんのお世話で忙しくて…。
もぐが勇気を出して宿題のことを話すと、家族みんながもぐのことをぎゅ~っと抱っこしてくれます。
3歳を過ぎても、子どもはいつだってパパやママに抱っこしてもらいたいものなのです。
4はじめてのおつかい
作・筒井頼子
福音館書店
価格:800円+税
勇気を出してママに頼まれた赤ちゃんの牛乳を買いに行ったみいちゃん。大人にとっては大したことではなくても子どもにとっては困難なこと。それを一つずつ乗り越えていく姿に自分と重ねてわくわくドキドキすることでしょう。
絵本を通じて日々のしつけに生かす
パパやママが子どもに注意しても、なかなか言うことを聞いてくれないこともありますよね!?そんなときに助けてくれるのが、次の2冊です。
5もったいないばあさん
作・絵 真珠 まりこ
価格:1,500円+税
強烈なキャラクターのもったいないばあさんが、世の中のもったいないことをたくさん教えてくれます。
日常の生活の中での「もったいないこと」を教えてくれるので、とてもわかりやすいです。子どもに「もったいない」と注意される日も近いことでしょう。
6ねないこだれだ
作・絵 せなけいこ
価格:600円+税
「夜寝るのが遅くなると、おばけの世界に連れて行かれる」。子どもにとってこんなに恐ろしいことはないですよね。
夜は早く寝なくてはならないということを、簡潔にわかりやすく伝えてくれる絵本です。
子どもが好きなわくわく冒険絵本
やっぱり子どもは、わくわくドキドキの冒険が大好きです。次の絵本は、退屈している子どもを満足させること間違いなしです。
73びきのやぎのがらがらどん / ノルウェーの昔話
価格:1,100円+税
北欧のお話。北欧の自然が描かれていて、とてもきれいな絵です。ストーリーも、子どもが好きなパターン、「3回の繰り返し」になっています。
3回目に出てきたがらがらどんがトロルをやっつけるところは、何回読んでもわくわくします。
インパクトのある絵に夢中になること間違いなし
絵本にあまり興味を示さない子でも、インパクトのある絵には、思わず釘づけになってしまうでしょう。
8はらぺこあおむし
作・絵 エリック=カール
偕成社
価格:1,200円+税
カラフルな絵に、次々と食べ物が出てきて「こんなに食べるの~」と思わず叫んでしまいそう。
視覚を刺激することで本に対する興味も高まります。
パパ、ママも子どもの頃大好きだったシリーズ絵本
自分が子どもの頃、大好きだった絵本を自分の子どもにも語り継ぎたいですよね。次の2冊を見ると、きっと「なつかしい」と思うはずです。
9ぐりとぐら
作・絵 中川 李枝子
価格:800円+税
素朴な感じが、長く人気のある理由なのかもしれません。パパ、ママも子どもの頃によく読んだシリーズだと思います。
ふわふわのカステラに憧れた人も多いのではないでしょうか。
10そらまめくんのベッド
作・絵 なかや みわ
価格:800円+税
そらまめくんが主役のシリーズ。他にもいろいろなお豆さんが出てきて、それぞれの特徴をよく捉えています。
かわいいお豆さんたちに、子どもの頃夢中になったパパ・ママもたくさんいることでしょう。