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年齢別・ジャンル別のおすすめ絵本ランキング:赤ちゃんの読み聞かせ術

年齢別・ジャンル別のおすすめ絵本ランキング:赤ちゃんの読み聞かせ術

「じゃあじゃあびりびり」「いないいないばあ」などの名作から、知育・しかけ絵本まで網羅。発達に合わせた絵本の選び方や、親子の愛着を深める読み聞かせのコツ、具体的な声かけ例も解説します。

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赤ちゃんの月齢・ジャンル別おすすめ絵本ランキング:読み聞かせのコツ

日々成長していく赤ちゃんへの読み聞かせは、親子の愛着形成を促し、おうち時間を幸せに充実させてくれる大切な時間です。「どんな絵本を選べばいいかわからない」「最後まで集中して聞いてくれない」と悩むママ・パパも多いのではないでしょうか。

絵本は、ただ文字を読むだけではなく、「赤ちゃんの月齢・発達段階に合った選び方」と「興味を引き出す声かけ」がポイントです。今回は0歳、1歳、2歳、3歳の年齢に応じたおすすめ絵本から、好奇心を刺激する仕掛け絵本・知育絵本、そして親も思わず涙してしまう感動絵本まで、ジャンル別にたっぷりとご紹介します。

0歳・1歳・2歳・3歳の年齢別!発達に合わせた絵本の選び方とおすすめ

言葉がまだ分からない生後間もない赤ちゃんでも、目や耳、手足など全身を使って絵本の世界を楽しむことができます。月齢ごとの発達の特徴と、それにぴったりのおすすめ絵本を見ていきましょう。

0歳児におすすめの絵本と読み聞かせのコツ

生後間もない0歳児は、まだ視力が十分に発達しておらず、輪郭がぼんやりと見えている状態です。そのため、白・黒・赤などの「コントラストがはっきりした色合い」や、「リズミカルな擬音語(オノマトペ)」が多用されている絵本が適しています。パパママの優しい声そのものが、赤ちゃんにとって何よりの安心材料になります。

じゃあじゃあ びりびり
じゃあじゃあ びりびり

偕成社 / 価格:600円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】1983年の初版以来、長く愛されるファーストブックの定番です。水が「じゃあじゃあ」、紙が「びりびり」など、赤ちゃんが日常で耳にする音がシンプルな色と線で描かれており、視覚と聴覚の両方を同時に刺激します。
【おすすめの読み方と声かけ例】「かんかんかん、踏切だねー」と絵を指差しながら、少し大げさなトーンで読むのがコツです。赤ちゃんが手足をバタバタさせて喜んだら、「楽しいねえ」と笑顔で応えてあげてください。

だっだぁー
だっだぁー

主婦の友社 / 価格:700円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】粘土で作られたユニークな顔の表情と、「ぶっひゃひゃぁー」「むちゅむちゅ」といった独特の擬音語が並ぶ絵本です。意味のある言葉(言語)の前の、音の響きそのものを楽しむ時期にぴったりです。
【おすすめの読み方と声かけ例】文字通りに読むだけでなく、声の高さを変えたり、読むスピードを早めたり遅くしたりとリズムを変えてみましょう。「むちゅむちゅ」のところでほっぺに軽くキスをするなど、スキンシップを交えるとさらに喜びます。

いないいないばあ
いないいないばあ

童心社 / 価格:700円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】ねこやくまなど、愛らしい動物たちが順番に「いないいないばあ」をする日本で一番売れている絵本です。生後半年頃から「隠れたものがまた現れる」という予測と結果のメカニズムが理解できるようになり、この繰り返しが赤ちゃんに大きな安心感と喜びを与えます。
【おすすめの読み方と声かけ例】「いないいない…」のページで少し長めにタメを作り、「ばあ!」でページをパッとめくってママも一緒に最高の笑顔を見せてあげてください。

1歳児におすすめの絵本と読み聞かせのコツ

1歳を過ぎると指差しが始まり、動物や乗り物など身の回りのものへの興味がグッと広がります。また、挨拶や食事などの生活習慣を真似し始める時期でもあります。「これと同じだね」と日常の体験と結びつけられる絵本がおすすめです。

うさこちゃんとうみ
うさこちゃんとうみ

福音館書店 / 価格:700円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】ディック・ブルーナの作品は、はっきりとした鮮やかな色使いと太い黒の輪郭線が特徴です。キャラクターが常に正面を向いているため、読んでいる子どもと常に目が合い、安心感を与えながら集中力を引き出します。
【おすすめの読み方と声かけ例】「うさこちゃん、お砂遊びしてるね。〇〇ちゃんと一緒だね」と、自分自身の体験とリンクさせるような声かけをすると、物語への関心がより深まります。

あかいふうせん
あかいふうせん

ほるぷ出版 / 価格:1,000円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】文字のない字のない絵本(文字なし絵本)です。ページをめくるごとに、赤い風船がリンゴや蝶など様々な形に変化していきます。子ども自身の自由な発想力と想像力を養うのに最適な一冊です。
【おすすめの読み方と声かけ例】文字がないため、ママが自由にストーリーを作って語りかけます。「あ、風船が飛んでいったよ。次は何に変身するかな?」「リンゴになったねえ、もぐもぐ」と、クイズ形式にして対話を楽しむのがおすすめです。

ぎゅっ
ぎゅっ

徳間書店 / 価格:1,400円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】子猿のジョジョが森を散歩しながら、いろんな動物の親子の「ぎゅっ」を見て回る物語です。他者の表情から感情を読み取る力が育ち始める1歳児の共感性を優しく刺激します。
【おすすめの読み方と声かけ例】絵本の中で動物たちが抱き合うタイミングに合わせて、「ぎゅーっ!」と赤ちゃんを実際に強く抱きしめてあげてください。親子の愛情確認のルーティンとして取り入れたい一冊です。

2歳児におすすめの絵本と読み聞かせのコツ

2歳になると、少しずつ物語の流れ(起承転結)が理解できるようになり、好き嫌いや自己主張(イヤイヤ期)もはっきりしてきます。ハラハラ・ドキドキする展開や、予想外の結末がある少し長めのお話に夢中になります。

ねないこだれだ
ねないこだれだ

福音館書店 / 価格:700円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】夜遅くまで起きているとどうなるか、を少しだけ怖いタッチで描いた名作です。「怖い」という感情は、想像力の発達の証でもあります。安全なパパママの膝の上で、ほんの少しの恐怖を疑似体験することが、子どもの心を大きく育てます。
【おすすめの読み方と声かけ例】「おばけの世界に飛んでいっちゃったね、〇〇くんはお布団に入って寝ようね」と、寝かしつけの直前の儀式として読むと、すんなり布団に向かってくれるきっかけになります。

おおきなかぶ
おおきなかぶ

福音館書店 / 価格:900円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声とともに、次々と動物が増えていくロシアの民話です。言葉の繰り返しと、どんどん仲間が増える足し算的な展開が、子どもに大きな期待感と高揚感を与えます。
【おすすめの読み方と声かけ例】ただ読むだけでなく、「さあ、〇〇ちゃんも一緒に引っ張って!うんとこしょ!」と、綱引きのジェスチャーをしながら全身を使って読み聞かせると大盛り上がりします。

せんろはつづく
せんろはつづく

金の星社 / 価格:1,200円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】線路をつないでいく途中で山や池などの障害物にぶつかり、それをどう回避するかを工夫するお話です。「問題が起きたらどう解決するか」という論理的思考の第一歩を楽しく学べます。
【おすすめの読み方と声かけ例】「あ!山があって進めないね、どうしよう?」とあえてページをめくる手を止め、子どもに解決策を想像させる間(ま)を作ってみてください。

3歳児におすすめの絵本と読み聞かせのコツ

3歳になると語彙が爆発的に増え、他者の立場に立って考える「思いやり」や「優しさ」の概念が育ち始めます。登場人物に深く感情移入でき、幼稚園や保育園での集団生活にも繋がるような社会性をテーマにした絵本が適しています。

どうぞのいす
どうぞのいす

ひさかたチャイルド / 価格:1,000円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】「どうぞ」と書かれた立て札のある椅子に置いてある食べ物を、「後の人のために」と別のものに置き換えていく温かいリレーの物語です。独占欲が強くなりがちなこの時期に、「相手を思いやる気持ち」を自然な形で伝えてくれます。
【おすすめの読み方と声かけ例】「ロバさんはお昼寝しちゃったね。〇〇ちゃんだったら、次に何を持ってきて置いておく?」と、物語の続きを子どもと一緒に想像して語り合ってみましょう。

そらまめくんのベッド
そらまめくんのベッド

福音館書店 / 価格:900円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】自分の大切な宝物(ベッド)を誰にも貸したくないそらまめくんが、ある事件をきっかけに「みんなで共有する喜び」に気づく物語です。おもちゃの貸し借りでトラブルになりやすい3歳児にとって、非常に共感しやすいテーマです。
【おすすめの読み方と声かけ例】「宝物がなくなって悲しいね」「みんなで寝るとポカポカして気持ちいいね」など、そらまめくんの感情の変化に寄り添う声かけをすることで、子どもの心の成長を後押しします。

だるまちゃんとてんぐちゃん
だるまちゃんとてんぐちゃん

福音館書店 / 価格:900円 + 税

【発達の背景と選ぶ理由】お友達のてんぐちゃんが持っているものを何でも欲しがるだるまちゃんに対し、お父さんのだるまどんが家中のものをかき集めて工夫して作り出すお話です。「見立て遊び」の楽しさや、無いものは工夫して作るという創造力を刺激します。
【おすすめの読み方と声かけ例】家の中の靴や帽子がたくさん並ぶページでは、「あ、ここに〇〇ちゃんの靴と同じものがあるよ!」と一緒に絵探しゲームをして楽しむと集中力が長続きします。

好奇心を刺激する!知育絵本・しかけ絵本のおすすめ

絵本はただ聞くだけでなく、手で触ったり、音を聞いたりすることで、五感を使った豊かな遊びへと発展します。子どもの興味の世界を広げ、集中力や達成感を育む知育絵本・仕掛け絵本をご紹介します。

おすすめの知育絵本

0・1・2さいのすこやかねんねのふわふわえほん
0・1・2さいのすこやかねんねのふわふわえほん

講談社 / 価格:1,800円 + 税

【選ぶ理由】早稲田大学の前橋明先生監修。生活リズムを整え、おやすみ前の安心できる習慣づくりに役立つ絵本です。
【おすすめの読み方】「ごはんを食べて、お風呂に入って、ねんね」という一日の流れを追う内容なので、実際に寝る前のベッドの中で「〇〇ちゃんも今日いっぱい遊んだね、おやすみなさい」と語りかけながら静かに読むのに最適です。

脳科学から生まれた あなぽこえほん のりもの
脳科学から生まれた あなぽこえほん のりもの

ポプラ社 / 価格:1,550円 + 税

【選ぶ理由】玉川大学の岡田浩之先生監修。ボタンを押すと乗り物の音が鳴り、音や感触を楽しむことで赤ちゃんの好奇心を引き出し、感覚遊びがたっぷり楽しめる絵本です。
【おすすめの読み方】「これ、どんな音がするかな?」と子ども自身にボタンを押させ、自分で音が鳴らせたという達成感を味わわせるようサポートしてあげましょう。

音のでる はじめての せかいちず
音のでる はじめての せかいちず

ポプラ社 / 価格:1,980円 + 税

【選ぶ理由】主要65カ国の国名と首都名を音声で聞くことができ、国旗や特大ポスターも付属しています。
【おすすめの読み方】「〇〇ちゃんの好きなゾウさんはどこの国にいるかな?」など、動物や食べ物といった身近な話題から世界地図に興味を広げていく対話が効果的です。

おすすめの仕掛け絵本

ページをめくると飛び出したり、引っ張ると絵が動いたりする仕掛け絵本は、まるで手品を見ているかのような驚きを与えてくれます。

くまくまねんころりん
くまくまねんころりん

世界文化社 / 価格:1,600円 + 税

【選ぶ理由】ページに開いた穴や立体のポップアップなど、指先を使って触りたくなる仕掛けが満載です。
【おすすめの読み方】「この穴から何が見えるかな?」と、のぞき込む動作を一緒に楽しむと、立体の面白さをより深く味わえます。

はらぺこあおむし
はらぺこあおむし

偕成社 / 価格:1,200円 + 税

【選ぶ理由】世界中で愛されるあおむしが、立体になって飛び出す豪華な仕掛け版です。果物の穴を通る様子などがダイナミックに表現されています。
【おすすめの読み方】「月曜日、りんごを一つ食べました。むしゃむしゃ!」と、あおむしが飛び出す仕掛けに合わせて食べるマネをすると大喜びします。

シンデレラ(とびだし)
シンデレラ(とびだし)

大日本絵画 / 価格:4,600円 + 税

【選ぶ理由】名作童話が精密なポップアップ絵本になった一冊です。キラキラした馬車やお城が飛び出す様は、子どもだけでなく大人も感嘆する美しさです。
【おすすめの読み方】仕掛けが繊細なので、破れないように「そーっとめくってみようね」と物の扱い方を教える良い機会にもなります。美しい世界観に浸れるよう、少し落ち着いたトーンで読んであげましょう。

国内外の人気作家と、大人もいっしょに感動できる絵本

子どもには色々な絵の世界に触れさせたいですよね。日本独特の温かい表現を持つ作家や、異国情緒あふれる色彩豊かな海外の作家など、親子で長く愛せる作品がたくさんあります。

おすすめ国内・海外人気作家の代表作

人気の作家からお気に入りの一冊を見つけて、少しずつ本棚を豊かにしていきましょう。

国内の人気作家と代表作 海外の人気作家と代表作
シゲタサヤカ『まないたにりょうりをあげないこと』 トーベ・ヤンソン『ムーミン仕掛け絵本 それからどうなる?』
のぶみ『ママがおばけになっちゃった!』 レオ・レオニ『あそぼうよ』
荒井良二『はっぴいさん』 フィービ・ギルマン『おじいさんならできる』

親も思わず涙する!大人も感動する絵本

毎日の育児に疲れた時、絵本がママやパパの心を癒してくれることもあります。最後に、大人が読んでも心がじんわりと温かくなる感動の絵本をご紹介します。

ちょっとだけ
ちょっとだけ

福音館書店 / 価格:900円 + 税

【選ぶ理由】下の子が生まれてお姉ちゃんになった女の子が、ママを困らせないように「ちょっとだけ」背伸びをして自分で頑張る姿を描いた物語です。
【おすすめの読み方】上の子の健気な姿に、読んでいるママの方が思わず涙してしまう一冊です。読み終わった後は、下の子の育児で我慢させている上の子を「いっぱい頑張ってるね」と力強く抱きしめてあげてください。

おくりものはナンニモナイ
おくりものはナンニモナイ

あすなろ書房 / 価格:1,200円 + 税

【選ぶ理由】なんでも持っている友達へのプレゼントに悩んだ主人公が、「ナンニモナイ」を贈るという哲学的なお話です。目に見えるモノではなく、一緒に過ごす時間や相手を思う「温かい気持ち」こそが最高の贈り物であると気づかせてくれます。
【おすすめの読み方】小さな子どもには少し意味が難しいかもしれませんが、フレンドリーな挿絵を楽しみながら、「〇〇ちゃんと一緒にいられるだけで、ママは最高に幸せだよ」と言葉を添えて読んであげてください。

絵本タイムは、ただ物語を読むだけでなく、親子の絆を深めるかけがえのない時間です。赤ちゃんの興味や発達に合わせて、ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。

この記事を書いたライター
鈴木凛子

鈴木凛子

40代、趣味は付箋集め、晩酌が欠かせないのんべえですw