絵本の読み聞かせ効果に関する記事

知らなきゃ損!読み聞かせがママと子供に与える驚くべき効果6つ

知らなきゃ損!読み聞かせがママと子供に与える驚くべき効果6つ

読み聞かせって一体なにがいいの?と思ってるママさんへ、子供が本に興味をもつのは、絵本の読み聞かせがキッカケですよ!字の読み方や綺麗な絵を見せるだけが、読み聞かせのメリットじゃありません!読み聞かせが生む驚きの効果を6つご紹介します!

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絵本の読み聞かせが子供にもたらす効果6選:知能・集中力・心の成長を育む方法

絵本の読み聞かせが、お子さまの成長にとって非常に重要であることは広く知られています。しかし、実際にどのような具体的な効果があるのか、意外と知られていないかもしれません。

読み聞かせの驚くべき効果を知ることで、「今日から読み聞かせを始めたい」「もっと工夫したい」と思っていただけるはずです。ここでは、お子さまの心と知能の成長を促す、読み聞かせの6つの効果について詳しくご紹介します。

親子双方に嬉しい!読み聞かせの具体的な効果

読み聞かせは、お子さまに良い影響を与えるだけでなく、実は本を読むパパやママにも嬉しい効果をもたらします。ご家族全員が幸せな気持ちになれる読み聞かせの時間を、今日からぜひ生活の中に取り入れてみましょう。

1. コミュニケーションが深まり、親子の絆が強くなる

ママとパパに本を読んでもらう子供

読み聞かせは、親子で密接な時間を共有する大切な機会です。その間、お子さまは物語の内容だけでなく、ママやパパの声のトーンや、場面に応じた表情の変化なども一緒に感じ取り、豊かな感情表現を学んでいきます。

また、お子さまを膝に乗せて読んだり、一緒に寄り添って読んだりといったスキンシップを通じて、親子の距離がぐっと縮まります。こうした温かいふれあいの中で、「オキシトシン」という愛着形成に関わるホルモンが分泌されることが分かっています。このホルモンは、お子さまの安心感や心の安定に繋がり、心の成長の基盤を築きます。

さらに、このオキシトシンは、読み聞かせをしている親御さんにも幸福感をもたらしてくれるため、育児のストレス軽減にも繋がる相乗効果が期待できます。

2. 想像力・知的好奇心が育つ!

文字絵本を見つめる子供

言葉が理解できるようになる頃のお子さまに読み聞かせをすると、物語の展開を想像してワクワクしたり、ハラハラしたりと、想像力がどんどん豊かになっていきます。また、物語を通して登場人物の気持ちを推し量ることで、思いやりの心や優しい心が育まれます。

ストーリーに意外性がある場合は、自分の予測と異なる内容に驚き、読み終わった後も「もしも○○だったら…」と空想する力が向上します。これが発想力や思考力の基礎になります。

さらに、図鑑や科学に関する本を読み聞かせることで、「どうしてだろう?」という知的好奇心が満たされ、学ぶことへの喜びを感じるようになります。この知的好奇心こそが、後の学習意欲の源となるのです。

3. 集中力がつく

鉛筆もって勉強している子供

言葉があまり理解できない乳幼児期や、動くのが大好きなお子さまの場合、最初は読み聞かせの途中で次のページをめくってしまったり、飽きてどこかへ行ってしまったりすることがあります。

ここで「うちの子は本が嫌い」と判断する必要は全くありません。小さなお子さまの集中力は発達段階にあるため、最初からじっと座って聞けないのは自然なことです。翌日また読んであげる、ダメなら次の日も…と繰り返しを続けるうちに、だんだんと絵本に興味を持ち始めます。

そしてお話の楽しさがわかるようになる頃には、物語を聞き通そうとする集中力がつき、まるで主人公になったかのように感情移入しながら物語の世界に入りこむことができるようになります。

4. 語彙力・コミュニケーション能力が増える!

読み聞かせで様々なお話を聞くことにより、お子さまは自然とたくさんの言葉に出会います。日常生活ではあまり使わないような豊かな語彙を知ることができ、そのうちに自分でも使うようになっていきます。

こうして語彙が豊富になると、自分の考えや気持ちを正確に言葉で表現できるようになり、コミュニケーション能力が増します。自分の気持ちを伝えやすくなることで、泣き叫んだり、物を投げたりといった衝動的な行動が減り、穏やかな親子のコミュニケーションが取りやすくなります。

小学校入学後の学習の理解には、語彙力と文章理解力が深く関係します。語彙力が豊富だと、国語だけでなく算数や理科など様々な教科の問題文を理解しやすくなり、学業成績の土台となります。幼少期の読み聞かせは、学童期以降のお子さまの学習を支える、非常に有効な手段なのです。

5. 本好きな子供に成長し、生涯の財産になる

絵本を姉妹で読んでいる

小さい頃から読み聞かせを通じて多くの本に触れることで、お子さまは本を通して自分の世界が広がる楽しさを知ります。これにより、読書への心理的な抵抗がなくなり、文字が読めるように成長する学童期には、自然と本が好きな子供に成長していきます。

本好きに育つと、様々な知識や教養を得られるだけでなく、困難に直面したときに、物語の中から問題解決の鍵や生きるためのヒントを見つけ出すチャンスに恵まれます。特に思春期など、親とのコミュニケーションが少なくなる時期でも、本から多くのことを吸収できるため、親御さんも安心して見守ることができます。

6. ママ・パパの集中力や思考力にもプラス効果が!

子供に顔を寄せて微笑んでいる母親

読み聞かせは、読み手であるママやパパにとってもメリットがあります。本を音読するという行為は、脳の前頭前野という部分を活性化させるという研究結果があります。前頭前野は、思考力、集中力、記憶のコントロールなど、高度な精神活動を司る領域です。

「最近集中力が落ちてきた」「新しいことを勉強したい」と思っている親御さんにとっても、読み聞かせは脳の活性化に繋がる良い習慣となります。お子さまの成長をサポートしながら、ご自身のスキルアップにも繋がる、一石二鳥の効果が得られます。

読み聞かせの効果を最大限に引き出すためのポイント

読み聞かせの時間をより豊かなものにするために、以下のポイントを参考にしてください。

  • 読後は質問攻めにしない: 読み聞かせが終わった直後は、想像力の余韻を大切にしましょう。「どこが面白かった?」などと質問攻めにするのではなく、お子さまが自分から話し出すのを待つ姿勢が大切です。
  • 話の途中で遮らない: お子さまが集中して物語の世界に入り込んでいるときは、途中で話しかけたり、質問をして中断したりしないようにしましょう。
  • お気に入りの本は何度でも読んであげる: 大人にとっては退屈な繰り返しも、お子さまにとっては安心感に繋がり、物語の展開や語彙を深く吸収する良い機会となります。
  • 時間帯を選ぶ: 夕飯前の忙しい時間帯は避け、ゆったりとできる夜寝る前や朝食の後などの時間帯に、「音読タイム」を設定するのもおすすめです。
  • 親が読み聞かせを楽しむ: 親御さんの楽しそうな姿は、お子さまの絵本への興味を最大限に引き出します。上手な読み方よりも、心を込めて読むことを大切にしましょう。

読み聞かせを始めるのに「遅すぎる」ということはありません

読み聞かせは、赤ちゃんの時期から始めるのが理想的だとされていますが、いつから始めても遅すぎるということはありません。

実際に、読み聞かせを定期的に始めた小学校で、児童の読書量が飛躍的に向上し、国語の成績が伸びたという事例も報告されています。幼児期に読み聞かせの習慣がなかったというパパやママも、今日からすぐに始めてみましょう。お子さまの年齢に合わせた絵本を選び、ぜひ親子で読み聞かせの楽しい時間を共有してください。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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