布絵本の手作り体験談!先輩ママのこだわりポイントとは
布でできた絵本を布絵本といいます。手作りすれば、この世に一つだけの特別なおもちゃになり、名前の刺繍や手形を添えれば成長の記念にもなります。結論から言うと、布絵本は裁縫が苦手でも挑戦しやすい手作りおもちゃです。手作りキットやイベントを使えば、針と糸にあまり自信がないママでも、素敵な一冊に仕上げられます。
布ならではのうれしさは、洗っていつでも清潔に保てること、破れにくく軽いこと、そして落としても音が出ないことです。赤ちゃんが自分でめくれるコンパクトなサイズにすれば、ママバッグにポンと入れて、お出かけ先やベビーカーの中でも一緒に楽しめます。
ここでは、布絵本を手作りした先輩ママの体験談を紹介します。作る際に工夫した点や、作って良かったことを聞きました。仕掛けのアイデアや、丈夫に長く使うためのコツも、体験談のあとにまとめています。
先輩ママたちの体験を参考に、早速挑戦してみませんか。
手作り布絵本の基本 材料と作り方の選び方
布絵本づくりは、そろえる材料と作り方さえ押さえれば、思っているよりも気軽に始められます。まずは基本の材料を確認しておきましょう。
- フェルトや布。切りっぱなしでもほつれにくいフェルトは、初めての布絵本づくりに向いています。
- 刺繍糸やわた。名前やモチーフの刺繍、ふんわりした立体感を出したいときに使います。
- ボタン、スナップ、面ファスナー。つける、外すといった指先遊びの仕掛けになります。
- 手芸用ボンドや透明糸。縫うのが苦手なら、貼る、目立たせずに留めるといった方法も選べます。
作り方は大きく分けて、パーツがそろった手作りキットを使う方法と、型紙や本を見ながら一から作る方法があります。初めてなら、材料と説明書がまとまったキットが安心。慣れてきたら、わが子の好きなモチーフで自由に作るのも楽しみ方の一つです。
2歳前後までの赤ちゃんは、指先を使う動きがぐんぐん育つ時期です。ボタンをはめる、ひもを通す、ページをめくるといった動作は、手先の細かなコントロール、いわゆる巧緻性を養います。フェルトのふわふわ、ラベルのシャカシャカといった触感や音は、赤ちゃんの感覚を心地よく刺激します。そして布絵本のもう一つの魅力は、ママやパパのひざの上で一緒にめくる時間そのものです。「これはなにかな?」「ワンワンだね」と声をかけ合うやり取りは、言葉の芽生えと、安心できる関係づくりをやさしく後押しします。手作りならではの温かみは、こうした親子の時間を、より特別なものにしてくれます。
「どのボタンをはめる?」「ページをめくってごらん」と誘うと、赤ちゃんは夢中で手を動かします。作るときのつまずきで多いのは、縫い目が目立つことと、すぐにボロボロになってしまうことの2つ。縫い目は手芸用ボンドを併用したり透明糸で縫うと気になりにくく、丈夫さはひと針を細かく、パーツをしっかり縫い付けることで長持ちします。
フェルトで簡単手作り!赤ちゃん大喜びのママが作った布絵本
フェルトは切ってもほつれにくく、色数も豊富なので、初めての布絵本づくりにぴったりの素材です。ここからは、実際に手作りした先輩ママたちのこだわりと、正直な反省点を紹介します。「こうしたら喜ぶかな」とわが子を思いながら手を動かす時間は、完成した絵本と同じくらい、かけがえのない思い出になります。
娘のことを考えながら一針一針縫いました
布絵本を手作りしたきっかけは、手作りキットを生協のチラシで見たことでした。半年で6セットのコースで、1か月に1度1セットが郵送されるというしくみでした。
「すうじ」や「あいさつ」を学ぶ絵本のほか、実際に触って感触を確かめる「なでなで」や、ボタン留めやリボン結びに挑戦する「できるかな?」など、絵本の内容も充実していました。
娘がちょうど1歳で、これから絵本に興味を持ったりすると思ったので、作ってみようと思いました。
手作りキットとはいえ全て手作りなので、娘の名前を刺繍したりオリジナルで作ったりしました。
ただ、手作りだと縫い方が甘かったりして、乱暴に扱うとすぐボロボロになってしまうので、なるべく細かく縫ったほうが良かったなと思いました。
今は2歳になる娘ですが、最近は絵本を乱暴に扱うことはなく1人で声をだして見ています。
この本を作っている時は、「こうしたら喜ぶかな?」など、娘のことを考えながら楽しく作ることが出来たのでとても良かったです。
また兄弟が出来たら、その子にも見せてあげたいです。
あそんで学ぼう ! 布えほんコレクション
生活協同組合
1,834円 + 税
布・フェルト・刺しゅう糸・わた等のほか、作り方説明書が入った、布絵本の手作りキットです。ハサミや針、ものさしなどの裁縫道具を用意すれば、すぐに製作にかかれます。6ヶ月連続で届けられる布絵本を作る総製作時間は15時間です。
手作り布絵本は外出中も大活躍
子どもができたら、布絵本を作ってあげようと妊娠する前から決めていました。我が子に手作りの温かみのあるおもちゃを与えたいと思っていたからです。
といっても、特に手芸が得意というわけではなかったので、ベルメゾン・マンスリークラブで販売している手作りキットを購入しました。
布は、自分で切る必要なものもありましたが、大体は裁断されており必要な刺繍糸も一緒に入っていました。
作る工程としては、刺繍が主なので一つ一つ地道に工程を進めていく必要がありました。しかし、我が子の誕生を心待ちにしながらの作業は楽しみでもありました。
また、出来上がった布絵本を安全に楽しめるように、ボタン等はしっかりと縫い付けました。
事前に手作りキットの中には入っていなかったですが、ビーズ等の小さいものの縫い付けは危険だと思います。遊んでいる最中にいつ、どこで取れてしまうか分かりませんからね。
子どものおもちゃは、子どもが遊ぶことを前提に考えながら作る必要があります。布絵本は、温かみがあるので乳児の時から触れさせました。
布絵本自体が仕掛け絵本にもなるので、2歳になった今では、自分で取り出し遊んでいます。また、布絵本は外出先でも役に経ちました。
病院など待つことが多い所には、子どもが飽きないようにおもちゃを持参するのですが、布絵本は音がせず落としたり、投げたりしても周りに迷惑にならないので、おもちゃとしては役に経ちました。
また、汚れたらすぐに洗えるのも便利なところです。
ちょこちょこ布絵本手作りキット
ベルメゾン
1,834円 + 税
毎月1回1セット届く6回シリーズの商品です。パーツはカット済みなので、ママは縫い付けるだけ。透明糸で縫いつけるので、手縫いに自信がないというママでも縫い目を気にせず作ることができます。
車が大好きな息子のための世界に1つの絵本
布絵本を手作りしようと思ったのは、図書館で布絵本の作り方の本を見たことです。
あまり裁縫が得意でない私でも、できそうだったので作ってみたくなりました。息子は車が好きなので、車の絵本を作りました。
もう2歳過ぎて、口に入れる心配がなかったので、フェルトとボタンを使いました。ボタンがちょうどタイヤに合うようにして、車はスナップで取り外しできるように工夫しました。
作ってみると縫い目が目立ってしまったので、もっとボンドを使っても良かったなと思います。
字は一切ないので、その時その時でストーリーを変えて読んでいると楽しいです。お昼寝前によく読んであげています。
紙の本だと、手を切ってしまったり、破いてしまうことがありますが、布ならその心配がないのがおすすめポイントです。これからも、もっと色んな布絵本に挑戦したいです。
出産記念にもなる布絵本
「子供には温かみのあるオモチャを与えたい」そう思ってたところ、近所で布絵本をつくるイベントがあると聞き、参加して作ってきました。
ある程度ベースはつくってあり、それを自分の好きなように絵を描いたり、布を貼り付けたりして作ります。
うちの子はシャカシャカした音がすきなので、布と布の間に、ペットボトルのラベルを入れ、音が鳴るようにしました。
また、スペースを利用して、手形・足形をつけました。いつかは遊ばなくなっても、これだと、記念になるので。
ベビーカーに乗っているときなど、暇そうにしているときに渡しています。もう少しページを増やせたら、間がもっともつかなとも思いました。
ま、持ち運びと考えてこれはこれでいいかと、納得していますが(笑)。
不恰好ながらも、子供のために作ったという満足もあり、作ってよかったかなーと思ってます。
娘の一番のお気に入り
娘を出産してから、何か娘のために手づくりできるおもちゃは無いだろうかと考えていました。そこで保育園で働いているお姑さんの勧めがありまして、布絵本を作ろうと一大決心をしました。
私は裁縫が得意な方ではないので、それはそれは苦労の連続でした。分からないところはお姑さんに助けてもらいながら作成しました。
もう辞めてしまおうかと何度も思いましたが、日々成長していく娘に励まされながらなんとか完成させることができました。
今では娘のお気に入りのおもちゃになりました。娘が楽しそうに遊んでくれている姿をみていると、本当に諦めずに最後までやりきって良かったなぁとしみじみ思いました。
あんまり娘が楽しそうに遊んでくれるので、第二弾を作成しようかと考えています。本当に良い物が作れたので良い記念となりました。
体験談から見えた 布絵本の手作りを成功させる3つのコツ
5人のママの声を並べると、満足度の高い布絵本づくりには共通するコツが見えてきます。作る前に押さえておくと、仕上がりも遊ぶ時間もぐっと充実します。
丈夫に作ることは、長く遊んでもらうための土台です。サリーさんが「なるべく細かく縫えばよかった」と振り返り、ジーニーさんが「ボタンはしっかり縫い付けた」と語るように、ひと針を細かく、パーツはぐらつかないように留めるのが基本。ポン太さんのように「もっとボンドを使えばよかった」という声もあり、手芸用ボンドの併用は縫い目を目立たせない工夫としても役立ちます。
仕掛けで楽しませると、赤ちゃんが自分から手を伸ばします。サリーさんのボタン留めやリボン結び、ポン太さんのスナップで着脱できるタイヤ、こばちさんのペットボトルのラベルで鳴るシャカシャカ音など、つける、外す、音を出すといった仕掛けは、指先と感覚をどちらも刺激します。「どうやって外すのかな?」と一緒に試すやり取りが、遊びを長続きさせます。
記念として残すのも、手作りならではの価値です。サリーさんの名前刺繍、こばちさんの手形と足形のように、その時期しか残せないものを添えると、遊ばなくなったあとも大切な一冊になります。さとえださんのように「良い記念になった」と感じられるのは、手をかけた分だけ愛着がわくからでしょう。
どんな作り方が自分に向いている?
先輩ママたちのきっかけは、生協のチラシ、通販のキット、図書館の本、地域のイベントとさまざまでした。裁縫の得意不得意や、かけられる時間に合わせて選ぶのがおすすめです。
| 作り方 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 手作りキット | 材料と説明書がそろい、パーツがカット済みのものも | 初めてで、何をそろえるか迷う人 |
| 透明糸のキット | 縫い目が目立ちにくい | 手縫いの見た目に自信がない人 |
| 図書館や本の型紙 | 好きなモチーフで一から作れる | わが子の好みに合わせたい人 |
| 地域の手作りイベント | ベースがあり、飾り付け中心で完成できる | 短時間で形にしたい人、仲間と作りたい人 |
「裁縫が苦手だから」とあきらめる必要はありません。さとえださんのように家族に助けてもらったり、ジーニーさんのようにカット済みのキットを選んだりと、頼れるものを上手に使えば、初めてでも完成までたどり着けます。
布絵本はいつから楽しめる?月齢別の楽しみ方
布絵本は、月齢によって楽しみ方が変わります。成長に合わせて渡し方を変えると、一冊を長く使えます。
- ねんね〜0歳。にぎる、なでる、口の近くに持っていくなど、感触を確かめる時期。ふわふわのフェルトやシャカシャカ音が喜ばれます。
- 1歳ごろ。ページをめくる、ボタンをさわるなど、指先の動きが活発に。「めくってごらん」と一緒に楽しみましょう。
- 2歳ごろ〜。自分で取り出して、ストーリーを想像しながら遊べるように。字のない布絵本は、その日その日でお話を変えられるのも魅力です。
発達のスピードには大きな個人差があります。表示や目安にとらわれず、その子が今おもしろがっている動きに合わせて渡すのが、いちばんの近道です。
手作り布絵本のよくある質問
Q. 裁縫が苦手でも作れますか?
A. 作れます。パーツがカット済みのキットや、縫い目が目立ちにくい透明糸を使えば、手縫いに自信がなくても仕上げられます。縫う代わりに手芸用ボンドで貼る方法もあります。
Q. どんな布や素材が扱いやすいですか?
A. フェルトは切ってもほつれにくく、色数も豊富で初心者向きです。洗って清潔に保てる素材を選ぶと、汚れても安心して長く使えます。
Q. 丈夫に仕上げるコツは?
A. ひと針を細かく縫い、ボタンなどのパーツはしっかり縫い付けることです。乱暴に扱ってもボロボロになりにくくなります。ボンドの併用も丈夫さと見た目の両方に役立ちます。
Q. どのくらい時間がかかりますか?
A. 作り方によって幅があります。数冊セットのキットでは、完成までの総製作時間が15時間ほどという目安のものもあります。ベースが用意されたイベントなら、半日ほどで形にできることもあります。
Q. 仕掛けのアイデアが知りたいです。
A. ボタン留め、スナップでの着脱、ひも通し、めくり、布の間にラベルを入れて音を鳴らすなどが定番です。名前の刺繍や手形、足形を添えると、遊びと記念を兼ねられます。
世界に一つの布絵本は、作る時間ごと贈るプレゼント
手作りの布絵本には、市販品にはない温かみと、作り手の思いがつまっています。名前や手形を残せば、成長の記念にもなり、きょうだいへ受け継ぐこともできます。裁縫が得意でなくても、キットやイベント、家族の助けを借りれば、きっと形にできます。うまく縫えないところがあっても、わが子を思いながら過ごした時間そのものが、いちばんの贈り物になります。お気に入りの布を選ぶところから、親子の物語を始めてみてください。






