布絵本のおすすめを紹介!出産祝いにもピッタリ
布絵本は温かみがあり安全性も高いおすすめの遊び道具ですので、わざわざ手作りするママもいるほど人気があります。
現代のように物で溢れている時代には、赤ちゃんのおもちゃも沢山ありすぎて、どれを赤ちゃんに与えたらいいのか迷ってしまいます。だからこそ「本当に赤ちゃんにとって良いものを厳選して与えたい」と考えるママも増えているのです。そんなママたちが注目するのが布製のおもちゃです。
その中でも布絵本は、安全で知育の役割を果たすもので、新生児から3歳頃までと幅広い年齢の子供におすすめできるアイテムなのです。
そこで、布絵本のメリットやおすすめの布絵本、布絵本の手作りキットなどみていきましょう。
布絵本とは?
絵本と言えば、分厚い紙でできていて文字や絵が描かれているものを思い浮かべる人が多いでしょうが、その中でも布絵本とは、文字通り布でつくられた絵本のことです。
布なので軽くて持ちやすく、触るだけでも楽しく遊べるので、赤ちゃんにとっては絵本というよりも、おもちゃといっていいのかもしれませんね。
【月齢/年齢別】おすすめの布絵本7選
布絵本には新生児から長い期間遊べるものもあり、おもちゃなどと違ってかさばらないので、自宅用だけにとどまらず、出産祝いや誕生日のプレゼントにもおすすめです。
ここでは、月齢・年齢別におすすめの布絵本をご紹介。赤ちゃんのお気に入りが見つかるといいですね。
1新生児から
生まれたばかりの赤ちゃんの目は0.01~0.02くらいなので、布絵本もぼやけて見えて認識できないかもしれません。でも、新生児の脳は発達段階にあり、日々目で見たものを情報として積み重ね、物を認識できるようになるのです。
赤ちゃんの視覚を刺激するような次のような布絵本で、脳の発達を促してあげましょう。
めくってモー!おでかけ布えほん
フィッシャープライス
新生児から遊べる布絵本で、カラフルな色合いと、振ると音が鳴り触る心地満点のラトルでできたウシさんが、赤ちゃんの気を惹きます。少し月齢が上がるとウシさんを見つけっこして遊んだり、たくさんの動物たちに名前を教えたりもできますよ。着脱リングが付いているので、ベビーカーに吊るすこともできて便利です。
2生後3ヶ月から
生後3ヶ月になると、赤や黄色などの色の区別や物の形も認識できるようになり、動くものに反応して、手を伸ばして触ろうとします。
手に持ったものは何でも口に入れて、感触を確かめようとする時期なので、次のように見た目だけでなく感触も楽しめるような布絵本をおすすめします。
しかけいっぱい!布えほん
バンダイ
赤ちゃんが大好きなアンパンマンの布絵本で、月齢に合わせた仕掛けがいっぱい。生後3ヶ月頃なら、うつ伏せにすると太陽ミラーで自分の顔を見ようとして顔を持ち上げたり、掴んだり押したりして感触を楽しめます。月齢が上がっていくと、アンパンマンの顔の表情が区別できるようになり、赤ちゃんの成長を感じることができます。
3生後6ヶ月から
生後6ヶ月にもなると、人見知りをし始める赤ちゃんもいるくらい、目で見たものを認識する力が発達しています。特に、「いないいないばあ」は赤ちゃんの大好きな遊びなので、次のような布絵本をおすすめします。
大好きなママの声と「いないいないばあ」遊びで、赤ちゃんも大満足するはずです。
はじめて布絵本
コンビ
生後6ヶ月から遊べる、ベビーカーに取り付けられるやわらか素材の布絵本。赤ちゃんの大好きな「いないいないばあ」遊びがいろいろな動物で何回もでき、押すとカサカサしたり音が鳴ったりと、指を使って遊ぶこともできます。内容盛りだくさんですが、コンパクトで赤ちゃんでも持ちやすいのも嬉しいですね。
4生後10ヶ月から
生後10ヶ月では、赤ちゃんは知力や記憶力が発達してきていて、自分やママの行動を覚ることができるようになります。
この時期の赤ちゃんには次に紹介するような、日常生活でよくする行動をしかけとともに綴っているものがおすすめ。布絵本でしつけもできちゃいますよ。
【ホットビスケッツ】【箱付】やわらかベビーブック
ミキハウス チャオ
ミキハウスのお馴染みのキャラクター「ホットビスケッツ」のポップでかわいい布絵本です。日常生活にちなんだ親しみのあるしかけなので、赤ちゃんも心惹かれて夢中になります。絵本には珍しく、後ろには名前を書く欄があるので、お友達とかぶっても安心ですね。
51歳半から
1歳半を過ぎると、赤ちゃんの好奇心や探求心はピーク。じっとせずに動き回る時期だからこそ、布絵本でママとまったり過ごす時間も大切にしたいですよね。
好奇心旺盛なこの時期だからこそ、次のような布絵本で、生活習慣や英語を学ばせるのもおすすめです。
布絵本 グッドナイトブック
オスカー&エレン社
赤ちゃんというよりは、北欧グッズ好きのママが虜になりそうなおしゃれな布絵本。うさぎのマスコットにお着替えや歯磨きをさせて遊べるうえ、すべて英語で書かれているので、着替えや歯磨きなどの日常生活で使う英語を学べます。色違いのブルーもあり、メッシュバックに入っているのでプレゼントにもおすすめです。
62歳から
言葉を覚えて話し出す2歳児にぴったりなのが、生活習慣とそのあいさつが、いろいろなしかけで描かれている次の布絵本。
朝起きた時は「おはよう」、ご飯を食べる時は「いただきます」など、自然にあいさつができるような子に育ってほしいと願うママにおすすめです。
【箱付】布えほん マーブルくんのいちにち
ミキハウス チャオ
生活習慣やあいさつを楽しく学べる布絵本です。くまのマーブル君を寝かせたり、お風呂に入れたりご飯を食べさせたり…。その中で必要なあいさつが自然に出てきて、言葉を覚えたての2歳児におすすめ。マーブル君のお着替えができたり、蛇口を回すしかけや、歯ブラシの取り外しができるようになっていたりと、飽きずに遊べます。
73歳から
3歳になると、ママが手伝わなくても、自分でできることが増えてきますが、気分によってはやる気が出なくてできないことも。そんな時期におすすめなのが、お着替えの練習ができる布絵本です。
次に紹介する布絵本では、お着替えの基本が練習できるしかけになっているので、子供のやる気が出ないときでも遊び感覚で実践できますよ。
布絵本 できるかな2
株式会社コンセル
自分で身支度しようとするモチベーションのアップにつながる、しつけ用布絵本です。絵本の中でボタンを留めたり、ファスナーを閉じたり、ベルトを通したりすることができます。表紙の靴には、実際に自分の足を入れて紐を結ぶ練習ができるのも驚き!入園前の準備に役立つこと間違いなし!
メリット満載!布絵本の特徴とは
紙絵本と違って、布ならではの手触りやしかけがあるなど、布絵本には紙絵本にないメリットが満載。赤ちゃんが使うものだから、安全性が高く衛生的で、五感をフルに活用するようなおもちゃを求めるママも多いはず。
ここからは、それら兼ね備えた布絵本の特徴についてみていきましょう。
1.柔らかいのでケガの心配がない
紙の絵本と違って柔らかいので、指先で角に触れたり落としたりしてケガをすることもないし、オーガニック素材のものなら口の中に入れても安心です。
軽量でコンパクトサイズのものが多いので、おでかけの際にも便利。赤ちゃんが手に持って遊ぶことができます。
2.布の暖かさやぬくもりがある
紙やプラスティックは人工的なイメージであたたかみに欠けるのですが、布絵本には布独特の暖かさやぬくもりがあります。
フェルトやコットン、タオル地など肌触りのいいものもあり、月齢の低い赤ちゃんもその手触りを気に入って、飽きずに何度でも触りたくなるかもしれませんね。
3.指先の感覚の発達につながる
布絵本は見るものとして視覚を刺激するだけでなく、さまざまな仕掛けがあるものが多く、触る・押す・はがす・貼り付けるなど指先の感覚を発達させる効果もあります。
月齢が上がると、ファスナーやボタンを留めたり、紐を結んだりする練習ができるものもあり、赤ちゃんの発達を助けてくれます。
4.親子でお話しをしながら遊べる
布絵本は、お話しを読むことだけにとどまらず、言葉が分からない月齢の低い赤ちゃんでも、音が鳴ったりめくったりするしかけをママといっしょに楽しみながら、コミュニケーションを取ることができます。
文字の書かれていないストーリーのない布絵本なら、月齢が上がっても、親子でお話しを考えて会話しながら楽しめます。
5.汚れたら洗濯できる
何でも口の中に入れてしまう赤ちゃんにとって、布絵本は汚れたら洗濯することができるので、いつもきれいなまま使えるので、衛生面でも安心です。
うっかり水に濡らしてしまっても、紙はふにゃふにゃになりますが布なら大丈夫。しかし、生地によっては水洗いできない場合があるため、使用上の注意を確認しましょう。
布絵本のお手入れ方法
布絵本は、赤ちゃんが口に入れたり手で触ったりして、よだれや手汗がつきやすいので、清潔に保つためにも日頃のお手入れに気をつけなければなりません。
特に、よだれや手汗で湿った部分をそのままにしておくと、雑菌やカビが繁殖する原因にもなってしまいます。
天日干しできるタイプのものであれば、赤ちゃんが使わないときに天日干しして乾かすようにしましょう。布のため洗濯できるものがほとんどですが、素材もさまざまなので、使用上の注意をきちんと守ることが大切。
洗濯の際には、次のようなことに気をつけましょう。
布絵本の洗濯の注意点
- 洗濯機は使わずに手洗いしましょう
- 破損する恐れがあるため、脱水や乾燥機の使用は避けましょう
- 色落ちする可能性もあるので、他のものと一緒に洗わない
- すすいだ後は、無理に絞らずにタオルに押し付けて水分を吸い取りましょう
布の絵本を作ってみよう!おすすめの手作りキット
布絵本を手作りしてみたいけど、不器用だしアイデアも浮かばないし…というママ必見!誰でも簡単に作れる布絵本の手作りキットがあるんです。赤ちゃんのことをあれこれ思いながら、世界に一つだけの布絵本を作ってみませんか?
一般的に糸や布はキットに含まれますが、次のようなものを用意しておくと良いでしょう。
布絵本を作る際に用意するもの
- 針(縫い針、刺繍針)
- しつけ糸
- 定規
- はさみ
- チャコペンシル
- 手芸用ボンド
- アイロン
布絵本の手作りキットといっても、初心者用から上級者用までさまざま。縫うのが苦手なママはフェルトをボンドで貼り付けるだけのものでもいいし、自分なりのアレンジを楽しみたいママは頑張って上級者用にチャレンジしてみては?
そこで、おすすめの手作りキットを紹介していきましょう。
「のりものえほん」キット
FUKAFUKA EHON
のりものばかりを集めた布絵本の手作りキット。パーツがすべて裁断してあるし、フェルトなので不器用ママはボンドでくっつけるだけでもOK。他に、くだもの、やさい、どうぶつなどたくさんのシリーズがあるので、子供の性別や贈る側の好みに合わせて選びましょう。
手作り★布絵本「あけてのおたのしみ」
手作りキット.com
文字を刺繍したり、パーツを自分で裁断したりと少し上級者用ですが、丁寧な説明と型紙が付いているので安心です。それに、パーツが出来上がっているものより、いろいろなアレンジを楽しめますね。出来上がりは、ちょうちょ結びやファスナー、ワンタッチテープの練習ができる布絵本になっています。
ファーストウォークできるかな
ふわふわ布絵本のロンパーズ
ちょうちょ結びやファスナーなど指のトレーニングができる布絵本。一見作るのが難しそうですが、難しい部分はあらかじめ出来ているので、下書き線に合わせて布を裁断し、縫い付けるという簡単な作業がほとんど。布は余分に付いているので、木にはっぱを付けるなどアレンジを楽しむ人もいるようですよ。
布絵本をすぐに作り始めたいママには身近な材料でできる簡単手作りがおすすめ
家にある物でお金をかけずに手作りしたいママやキットを取り寄せる間にモチベーションが下がってしまいそうなママには、身近な物で作れる布絵本の手作りもおすすめです。
布絵本は100均ショップなどで手に入るフェルトなどの材料や、ご家庭にあるコットン地などの身近な材料を使っても、意外と簡単に手作りすることができますので、興味のある方は思い出作りと思ってトライしてみてはいかがですか。