赤ちゃんの王冠を手作り!満1歳の誕生日も大活躍の簡単な作り方
赤ちゃんの誕生日やハーフバースデーを手作りの王冠でお祝いしたいけど裁縫は苦手という、そんなママでも100均で手に入る身近な材料で簡単にかわいい王冠を作ってみましょう。
こちらでは、定番のフェルトを使うタイプの王冠、加工が簡単な紙コップを使うタイプの王冠の2種類のほか、王冠のお昼寝アート等での使い方のコツや王冠のアレンジ法もご紹介します。フェルトの王冠は赤ちゃんでも被せやすく、丈夫でかさばらないので何度も使うことができます。紙コップの王冠は工作感覚で作れるので子供と一緒に飾り付けをしたりして楽しめます。
まずは型紙の印刷方法をチェックしよう!
王冠づくりには型紙のダウンロードが必要ですので、まずはスマホから印刷する方法を確認しておきましょう。型紙のPDFファイルをダウンロードしたら、自宅のプリンターかコンビニプリンターを利用して印刷します。
自宅のプリンター
スマホをWi-Fiに接続し、プリンターの印刷用アプリを使用すれば、コードを繋がなくても印刷できます。キヤノンやエプソン、ブラザー等はプリンターに合うアプリが用意されていますので、手持ちのプリンターに対応するアプリをインストールしておきましょう。
ローソン、ファミリーマート等
「プリントスマッシュ」というアプリをインストールすれば、コンビニのマルチコピー機でも簡単に型紙が印刷できます。プリントスマッシュに対応しているコンビニは、ローソン・ファミリーマート・サークルK・サンクス・セイコーマートです。
自宅近くのコンビニにアプリに対応するSHARPのマルチコピー機があるかどうか、SHARP「コンビニエンスストア店舗検索」で事前に確認することをおすすめします。(注1、2)
「PrintSmash」
写真やPDFファイルをコンビニのSHARPマルチコピー機でWi-Fiを利用して印刷する際に使用するアプリです。コンビニのコピー機に指示が出ますので、その通りに行えば簡単に印刷できます。
セブンイレブン
事前にメールアドレスをユーザー登録して印刷する「netprint®(ネットプリント®)」というアプリか、Wi-Fiをその場で接続して印刷する「セブン‐イレブン マルチコピー」というアプリのどちらかを、スマホにインストールして行います。
netprint®(ネットプリント)は事前登録が必要ですが、一度行っておけばWi-Fiが接続できなくてもコピー機が使え、自宅のPCからデータをメールして印刷することもできます。(注3)
「netprint®(ネットプリント®)」
スマホ内のデータをスマホからコンビニの富士ゼロックス製マルチコピー機で印刷する際に使用するアプリです。写真やPDFファイル、WEBページ、Microsoft Officeの印刷が可能。
事前にアプリのユーザー登録画面でメールアドレスを登録し、送られてきた案内メールに従ってIDやパスワードなどをさらに登録しておきます。あとはアプリの指示に従い、セブイレブンのマルチコピー機メニュー画面で「プリント→ネットプリント」を選択し、その後も指示に従えば簡単に印刷できます。
「セブン‐イレブン マルチコピー」
Wi-Fi通信を使って、コンビニの富士ゼロックス製マルチコピー機で印刷やスキャンする際に使用するアプリです。写真や文書をスマホからマルチコピー機へ送信して印刷します。
スマホをWi-Fiに接続し、スマホで印刷するファイルを指定し、後はセブンイレブンのマルチコピー機メニュー画面で「プリント→スマートフォンからプリント」を選択し、その後も指示に従っていくだけで簡単に印刷できます。
フェルトで作る!赤ちゃんの王冠
柔らかさと暖かい感じが赤ちゃんにぴったりのフェルトの王冠。簡単なのに手が込んでいるように見えるので、ママ達の間でも人気があります。
100均で手軽に手に入るフェルトや家に余っているヘアゴムを使うので、材料費はほとんどかかりません。またフェルトなので布と違って切りっぱなしで大丈夫。工作感覚で気軽に作ってみましょう。
今回紹介する赤ちゃんの王冠はゴムを使うタイプなので、ゴムの長さを調整すれば子供が大きくなっても使えます。
フェルトの王冠の材料
- フェルト
- ヘアゴム(又はリボン)
- 豆腐の入れ物(四角い形で、凹凸がないタイプ)
- 飾り ビーズ、毛糸、レーステープ
- 布用両面テープ(又は布用ボンド)
- グルーガン(無くてもできますが、あると便利)
- ハサミ
- カッター
- 一つ穴パンチ(2つ穴でもできます)
- チャコペンか鉛筆(型紙を写すのに使用します)
フェルトの王冠の作り方
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型紙をダウンロードしたら、A4サイズでプリントして切り抜きます。フェルトを下の所で2つに折り、型紙を写したら、5mm程大きめに切ります。レース等の飾りを縫い付けたりしたい場合は、この時点で付けておきましょう。貼る場合は後でもかまいません。
型紙のPDF(印刷用)をダウンロード - 穴の補強パーツを作ります。豆腐の空き容器を4cm×2.5cmに切り(角は丸くしましょう)、一つ穴パンチで穴を2つ開けたものを2枚用意しましょう。豆腐の空き容器がない場合は、クリアファイルでも代用可能です。
- 下書きをした面に、両端に先ほど作ったパーツを端から5mm離して両面テープかセロテープで仮留めします。穴の後ろと反対側にカッターかハサミで紐を通す穴を開けます。
- フェルトの片面に両面テープ(又はボンド)をつけて、もう片面を折りたたむようにしてくっつけます。形をハサミで整えます。ボンドを使う場合は、乾いてから行いましょう。
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毛糸のリボンを作ります。指3本か、大きめのフォークに毛糸を巻き付けます。巻き終わったら図のように、真ん中に毛糸を2~3回巻き付けて、きつく縛ります。ビーズを通してさらに結びます。ビーズが無ければ、真ん中は多めに毛糸を巻き付けても可愛く仕上がります。
指やフォークに巻き付けた時点で毛糸を切ってしまわず、最後に切るようにすると途中で長さが足りなくならずに済みます。 - 先端にパールを縫い付けて、下にレーステープを貼り付け、毛糸で作ったリボンを布用両面テープ(又はグルーガン)で貼り付けます。
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後ろの切れ込みにゴム紐を通して結びます。子供の頭のサイズはすぐに変わるので、ゴム紐は長めにして蝶結びにすると調整が楽にできます。もう一つの切れ込みにリボンを通して、ゴム紐を隠すように結びましょう。
赤ちゃんにかぶせやすいようにゴムで留めていますが、子供が2~3歳になってじっとしていられるようであれば、穴を1つにしてリボンだけで留めてもOKです。 - 毛糸のリボンの代わりに、お花のモチーフを沢山付けても可愛いです!
紙コップで作る!赤ちゃんの王冠
紙コップで作る王冠の魅力は、なんといっても家にあるもので作れること。ラインストーンと水切りネットで一見紙コップとは思えない可愛いミニクラウンができます。
簡単なのでハーフバースデーはもちろん、誕生日毎に作っても良いでしょう。子供が少し大きくなったら、自分で好きなように飾り付けをして楽しめます。ハーフバースデーや誕生日だけではなく、ごっこ遊びやハロウィンの仮装等色々なことに使えるのも紙コップならではと言えます。
ただしフェルト製の王冠と違って壊れやすいので、赤ちゃんに使うときは壊されないように注意が必要です。
紙コップの王冠の材料
- 紙コップ(高さ8cmくらいのサイズ)
- ヘアゴム
- 水切りネット(あれば2色)
- 惣菜等の透明トレイ(凹凸のない部分)
- ビーズのブレスレット(あれば)
- ハサミ
- カッター
- 両面テープ(又はボンド、セロテープ)
- 油性ペン
紙コップの王冠の作り方
- 紙コップの底に端から0.5cmの所に1cm弱の切れ込みを十字に入れます。紙コップに6等分になるように切れ込みを入れます。下は3~3.5cmくらい残しましょう。切れ込みを目安にして、紙コップが王冠の形になるように切ります。
- 紙コップの底に0.8~1cm間隔で切れ込みを入れて、切れ込みを入れた部分を外側に倒します。
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水切りネットを2枚(ボリュームが足らなければ3枚)、底のくっついている所を切ってから、縦に2~3cmの幅で細く切ります。16~18cmのゴム紐の端を結んで輪を作ります。ゴム紐がなければ、輪ゴムでも代用可能です。
水きりネットの長さが4~5cmくらいになるようにして、ゴムの輪に4つに畳んだネットを結んでいきます。 - 惣菜等の透明トレイ(凹凸のない所)を紙コップの底にあてて少し大きめに油性ペンで下書きしてハサミで丸く切ります。紙コップの底に当ててみて、十字の切れ目の部分にペンで印を書いて同じように十字に切れ目を入れます。
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水切りネットを1枚(できれば違う色)底のくっついている部分を切ってから横に4等分,
幅6cmくらいに切ります。4で作った透明トレイのベースの端に両面テープを付けてひだを寄せながら、水切りネットを丸く貼り付けます。この時、十字の切れ目の部分には重ならないようにするか、重なったら貼り終わった後で切れ込みを入れておきましょう。 - 紙コップにビーズのブレスレットと作り方の3で作ったフリルを入れたら底に両面テープ(又はボンド)をつけます。シールやラインストーンを使う場合は、ここで貼ると良いでしょう。その後、作り方の5で作ったフリルを紙コップの穴の場所に合わせて貼り付けます。
- 紙コップの底の切れ込みに、48cmくらいのゴム紐を通して結びます。結び目はコップの中に作りますが、結び目が見えるのが気になるようなら、丸く切った紙を両面テープ等で貼り付けて隠すと良いでしょう。
- お昼寝アートで使う場合、紐はつけずに頭の上に置くか、何かに立てかけて使用すると良いでしょう。赤ちゃんが寝ている間なら王冠を壊されることなく、ナイスショットが撮れます!
細かな部品やボンド等には注意!
王冠も同様ですが、ベビーグッズを手作りする際には使う材料に配慮が必要です。赤ちゃんは何でも口に入れたがりますので、小さな部品を誤飲したり、ボンドやグルーガンのグルー、両面テープ等をなめてしまったりする危険性もあります。特に100均グッズ等の中には、赤ちゃんの健康に影響を及ぼす物質が含まれていることもあるため要注意。赤ちゃんの安全のために材料の取り扱いには充分気をつけましょう。
100均グッズでも作れるオリジナル王冠!
作った王冠はハーフバースデーや誕生日の他にも、お昼寝アートやハロウィン、パーティー、おままごと等に使えます。王冠そのものの作り方だけでなく、飾り付けも簡単!フェルトと紙コップの王冠のアレンジをそれぞれご紹介するので、イベントや服に合わせて、飾り付けを変えてみましょう。飾り付けの材料は100均グッズでも揃えられます。
フェルトの王冠のアレンジ
フェルトの王冠は使いまわしするのであれば、男の子でも女の子でも使える黄色がお勧めです。はっきりした色の服が多いのであれば濃い黄色、淡い色の服が多いのであれば淡い黄色が良いでしょう。女の子でピンクの服が多いならピンク系、男の子なら水色等青系の色も人気があります。飾り付けはポンポンやビーズ、毛糸、リボン、スパンコール、レース等自由に組み合わせて楽しんでみましょう。
また、ハーフバースデーなら1/2等の数字を入れるのも記念になります。型紙に数字と円が2つあるので組み合わせて年齢を入れることができます。素材はフェルトで作るのがおすすめですが、ちょっと写真を撮るだけなら画用紙や厚紙で作って両面テープで落ちないように軽く留めるという手もあります。
紙コップの王冠のアレンジ
作例では2種類のフリルを使いましたが、片方だけでも作れます。男の子なら左奥のように平べったいフリルのベースの上にキラキラのモールを付けてもボリュームが出て素敵です。右のピンクの方はフワフワの飾りを両面テープかボンドで留めて、ラインストーンをベースと尖った部分に付けています。
紙コップの王冠は、両面テープやボンドで好きな飾りを手軽に付けられます。フェルトと同様にポンポンや毛糸、リボン、スパンコール、レースの他、シュシュを下の方につけても簡単で可愛いです。色や柄付きの紙コップなら、王冠の形に切ってゴムや紐をつけるだけでもちょっとした記念日やパーティー等に華をそえてくれます。
加工や飾り付け等がしやすい紙コップは、赤ちゃん用のおもちゃやグッズ作りにとても重宝します。
参考文献