保育園に入る年齢に関する記事

保育園に入りやすい年齢は?クラス区分の数え方や料金差

保育園に入りやすい年齢は?クラス区分の数え方や料金差

保育園に入りやすい年齢ってあるの?保育園入園は狭き門だから、一番良いタイミングを知っておきたいものです。保育園の年齢別クラス編成や利用者数、保育時間や料金などの違いを分析しながら、ママの働きやすさを考えていきましょう。

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保育園に入れる年齢~クラス編成の数え方や待機になりにくい時期

保育園に入れる年齢に悩むママ

産休・育休中のママにとって気になることの一つは、保育園に入りやすい年齢。子育てがひと段落してママが「そろそろ仕事に戻りたいな」と感じてから保育園選びを始めるママもいますが、待機児童問題があるため、スムーズに入園しやすい時期を知っておけば入園時期を決める参考になります。

そこで今回は、保育園に子供を預けられる年齢や全国保育園の年齢別利用数、保育園の年齢によるクラス編成年齢別の保育士の数、保育園に入りやすい年齢、年齢による料金差などについて詳しくご紹介していきます。将来的に小さな子供を保育園に預けて働きに出たいと考えているママも、ぜひ参考にしてください。

保育園に子供を預けられる年齢は?

ママに抱っこしてもらう赤ちゃん

園によっても違いがありますが、保育園では一般的に生後2~3ヵ月の0歳児から、小学校に入学する前の5~6歳の子どもを受け入れてくれます。

小学校入学前の子どもを育てるママが仕事への復職を考えた時、心強い味方になってくれるのが地元の保育園。実家やパパ側の義両親に子供を預けるという選択肢もありますが、近くに親族がいない若い世帯は多いですし、おじいちゃん・おばあちゃんが小さな子供を世話するのは体力的にも厳しく、引け目を感じてしまいがちです。

幼稚園という手もありますが、幼稚園での子供の受け入れ年齢は3歳から。お迎えの時間も早いので、フルタイムや正規職の仕事への就業を目指すなら、児童福祉法の規定で設置されている保育所、すなわち保育園へ子供を預けるのがベストと考えるママやパパが多く、早い段階で保育所への入所を検討するご家庭も増えています。

保育園の年齢別利用者数はどれぐらい?

保育園の歴史は古く明治時代にまでさかのぼれるのですが、日本では子どもの保育は家庭で母親がすべきという風潮が根強く、昭和年代では保育園の利用者はそれほど多くはありませんでした。

しかし昭和60年に男女雇用機会均等法が施行されたことで社会全体の就業意識が変わり、特にここ数年では仕事をもつママが急激に増加するとともに、幅広い年齢で保育園を利用する子どもが増えています。

平成25年中の年齢別保育園利用者数 (在所児数)
学年齢 在所児数
0歳児 112,000人
1歳児 322,000人
2歳児 322,000人
3歳児 459,000人
4歳児 469,000人
5歳児 464,000人
平成25年中の年齢別保育園利用者数 (入所率)
学年齢 入所率
0歳児 10.7%
1歳児 30.2%
2歳児 37.7%
3歳児 43.9%
4歳児 43.7%
5歳児 43.4%

中でも急激に利用者数が増えているのが、1~2歳の乳幼児。男女雇用機会均等法が大幅に改正された平成11年ごろは5人のうち1人保育園利用者がいるかどうかであったのに対して、平成25年には3人に1人に利用者が増えました。

1~2歳児の平成29年度推定利用率は46.5%。なんと保育園を利用する子供のうち、2人に1人が2歳までに保育園を利用することになるだろうと考えられているのです。(注1)

保育園のクラス区分の考え方や数え方

保育園年齢別クラス区分の書かれたパンフレット

保育園のクラス区分は基本的には小学校などと同じ、生年月日を基準にして4月1日時点の年齢による数え方をします。

例えば…
2018年8月生まれの子が翌年4月に入園する場合、2019年4月1日時点で0歳ですので0歳児クラス。2019年8月に満1歳になっても0歳児クラスのままで1年間過ごし、2020年4月1日に1歳児クラスに持ち上がります。

保育園クラス編成
クラス区分 年齢
0歳児クラス 0歳
1歳児クラス 0歳~1歳
2歳児クラス 1歳~2歳
年少児クラス 2歳~3歳
年中児クラス 3歳~4歳
年長児クラス 4歳~5歳

そのため生まれつきによって発達にかなりの差があり、0・1歳児をまとめて1クラスにしている保育園も多いです。クラスの名前には「ひよこ」や「あひる」などの動物や、「あか」や「みどり」といった帽子の色を冠した、子供でも分かりやすく親しみやすい名称を使う園がほとんど。

年度途中に入園した1歳過ぎの子どもでも、生まれ月によっては0歳児クラスに入ることもありますので、早生まれの子のパパやママの場合は心配になりますが、保育園ではこういった成長の差にも充分配慮をしています

基本的には同じクラスであっても、月齢が低い子はベビーベットマットで過ごし、大きい子はチャイルドガードなどで分け、園児の発達状況に応じて遊び場を区分するなどの工夫がされています。また食事などの際にも、必要に応じて他の職員が応援に入るなどの対策が摂られています。

年齢別クラスの保育士の人数は?

年齢別クラスの保育士の配置基準グラフ

年齢別のクラスに何人の保育士が配置されるかは、厚生労働省「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(注2)によって次のように決められています。

年齢別クラスの保育士の配置基準

  • 0歳児クラス
    乳児3人に対して保育士1人以上
  • 1~2歳児クラス
    幼児6人に対して保育士1人以上
  • 3歳児クラス
    幼児20人に対して保育士1人以上
  • 4~5歳児クラス
    幼児30人に対して保育士1人以上

基本的には各クラス1名以上、乳児を含むクラスの場合は2名以上の保育士が必ずいると考えて大丈夫。保育士資格を持つ先生と、資格をもたない一般の職員がいますが、入園直後で子ども達が落ち着かない時期は一般職員を増やして補助的にクラスの指導にあたるなどの配慮がされています。

認可外保育園の場合は職員のおおむね3分の1以上が保育士、認証保育園の場合は6割以上が保育士なので、必ずしも1クラスに保育士資格を持つ職員が指導に当たるわけではありません。

ですが認可保育園と同じ基準で子どもの人数に応じた人数の職員が配置されていますので、不安に思う必要はありません。保育園に子供を預けて仕事にでたいと考えるなら、まずは積極的に身近な保育園に連絡を取ってみて、入園ができるかの検討をはじめていましょう。

保育園に入りやすい子どもの年齢は?

電話の前で混乱する母親

子どもがいても働きたいというママが増えている一方、保育園自体は施設の必要面積などの基準が厳しく、そう簡単に増やすことはできません。だからこそ保育園に入れることが難しく、待機児童問題も起こってしまうのですが、保育園に入園させやすい子どもの年齢というのはあるのでしょうか?

保育園の種類ごとに、比較して解説していきましょう。

認可保育園

認可保育園とは、自治体の認可を受けた保育園のことです。自治体が運営する公立保育園と、社会福祉法人や民間企業が運営母体となる私立保育園がありますが、施設や保育士などの職員の人数、衛生管理などの国の厳しい基準をクリアしているので信頼性が高く、費用面でも負担が少ないので仕事をもつママが一番に目指したいのは認可保育園への入園でしょう。

入園しやすい年齢としては、持ち上がりで定員が埋まるリスクが低い0歳児クラスは比較的入りやすいと言われています。仕事を始める意欲があるなら早めに保育園に見学に行くなどのアクションを起こしましょう。

1・2歳児クラス以降は持ち上がりで定員が一杯になってしまい、4月の入園も厳しい園もあります。認可保育園でも原則的に定員に空きがあれば年度途中でも入園できますが、引越しなどで定員が空いたというラッキーなケース以外は、年度途中の入園は厳しい地域も。基本的には4月からの入園を目指して前年の11月ごろから保活をすることをおすすめします。

無認可(認可外)保育園

無認可保育園、認可外保育園とも呼ばれますが、この保育園は施設面などの国の基準を満たすことができず、個人や民間企業、NPO法人などが自治体に届け出をして幼児の保育を行っています。小規模の施設が多く、遊び場が少ない傾向はありますが0歳児から受け入れてくれますし、何歳でも定員に空きがある可能性が高く、年度途中でも子どもを預けられる可能性はかなり高いといえます。

ただし認可保育園と違って保育料が一律ではなく、施設側が自由に料金を決めることができるために費用が高いというデメリットも。自治体によっては保育料の一部を補助してくれる制度もありますので、まずは保育園に相談をしてみましょう。年度途中に仕事を始めなくてはいけない場合は一旦認可以外保育園を利用し、4月に認可保育園に入園し直すという方法もありです。

認証保育園

認証保育園は待機児童が多い東京都など一部の自治体が独自の設置基準で運営を認めている保育園。0~5歳児を受け入れA型と0~2歳児を対象にするB型とがありますが、こちらも定員に空きさえあれば年齢にかかわらず年度途中でも子供を受け入れてくれます。

認可保育園の場合は住んでいる地域の制限がありますし、現に仕事をもっている人は優先されて、これかれから就業を目指す求職中のママの場合にはなかなか入園できないのですが、認証保育園の場合は住んでいる地域に制限がなく、就業の有無に関係なく保育をお願いできます。

子どもの年齢による保育園の料金差は?

保育料基準表

認可保育園の保育料は子供の年齢によっても異なります。一般的には子供の年齢が小さいほど金額が高く、大きくなるほど金額が下がります。保育料金に年齢による差があるのは、要は小さな子供ほど手間がかかるため、施設の負担となるコストが大きいからです。

自治体や年収によっても異なりますが、おおむね月額数千円の料金差。ただし世帯収入が1000万円を超えるなど高額になるとこの料金差は広がり、0~2歳児が3~5歳児の倍以上になるケースもあります。

保育料は一般的に住民税の税額を基準に決まるのですが、例えば平成29年度の江戸川区の保育料基準額表を見てみると、所得割課税額198,000円を超える世帯の場合0~2歳クラスと3歳クラスの料金差が1万円以上。最高で月額35,600円の金額差になります。

ただし小学校3年生以下の上の子どもがいる場合に限り、多子減額制度の対象になるため第2子は半額、第3子は保育料がかかりません

その家庭の世帯収入や状況、保育認定の号をもとに、各自治体によって決められます。市町村のホームページなどでも公表されていますので、事前に確認をしておくといいでしょう。

保育園入園年齢は収入とのバランスも大切

保育料と収入のバランスをどう考えるかは難しい問題です。割に合わないと考えれば年少以上になってから働きに出た方が良いケースもありますし、仕事に対して意欲だけでなく、長期的な収入増加を見込んで考えると、高い保育料を払ってもママが働く価値はあるケースもあるでしょう。

定員の関係で年少以上からでは入園が難しくても、未満児クラスに入って入れば持ち上がりでそのまま保育園に通えるというメリットもありますし、多子減額制度を使えば未満児でも半額以下の保育料で済むといったケースもあります。

乳幼児のママの場合は「保育料が高いから無理!」と初めからあきらめるのではなく、家計全体や自分の将来、生き方なども総合的に考えて判断をしていくことも大切です。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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