学校行きたくない…に関する記事

『学校行きたくない…その時ママはどうしたか体験談15』

お子さんに学校に行きたくないと言われたママが伝えた言葉とった行動をご紹介します。学校に行きたくない理由が分からないと不安になりますが、どんな子も一度はそう思うはず。学校に行きたがらない子の話を聞いてしっかりと向き合ってみましょう。

マーミーTOP  >  子育て  >  学校行きたくない…その時ママはどうしたか体験談15

学校行きたくないと言われたらどうする?先輩ママの体験談

子供は、学校の節目やイベント、なんでもない時でも「学校に行きたくない…」と言うことがあります。そんな時、慌てることもせずどっしり構えて「へぇ~そうなの~」と言ってみたいものですがそうはいきませんよね。

もしも「学校に行きたくない…」と言われたら、お子さんの気持ちとしっかり向き合うことが大切です。なんでもない事から不登校に発展してしまうことはあり得ます。不登校になってしまった場合の対応方法は必ずあるので、お子さんが学校に行きたくなるような方法を、体験者の声から探ってみましょう。

学校行きたくない…先輩ママの対処体験談

syoko
39歳

お友達の輪に入れなくて

現在娘は中学一年生。娘が小学4年生の春、新学期が始まって間もなくの頃「学校へ行きたくない」といったことがありました。理由を聞いてみると「お友達がいない」ということでした。新しい学年になり、仲の良かったお友達とクラスが離れてしまった事が原因です。

その日は無理に行かせず休ませました。そして、ゆっくり娘の話を聞くようにしました。すると、「お友達の輪が出来ていて入りにくい」ということでした。避けられているわけではありませんでしたが、新しいお友達を作る方法が分からず、一人でいてそれがしんどくなっていたようです。

そこで、すぐに担任の先生に電話を入れました。すると担任の先生が、「明日は待ってるからね。おいでね」という言葉。男の先生でどう対処していただけるかという不安はあったものの、このまま休み続けるのはよくないと思ったので、次の日は頑張って行かせました。

すると、とても元気に帰ってきたのです。お話を聞いてみると、「お友達にあやとりを教えてあげた」ということでした。その後先生にお話を伺うと、先生が休み時間に娘を先生の机に呼んであや取りをさせたようです。

あや取りが得意だった娘は、先生としている間にお友達が集まってきて、「私にも教えて!」と言ってくれたようです。先生のちょっとした気遣いですぐにお友達を作ることができ、その後元気に学校へ行くようになりました。中学生になった今でも、その時できたお友達は仲良しです。

ふう
45歳

ホルモンのバランス影響

現在息子は中学二年生です。息子が小学5年生の頃、朝になると頭が痛い、お腹が痛い、吐き気がすると言って時々学校を休むようになりました。息子は私の第一子ですので、全てのことが初めてです。熱や下痢がなければ、どうしても学校に行かせたいという思いでいっぱいでした。

学校生活は平和そのもので、お友達関係も良好でしたので、初めのうちは具合が悪いのだと学校を休ませていたのですが、学校に休みの連絡を入れると寝てしまい、お昼前に起きてきてゲームをしていい?など言うようになりました。こんなことではダメな大人になると、どの親でもそう思うと思います。

それから朝の体調不良を訴える日が多くなり、絶対に学校には行きなさいと喧嘩をする毎日でした。引きずって、車に乗せてでも学校へ送って行く日もありました。このような状態が卒業間際まで続きました。知り合いの子供が同じような状況のお母さんと話をする機会があり、知り合いの子供は病院に行き受診した話を教えてくれました。

診察の結果、ホルモンバランスの影響で、思春期に起こりうる状態でそのうち緩和されてくると言われたそうです。息子もそうだったのかもしれません。時が過ぎて思い返してみると、私は息子を色んな方面から理解してあげられなかったと思います。今現在は中学生ですが、風邪などの時以外は毎日元気に登校しています。

きーママ
30代前半

お友達の中での板挟み

現在小学三年生の息子がいます。この息子が一年生の終わり頃、しばらく学校に行きたくないと言う日が続いたことがありました。まずはお腹痛いから始まり、次の日は頭痛いとか足が痛いとか…様々で。

でも明らかに休んでも昼間は元気だし、息子に本当は何が理由か問いただしても何も言わないので、三日目ついに私も無理やり行かせようとしてしまったのですが、途中まで行って泣きながら帰って来てしまったのです。

さすがに私もこれは逆効果だったと反省し、その日は、理由は1日聞かない、そして仮病だということを責めないと自分の中で決め、二人で映画を見たりお茶を飲んだりして過ごしました。そして、その夜布団に入ると、ぽつりぽつりと息子の方から理由を話してくれたのです。

結局原因を簡単に言えば、息子は仲良し三人グループで他の二人が喧嘩してしまい、一番気の弱い息子はどちらに着くのかと言われ、板挟み状態なのが辛かったようです。色々と話してスッキリしたのか、明日は頑張って行ってみると言ってくれました。

そして次の日、うちのチャイムがなりドアの前にはその二人の姿が。「今日は来る?三人でいなきゃつまんないから、早くおいでよ」と。どうやら心配性の息子の悩みすぎだったようで、二人はすっかり仲直り。今でもその子達と仲良しですが、みんな少し大人になり喧嘩は少なくなりましたし、息子もまぁまぁ…と宥めることを覚えたようで楽しく通っています。

さむらい
35

マラソン大会の練習が嫌

小学一年生の男の子がいます。学校に行きたくないと言ったのは、一年生の夏休み明けです。マラソン大会の練習が毎日始まりました。朝、も練習があります。一年生は1キロ走りました。マラソンが苦手で、休み時間もお友達と遊び時間がなくて、とても学校に行くのが苦痛に感じていたようです。

結局、説得して行かせました。もっと走るのが苦手なお友達もいたり、これからももっと大変なことがあるんだよ、それでもみんな毎日頑張って学校や仕事に行っているんだよと教えました。

すると、自分で納得して、休みの日もマラソンの練習をするようになりました。学年で10位に入りました。自分に自信がついて、学校を休みたいとは言わなくなりました。良かったです。

Maxa
42歳

面倒くさい

4年生の息子の2年生の時の事です。夏休み明け、始業式の日の朝に突然「学校に行きたくない」と言い出しました。前日は学校の荷物の準備を楽しそうにしていたのですが、普段から月曜日は行きたくないと言うことが多かったので、ただ面倒くさいのが理由だと思います。

その日は、「午前中には帰ってこれるからね」と泣いている息子を送り出しましたがとても心配でした。しかし、3時間後には普通に明るく「ただいま~!お腹すいた!」と帰ってきました。

今でも息子は、月曜日や長期休み明けの朝はウジウジしているし、中学生の姉の方が休みが長いと泣いたりしていますが、なんとかごまかして(今日のデザートはケーキだよと言ってみたり)学校へ行かせますが、朝に泣いていたとは思えないくらい元気に帰ってきます。

えど
20代後半

怖いお友達の近くの席になった

小学校1年生の息子がいます。今年の春、小学校に入学したての時に、「今日は学校行きたくない」といった日が一日ありました。理由を聞いても中々言わず…。私も困ってしまったのですが、どうしても「行かない」というので、何か変だと思い、少し不本意でしたが休ませることにしました。

午前中はNHKの教育テレビなどを見てなんとなく過ごし、お昼ご飯を一緒に食べているときに、「実は、席替えをしたら、怖いお友達の近くの席になった」と言っていました。私は「そうなんだ。話したことはあるの?」と聞くと、「ううん。話したことないから怖いから嫌だ。」と。

「一度話してみたら怖くないかもよ?」と色々説得してみると、最終的には「明日、学校行ったら、おはようって話しかけてみる。」と言っていました。次の日は、渋々ながらも学校に行き、そのお友達に話しかけたら意外と普通に話せたようで、その後は元通りに元気に通うようになったのでホッとしました。

みゆな
40代前半

己の実力を知らず…

現在中学3年生の娘は、学校で行われる合唱コンクールにすごく意欲的だったけれど、学校に行きたくない、その合唱コンクールにさえ出たくないと言い出した。娘の学校は、楽譜の表紙をクラスごとに描いて作り、それさえもコンテスト形式で点数に入るというちょっと変わった学校だった。

大して絵がうまくない娘が、何を思ったか表紙を描きたいと言い出した。娘の画力を知らない旦那は、娘がこんなに描きたがってるんだから描かせて欲しいと担任に電話をしてしまった。担任もしかたなく、描くことが決まっていた男子と相談して描いてねっと丸投げ。私は旦那が言うことには逆らえず無言。

結局、娘は気を良くして学校に行くことにはなったのだけど、己の実力を知るってことは大事だなっとつくづく思いました。7歳下の娘の方が絵が上手く、最近ではこの娘を褒めることで、自分には画力がないと感じているようで、クリスマスプレゼントは画力か学力が欲しいと言うようになりました。

ゆきこ
43

転校で勉強についていけず…

現在、高校生になる息子の話です。息子が小学生の頃に2回ほど夫の転勤で小学校を転校しています。一度目は小2年の4月。そして2度目は小4年の4月。特に行きたがらなかったのが小2年の4月の時でした。

それまで東北の小学校に一年間通っていて、漸く慣れて来たという時に関東の学校に転校することになったのです。もともと転勤族であちこち移動することは覚悟していたので、東北の小学校に通っていて時も、勉強だけは遅れをとることのないようにと気をつけてはいましたが、その当時の東北の学校の偏差値は、全国最下位下から3番目というものだったんですね。

なので当然、東北で頑張っていても関東に来たら難しいものでした。転校して学校に不慣れなだけでなく、勉強も難しくなって学校に行きたがらなくなったんです。とりあえず原因は分かったので「お母さんも頑張るから一緒に頑張ろう。」と説得。本屋さんでドリルを買って来て私が教えることになりました。

塾に行かせても良かったのですが、息子がどこが分からないのか?私自身がきちんと把握して塾任かせにしたくなかったからです。息子もかなり頑張り、そのかいあっていつの間にかクラスでも上位に…。周りからも一目置かれるようになり、再び転校した時は行きたがらないということもなくなりました。高校ではここら辺では有名な進学校に通い、相変わらず勉強を怠らない何にでも一生懸命な息子に育っています。

ピヨママ
40代後半

時には息切れすることだってある

子どもが機嫌よく投登校してくれることはみなさん同じ願いだと思います。現在小学4年生の娘、小学1年の秋のある朝、「今日は何だか学校に行きたくないな~…」と突然言い出したのです。驚いた私はすぐに「どうして?」とその理由をたずねてしまいました。小1の子が上手く自分の気持ちを伝えることって難しいとわかっているのに…。

動揺しながら、以前子育て相談会でアドバイスしていただいた言葉を思い出しました。「子どもは学校生活で一生懸命頑張っている、時には息切れすることだってある!はっきりとした原因がなくても、学校を休みたいと思うことがあるもの。自宅ではゆったりと過ごさせて、あげて頑張る時間を少なくしてみてください」と。

「そっか、今日はママと遊ぼう!ママも遊びたかったんだよ」と声をかけると、「いいの?」と娘は目を輝かせました。遊び疲れ帰ってきたその夜、寝顔に「頑張ってるね!」と声をかけました。初めてのチャレンジで、この後休み癖がついたらどうしようなんて不安もあり、しばらくは毎朝ヒヤヒヤしていました。

あれから2年近く経ちます。勉強やお友達との喧嘩に悩んでいることもありますが、その後一度も「学校に行きたくない」といったことはありません。あの日休んだことで気が済んだのかもしれません。辛い時には休んでもいいんだよ、と思える気持ちが心のゆとりを作っているのなら、このチャレンジは成功だったのでしょう。

かきのん
30代前半

どう遊んでいいか分からない…

私の娘は小学校一年生です。入学式の時からちゃんと学校に行けるか心配でしたが、春は何でも初めての新しいことばかりで、楽しく毎日学校に通っていました。風邪をひいて熱が出ても泣きながら、学校に行く、と言っていた娘でしたが、夏休みを終える前の日に学校に行きたくない、と、はじめて言いました。

どうして学校へ行きたくないのか聞くと、夏の間、おじいちゃんの家やおばあちゃんの家で過ごして、学校のお友だちとあまり遊んでいなかったから、と言います。久しぶりに会う友だちとどう遊んでいいか分からない、と泣きそうになりながら言うのです。

仲良くできるか心配しなくても大丈夫だよ、友だちは、みんな前みたいに学校で遊ぶの待ってるよ、と話して納得させて学校に行かせました。それからも、冬休みやお正月明けは心配そうに言いますが、元気に学校に通っています。

りおママ
30代前半

持久走で最後になるから

現在小学五年生になる息子は、運動嫌いなうえに、他の子に比べるとあまり体力もありません。そんな息子が通う小学校では年に一度、全学年対象の持久走があります。その日は学校公開日でもある為、たくさんの父兄が子ども達の応援の為に駆けつけます。

息子も、もちろん毎年参加しているのですが、小学校1年生の時、一位の子に一周差をつけられて、ビリでゴールしたという苦い経験があった為、小学校2年生の持久走本番の日を迎えた息子は、「最後になるから行きたくない。」と言い出しました。

その時私は、「最後になってもいいんだよ。○○が、自分で頑張ったって思えるのが1番だから。走りたくないからって頑張らないのはダメだけど、頑張った結果が最後だったんなら、ママは頑張ったねっていっぱい褒めてあげるよ。○○の頑張り見に行くからね。」と伝えました。

すると、本人はビリでもいいんだと少し気が楽になったようで、持久走にもちゃんと参加してくれました。今でも、体力がないのには変わりはありませんが、持久走が終わった後に声をかけると、「練習ではもっと速く走れたのに。」「抜かれたのがイヤだった、来年はもっと頑張る」と悔しがるまでに成長してくれました。

たま
30代前半

お腹が痛い…

小学校一年生になる娘がいます。5月のゴールデンウィークのちょうど連休の間の登校日のことでした。少しお腹が痛いといっており、「本当にお腹が痛いなら学校お休みしないとだけどどうする?」と、娘に学校に行くか休むかを決めさせるような聞き方をしたのがまずかったようです。

娘は、お腹が痛いと言えば学校に行かなくていいんだと思ったのか、「痛いような気がするから休む」と言いました。でも、幼稚園とは違って学校なんだから「痛いような気がする」というあやふやな体調なら、「そう簡単に休むのはよくないからちゃんと行きなさい」と言いました。

連休の中日ということもあって面倒くさかったのかもしれません。休みたいスイッチが入ってしまい、「行かない。休む。」と言い張って聞かなくなりました。そこから、わたしと娘とで「行け」「行かない」で言い合いが始まり、時間だけがどんどん過ぎていき、家を出る時間を過ぎ、そして登校時間も過ぎてしまったので、仕方なく学校に電話しました。

朝の忙しい時間であったにもかかわらず担任の先生につないでくれて、おおまかに事情を説明したら「お子さんとかわってください」といわれ、電話で先生が直接娘と話してくれました。娘も落ち着きを取り戻し,2時間目から学校に行くことができました。娘が学校に行きたくないと言ったのはその一度きりで,ゴールデンウィーク明けからは何事もなかったかのように学校に行きました。

まるまる
30代後半

友達と喧嘩して

現在11歳小5の娘ですが、つい先日の10月に学校に行きたくないと訴えてきました。事情を聞くと、仲良くしている友達と、ちょっとした意見の食い違いから喧嘩になってしまったようで、学校でその友達と顔を合わせるのが嫌だというのが理由のようでした。

その時私は、学校に行く・行かないは最終的に本人が決めるにしても、喧嘩は時間が経つとどんどん溝が深まるから、早くに謝って仲直りしたほうが良いということだけ伝えました。

結局30分程部屋で一人悩んだ挙句、娘は普段通り学校へ行きました。その日のうちに友達とも仲直りできたようで、それ以降はそういった喧嘩が原因で学校を休みたいということはなくなりました。むしろそういったトラブルをどう乗り越えるか、その喧嘩を通して学べたようです。

ゆみママ
30代後半

マット運動と跳び箱が苦手で

小6になる息子がおりますが、低学年の時には、些細なことで学校に行きたくないということがありました。小3の冬だったと思いますが、マット運動と跳び箱が苦手で学校にいきたくないと言いだしました。

その日の朝に言われたので、とにかくそんな理由で学校を休ませると、後々すぐ学校を休めると思われると困るし、その時は『体育は見学させてください』という手紙を持たせて登校させました。

そして家に帰ってきてから、なんとかマット運動と跳び箱を克服できるように、布団の上でやらせるようにしました。他の子と比べればまだまだできませんが、そのことで学校に行きたくないということは無くなりました。大人にとってはちっぽけなことでも、子供にとっては大問題なこともあるので、頭ごなしに叱って学校に行かせることはしたくないですね。

ゆうママ
37才

隣の席の子がイヤで

現在小学2年、8才の息子がいます。2年生に進級して新しいクラスになったときに、1年生のときに仲がよかった子と、違うクラスになってしまったこともショックだったようなのですが、一番始めに隣になった女の子から嫌がらせをされると言って学校に行きたくないと毎日泣いていました。

2年生の4月下旬のころだったと思います。下の子の幼稚園の送迎もあったので、学校に行きなさいと怒鳴ってしてしまいました。それでも学校に行きたくないと言うので、一緒に小学校の前まで登校することで何とか学校には行くことができました。

席替えをしたら仲のいい友達と隣になったようで、学校に行くのが楽しくなったようです。その女の子とも今では仲がいいようなので、今ではあれは何だったんだろうと不思議に思います。