小学校にママ友がいない影響に関する記事

『小学校にママ友がいないデメリットとママ友達の作り方【まだ必要?】』

子供の小学校に入学すればママ友がいなくても困らない?ママ友がいないデメリットとママ友作りのきっかけを紹介します。

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【小学校でママ友いらない?】情報不足・ぼっちの不安解消法と自然な作り方

お子様が小学生になると、送迎がなくなることや、共働き家庭の増加に伴い、親が学校へ行く機会は幼稚園・保育園時代に比べてぐんと減ります。また、放課後の遊びも子ども中心となり、親同士の接点も少なくなるため、「ママ友を作るにはどうしたら良いのだろうか?」「いなくても大丈夫だろうか?」と、ママ友との付き合いについて改めて考えたり、悩んだりする方が非常に多いようです。

特に小学校では、学区内のさまざまな園から子どもたちが集まるため、入学当初は知り合いが誰もいないというケースも珍しくありません。ここでは、小学校でママ友がいないことのデメリットと、その不安を解消するための具体的な方法、そして自然なママ友の作り方をご紹介します。

小学校にママ友がいないデメリットと情報収集の代替策

小学生になると、入学当初の環境変化に加え、高学年では中間反抗期や思春期を迎えるため、子どもの気持ちが掴みにくくなることが不安の原因となります。情報不足は不安を増幅させますが、ママ友がいなくても情報を得るルートは必ずあります。

学校での子どもの様子が分かりにくい

参観日では、親や先生の視線があるため、子どもたちは行儀よく過ごしており、「友達と本当の意味で仲良くできているのか」「クラスの雰囲気はどうなのか」といった実際の様子を把握しにくいと言えます。小学校に入学すると、親が学校での子どもの様子を把握できなくなり、不安になったり、子どもの小さな変化を見落としがちになったりします。

小学校生活が初めての場合、「学校に聞くほどでもないけどちょっと聞きたいことがある」という状況になった際、ママ友がいなければ誰にも聞くことができません。また、お便りで分からないことがあると、いちいち学校に電話で確認しなければならないと感じてしまうかもしれません。

学校情報を確実に得るための代替手段

  • 学校からの公式情報(学校だより、学年だより)を熟読する:重要な情報や行事の変更などは、必ずここに記載されています。
  • 連絡帳をフル活用する:子どもの様子で気になることや、お便りに関する簡単な質問は、遠慮なく連絡帳に記載し、担任の先生に質問しましょう。
  • 担任との面談(個人懇談)を有効活用する:子どもの様子を具体的に尋ねる貴重な機会です。遠慮せずに不安な点を伝えましょう。

同級生や地域の子どもの情報が得られにくい

小学校の低学年のうちは近所で遊ぶことが多く親の目が届きやすいですが、中学年以降は行動範囲が広がり、放課後どこで何をしているのか子どもが話してくれないと分からないことが増えてきます。特に高学年になり思春期に突入すると、親に何でも話してくれた子が急に話さなくなったり、友達や先生と衝突してふさぎ込んでしまったりすることもあります。

そんなとき、ママ友がいないと「この年頃の子はこんな感じなのだろうか?」「学級全体が落ち着いていないのだろうか?」など、子どもの変化が一般的なのかどうかを判断するための情報が少なく、孤立感を深めてしまう可能性があります。

思春期の情報不足に対する心構え

ママ友からの情報はあくまで一側面です。子どもの心理や発達段階に関する情報は、地域の教育相談窓口や公的機関のウェブサイトで得ることができます。また、学校の先生やスクールカウンセラーなど、専門家からのアドバイスを求めることも重要な選択肢です。

小学校にママ友がいることの具体的なメリット

ママ友がいることで得られるメリットは、単なる情報交換だけではありません。心理的な安心感も重要な要素です。

小学校にママ友がいれば、先生の評判や近所の病院の評判といった生活に役立つ情報が回ってくることもあります。また、自分の子どもが言っていなかった子どもの小さな変化や、集団の中での様子を知ることもできます。

特に、女の子を持つママ友からは、「今日〇〇ちゃん(我が子)が学校で泣いていたらしいよ」「放課後、みんなでこんな遊びをコッソリやっているみたい」といった、先生も把握できないような詳細な情報が伝わってくることもあります。

多くの情報を得ることで子どもの気持ちを理解しやすくなる

子どもが高学年になっても、同級生の様子や学校の様子を聞けると「うちだけじゃないんだ!」と子どもの変化に安心できたり、「学校で色々大変なのね」と子どもの気持ちを理解しやすくなったりします。これにより、子どもに朗らかに接してあげたり、子どもの気持ちを察した行動がとりやすくなるでしょう。

子どもの気持ちを理解せず、事情を知らずに厳しく叱ってしまうと、子どもがますます学校であったことや自分の気持ちを話してくれなくなってしまうかもしれません。ママ友からの情報は、親子のコミュニケーションのきっかけにもなり得るのです。

参観日に焦らない!ママ友付き合いへの心構え

特に小学校に入学したばかりの頃は、様々な園から来た親が集まっているため、「自分だけママ友がいない」と不安になり、居心地が悪く感じてしまうママも少なくありません。しかし、その不安はあなただけのものではないかもしれません。

ママたちが集まって話しているのを見ると、すでにグループができているように見えますが、実は同じ幼稚園・保育園出身の親同士が「顔見知りだからとりあえず集まって話しているだけ」というケースも多いのです。参観日で隣に立っているママも、あなたと同じように「ぼっち」の不安を抱えている可能性があります。

また、参観日は子どもの様子を見る場であり、おしゃべりの場ではありません。ママ友との会話にとらわれずに、保護者としての立場をきちんと果たすことの方が大切です。

小学校でママ友をつくる自然なきっかけ

「小学校でママ友がいないと不安」というママは、焦って友達を作ろうとするのではなく、学校や地域との接点を増やすことで、自然な形で顔見知りを増やしましょう。多くのママが、この方法で小学校での新しいママ友を作っています。

幼稚園と違い、小学校では親が「学校の活動」に関わることが、ママ友作りの一番のきっかけとなります。

PTA行事や地域活動に積極的に参加する

運動会や参観日などの学校の行事や、その後の保護者会にはできるだけ出席しましょう。顔見知りになることで、ちょっとした挨拶や立ち話がきっかけでぐんと距離が縮まることもあります。地域によっては、登下校の見守りボランティアなども良いきっかけになります。

思い切ってPTAの役員・係活動をする

役員や係活動をすると、協力して一つの作業をこなすため、知り合いが一気に増えます。活動中は連絡も密に取るようになりますし、学校で会えば立ち話をするような仲になります。また、活動中にたくさんの会話をするので、ママのストレス発散にもなります。

学校に頻繁に通うことになるため、担任の先生などと話す機会が増え、学校や子どもの様子も分かりやすくなるという大きなメリットもあります。大変なイメージもありますが、学校生活への理解が深まるため、おすすめです。

登校班の保護者や近所の人へ話しかけてみる

近所の人や同じ登校班の保護者へは、挨拶がてら話しかけてみましょう。話のきっかけとして、「学校に聞くほどではないけどちょっと気になること」(例:連絡帳に毎回確認のハンコを押すのか?、雨の日の持ち物は?など)を聞くのがベターです。子どもがらみの話から始めることで、会話が続きやすいでしょう。

挨拶はしっかり自分からするようにしましょう。自己紹介も兼ねて子どもの名前も言うと、相手も返答しやすくなります。話しかけやすい雰囲気を作っておくことも大切です。

ママ友作りは時間をかけて、適度な距離感を大切に

幼稚園とは違い、毎日送迎で会うわけでもないので、小学校ではなかなか知り合いになる機会がないかもしれません。ママ友が出来ずに悩んでいるママは、まず子どもの友達の名前を聞いておき、学校で会った時に「いつも仲良くしてもらって」と話しかけることから始めてはいかがでしょうか。

焦って距離を縮めようとしてもうまくいきませんし、気の合わないママと無理に友達になってトラブルに巻き込まれることもあります。ママ友作りはゆっくり時間をかけて、気の合う人と出会えればいいなという気持ちに余裕を持つことが大切です。

小学校では、仕事などで忙しいママも多いため、あっさりした付き合いを好む人も多いです。適度な距離感を保ち、深入りしすぎない付き合い方が、小学校でのママ友関係を良好に保つ秘訣となるでしょう。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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