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ママ友がいないと困る!?孤独と戦ったママ15人の寂しい体験談

ママ友がいないと困る!?孤独と戦ったママ15人の寂しい体験談

「寂しい…」育児中多くのママが感じる孤独!トラブルのリスクが高いママ友だけど、いないと孤独や困ったこともあるのですよね。

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【子育ての孤独解消】ママ友がいないと寂しい?必要性、孤独を感じる瞬間、友達を作る具体的な方法

頭を両手で抱えて困り顔の女性

「ママ友=トラブル」とイメージする人もいるほど、ママ友同士の悪口やトラブルはあちこちで聞かれますが、それでも子育て中のママたちが友達を求めてしまうのはなぜなのでしょうか。

そこには、乳幼児期における外部との交流が少ない孤独な育児環境(密室育児)の寂しさや、子育ての情報不足、そして幼稚園や学校での行事の際の精神的な不安など、様々な要因があります。ママ友は、単なる遊び相手ではなく、育児の情報交換や心理的なサポートをしてくれる重要な存在なのです。

この記事では、子育て中のママがママ友がいないことで感じる孤独や困ったこと、そしてママ友を作るための具体的な方法について、15人のママたちの体験談を交えてご紹介します。

子育て中に「ママ友が必要」と感じる理由

ママ友の存在は、子育てにおける「安心感」と「情報源」として非常に重要です。具体的には、以下のような点で必要とされています。

  • 育児情報の交換:子どもの月齢や発達段階に応じた、専門書には載っていないリアルな悩みや解決策を共有できます。(例:離乳食の進め方、夜泣きの対処法、予防接種後の様子など)
  • 地域情報の共有:小児科、公園、幼稚園・保育園、習い事など、地域に根ざした最新の情報を知ることができます。
  • 心理的なサポート:孤独な育児で溜まったストレスや不安を共有し、精神的な孤立を防ぐことができます。
  • 緊急時の助け合い:自分が体調を崩した時や、急な用事の際に、一時的な助け合いをお願いできる可能性があります。

体験談を通して、ママ友がいないことで困ったことや、孤独を強く感じた瞬間を見ていきましょう。

Qママ友がいなくて困った、孤独だなぁと思った瞬間を教えてください

核家族・遠方からの転居による孤独感

びえびえ
38歳

A1歳までが孤独だった~:情報交換ができず不安に

抱っこされる赤ちゃん

上の子が1歳になる前、ママ友がいなくて孤独だった時期があります。私たち家族は核家族で、それぞれの実家が遠方。さらに結婚後こちらに引っ越して、すぐに上の子を授かったため、友達が一人もいなくて寂しかったです。

     

産院で仲良くなったママは、遠方からの里帰り出産で入院していたため、退院後はまたママ友がいない生活でした。ママ友がいないと検診や予防接種、離乳食の好き嫌い、夜泣きや断乳などのわからないことを誰にも聞けず不安が募りました。

     

ママ友を作るにも公園デビューもできない月齢で、産後の1年間は本当に孤独でした。だから上の子が1歳になったら子育てサロンや公園で積極的にママ友を作りました。今は笑顔で子育てができていますが、ママ友がいなかったら無理だったとつくづく実感しています。

あゆう
30代後半

A1歳まで寂しかったです:近所に知り合いが皆無

一緒に遊ぶ10ヶ月の赤ちゃん

結婚して、妊娠・出産するギリギリまで仕事をしていたので、近所に一切知り合いはいませんでした。産院は実家近くの病院へ行っていたので、住んでいるところでは皆無です。子どもが生まれてからは、スーパーには行きますが誰とも話すことがなく、周りのママたちが羨ましくなり寂しいといつも感じていました。

     

実家から親がそんな私を心配して週3回ほど来てくれましたが、子どもが10ヶ月を過ぎた頃にすぐ隣に住んでいるママが声をかけてくれました。たまたまうちの子と同い年の子どもがいたのでキッズサークルに誘ってくれました。それからは月に何度かあるサークルで育児の情報交換することで段々仲良くなりました。

集団の中で「ぽつん」となってしまう精神的苦痛

うさこ
38歳

A幼稚園で一人でも良いのでママ友が欲しかった

親子遠足で子供の靴を履かせるお母さん

主人の転勤で縁もゆかりもない土地に引っ越し、子どもが生まれ何かと不安でした。公園や子育てサークルなどに参加しましたが、どこも既にグループが出来上がっていて、私が入る隙がない状態でした。

     

一番辛かったのは子どもが3歳になってからの幼稚園の頃で、小規模な園だったので私以外は全員入園前から仲良しという状況で、自然と仲間はずれのような形になってしまいました。毎日の送り迎えや親子遠足で皆が楽しそうに盛り上がっている中、私は誰も話し相手がなく、いつも一人孤独でぽつんとしていてとても辛かったです。

     

結局私はママ友を作ることができませんでしたが、現在小学校高学年になった子どもは、自分で友達を作って学校生活を楽しんでいます。しかし親の目の届かないところで何かあったときのことを考えると、一人でも良いので情報交換ができるママ友は欲しかったなというのが本音です。

美幸
34歳

A幼稚園でママ友ができて気持ちが楽に

お弁当

私は旦那の仕事で名古屋に住んでおり、里帰り出産もできず、初めての育児で分からないことだらけ、親しい友人もいなくて孤独でした。特に子どもが何をしても泣き止まないときは、本当につらくて泣いてばかり…。側に育児の先輩がいてくれたら、どんなに良かったかと思いました。

     

子どもが3歳になり幼稚園に行きだし、初めはぽつんとしていましたが、徐々に声を掛けられたり、役員を引き受けたりすることでママ友ができてきました。幼稚園で育児の相談や息抜きにお茶をしたり、親子遠足ではお弁当を交換したりするなど、仲良くできるママ友ができてから、本当に気持ちが楽になりました。

体調不良時や緊急時の助けがない不安

ホリデー
30代前半

A子育てはやっぱり人の協力が必要…発熱した時に強く実感

実家が遠方にあり、里帰り出産後も実母や義母の手助けをほとんど受けられず、里帰りから帰宅しました。

     

ネットの交流サイトでママ友を作ろうとも試みたものの、最初だけ連絡を取って後は自然消滅。初産のため、なかなかママ友を作る機会がなく、相談したいことがあっても頼れる人がいませんでした。

     

体調を崩して発熱した時、旦那がちょうど出張で不在。実母も義母も遠方のためほんとうに孤独を感じました。まだ乳飲み子のため私以外お世話できる人間がいないので、こうゆう時にママ友がいればなぁと強く思いました。一人では子育ては本当に孤独との戦いです…

チタン
41歳

A海外で本当の孤独を味わいました:ストレス発散の相手がいない

海外のオープンテラスレストラン

子どもが4歳まで海外で生活していました。そして2歳半までは保育園に通わず、家で私と二人きりでした。海外なので外に出かける勇気がなく、また外に出かけても日本語では話せないのでぽつんとなってしまい、友達も出来ずにかなり孤独でした。なにより子どもに友達がいないのがかわいそうでした。

     

とにかく自分が病気になっても代わりがいません。ストレスがたまる環境の中、ママ友がいたらお互い助け合ったり、おいしいものでも食べながら笑って話せばストレスの発散ができるのにといつも考えてました。

環境や年齢差による孤立感

べら
20代後半

A若い時に出産すると大変:友人との環境差による孤立

19才で1人目を出産したため、まわりの友人は学生や独身の子ばかりでした。なので、育児を相談したり一緒に遊べるママ友は子どもが0歳の間は1人もいませんでした。家で毎日子どもと2人きりで、今まで仲良かった友人とも環境が違うため、自然と連絡もとらなくなりました。

     

誘ってくれる友人もいたのですが、流行もわからなくなっていたので洋服も買っていなかったし、産後で体型も戻っていなかったため、今の自分を見せるのが嫌で理由をつけて自ら避けるようになっていました。世間からの孤立感でとても寂しかったです。

     

1才になった時に初めて子育て支援センターの存在を知り、通うようになってからママ友が初めてできました。

びりか
10代後半

A年齢で避けられてしまった:子どもの友達づくりにも影響

私は18歳で娘を出産しました。そのためやはり他のママさんから年齢を聞かれることが多く、そのたびに自分の周りから人が去っていくのを感じました。ママ友なんてできるはずがなく、公園や支援センターなどに行っても常に私と娘の二人だけで遊んでいました。

     

娘はとても活発で人見知りもないので、他の子たちと遊びたがり自ら近づいて行きましたが、親御さんに「もう帰りますので」とあからさまに避けられてしまうことも多くありました。私がママ友を作れない悪影響で娘に友達を作らせてあげられず、とても不甲斐ない思いをさせているので申し訳ないし、私も正直さみしいです。

子育ての孤独を乗り越えるための具体的なステップ

ママ友の必要性を感じつつも、なかなか作るきっかけが見つからないという方は多いです。孤独感を解消し、新たな交流を始めるための具体的なステップをご紹介します。

1.自治体の公共施設を積極的に活用する

乳幼児期は特に、自宅にこもりがちですが、まずは外に出る習慣をつけましょう。最も手軽で安全な交流の場は、自治体が運営している公共施設です。

  • 子育て支援センター・児童館:専門のスタッフ(保育士など)が常駐しており、育児の相談に乗ってもらえます。定期的に通うことで、同じ時間にいるママと自然と顔見知りになりやすいです。
  • 〇ヶ月児健診・集団予防接種:同じ月齢の子どもを持つママが集まる貴重な機会です。待機時間などに勇気を出して声をかけてみましょう。
  • 乳幼児向けの習い事:ベビースイミングやリトミック、ベビーマッサージなど、目的が同じママと出会うことができます。

せいママ
29歳

A密室育児体験中:気晴らしに児童館を利用

現在8ヶ月の子育てをしています。私の実家は飛行機で行く距離、そして夫の実家も新幹線で3時間程かかる距離にあります。今住んでいる地域にも友達はいますが、女友達は全員未婚で、ママ友と言える人が近くにいない状態です。夫の帰りも遅いため、自分が話しているのは8ヶ月の子どもとだけ。

     

それでも毎日楽しいのですが、やはり会話できる相手がほしいというのが本音です。ですので時々気晴らしに児童館などへ行って、他のママや保育士の方とお話ししたりしています。引っ込み思案なので、なかなかママ友ができずに悩み中です。

2.インターネットやSNSを活用する

地域に知り合いがいない場合や、外出に抵抗がある場合は、インターネット上の交流も有効です。ただし、個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。

  • 地域の掲示板やSNSコミュニティ:子育て中のママ専用のLINEグループや、地域の情報交換を目的としたSNSグループに参加してみましょう。
  • オンライン子育て相談サービス:特定のママ友ができなくても、専門家や経験者から客観的なアドバイスを得ることで、孤独感を和らげることができます。

めぇめぇ
19歳

Aママ友ができない期間はネットしか頼れなかった!

私は同年代の子よりも早めに結婚をしました。そして彼が県外に転勤することになって、すぐに県外に引っ越したのです。周りは誰も知り合いがいない状況で、とにかく必死で子育てしました。初めての出産だったこともあり、分からないことも多くて何度も誰かに相談したいことがありました。

     

しかし周りに誰も頼れるママ友がいなくて、誰にも相談できずにネットで調べて子育てをしました。孤独ってこういうことなんだなと思いました。子どもが保育園に入園した今だからこそ、ママ友の大事さはすごく分かります。今は親子遠足や運動会にも楽しく参加でき、ぽつんとしていたあの頃は寂しかったなと振り返って思います。

3.幼稚園・保育園では「役員」もチャンスに変える

子どもが園に入ってからも、既にグループができていて「ぽつん」となりがちだと感じる方もいます。そんな時は、役員や係に立候補してみましょう。

  • 目的が明確:役員活動は仕事や作業が目的となるため、個人的な関係性を築くのが苦手でも、共通の目標で協力し合えます。
  • 効率的な交流:短期間で特定のママと濃いコミュニケーションを取ることになり、自然と仲良くなりやすいです。
  • 先生からの情報:先生と話す機会も増えるため、園の情報や地域情報も得やすくなります。

美幸
34歳

A幼稚園で育児の相談や息抜きにお茶をしたり、親子遠足ではお弁当を交換したりするなど、仲良くできるママ友ができてから、本当に気持ちが楽になりました。

孤独感を和らげるための心の持ち方

ママ友を作る努力も大切ですが、それ以上に自分自身が孤立しない心の持ち方も重要です。

  • 完璧主義を手放す:「一人で全てを完璧にこなさなければ」という思い込みが、自分を追い詰める最大の原因です。行政のサービスや夫、実家の協力を得られるなら遠慮せず頼りましょう。
  • 孤独な時間も成長の時間と捉える:子どもと二人きりの時間も、親子関係を深める大切な時間です。子どもの小さな成長を見逃さない、贅沢な時間だと前向きに捉えましょう。
  • 自分を責めない:「ママ友がいないのは自分のせいだ」と考える必要はありません。タイミングや地域性など、様々な要因が関係しています。

子育ての状況は常に変化していきます。今は孤独だと感じていても、子どもの成長や環境の変化に伴い、必ず新しい出会いや交流の機会は訪れます。焦らず、一歩ずつ行動を起こしてみてください。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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