前世の記憶がある子供のお話に関する記事

『前世の記憶がある5人の子供~ママ達が聞いた不思議な話』

前世の記憶がある子供をお持ちのママはどんな不思議な話を聞いたのでしょう?子供の前世の記憶を知りたいというママは必見です。

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前世の記憶があるお子さんを持つ先輩ママ5人の不思議な体験談

子どもの生まれる前の記憶は、「胎内記憶」「中間生記憶」「前世の記憶」の3つに分けられるといわれています。

胎内記憶は、文字通りママのお腹の中にいた時の記憶で、羊水の中に浮かんでいたことや、お腹の中で聞いたパパやママの声、生まれる瞬間のことを覚えているお子さんもいるようです。

それに対して中間生記憶は、ママのお腹の中に入る前の記憶です。中間生記憶を持つお子さんには、「ふわふわした雲の上にいた」「たくさんのお友達と一緒だった」「雲の上からママのことを見ていた」などの共通した記憶があることで知られています。

そして、今回ご紹介する前世の記憶とは、生まれ変わる前に生きていた時の記憶のことです。前世の記憶とは、具体的にどのようなもので、お子さんはいくつくらいまで覚えているのでしょうか?

ここでは、実際に前世の記憶を持っていたというお子さんを持つ先輩ママの体験談とともに、お子さんの前世の記憶を上手に聞き出す方法についてご紹介します。

先輩ママが聞いた5人のお子さんの前世の記憶

 
   

ゆきこ
27歳

 
 

初めて雪を見たはずなのに

 

わが子が前世の記憶について話し始めたのは、2歳6ヶ月の頃です。現在、子どもは4歳7ヶ月になります。

 

ある雪の降った夜に窓から雪を見せていると、初めての雪のはずなのに「僕は前にもっとお空が白くて、雪がたくさんある山に住んでいたことがある。森の中の大きな木のお家に住んでいた」と言い出したのです。

 

そして、画用紙に以前住んでいた家をクレヨンで描いて見せてくれました。

 

それは、私たちが住んでいる地域では見たこともないような、北欧風の家だったので本当にびっくりしました。

 

それから、世界地図を開いては、北欧の辺りばかりを懐かしそうに触るようになりました。

 

子どもの話によると、前世ではオーロラが見える郊外の深い森の中に、息子と住んでいたらしく、二人で狩りをしたり、木こりをして暮らしていたというのです。

 

現在では、子どもはそんな前世の記憶のことは覚えていませんが、本当に不思議な体験でした。

 
   

はっちゃん
40歳

 
 

時代劇にくぎ付けの息子

     

息子は現在8歳です。息子が生後10ヶ月頃から、もしかして息子には前世の記憶があるのではないかと思うような、不思議なことが何度かありました。

 

息子が10ヶ月の頃、何気なくテレビのチャンネルを変えていたら、たまたま時代劇が映りました。他のチャンネルに変えると息子が泣き出したので、時代劇にチャンネルを戻して見せました。

 

その日から息子は時代劇だけでなく、その当時の映像などがテレビに映るとくぎづけになって見ていました。

 

その時は、「時代劇が好きなのかな?」「何で時代劇が好きなんだろう?」と思うくらいでした。

 

それからしばらく経ち、もう数日で3歳になるというある日のこと。「こんなにかわいい子が何でママの所に来てくれたのかな?」と聞くと、「ママなら僕を1人にしないと思ったの」「ママは楽しそうだし。僕、前に1人ぼっちになってさみしかったんだよ」と言ったので、ドキッとしました。

 

私は息子が生まれてから、1人ぼっちにさせたことなど1度もありません。そのことがあってから、この子には前世の記憶があるのではないかと思うようになりました。

 

「その時どんな服着てたの?」と聞くと、最初は答えに困っていましたが、テレビにたまたま時代劇が映った時に、「こういう服を着てた」と答えました。

 

それから色々と質問してみましたが、息子は悲しいことを言うばかり。だんだんかわいそうになってきたので、聞くのをやめました。

 

そして、「ママは絶対に1人ぼっちにしないからね」と抱きしめて、もう二度とこの話をするのはやめようと思いました。

 

少し前に当時のことを聞いてみたところ、息子はさっぱり覚えていません。

 
   

みーちゃん
20代後半

 
 

初心者の娘がスラスラとピアノを弾きはじめた

 

9歳になる娘がいます。娘に前世の記憶があるのだと気づいたのは5歳の時です。

 

テレビでピアノを習っている子どもの番組を見てから、何度も「これを習いたい」と言い出しました。

 

私はピアノの経験がないのですが、そんなにやる気があるならいいかなと思い、近所のピアノ教室へ体験レッスンに行かせました。

 

すると驚いたことに、初めて触ったはずの鍵盤を慣れた様子で弾きはじめたんです。

 

曲は、園のお遊戯会で聞いたことのあるものから、馴染みのないクラシックまで、数小節ずつでしたが、突然のことに私も先生も驚きました。

 

私と先生が「何で弾けるの?」と聞くと、「ずーっと前に先生に習ったんだよね」と言いました。知らない大きなお部屋で、女の先生と一緒にレッスンをしていたそうです。

 

先生は、「この子には前世の記憶が少しあるのかもしれないわね」と仰っていました。

 

しかし現在では、もう前世の記憶の話はしてくれません。覚えていないというより、ハッキリしない記憶だから話したくないようです。

 

それでもピアノは今も大好きで続けています。

 
   

ひろ
41歳

 
 

ままごとの設定がいつも同じ

 

長女は今7歳です。これは長女が3歳ごろの話です。下の子どもがまだ生まれていないとき、私がいつも上の子どもの遊び相手でした。

 

3歳になると、娘はままごと遊びにハマりだしたのですが、その設定がいつも同じなのです。

 

まるで行ったことがある場所のように、「ここはおうちで、ここが入口、そしてここに車を止めるところがあって、お風呂はここ」と言うのです。さらに、家の周りも決まって、「ここが学校」とか、「お友達の家はここ」とか言うのです。

 

何をして遊んでも設定が同じことが気になり、もしかすると前世なのかと思うようになりました。

 

ある日、長女に「行ったことがあるの?それとも夢で見たことがあるの?」と聞くと、さも当然のように「前に住んでたことあるじゃん。あの場所のことだよ」と言うのです。

 

私にはまったく身に覚えのないことだったので、きっと長女だけの記憶で、しかも前世のことなのだろうと思いました。

 

4歳頃になって幼稚園に入り外遊びが活発になると、思い出す暇もなく、今では記憶はなくなってしまったようです。

 
   

あやほママ
30代前半

 
 

水遊びが大好きなのはお魚だったから?

     

娘が2歳の頃です。お風呂や水遊びが好きなわが子に「○○ちゃんはお水が好きだね」と、何となく言ったら、「だって○○はお魚だったんだもん」と言うのです。

 

最初は胎内記憶があるのかなぁ?と思い、「あら、そうなんだ。どんな所に居たの?海に居たの?」と聞いたら「違うよ。ガラスの中」と言ったのです。

 

びっくりするやら、あまりにも不思議なことを言うので、思わず笑ってしまいました。

 

果たして本当に魚だったのでしょうか?だとしたら、海や川に住んでいるような野生の魚ではなく、水族館やペットとして飼われていた観賞魚だったのかもしれません。

 

その時期は度々「お魚だったんだもんね?」と聞くと、「うん、そうだよ!お魚だよ」なんて答えていましたが、10歳になった今は、その話をしても全く覚えていない様子です。

 

また、その時期は「お魚」だったこと以外、前世の話はしませんでした。

前世の記憶は何歳まで覚えているのでしょうか?

一般的に、前世の記憶を話しはじめる年齢は、簡単な文章を話すことができるようになる2歳から5歳くらいまでだといわれています。5歳を過ぎたあたりから徐々に話さなくなり、8歳くらいまでには徐々に忘れてしまうようです。

生まれ変わりの研究の第一人者でもあるヴァージニア大学のスティーブンソン教授の調査では、前世の記憶が断片的に残っている子どもがいる一方で、両親の名前や住んでいた場所のような、前世の詳細な記憶を持つ子どももいることが分かっています。

お子さんの前世の記憶を上手に聞き出す4つのポイント

わが子の前世の記憶を聞きたい!というママは、どうすればうまく前世の記憶を聞き出せるのか気になりますよね。どのように聞き出すと、子どもは前世の記憶を話してくれるのか、4つのポイントをご紹介します。

1.お子さんが話しはじめるのを待つ

ここでご紹介した5人のお子さんの体験談を読んで分かるように、子どもが前世の記憶について話しはじめる際、ママは「あれ?いつもと様子が違うな」と感じています。子どもが発した何らかのサインを聞き逃さないためには、普段から子どもとしっかり向き合うことが大切です。

2.お子さんの言うことを否定しない

せっかくママに聞いてほしくて前世の記憶について話しているのに、「それ本当なの?」「嘘でしょ?」などと否定的な態度はとらないようにしましょう。「うんうん、それで?」のように、子どもが話しやすいよう相づちを打つなどして、聞くことに徹する必要があります。

3.言い渋る場合は無理に聞こうとしない

前世の記憶には楽しい記憶だけでなく、悲しい記憶やつらい記憶もあるはずです。話すことによって苦痛を感じてしまわないよう、本人がママに聞いてほしくて積極的に話す場合以外は、無理矢理聞き出そうとするのはやめましょう

4.同じことを何度も聞かない

子どもは何度も話すうちに、自分の中で誤った記憶を作り出してしまう傾向にあります。親としてはいろいろな記憶を聞き出したい気持ちは分かりますが、前世の記憶を聞くのは1度きりと考えた方がよいといえます。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪