赤ちゃんがママを選ぶ?先輩ママが聞いた子供が生まれてきた理由
3~5歳くらいの子供には、生まれる前の記憶が残っていると言われています。生まれる前の記憶の中でも、「中間生記憶」と呼ばれる記憶は、赤ちゃんがママのお腹の中に入る前の記憶のことをいいます。
中間生記憶を持つ子供の特徴は、「雲の上からママのことを見ていた」「周りにたくさんのお友達がいた」という、共通の記憶を持つこと。そして、必ずと言っていいほど「ママを選んだ」と言うのです。
ここで紹介するのは、実際にそんな体験をした7人の先輩ママのお話。お年頃のお子様を待つママは、体験談を参考にして、子供に「ママを選んだ理由」を聞いてみてはいかがでしょう?
これは聞いてみたい!「偶然じゃないよ」赤ちゃんがママを選ぶ理由とは
ママが寂しそうだったから
妊娠前から前世の記憶や中間生記憶など、「生まれる前の記憶」というものに興味がありました。
長男が3歳くらいの時、一緒にお風呂に入っていた時に、「なんでママのところに来たの?」と聞いてみたことがあります。
そうしたら、「なんかママが寂しそうだったから、僕が行ったら喜んでくれるかなーと思った」と言ってくれました。
実は長男を妊娠する前、初めて妊娠したときに出産まで至らなかったことがあり、毎日のように泣いていました。もしかしたら、そのことを知っているのかと思い驚きました。
ママのところに来る前はどこにいたの?と尋ねると、「お空でみんなと遊んでて、僕が行こうとしたら、順番守らないで先に行っちゃって怒られた子がいた」とか言うのです。
この話には本当にびっくりさせられましたが、息子には生まれてきてくれて本当にありがとうと言いたいです。
神秘的な体験!
それは、突然の出来事でした。上の子が3歳の頃の事です。
突然「あのね僕、ママのお腹の中から出たくなかったんよ。水の中で気持ち良かったよ」と、何の前触れもなく、私にむかって話してくれました。
以前、そういう事を言う子供がいるらしいとは、ママ友から聞いた事がありましたが、とっさのことでビックリしました。
そこで平静を装い、「じゃあ、どうして出てきたの?」と、ゆっくりと聞き返したら、「ママとパパに会いたかったからかな」って言うんです。
もぉー内心では、花火が打ち上がる程うれしかったのですが、もう少し話してくれないかな?と思い、それで??と、聞いてみました。
そうしたら、「でも、やっぱり出てきたくなかったかな」と。その1回だけでしたが、とても神秘的な気持ちになり、ママを選んでくれてありがとうと思いました。
息子の優しさにまた涙
息子が4歳のときでした。わたしが夫とケンカをしてしまい、息子が側にいるにもかかわらず泣いてしまったんです。そうしたら、息子が泣いている私の頭を撫でてくれました。
「ママ、泣き虫でごめんね」と言うと、息子は「ぼくはママをヨシヨシするために、ママを選んだんだよ」と言ってくれたんです。
その時は聞き流してしまったんですが、後から思い出して、息子に話を聞いてみたんです。
そうしたら、生まれる前にどこか高いところから私のことを見ていて、その時、私が泣いていたらしく、ヨシヨシしなくちゃいけないと思って私を選んだと言うのです。
本当にそんなことがあるのかなと思ってしまいましたが、息子の優しさが本当にいとおしくて、ずっと覚えていようと思いました。
とても嬉しい言葉をかけてくれる子供
私が最近感激した我が子の言葉についてです。その頃、子供は4歳で、保育園に通っていたのでいろいろな言葉を覚えてきた感じでした。
子供の成長が嬉しい今日この頃です。帰ってきて「ママ今日はこんなことがあったよ」とか「今日お描きしてきたよ」とか色々教えてくれるので嬉しいです。
そんなある日、保育園で母の日にお手紙を書くことになったらしく、その日子供が帰ってきたときに「ママこれ読んで」と言って渡してくれました。
「ママいつもおいしいご飯をありがとう。産んでくれてありがとう。きっとおなかの中に入る前からママのところに生まれたかったんだね。ママを選んでよかった」と書かれてあってびっくりしました。
こんな手紙を書いてくれてうれしかったです。子供を産んで改めてよかったと思います。
大好きな小さな恋人
子どもが4歳になって間もない頃に、一緒にお風呂に入っているときに、「僕はママが大好きだから、ママの所に産まれてきたんだよ」って話してくれました。
ママを選んでくれたの?って聞くと、「そうだよ」って笑顔で答えてくれました。
子どもは親を選んで産まれてくる話は、聞いたことありましたが、実際に、自分の子どもが、言ってくれるとは思いませんでした。
なんで、ママを選んでくれたの?って聞いたら、こう答えてくれました。
「だって、パパとママ仲良く笑ってて、すっごく楽しそうだったんだもん。じいちゃんやばあちゃんもいたし。僕も笑っていたかったからきたんだよ。だから、最近怒ってばっかのママ、なるべく怒らないでね」と言われました。
やんちゃになってきて怒ってばかりだったので、少し反省して、お風呂で抱きしめてしまいました。
雲の上からみた楽しそうなおうち
小さな赤ん坊だった娘も、もう小学4年生。大きくなるのはあっという間です。娘が最初にその話をしたのは5歳の時。
「小さな子どもにはお腹の中の記憶がある」という話を小耳に挟んだので、ワクワクしながら「ママのお腹の中ってどうだった?」と聞いてみると、「覚えてない」とのこと。
ちょっとガッカリしつつ「じゃあ、どうしてパパとママのところに来たのか覚えてないの?」と尋ねると、「楽しそうだったからだよ!」と言うのです。
お腹の中は全然覚えていないけど、どうしてママを選んだのかは覚えている様子。
娘が言うには、お空の雲の上から、下のたくさんのおうちが見えていて、いろんなパパとママがいたのだけれど、私たちがいつもニコニコ笑っているのを見て、「あのおうちは楽しそう」「仲間に入りたいな」と思ったのだそうです。
私たち家族は娘の言う通り、穏やか、静かというよりは、いつも誰かが喋っていて、それも冗談や楽しいことを言ってとにかく笑っていることが多い家族です。
娘はそれを見て、そうなりたいと選んでくれたのかもしれませんね。
楽しい夫婦に楽しい娘が加わり、私たち家族は雲の上で娘が想像していた通り、今日も賑やかな毎日を送っています!
天使かな?と思う息子の一言!
息子が7歳のときのことです。息子の誕生日にケーキを手作りしました。専業主婦だったことに加えて、少々節約するつもりで誕生ケーキを手作りしていました。
我ながらなかなかうまくできたなぁと思って、息子の似顔絵を書いたりして出来上がりました。これを見せたときに、息子は素直に驚いて喜んでいたのです。
誕生日のプレゼントを渡し、息子を抱きしめながら「ママのところに生まれてきてくれてありがとう!」と言いました。
そしたら、息子が何ともカワイイ顔で「僕はママを選んで生まれてきたんだよ」と言ってくれたのです。あまりにドラマみたいなことを言うので、ポカーンとしてしまいました。
料理上手なママを選んで生まれてきたらしいです。とっても嬉しかったです。そしてその後強く抱きしめました。
素直すぎる息子は、未だに誰に似たんだろうと不思議です。