小学生の夏休み!有意義な過ごし方に関する記事

『小学生の夏休みの過ごし方が有意義に変わる簡単なコツ10』

親には長く感じる小学生の夏休み。親も手間なく、子供と一緒に楽しくうまく過ごすためのちょっとしたコツとは?

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小学生の夏休み!手間をかけず有意義な過ごし方をさせる方法10

今年も暑い夏、そして夏休みがやってきます。子供にとっては短い、大人になってからは長く感じるという夏休み。子供に夏休みを有意義に過ごしてほしいと思いつつも、夏休み中付きっきりでいるわけにはいきませんよね。

すると夜更かし、朝寝坊、朝からテレビやゲーム三昧でゴロゴロ…夏休み最終日には、親子で必死に宿題をするなんてお宅も少なくないようです。そこで低学年でもママが手間をかけずに、夏休みを有意義に過ごすための方法をご紹介します。

手間をかけずに小学生の夏休みを充実させる10の方法

小学生にぜひ身に着けさせたい能力の一つが自主性です。その自主性を夏休みに育てつつママも子どもに手間をかけずに済む!という、いいとこ取りの小学生の夏休みの過ごし方を、この夏我が子に試してみませんか?

夏休みの目標と計画を立てる

まずは、夏休みの計画を立てましょう。学校で作らせるところもありますが、実はお盆休みの帰省や家族旅行は組み込まれていないため、予定が大幅にずれてしまい役立っていないお子さんもいます。また、自由研究などの日程が組み込まれた計画表ではありませんので、子供が夏休みの生活を自己管理するのは少し難しいかもしれません。

そこで、子供自身が毎日やるべきことがわかり、長い40日間をママがつきっきりにならずに済むように、夏休みが始まる前にスケジュールを親子で確認しておきましょう。一日の終わりにママがその日の予定をこなせたか確認し、上手くいかなかったときは翌日以降の予定を調整してあげれば、日中子供自身に任せていても安心ですし、宿題を溜めてしまうこともありませんね。スケジュールは家族が見えるところに貼っておきましょう。

さらに、夏休み中に目指したい目標を立てさせるようにしましょう。「25メートル泳げるようになる」「1学期に習った漢字を全部覚える」「カタカナを覚える」「本を」など、子供自身がステップアップするために望んでいる具体的な事柄を選ぶと頑張れるものです。宿題等の義務に感じる事柄と違い、自分の意志できめたことなので前向きに取り組むことができますので、ぜひ取り組ませてみましょう。

勉強の時間を決める

せっかくスケジュールを立てても、低学年のうちは一日の時間の間隔が掴めず、宿題を後回しにしてしまいがちです。そのため後半に溜まってしまい厄介な目にあうことも…。そこで毎日同じ時間帯に勉強するように、勉強時間を決めておきましょう。低学年でまだ時計を読めないお子さんは、朝のラジオ体操の後、朝食後、昼ご飯の後、夕方帰宅後、夕食後…とタイミングを決めましょう。

こうすることで勉強リズムがつき、集中して取り組んでいくことができます。学校や担任によっては、午前中に友達の家に遊びに行かず宿題をするように指導することもあります。勉強は午前中の涼しい時間帯にすると、はかどりやすくおススメです。午後からも心置きなく遊べますよね。

一日の終わりに宿題を見せてもらう

時間を決めてしまえば、「宿題をやりなさいよー」「宿題やったの?」という言葉もなくなります。一日の終わりに子供タイムを作って、どこまでやったか見せてもらいましょう!特に低学年のうちならママに褒めてもらいたくて、予定より1ページ頑張っちゃおう♪という気持ちにもなり、予定よりも捗ることもあります

身体を動かす

夏休みだからとダラダラすることもアリですが、身体を動かして遊ぶことはストレス発散にもなります。小学生は体力が有り余っていますので、運動をすることで心地よい疲れも出て夜も寝つきがよくなります。

学校のプール解放や地区のラジオ体操にはできるだけ参加させるようにしましょう。中高学年になると一定人数のお友達と一緒であれば、保護者同伴でなくても市民プールや市民体育館/図書館の使用を許可している学校もあります。できるだけお友達同士で遊んだり、身体を動かしたりするチャンスを増やすように促してみましょう。

暑いので外に遊びに出る時は水筒と帽子を忘れずに持たせましょう!水分補給や暑さを防ぐ服装などの熱中症対策をしっかりと行うように声をかけ、炎天下での鬼ごっこやスポーツで熱中症になってしまうこともありますので、十分に注意しましょう

読書をする・図書館へ行く

自由な時間が増えるので、ゆっくりと読書をするのもおすすめです。ママも手を休めて一緒に読書タイムを設けると、本が苦手な子も取り組みやすくなります。低学年のうちは、読み聞かせもよいでしょう。

夏の節電対策で、日中は図書館に行くという親子も増えています。空調も効いていて、静かに読書をすることができますし、ママにとってもストレスなく過ごせますよね。図書館では静かに、といったマナーも自然に学ぶことができます。

地域のイベントに参加する

夏祭りや花火大会など地域のイベントに参加できるのは、夏休みならではの体験ですね。お祭りではお小遣いを渡し、その中でやりくりを考えることで、自然とお金の使い方についての知識を得ることもできます。低学年のうちは、金銭感覚もわからずパーッと使ってしまいがちですが、お金の大切さを学ぶのにもよい機会です。

いつもと違う道を散歩してみる

家にずっといると、親子共に煮詰まってくる時がありませんか。そういう時は、外へ出てみましょう。普段通らない道を通るだけでも、「こんなところに鳥の巣が!」「新しいおうちが建っているね」と新しい発見があるかもしれません

また、通学路なども一緒に歩いてみると、危険な場所や交通量なども再確認することができます。

継続できるお手伝いを任せてみる

夏休みの間、ずっと任せられるお手伝いをひとつ決めてみましょう。ご飯を食べた後テーブルをキレイにする、玄関の掃除など、簡単なことでよいのでひとつのことを任せます。任された責任感から、子供ながら効率的にできる方法を考え、工夫していくことでしょう。

継続することの難しさも実感するかもしれません。声掛けをして感謝を表し、褒めてあげることも意欲向上につながるので大切です。

お手伝いが継続できなさそうなお子さんに、お小遣いやご褒美を渡して頑張らせるのはNG!お金のためにしか働けなくなってしまう心配があります。終わったら一緒にトランプをする、ボードゲームをする等、頑張った後には楽しいことが待っているという体験をさせるようにしましょう。

子供主体でレジャーの計画を立てる

親は情報提供やアドバイスをすることまでで、子供におでかけの計画を立ててもらうのも面白いです。祖父母の家へ行く計画を立てるにしても、自分主体で考えることで積極的に計画をしてくれることでしょう。

低学年のうちは、どのレジャー施設に行くか、祖父母の家では家族で何をして遊ぶか等の楽しいことを選択させるくらいですが、学年が上がるにつれて、交通手段や宿泊施設、ルートを予算も含めて考えさせるようにしてみましょう。

実際に家族全員でその計画通りに旅行すると「あの旅館はお化けが出そうだった」「あのラーメン屋はものすごく美味しかった」「鈍行列車は体がきつかった」など、普段は味わえない体験ができますし、子供の自信にも繋がります

初めてのおつかい?買い物を頼む

家族のための買い物をお願いしてみましょう。普段はあまり行かないスーパーも、自分でお金を握って、買うものを探すのはとてもワクワクしますよね。自分で買い物ができた!という満足感を得ることもできます。ママは心配でしょうが、子供も成長しています。買い物だけでは済まず、自分のおやつをプラスして買ってくるなど、ちゃっかりした一面を知ることになるかもしれませんよ。

また、高学年になったら予算内で買い物をして、ご飯を作ってもらうのもよいでしょう。ただし、大人が不在の時は火を使わせないようにしましょうね。

10たまにはママに付き合ってもらう

ママにとっても長い休みです。どうしても子供中心になりますが、たまにはママのお出かけにも付き合ってもらいましょう。せっかくの夏休みなのです!ママも楽しみましょうね。帰省先で友達と会ったり、デパートへ買い物に行ったりするのもいいですね♪

友達の子供と仲良く遊べるかもしれませんし、デパートでは涼しいところでジュースを飲んだ♪という子供にとっても楽しい思い出になるかもしれません。子連れは大変なので、イライラしないためにも時間には余裕を持って出かけましょう。

夏休みを充実させるために生活リズムが大切!

夏休みは子供の生活リズムが崩れやすくなります。学校は長期の休みになり、朝起きなくてはいけないという緊張感もなくなります。お盆などは親戚が来たり、逆に出かけたり、久々に会った従兄弟と遅くまで遊んだりと不規則な生活にもなりがちです。

生活リズムが崩れてしまうと、夜寝るのが遅くなり、朝起きられず予定もボロボロになってしまいますので、メリハリをつけて、生活リズムを乱さないように気をつけましょう。

夏休みに生活リズムを崩さない7つのポイント

子供の生活リズムを崩さないために、ママができることを紹介します。難しく考えずに、できることだけでも取り入れてみませんか?

寝る前に、ゲームやスマホをしない

睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が下がってしまいますので、ゲームやテレビ、スマホをさわるのは就寝2時間前までにさせましょう。また、ゲームやスマホ、タブレットを部屋に持ち込むとコッソリやってしまうこともあるので、夜はリビングで充電するように習慣化しましょう。

寝室は暗く静かに

ゆったりとした気分で眠りにつけるように、就寝時間の1~2時間前から徐々に照明を落とし、就寝時間には部屋が暗くなるようにしておきましょう。

朝日を浴びる

毎朝、地域のラジオ体操に参加しているお子さんは朝起きて、日光を浴びることで体内時計のズレを修正することができます。雨の日やラジオ体操を行っていまい地域でも、朝はカーテンを開けて日光を浴びるようにしましょう。

決まった時間に寝る

毎日だいたい決まった時間に寝ていると、習慣になり時間が来れば眠くなります。夏休みだからと、ついつい家族でテレビやビデオを遅くまで見ているご家庭もあるようですが、この悪習慣はNG!

また、花火大会やお祭りで深夜まで起きていることも…。体内時計が狂い夜更かしや朝寝坊のくせがついてしまうことで、折角の夏休みが台無しになってしまうケースも多いので、できるだけ決まった時間に寝かせるようにしましょう。

5決まった時間に食事をとる

朝起きてからパジャマ姿のまま、ソファーでテレビを観てお昼になってしまうお子さんもいるそうです。きちんと朝食をとることで体温が上がり頭もスッキリして、元気に一日をスタートできますので、ママは毎朝決まった時間に朝食を食べさせるようにしましょう。

無理な計画を立てない

スケジュールは、余裕を持って決めておきましょう。前後することも大いに考えられますので、融通が利くようにして
おきましょう。

7お風呂の温度はややぬるめ

就寝直前に体温が上がると、寝付きが悪くなるそうです。また、室温が高い場合も寝付きが悪くなります。就寝の1~2時間前にお風呂に入るようにし、寝る時間には室温が下がっているように、エアコンは少し早目にいれておきましょう。

もし夏休みに生活リズムが崩れたら…

夏休みで、生活リズムが崩れた場合は新学期の一週間前くらいから修正をして、早寝早起きができるようにしておきましょう

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪