育児は裏ワザで乗り切ろう!先輩ママの親子で得する子育ての知恵を試して
育児の裏ワザは、山あり谷ありの猫の手だって借りたいほど忙しかったり、ストレスフルで精神的に参ってしまったりするママ達にぜひ試して欲しい、先輩ママの知恵です。
こちらでは赤ちゃんやイヤイヤ期、幼児のしつけなどに実際に効果があった育児の裏ワザを、体験談と共に紹介!
育児中はいかにママが余裕を作るかが子育てを楽しむためのコツ。育児の裏ワザをあなたの家庭にも取り入れて、親子で得する子育てをしましょう。
赤ちゃんのママにおすすめの育児の裏ワザ
赤ちゃんの頃は夜泣きや寝かしつけなどの睡眠、理由の分からない泣きに悩むママが多く、病気などの異常がない赤ちゃんにはよくある泣きであっても、ママにとっては精神的に辛いもの。ぜひ育児の裏ワザを積極的に使って、育児を楽しみましょう。
初めての育児をするママにとっては目から鱗の赤ちゃんの育児の裏ワザをいくつかご紹介します。悩む前にまずは試してみましょう。
- 寝つきが悪い子には入眠儀式を作る
- 生後6ヶ月までは、抱っこで歩き回ると寝つく
- 夜寝なくなったら車に乗せてドライブすると寝てくれる
- 赤ちゃんの口に手を当てたり離したりしてアワアワ言わせると泣き止む
- レジ袋をカシャカシャ慣らすと泣き止む
- タケモトピアノのCMを見せると泣き止む
蚊に刺されたときは流水で洗う
子供は皮膚が柔らかいので蚊にされやすく、そのままにしていると腫れあがってかわいそうなことになりますが、薬を塗るとスーッとするので嫌がったり、薬に負けないか心配になったりします。そこで、去年から試してみて良かった裏技があります。蚊に刺されたらかきむしる前に流水で洗い流すことです。
水で洗い流すようになってから、1度も薬を塗ったことはありません。あとが残らず、痒みもなくなります。刺された直後は少し腫れがありますが、短時間で腫れも引きます。
何度も試しましたが1時間もかかりません。石鹸で洗い流す人もいますが、赤ちゃんや子供は皮膚が柔らかく敏感なため、水だけの方が良いです。1回でかゆみが残るときには、2回3回洗うと治まります。かきむしる前というのがポイントです。
寝る頃になったら催眠オルゴールで寝かしつける
上の子にも下の子にも効果のあった寝かしつけの方法です。昼寝や夜寝の際、寝かしつけをしていて「もうすぐ寝るかな?」というタイミングでオルゴールを鳴らします。
これは本物のオルゴールでもCDでもスマホでも何でもOKなので、とにかく『眠る際にオルゴールの音を聴かせる』という事自体を習慣付けます。
すると、子供はオルゴールの音=眠る時間だと思い込むため、オルゴールの音の催眠作用に誘われて眠るようになり、寝かしつけがとても楽になります。
我が家は上の子が6歳、下の子が4歳になった今でも夜寝る前にオルゴールの音を流していて、比較的スムーズに眠ってくれるのでとても楽です。ただし親も一緒に眠ってしまう場合が多いので、眠りたくない場合は注意が必要です。
イヤイヤ期におすすめ!ママが楽になる育児の裏ワザ
子育て中のママが育児の楽しさを感じられなくなり、子供も辛くなってしまいやすい時期がイヤイヤ期。親子で楽しく過ごすには、ママが育児の裏ワザでヒラリと子供のイヤイヤを交わすことも大切!あなたはこんな裏ワザを取り入れていましたか?
- まずは親が深呼吸して落ち着く
- パペットを使った育児をすると、子供が素直に言うことを聞く
- 2択にして子供に選ばせる
- 予定より早めに準備を始める
- 外出前にお腹を満たしておく
- 先に予定を話し、約束してから外出する
子供がお気に入りのキャラクターに親がなりきる
必ずやってくるイヤイヤ期を乗り越えるコツは、ズバリ、親が子供のお気に入りのキャラクターになりきって、一人二役で子供とやり取りをすることです。
お気に入りのキャラクター:仮面ライダーエグゼイド
年齢:3歳
性別:男の子
を例にします。
例えば、着替えたくないと駄々をこね始めたら、「よし、俺様が手伝ってあげるから一緒にお着替えしようぜ!」などと、エグゼイドになりきって子供とおしゃべりします。人形があればなお効果的です。なりきったキャラクターに合わせて声も低めで力強くしゃべります。
すると、あれほど着替えを嫌がっていたことが嘘のように着替えを始めます。その間、親は手伝い無用です。子供はエグゼイドが見ているから頑張れる!と思うのか、安易に手伝おうとすると「ひとりでする!」と、逆に怒られるほどです。
そして親はキャラクターと一緒に褒めます。「エグゼイド、見てた?ひとりでズボンはいてるよ~!」「おう!見てたぞ!すごいな!」という具合です。キャラクターの力は絶大です。生活面全般において、たいがい引っかかってくれます。おかげでイヤイヤ期の育児がとても楽になりました。
幼児の能力を高めるのにおすすめの育児の裏ワザ
「子供の能力は無限大」とも言われますが、脳が育つ10歳前後までの親の関わり方や環境が大きく影響するため、育児中は日頃から自然に能力を高める取り組みを行っていきたいものです。
「勉強より人間性を大切に育てたい」という教育方針のご家庭でも、親が子供の能力を高める接し方をすることで、子供が親の言いたいことを早く理解して行動に移しやすくなるため、親のイライラも子供が怒られることも減り、穏やかな環境の中で子供が能力をより伸ばしやすくなります。
- 絵本の読み聞かせをする
- すぐに答えを教えず、親子で調べる
- 教え込まず、遊びで積極的に学ばせる
- 積極的に外遊びをさせる
「なんで」攻撃には発表会で対応する
小さな子供はある程度の年齢になると色々な興味をもち始め、両親などは「なんで?どうして?」などと質問攻めにされてしまいます。はじめのうちは成長を喜べるのですが、段々と面倒になったり、返しに困るような質問を時にはされたりします。
そのような時に効果的なのは「何でだと思う?」と聞き返すことです。こうすることで、子供が考える能力を鍛えることが出来ますし、次々と疑問を探すのではなく、しっかりと考えることが出来るのです。始めのうちは「知らないんだ」と子供がふざけたりしてくるかもしれませんが、そこで一緒に考えることで親子の絆も深まります。
「どうしてなのか考えて、この洗濯物が終わったら発表し合おう」と言うと、子供はワクワクしますし、コミュニケーションも取れます。
時間を守らせるにはアナログ時計の数字にシールを貼る
幼児のうちは時間の感覚を持っていません。遅れられない外出の時でも、子供は時間を守ることに無頓着で、いつもとても困っていました。幼稚園に入園してからは通園バスで通っていましたが、バスの時間に遅れるわけにはいかず、子供はテレビを見るのをやめなかったり支度をしようとしなかったりと毎朝戦いでした。
ある朝、家のアナログ時計の1から12の数字のあるところに子供が好きなシールを貼ってみたのです。「〇〇のシールが貼ってあるところに長い針が来たら、バス停に出発するからね!」
すると針が動いてその数字のところに来ることが理解できた様子。すんなりと出発することができ、朝の登園が楽になりました。翌日もスムーズに出発できたので、これはとても有効な方法だと思いました。
最近は家の時計はデジタルだったりオシャレなものだったりしますが、子供に時間を守ってもらうには昔からあるようなアナログ時計が役に立ちます。
幼児へのしつけが楽になるおすすめの育児の裏ワザ
育児の大変さの中で大きな割合を占めるのが、子供のお世話と一緒にしつけもしなければならないということです。お片付け、靴を揃える、食べた物を下げるなどの基本的なしつけや生活習慣は、怒って強制しても本当の意味では身につきにくく、子供が自主的に行いたくなる環境を整えることが大切です。
- おもちゃ箱に片づけるおもちゃの絵を貼る
- 玄関に靴の形をビニールテープでつける
- できたら褒める
お気に入りキャラクターの絵を貼ってお片付けさせる
私には二人の娘がいますが、2歳になる前からおかたづけがきちんとできるようになって欲しいと考えていました。ただ最初は、「おかたづけしようね!」や、「おかたづけできたらおやつにしよう」などと言って、どうにかおかたづけを促していましたが、次第に促してもなかなかしてくれないことが多くなってきました。
そこでどのようにしたら、すすんでおかたづけするのか考えることにしました。考えに考えた結果、各収納ボックスに子供の好きなキャラクターの紙の絵を貼り、「〇〇と一緒におかたづけしよう」と促してみることにしました。
すると不思議なことに、あれだけ促してもおかたづけしなかった娘が、好きなキャラクターと一緒におかたづけできると喜んで、自ら率先しておかたづけするようになりました!まさにキャラクター様々です。
お口が臭いと気づくと歯みがきするようになる
1歳になった頃から仕上げの歯みがきを嫌がって、磨かせてくれなくなりました。食べた後はお茶を飲ませてはいたのですが、だんだんお口が魚の腐ったような臭いがしてくるし、何より虫歯ができないかとても心配でした。
こうなったら本当の事を伝えてみようと思い、子供に「はぁ~してみて。わっお口臭い?バイ菌がたくさんいるんじゃないかな?」「歯みがきしてみようか?」というのを何度も繰り返していくうちに、お口の臭いが気になるみたいで素直に仕上げの歯みがきをするようになりました。
うがいの時には「バイ菌流れてくね?」と言い、歯みがきの後は必ず「はぁ~してみて。臭くない?バイ菌いなくなったね?良かったね。」と言うと満足そうに笑います。
食べない子が食べる子になる育児の裏ワザ
子供の肥満が増加する現代ですが、食べない子は親が心配すほど食べません。乳幼児期は食事よりも遊びに気持ちが行っていることが多くてママも苦労しますが、ちょっとした育児の裏ワザを使うことで子供が食べる子に変わることがありますので、日頃の食事に育児の裏ワザをとり入れてみましょう。
- 一口サイズを少量盛る
- 家族が楽しく美味しく食べる様子を見せる
- 食器を子供が好きな絵柄に変える
- 運動量を増やす
- おやつを見直す
子供の食事嫌いには遊びの要素を取り入れる
お子様が食事をたくさん食べてくれなくてお悩みの親御さんも多いと思いますが、子供たちは遊ぶことが大好きです。遊ぶ時間>食べる時間なので、当然遊んでいる途中に「食事よ~」と呼ばれても全然食べてはくれません。
むしろ、なんで楽しく遊んでいたのに中断されるんだ!意地でも食べたくない!と頑固に食事拒否されることもしばしば。そこで4人の子供を子育てしている私が発想の転換をして行ったのが、この育児の裏ワザです。
食事を遊びの延長で楽しんでしまうのです。これなら子供も嫌がらずに楽しんで食事をしてくれることうけあいです。わが家では流しそうめんが大人気です。流した麺をみる楽しみ、掴む楽しみ、トッピングをする楽しみなど子供が喜ぶイベント要素たっぷりの食事になります。
自分でカスタムできる楽しさがある点で、クレープや手巻き寿司も喜んでたくさん食べてくれますよ。簡単なものならおにぎりでも喜びます。
中の具材を自由に選んでフリフリして自分でおにぎりを作れるおもちゃなどもあるので、工夫して料理にイベント性を出そうとすれば、楽しく率先して食事をしたがるようになりますよ!
幼児のトレーニングに役立つ育児の裏ワザ
子供の頃は自立に向けてトイレトレーニングをはじめ、箸、うがい、鼻かみなどの様々なトレーニングを行いますが、初めて子育てをしているママにとっては「どうやって教えればいいの?」と戸惑うことも多いでしょう。できれば子供が楽に身につけられる育児の裏ワザを使って、楽しく教えてあげたいものです。
- うがいは、お風呂中に口に水を入れて親子でお喋する
- トイレトレーニングは、トイレ内に好きなキャラクターの絵を貼る
- 箸は、矯正箸を使って乾燥豆などを使って遊びで覚えさせる
- 鼻かみは、ティッシュを鼻息で揺らす練習をさせる
ロケットティッシュで鼻を上手にかめるようになる
幼稚園に入園する頃になると、鼻かみなど身の回りのことは自分で出来ないと困ります。そこで入園前のトレーニングとしておすすめしたいのがこの裏ワザです。
ティッシュを丸めて片方の鼻の穴に入れ、「3・2・1・0!ロケット発射」と声をかけてからティッシュが詰まった鼻と反対側の鼻を抑え、子供にロケットに見立てたティッシュを「フーン」と発射させるんです。
まずは親がお手本を見せて、次に子供にやらせます。子供は夢中になってやりたがるのでけっこう早く上手くなりますよ。ただし、ティッシュは鼻の奥に入ってとれなくならないように、少し大きめにしてくださいね。
トイレトレーニングを嫌がる子にはぬいぐるみを使う
うちの子はトイレトレーニング中にあまり自分からトイレに行きたがらなかったので、しばらくはおまるを使っていたのですが、子供がお気に入りのぬいぐるみを使って「一緒にトイレに行こう!」と誘いながらトイレに連れ出すようにし、行けたら子供が好きなキャラクターのシールを選ばせて好きなノートに貼っていくようにしたら、案外トイレにすんなり行けるようになりました。
トイレでは自分で水を流させるようにして、水を流す時一緒に「バイバーイ!」と言ってあげたことで、トイレでは水を流すということがよく分かったようです。トイレットペーパーは上手く使えないので、使う分だけ毎回準備してあげるようにしていました。