トイレトレーニングにシールを使って成功した先輩ママの体験談
トイレトレーニングは、いくらママが一生懸命頑張っても、お子さんにやる気がなければ成功しにくいものです。
特に、外出先での失敗などが原因で、トイトレに対してストレスを感じていたり、トイレが怖いと感じているお子さんの場合、トレーニングのモチベーションを上げるのは一苦労です。
そこで、お子さんが楽しみながらトイトレを進められる方法として、多くのママたちが取り入れているのが、シールを使ったトイレトレーニングです。ここでは、先輩ママ10人のシールを使ったトイレトレーニングの体験談をご紹介します。
基本的なやり方としては、トイレで排泄ができたらシールを1枚貼るという方法ですが、ご家庭ごとに微妙に異なる工夫がされています。気になる方法があればぜひお試しください。
あわせて、ご褒美シールを貼る台紙を家にあるもので無料で作る方法や、100円ショップでそろうグッズ、保育園で使われている表と家庭のやり方を合わせるコツもまとめました。特別な道具を買わなくても、今日から始められます。
シールを使ったトイトレがうまくいきやすい理由
「シールを貼るだけで、そんなに変わるの?」と思う方もいるかもしれません。実際に多くのご家庭でうまくいっているのには、いくつかの理由があります。
「できた」が目に見える形で残るから
2歳から3歳のお子さんは、時間の感覚がまだあいまいです。「昨日もできたね」「先週より上手になったね」と言葉で伝えても、本人にはピンときません。
そこで台紙にシールが並んでいくと、頑張ってきた量が一目でわかります。3枚しかなかったシールが20枚になっている。この変化は、言葉よりずっとはっきり伝わります。お子さんが自分から台紙を指さして「こんなにたまった」と見せてくれるようになったら、しめたものです。
親の声かけの負担が減るから
「トイレ行こう」「そろそろ行っておこうか」と一日に何度も声をかけるのは、思っている以上に消耗します。断られるたびに、こちらの気持ちも重くなっていきます。
シールがあると、この声かけが変わります。「トイレ行こう」ではなく「シール貼りに行こうか」と誘えるようになるからです。同じことを言っているのに、お子さんの反応がまるで違うという声はよく聞かれます。誘う側の気持ちが軽くなることが、実は一番大きな効果かもしれません。
うまくいかないときに見直したい3つのこと
シールを始めたのに反応が薄い、途中で飽きてしまった。そんなときは、次の3つを確認してみてください。
ひとつめは、シールの種類です。今その子がはまっているものと合っているでしょうか。数か月前に好きだったキャラクターは、もう興味の対象ではないかもしれません。
ふたつめは、もらえる条件が高すぎないかという点です。「トイレで成功したら」という条件は、始めたばかりの子には難しいことがあります。「トイレに入れたら」「便座に座れたら」まで下げてみると、急に動き出すことがあります。
みっつめは、シールが一度に見えすぎていないかという点です。シートまるごと目の前にあると、貼りたい気持ちが先に満たされてしまいます。数枚ずつ小出しにするほうが、続きやすくなります。
ご褒美シール台紙は手作りで無料で用意できる
ご褒美シールの台紙は、わざわざ買わなくても大丈夫です。家にある紙とペンがあれば、その日のうちに作れます。手作りなら費用はかかりませんし、お子さんの好みに合わせて何度でも作り直せます。
紙とペンで作る基本の台紙
いちばん簡単なのは、画用紙やコピー用紙にマス目を書くだけの台紙です。定規で縦横に線を引いて、シールが貼れる大きさの四角を並べます。マスの大きさは、シールより一回り大きい、二センチから三センチ角が貼りやすいでしょう。
上のほうに、お子さんの名前と「トイレできたね」といった一言を書いておきます。マスに番号を振っておくと、「今日は7番まできたね」と数える楽しみも加わります。数字に興味が出てくる時期なら、これだけで盛り上がります。
色を塗ったり、線路や道を描いてその上にシールを貼っていく形にしたりすると、ゴールに向かって進んでいる感じが出ます。ゴールの場所に星や旗を描いておくと、目標がはっきりします。絵に自信がなくても大丈夫です。子供は、親が自分のために描いてくれたということ自体を喜びます。
貼る場所を変えると続きやすくなる
台紙は、必ずしも紙一枚である必要はありません。ご家庭に合った形を選ぶと、続けやすくなります。
| 台紙の形 | 作り方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| マス目の台紙 | 紙に四角を並べて描く | 回数をためる楽しみを持たせたいとき |
| カレンダー型 | カレンダーの日付欄に貼る | できた日を毎日確認したいとき |
| 大きな一枚紙 | 模造紙などを壁に貼る | 枚数を気にせずどんどん貼りたいとき |
| すごろく型 | 道を描いてマスを並べる | ゴールまで進む感覚を出したいとき |
迷ったら、まずマス目の台紙から始めてみてください。作るのに五分もかかりませんし、うまくいかなければ別の形に変えればいいだけです。
キャラクターの台紙を無料で用意するには
お子さんの好きなキャラクターの台紙を用意したい、という方も多いでしょう。アンパンマンやディズニーのキャラクターは、トイトレの時期の子供に人気があります。
市販のトイトレ用シールセットには、台紙が付属していることがあります。補助便座を買ったときに同梱されていた、という方もいます。まずは手元にあるものを確認してみましょう。
無料で用意したい場合は、キャラクター商品の空き箱やパッケージを活用する方法があります。お菓子の箱やシールの外袋には、そのキャラクターの絵が印刷されています。切り取って画用紙に貼れば、それだけで好きなキャラクターの台紙になります。雑誌の付録や、いただいたカードなども使えます。
もうひとつは、お子さん自身に描いてもらう方法です。「アンパンマンのおうちを描いて、そこにシールを貼ろう」と誘うと、台紙作りから参加してくれます。自分で作ったものには愛着がわくので、その後の貼るときの反応も変わってきます。
台紙の枚数は何枚がちょうどいいか
台紙を作るとき、意外と迷うのがマスの数です。多すぎるとゴールが遠くて飽きてしまいますし、少なすぎるとすぐ終わってしまいます。
目安は、10マスから20マス程度です。一日に2、3枚貼るとして、一週間ほどで一枚が埋まる計算になります。埋まったら「全部できたね」とお祝いをして、新しい台紙に切り替えます。この区切りがあると、達成感が繰り返し味わえます。
もし途中でペースが落ちてきたら、マスの数を減らした台紙に変えてみてください。ゴールが近くなるだけで、また動き出すことがあります。台紙は消耗品と考えて、気軽に作り替えるのがコツです。
100円ショップでそろうトイトレのシールグッズ
シールや台紙作りの材料は、100円ショップでほとんどそろいます。トイトレは数か月続くこともあるので、費用をおさえられるのはありがたいところです。
シールの選び方
売り場に行くと種類が多くて迷いますが、選ぶ基準は3つです。
ひとつめは、枚数が多いこと。一日に何枚も貼ることを考えると、少ない枚数のものはすぐになくなります。シールブックのように何ページも入っているタイプは、長く使えます。
ふたつめは、貼ってはがせる素材かどうか。貼る場所を間違えたときにやり直せますし、体験談にもあるように、おもちゃに貼って集める使い方もできます。
みっつめは、大きさです。小さすぎると、まだ指先が思うように動かない子には貼りにくくなります。一センチから二センチほどの、指でつまめる大きさが扱いやすいでしょう。丸シールは、色を選ぶ楽しみもあって使いやすい定番です。
台紙作りに使える文具
台紙を作る材料も、同じお店でそろいます。画用紙、模造紙、マスキングテープ、太い油性ペン。このあたりがあれば十分です。
マスキングテープは、台紙を壁に貼るときに便利です。跡が残りにくいので、賃貸のお住まいでも使いやすいでしょう。台紙のふちを囲むように貼れば、飾り枠にもなります。
クリアファイルに台紙を入れて壁に貼ると、水がはねても大丈夫です。トイレの中に貼る場合は、この一手間があると長持ちします。
100均のシールを使うときに気をつけたいこと
気軽に買える反面、注意したい点もあります。ひとつは、同じ商品がいつまでも売っているとは限らないことです。お子さんが気に入ったシールがあれば、見つけたときに少し多めに買っておくと安心です。
もうひとつは、粘着力です。強すぎるものは、はがすときに台紙が破れてしまいます。壁紙に直接貼るのも避けたほうが無難です。台紙やクリアファイルの上に貼るようにしましょう。
また、小さなシールは口に入れてしまう心配があるので、下のお子さんがいるご家庭では、手の届かない場所に保管してください。使うときだけ出す、という習慣にしておくと安心です。
保育園のトイレトレーニング表と家庭のやり方を合わせる
保育園に通っているお子さんの場合、園でもトイレトレーニングが進められています。家庭と園でやり方がばらばらだと、お子さんが混乱してしまうことがあります。
園で使われている表はどんなもの
多くの園では、一日の排泄の様子を記録する表が使われています。時間ごとの区切りがあり、トイレでできたか、おむつだったかを記号で記入していく形が一般的です。連絡帳に同じような欄が設けられていることもあります。
この表は、ご褒美として使うものではなく、記録が目的です。いつごろ出ることが多いか、間隔はどれくらい空くかを把握して、声をかけるタイミングをつかむために使われています。
家庭の台紙と園の記録は役割が違う
家庭でご褒美シールの台紙を使う場合、園の記録表とは役割が違うと考えておくと整理しやすくなります。園の表は記録、家庭の台紙はお楽しみです。両方を無理に同じ形にする必要はありません。
ただし、時間の間隔については園のやり方を参考にすると、家庭でも声をかけやすくなります。連絡帳や送り迎えのときに「園ではどれくらいの間隔で誘っていますか」と聞いてみると、家での目安がわかります。
休日に家庭でその間隔に合わせて誘ってみると、平日と休日でリズムがそろいます。お子さんにとっては、どこにいても同じ流れになるので、覚えやすくなります。
園と足並みをそろえる伝え方
家庭でシールを使っていることは、園にも伝えておきましょう。「家ではトイレのあとシールを貼っています」と一言あるだけで、園でも「おうちでシール貼ろうね」と声をかけてもらえることがあります。
逆に、園でできるようになったことも聞いておくと、家庭で驚かずに済みます。園ではパンツで過ごせているのに家ではおむつを欲しがる、ということもよくあります。場所によって差が出るのは自然なことなので、家庭のペースはそのまま続けて大丈夫です。
進み方に差があっても、比べる必要はありません。園には同じ年齢の子が集まっているので、周りにつられてできるようになる面があります。家庭は家庭で、その子のペースを見ていきましょう。
シールを使ったトイトレの方法を教えてください
大好きなキャラクターでトイレに行くのが楽しみに
1歳11か月の時に、娘のトイレトレーニングを始めました。周りのママ友がトイトレを始めていたので、その流れに乗ってゆっくりと開始しました。
以前からシールを活用した方法で成功したとネットで見ていたので、娘の大好きなミッキーのシールを購入して試してみました。
私が購入したのは、線路の上に番号がふられている台紙にシールを貼っていくタイプです。
まずトイレに座れたらシールを貼ってあげることから始め、徐々におしっこを出せたらシールをもう一枚追加で貼るという方法にしました。
トイレに行けば、大好きなミッキーのシールを貼れるというのがよかったのか、積極的にトイレに行くようになってくれました。
ゆっくりと始めたので、オムツが外れるまでに少し時間はかかりましたが、お互いにストレスを溜めることなくトイトレができてよかったと思っています。
達成感を形にする「トーマス」シール
息子がトイレトレーニングを始めたのは2歳のお誕生日を迎えてすぐのことです。
トイレトレーニングには何かしらのご褒美が有効的だと先輩ママから聞いていたこともあって、その時息子がはまっていたシール貼りをトイレトレーニングに使おうと思ったのです。
息子はその当時、機関車トーマスが大好きだったことから、シール貼りにより興味を持ってほしいと思い、機関車トーマスのミニシールを準備しました。
それをトイレが成功した時にのみ、トイレの前に飾ってあるカレンダーの、成功した日付の欄に貼りつけさせました。
これが功を奏し、大好きな機関車トーマスのシールが貼れることや、シールが増えることへの達成感を感じてくれるようになり、2~3か月でトイレは完璧にマスターできるようになりました。
子供のできたことへの喜びを形にする方法として、シールを利用して良かったと思っています。
貼って剥がせるシールでお祝い
トイレトレーニングを開始したのは2歳の春頃です。
トイレに興味を持ったタイミングで、遊び感覚でトイレに入ってみたりオマルに座ってみたりと、トイレを「楽しい」と思っている様子で、何も抵抗なく便座にも座るようになりました。
その後、オムツが蒸れて嫌がる夏場に本格的に開始しました。オムツを自分で脱げるので、褒めながら座らせるを繰り返しましたが、だんだん言葉で褒めるのにも限界を感じるようになりました。
ちゃんと喜びが伝わる方法はないかな?と考えていたところ、少しでも排泄ができたことをきっかけに、できたらシールを手の甲に貼ってみました。
それが嬉しかったようで、何度も便座に座り「うーんうーん」と頑張っていました。大好きなアンパンマンシールを使ったのも良かったと思います。
貼っても剥がせるシールにしたので、トイレの後好きなオモチャに貼って集めていました。目に見える形で「頑張ったね」という気持ちを伝えるのにシールはとても役立ちました。
沢山シールがたまる頃には、すっかりトイレトレーニングが完了していました。
シールをためる楽しさでやる気アップ
娘が2歳になった頃からトイレトレーニングを始めました。
比較的早くに歩けるようになり、おしゃべりするのも早かったのですが、私のほうが面倒くさがってトイレトレーニングを始めるのが遅くなっていました。
その結果、本人のやる気がなくなってしまい、完全にタイミングを逃した感じでした。なんとかやる気を起こさせようと、シールを使ってトレーニングすることにしました。
手書きでカレンダーを作り、おトイレが出来たらシールを貼っていくというものです。娘の好きな動物シールを使いました。
最初は1回2回でしたが、シールをためる楽しさを覚えたのか、日を追うごとに回数が増えていきました。
1日に6~7枚とたくさん増えていくのが楽しいようです。この調子で、完全にオムツを卒業するのも近そうです。
主体性を引き出すアンパンマンシール
我が家の4歳の娘がトイレトレーニングを始めたのは、2歳2か月の頃でした。
はじめは声がけだけでトイレトレーニングをしていたのですが、なかなか継続することができず悩みました。
色々検討した上で、うまくトイレできた際に、台紙にシールを貼る方法を試してみたところ、娘もだいぶ楽しみながら、継続してトイレトレーニングしてくれるようになりました。
シールは、娘の大好きなアンパンマンのシールを選びました。トイレトレーニングで大切なのは、いかに子ども自身が主体的にトレーニングに取り組めるかだと思います。
そのため、子供の好きなシールを活用するなど、色々と工夫し、楽しみながらトイレトレーニングをしていくことが大切だと感じています。
100均の知育シールでトイレが楽しい場所に
子供のトイレトレーニングは2歳6ヶ月のころから始めました。
子供はその時期、ちょうどシール遊びにハマっていたので、トイレトレーニングにシールを使用しました。
トイレに一度入って、便座に座ることができたら、シールブックのシールを1枚貼っていいことにしました。
トイレには1日に何度も誘いたかったので、シールは100円均一で買った知育の「遊んで学ぶシールブック」を使用しました。
シールの枚数がとても多いこと、ページが8ページあり、貼って剥がすことができる材質で楽しめるため選びました。
シリーズがたくさんあるので、継続して楽しめるし、知育になっているところも気に入っていました。
子供にとってトイレが怖い所ではなく、楽しいところだと言う意識を持たせることができたので、とても良かったと思っています。
大きな紙にシールを貼って習慣づけ
息子は2歳6か月の時にトイレトレーニングを始めました。
その時期はご褒美にシールをあげる習慣があったので、トイレトレーニングにも活用すればうまくいくかもと思ったのです。
息子は電車や車が大好きです。そこでトーマスのシールや消防車のシールを用意していました。
トイレトレーニングには、まずトイレに行くことを習慣づけなければなりません。
そこで数時間おきにトイレに行くように声をかけて、行けばシールをあげるようにしました。トイレの壁に大きめの白い紙を貼っておいて、そこにシールを貼らせました。
大好きなトーマスのシールを貼れることがうれしくて、声をかけるとトイレに行ってくれました。
実際はトイレで排泄することはまだできなかったのですが、トイレというものを意識させるきっかけになりました。
常に新しいシールでモチベーション維持
現在4歳の女の子の母です。2歳10ヶ月ごろからトイレトレーニングを始めました。
最初はトイレに抵抗が無かったので順調でしたが、そのうちトイレに誘う私を嫌がりだしまい、まったく進まなくなってしまいました。
私のトイレに誘うストレスに比例するように、ぱったりとトイレに行かなくなってしまいました。そこでシールを投入しました。
大好きなツムツムのシールを使うことにしたのですが、その頃はツムツムのシールがあまり売っていなかったので、お菓子のおまけのシール(約6つ入り)を使いました。
お菓子をお店で買って出てきたシールに一度喜び、次にトイレに行けたら貼ろうね、とトイレに置いてあるシール入れに入れることを繰り返しました。
これにより、常に新しいシールが追加されるので飽きてしまうことなく、意欲も継続できたと思います。
上の子のときは最初にシールを一式買ってしまったので、好きなシールを最初に貼ってしまい、すぐにシール貼りに飽きてしまいました。
常に新しい楽しみを提供できたことが、トイレトレーニング完了までの期間を短くしてくれ、何より嫌がる子供をトイレに誘う、私のストレスが劇的に少なくなりました。
入手しやすいアンパンマンシールを活用
我が家の子供は男の子で、3歳の誕生日をきっかけに本格的にトイレトレーニングを始めました。
それまでも時々トイレでおしっこはできていたのですが、幼稚園入園が迫ってきたので、きちんとトレーニングをしなければと思いました。
息子はシールが大好きで、おもちゃの収納箱にシールをたくさん貼っていました。なので、トイレトレーニングにシールを使えばうまくいくのではないかと思いました。
シールは大好きなアンパンマンを使用しました。アンパンマンのカレーなどを買うとついてくるので手に入れやすいからです。
トイレでおしっこができるとアンパンマンのシールを貼ることができるので、喜んでトイレに行ってくれるようになりました。
三カ月くらいでトイレトレーニングが完了したので、シールを取り入れてよかったです。
トーマス便座と台紙でできた日を可視化
3歳2ヶ月、2歳6ヶ月、2歳9ヶ月になる子供は、3人とも男の子で、幼稚園に入園する前年の夏にトイレトレーニングを行いました。
3人とも男の子なので、電車が大好きで、トーマスも大好きでした。
トイレトレーニングを始めるにあたり、トーマスの補助便座を選んだのですが、トーマスだったのはもちろんですが、一緒にシールが同梱されていたことも大きな決め手でした。
子供はシールが大好きだから、「できた!」と言う感覚を味わいながら覚えて欲しいと思ったのです。
シールはトーマスとパーシーの2種類で、その時々で息子に選ばせて貼ってもらいました。シールの台紙も付属されており、線路に沿って貼っていけるようになっていました。
そのため、「今日はできたね」とか「明日はがんばってみようね」など、できた日とできなかった日とが分かりやすく、子供のやる気にも繋がったのではないかと思っています。
10人の体験談からわかるシール活用のヒント
10人のお話を並べてみると、いくつかの共通点が見えてきます。これから始める方が参考にしやすいよう、整理してみました。
始めた月齢と、完了までの期間
始めた時期は、1歳11か月から3歳の誕生日まで幅がありました。もっとも多かったのは2歳から2歳6か月頃です。完了までの期間についても、2、3か月で完了したという方から、ゆっくり進めて時間がかかったという方までさまざまでした。
ここからわかるのは、開始の時期にも、かかる期間にも、これといった正解はないということです。周りより遅く始めた方も、結果的にはお子さんのペースで進んでいます。「何歳までに」と区切って考えるより、その子が興味を示したときが始めどきだと考えたほうが、親子ともに楽になりそうです。
シールを貼る場所は、台紙だけではない
体験談を見ると、貼る場所は実にさまざまでした。番号のついた台紙、トイレの前のカレンダー、手作りの手書きカレンダー、トイレの壁に貼った大きな白い紙、手の甲、そして好きなおもちゃ。
共通しているのは、本人がいつでも見られる場所だという点です。しまい込まずに、目に入るところに置いておくことが効いているようです。手の甲に貼るという方法は、外出先でも見せられるので、家族に「見て」と報告する楽しみも生まれます。
シールは小出しにするほうが飽きにくい
印象的だったのが、みずほままさんのお話です。上のお子さんのときは最初にシールを一式買ってしまい、好きなものから貼ってしまってすぐ飽きた。下のお子さんのときは、お菓子のおまけのシールを少しずつ足していったら、意欲が続いたというものでした。
きりんさんのように、ページ数の多いシールブックを使う方法も同じ考え方です。まだ見ぬシールが残っているという状態が、次への楽しみになります。まとめ買いをするときも、全部を一度に見せずに、しまっておくと長持ちしそうです。
「座れたら1枚」から始めた人が多い
まなみさんは、まず座れたらシール、次におしっこが出せたらもう1枚という段階を作りました。きりんさんも、便座に座れたら1枚というルールでした。さえママさんに至っては、トイレに行けばシールという形で、排泄ができなくても続けています。
いきなり「成功したら」にすると、もらえる機会が少なすぎて興味が続きません。まずはトイレという場所に慣れることを目標にして、条件を下げておく。この順番が、うまくいっているご家庭に共通していました。
止まってしまった時期をどう乗り越えたか
順調に見えるお話ばかりではありません。抹茶ラテさんは、タイミングを逃して本人のやる気がなくなってしまったところから、シールで立て直しました。みずほままさんは、誘うこと自体を嫌がられるようになり、いったん止まってしまいました。
お二人に共通しているのは、親の側の関わり方を変えたことです。もっと頑張らせるのではなく、誘い方や道具を変えてみる。行き詰まったときほど、押すのではなく、やり方を差し替えるほうが動き出すようです。
みずほままさんが「私のストレスが劇的に少なくなりました」と書かれているように、続けられるかどうかは、親の負担が軽いかどうかにもかかっています。シールは、子供のためだけの道具ではないのかもしれません。
トイトレのシールについてよくある質問
Q1. ご褒美シールの台紙は無料で用意できますか。
できます。画用紙やコピー用紙にマス目を書くだけで台紙になります。市販のシールセットや補助便座に付属していることもあるので、まず手元を確認してみてください。キャラクターのものが欲しい場合は、お菓子の箱やパッケージを切り取って貼る方法もあります。
Q2. シールは100均のもので十分ですか。
十分です。枚数の多いシールブックや丸シールなら、毎日使っても長持ちします。貼ってはがせる素材、指でつまめる大きさ、この2点を目安に選ぶと失敗しにくいでしょう。
Q3. 台紙は何マスくらいがいいですか。
10マスから20マス程度が目安です。一週間ほどで一枚が埋まるくらいだと、達成感を繰り返し味わえます。ペースが落ちてきたら、マスの少ない台紙に作り替えてみてください。
Q4. シールに飽きてしまったらどうすればいいですか。
シールの種類を変える、もらえる条件を下げる、小出しにする、この3つを試してみてください。それでも反応がなければ、いったんお休みするのもひとつの方法です。少し間をあけてから再開すると、すんなり進むこともあります。
Q5. 保育園の表と家のシールは合わせたほうがいいですか。
形をそろえる必要はありません。園の表は記録が目的、家庭の台紙はお楽しみが目的です。ただし、園で誘っている時間の間隔を聞いておくと、休日の過ごし方の参考になります。
シールを使ったトイトレは、うまくいく方法が一つに決まっているわけではありません。10人の体験談を見ても、貼る場所も条件もばらばらです。まずは紙とペンで台紙を一枚作って、お子さんの反応を見るところから始めてみてください。




