なぜ?2歳児がご飯を食べない理由~食事の楽しさを教える対処法
2歳といえば「魔の2歳児」という言葉がすぐ浮かぶほどイヤイヤがひどい時期。多少のことは発達に必要だからと堪えられても、ご飯を食べないことに関してはスルーできない深刻な心配事でしょう。せっかく手をかけて作ったのに一口も食べてもらえないと、心配を通り越して悲しくなってしまうものです。
そこで今回は、2歳児がご飯を食べない理由やその対処法、ママ達の体験談についてご紹介します。2歳児の好き嫌い、遊び食べ、ムラ食い、母乳との兼ね合いなどにどう対応すればよいのかを知り、食事の楽しさを育てながらママのイライラも減らしていきましょう。
2歳児がご飯を食べない理由
イヤイヤ期に突入した2歳は、少しでも気に入らないことや気になることがあると、途端に食べなくなることがあります。きっかけが明確な場合はいいのですが、理由がわからないとどう手を打っていいのかもわかりません。よくある2歳児がご飯を食べない理由、お子さんの場合はどうでしょう?
1見慣れないおかずに警戒!
子供は見慣れないおかずを警戒して食べないことがあります。2歳で母乳ばかりを欲しがりご飯を食べない子供の場合も同様です。これは我がままではなく発達段階として自然な反応です。初めて見る食べ物を口に入れる前に慎重になるのは、成長の過程で誰にでも見られる保守的な一面なのです。(注1)
ですから、見た目や食感、味を子供が警戒しても当然だと理解しておきましょう。同じ食材でも、少し形を変えたり、慣れた味付けに寄せたりして「知っている味」に近づけると、警戒がやわらいで一口食べてみようという気持ちにつながります。
【つまずきポイントと対処法】
初めての食材は、平日の日中に、ひとさじずつ無理なく試すのがおすすめです。一度嫌がっても「もう食べない子」と決めつけず、時間をおいて何度か食卓に登場させると、見慣れることで受け入れられるようになることもあります。
2食事に集中できない
2歳児が集中できる時間はごく短いのが普通です。テレビやおもちゃなど、視覚や聴覚を刺激するものが側にあると、気が散ってさらに食事に向かう時間は短くなってしまいます。2歳児は好奇心が旺盛な反面、いったん気が散ると自分が今何をしていたのか分からなくなり、食事が止まってしまうこともよくあります。
【情景描写】
スプーンを持ったまま、つけっぱなしのテレビにくぎづけ。声をかけても上の空で、口はもぐもぐを忘れて止まっている。これは2歳児の食卓ではよくある光景です。叱るより先に、気が散る原因を一つずつ減らしてあげるのが近道です。
3その日の体調や気分で食欲に波がある
大人でも体調や気分によって食欲が変わるように、2歳児も日によって食べる量に大きな波があります。マナーに厳しくしすぎると食卓が緊張して食欲が落ちてしまうので、穏やかな雰囲気の中で少しずつ伝えていきましょう。
いつもと比べて明らかに食べない日が続いたり、元気がなかったりと、普段と違う様子が気になるときは、無理に食べさせようとせず様子を見てあげてください。心配な状態が続く場合は、健診の機会や小児科医・保健師などに相談すると安心です。
4生活リズムの乱れ
特に保育園に通っている2歳児に多いのですが、夕食や就寝の時間が遅くなることで、朝ボーッとしたりお腹が空かなかったりと、前向きに食事がとれないことがあります。「仕事だから仕方がない」と大人中心の生活リズムに子供を合わせてしまうと、子供はついていけずにストレスを感じてしまいます。
朝ごはんは一日を活動的に過ごすための大事なスイッチだといわれます。農林水産省の食育情報でも、朝食で脳とからだを目覚めさせることの大切さが紹介されています。生活リズムと体のリズムが合っていると、子供は食欲もわきやすく、機嫌よく過ごしやすくなります。2歳児がご飯を食べない、食べるのが遅いと悩んでいるママは、まず生活リズムを見直してみましょう。(注2)
特定の食べ物を強く嫌がるのはなぜ?
味の好みだけでなく、食感や匂い、温度の感じ方には子どもによって大きな個人差があります。大人には気にならないベタつきや、やわらかさ、湯気の熱さなどを敏感に感じ取り、口に入れるのをためらう子もいます。
これは好みの幅がまだ狭いだけで、成長とともに食べられるものは少しずつ広がっていくのが一般的です。「わがまま」と決めつけて叱るよりも、刺激の少ない調理法(水分をきる、熱すぎない温度にする、味付けをシンプルにする)で食べやすくする工夫のほうが効果的です。
【リアルな声かけ例】
親「これ、ちょっとだけ触ってみる?ふわふわだね」
子「……ちょっとだけ」
親「すごい、触れたね!じゃあ、ちょんっと舐めてみようか」
いきなり「食べなさい」ではなく、触る・匂いをかぐ・舐めるといった小さなステップを踏むと、警戒心がほぐれやすくなります。
ただし、食べられるものが極端に少ない状態が続く、体重の増え方が気になるなど、成長や発達に不安があるときは、自己判断せず、健診の機会や小児科医・保健師などに相談しましょう。家庭だけで抱え込まず、専門職に相談できる窓口があることを知っておくと安心です。
2歳児がご飯を食べない時の対処法10
2歳児の特徴を知って上手に導くことで、ちょっとしたきっかけから食事が進むこともあります。そのヒントとなる方法をご紹介しますので、大らかな気持ちで試してみましょう。
1生活リズムや運動量を見直す
元気に過ごせていないと、食事もおいしく食べられません。2歳児がご飯を食べない時は「早寝・早起き・朝ごはん」ができているかを見直し、できていない場合は生活リズムを整えるように家族の暮らし方を見直しましょう。
特に2歳児を保育園に通わせている家庭は早寝や早めの夕食が難しく、パパの帰宅に合わせて子供の夕食が遅くなる家庭もあります。夕食が遅くなると就寝も起床も遅くなり、朝にお腹が空かず食欲が出にくくなってしまいます。睡眠は子供の健やかな成長に欠かせないものです。「昼寝しているから大丈夫」と思い込まず、共働きでも夫婦で協力したり周囲の力を借りたりして、子供が朝しっかりお腹を空かせられるリズムを守ってあげましょう。
また、運動量が足りないとお腹が空きません。室内で過ごしがちな2歳児は、散歩や外遊びで体を動かす機会を増やすと、自然と「お腹すいた」が出てきます。日頃の運動量もあわせて見直してみましょう。
2盛り付けを変えてみる
食事は五感で楽しむもの。2歳児とはいえ、目で楽しめるように盛り付けを工夫することは大きな効果があります。子供用プレートでは食べなかったご飯でも、お弁当箱に詰めたら食べた、おにぎりにしたら食べた、ということはよくあります。
大好きな乗り物や動物の形に盛り付けると、興味が食に向かうこともあります。2歳児がご飯を食べない時は、見た目をちょっと変えて気分も変え、楽しませながら食べる意欲を育ててあげましょう。
【情景描写】
いつものおにぎりに海苔で目をつけて「くまさんだよ」と出すと、「くまさん!」と目を輝かせてパクリ。同じご飯でも、ひと工夫で子供の反応はがらりと変わります。
3食事に集中できる環境作り
2歳児は何にでも興味津々。テレビがついていたり、周囲が騒がしかったりすれば、食事に集中できなくて当然です。食事のときはテレビを消し、おもちゃなど気になるものが目に入らないようにして、食事に向き合える環境を整えましょう。食卓の上に必要なもの以外を置かないだけでも、ぐっと集中しやすくなります。
4一品ずつ順番に出す
2歳児は、目の前にいろいろなおかずが並ぶと、どれから手をつけていいか、自分が食べたいものはどれかが分からず、混乱して遊び食べにつながることがあります。
遊び食べがひどく食事に集中できない場合は、三角食べにこだわらず、一皿食べたら次を出すとルールを決めて、一つずつに集中できるように出してあげるのも一つの方法です。「これを食べたら、次は大好きなコーンだよ」と見通しを伝えると、子供もがんばりやすくなります。
5みんなで楽しく食べる
子供の食への意欲は、おいしさだけでなく食卓の雰囲気によっても高まります。子沢山家庭の先輩ママの中には「みんなで奪い合うように大皿料理を食べるから、下の子も焦るのか、うちは誰も好き嫌いがない」と言う人もいて、楽しい食卓の空気は子供の食欲を後押ししてくれます。
昔は「食事中のお喋り禁止」という躾もありましたが、2歳児にとっては、家族や友達と一緒に食べる食事はいつもよりおいしく感じられるものです。2歳児がご飯を食べない時こそ、食卓の楽しい雰囲気作りを心掛けましょう。「おいしいね」「もぐもぐ上手だね」と笑顔で声をかけ合うだけで、食事の時間が子供にとって心地よいものになります。
6おやつの時間や量を決める
2歳にとっておやつは、三度の食事で摂りきれない分を補う大切な役割があります。ところが時間を決めずに食事の前にあげたり、一回量が多すぎたりすると、肝心の食事が入らなくなってしまいます。おやつの時間を決めて規則正しい生活を心掛け、ご飯が進まないと感じたらおやつを控えめに、しっかり食べられたら少し増やすなど、ご飯の量に合わせておやつを調整しましょう。
7食事のメニューを見直す
2歳はまだ完全に大人と同じものを食べられる年齢ではなく、味付けや硬さなど、幼児に合わせた配慮が必要です。大人用の料理を子供用の皿に少量盛っただけの「2歳の食事」では、噛みにくさ・飲み込みにくさから食への意欲を失ってしまうことがあります。
2歳児がご飯を食べない時は様子をよく観察し、少しハードルを下げて食べやすくすることで、食への自信を持たせてあげることも大切です。
具体的には、大人より薄味にする、食感をやわらかくする、いつも残すなら食べきれるごく少量にして完食できたら褒める、嫌いなものは一口食べられたら褒める、肉は薄切りにして片栗粉をまぶしてから湯通しして柔らかくする、苦みのある野菜は子供の好きな味付けにする、などの工夫が効果的です。「全部食べられた!」という小さな成功体験の積み重ねが、次への意欲につながります。
8母乳とのバランスを見直す
2歳ではまだ母乳を飲んでいる子もいます。母乳で気持ちが満たされていると、食事がなかなか進まないことがあります。そんな時は、授乳のタイミングを食後にする、日中の授乳を少しずつ減らして食事の時間にお腹が空くリズムをつくるなど、食事への意欲が高まる工夫をしてみましょう。
卒乳の進め方や栄養面が気になる時は、健診の機会や小児科医・保健師などに相談すると、その子や家庭に合った方法を一緒に考えてもらえます。焦らず、親子のペースで進めていくことが大切です。
9遊び食べには優しく声かけ
遊び食べなどマナーに関することは、怒って教えても逆効果です。2歳の頃から食事のたびに厳しく叱っていると、子供は怒られることに慣れてしまい、ゆくゆくは言葉が届きにくくなってしまいます。
とはいえ遊び食べでご飯が進まないのは困りもの。“今はご飯を食べる時間”だと思い出させるために、「もうごちそうさまにする?」などと優しく声をかけ、食事中であることに気づかせてあげましょう。手を止めて子供と目を合わせるだけでも、意識が食事に戻ることがあります。
10途中で食事を切り上げる
どうしても食べない時に無理強いをすると逆効果になります。だらだらと続けるのではなく、食事の時間をあらかじめ決めておき、時間がきたら途中でも切り上げることも大切です。
お腹が空く経験をすることで食への意欲が増しますし、成長とともに「食べるのは今なんだ」と理解できるようになり、集中して食べられるようになっていきます。
2歳児に食への興味を持たせるには?
子供には個性があり、ママが何もしなくても食に興味津々の2歳児もいれば、もともと食が細い子や食に関心が薄い子もいます。2歳児に食事への興味を持たせるには、親はどうすればよいでしょう?
一緒に買い物をする・作る過程を見せる
食べること自体に興味がなくても、魚や野菜そのものに興味を示す子は少なくありません。家庭菜園で野菜を一緒に育てたり、料理の工程を見せてお手伝いさせたりすることで、2歳児は食べ物や料理に興味を持ち始めます。ぜひ五感を刺激できる環境を作ってあげましょう。
【リアルな声かけ例】
親「このお豆のさや、開けてくれる?」
子「できた!みどりのお豆さんだ!」
親「すごい!じゃあ、これを今日の夜ごはんにしようね」
自分が関わった食材は、子供にとって特別なものになります。「自分で開けたお豆」なら、いつもは食べない豆にも手が伸びやすくなります。
ごほうびシールで関心を引く
子供は大好きなママやパパから褒められるのが大好き。ごほうびシールは目に見えるので、言葉だけよりも「頑張ったこと」が実感しやすく、2歳児にも即効性があります。
例えば、嫌いなものを一口食べられたら、たっぷり褒めてごほうびシールを貼るなど。「頑張ってよかった!また頑張ろう」という気持ちを育て、食への自信につなげる方法として取り入れてもよいでしょう。ただしシールに頼りすぎず、あくまで「食べられた喜び」を一緒に分かち合う姿勢を大切にしてください。
食べ物を扱った絵本の読み聞かせ
子供にただ「食べなさい」と言っても、なかなか理解は難しいものです。そんな時は、2歳児という年齢に合った、食べ物を扱った絵本を利用するのもよい方法です。物語を通して食べ物に親しみを持つと、食卓での「これ、絵本に出てきたね」という会話も生まれます。
いろいろたまご
作 山岡ひかる
くもん出版
800円 + 税
2歳児は、卵がどんな料理に変身するのかまだ理解できません。そんな疑問を解消し、卵に興味を持てるように語りかけてくれるのがこの本です。
卵を割ったらどうなるのか、温めたらどうなるのか、どんな料理に変身するのかが自然とわかります。言葉の韻もよく、言葉遊びも楽しめるおすすめの一冊です。
おいしいねおいしいよ
作 わかやまけん
童心社
600円 + 税
動物に興味を持ち始めた2歳におすすめの本です。動物が好物をおいしそうに食べる姿を見ると「好きなものを食べるってうれしい!食べるっていいな!」と感じられるはず。2歳でも理解しやすい絵と内容なので、きっと興味を持ってくれます。
2歳のどれ?クイズたべもの
監修 榊原洋一
講談社
900円 + 税
2歳は自分でも少し考えられる年齢。クイズを出してあげると大喜びで、正解するとうれしさ満点です。それを実現したのが、この食べ物のクイズを出す本。クイズを楽しみながら食べ物について学べるので、子供も自然と興味を持つようになっていきます。
2歳児がご飯を食べない時のママ達の対処
初めての育児なら、ママだって初めての2歳児ママ。対策を立てるには、実際に2歳児の食事に悩んで苦労した先輩ママの話を聞くのが一番です。これから紹介する4人のママの体験談を読んで、よく食べたメニューや対処のヒントを参考にしてみましょう。
小児科医は知っていた!
息子は赤ちゃんの頃から食が細く、よく動くのに食べず、どちらかと言えば細身。周りの子はぽっちゃりしているのにうちの子だけ細いので、それまで料理に自信があった私の自信は粉々。
2歳頃も早寝早起きで外遊びも毎日たっぷりさせていましたし、発育に特に問題はなく常に標準。健診でも「大丈夫」と言われ続け、発達もどちらかというと早めでした。よく食べるメニューはバナナヨーグルトと納豆でしたが、朝から一日バナナヨーグルトと納豆だけしか食べないという日もあり、残飯を食べる私はブクブク太る有様。好き嫌いも激しく、当時は心配で泣きたい日々でした。
そこで3歳を目前に控えた2歳のある日、思い切って小児科医に相談したところ「ここまで元気に育っているのですから、水分がとれていれば無理に食べさせず、本人が食べたがるまで様子を見てもいいですよ」と言われました。
それを聞いて肩の力が抜け、その日の夜は無理に食べさせるのをやめてみました。すると食べないのに夜も翌朝も昼も元気。お腹が空いたなんて言いませんでした。でも夕方になって急に元気がなくなったので、普段食べられないキュウリスティックとオーロラソースを出してみました。すると「美味しい!」と言ってバクバク食べてくれました。
2歳のあの日以来、ご飯を食べない時は無理をさせず本人の意思を尊重するようになりましたが、少し成長して会話ができるようになると、息子は感覚が敏感なため温度や食感、味など食への不満が多いことや、食より遊びに興味があるため食べないことが分かりました。
それからは息子の好みに合わせつつ、徐々に違う物に慣らすなどの工夫を凝らし、入園後のお弁当も完食できるような物を入れるなど食事への自信を育てるように対策したら、お弁当や給食を完食する子に育ってくれました。
機嫌次第で食欲がコロコロ変わる
2歳男の子のママです。私の息子はご飯で遊びながら食べる“ながら食べ”をしています。例えば、お米を手で握り自分でおにぎりを作って口へ運ぶといった感じ。まだ好奇心の多い年頃なので「ながら食べでも食べてくれるなら良い」という考えでしたが、気分によって食べる時と食べない時があるのでそれが1番困ります。
子供のために試行錯誤して消化の良いご飯を作ったり、食べやすい大きさにカットして口に運んだりしていますが、気分が乗らない時は同じ料理でも全く食べてくれません。イライラすることも多々ありますが、最近は「好き嫌いも無いし、機嫌が良い時は食べるから良いか」とおおらかにとらえ、イライラを回避するようにしています。
息子の好きな食べ物はうどんです。嫌いな食べ物は幸いまだありませんが、機嫌が悪い時はどう頑張っても食べてくれません。最近は息子の好きなヒヨコのぬいぐるみを使い「ピヨちゃんが見てるよ?ちゃんと食べようね」と言うと、直るようになってきました。この調子でぬいぐるみ作戦を使い、おおらかな気持ちで食育頑張ります!
気長につき合うのが一番です
2歳になったばかりの男の子がいます。我が家の息子は、基本的に夕食を食べてくれません。保育園から帰宅してお腹は空いているはずなのに食べてくれないので、この歳特有のイヤイヤ?気分屋?と思っています。
食べないからといって、おもちゃなどで遊びだしたりはしないんです。椅子に座って私や8歳の兄が食べる姿を見たりして、最近急激に増えてきた言葉で色々と話かけてきます。「美味しい?」「ごっくんごっくん」「はい、どうぞ」などと言ってくるので、おままごとの延長になりつつあります。
現在の悩みは食べないメニューが多すぎて困っていること。特にどんなメニューでも緑の野菜が目についた時には絶対に食べません。つい先日まではお米もイマイチでしたが、最近ようやくおにぎりに食いつきがよくなり、カレーにすると食べてくれるかな?といった変化も出てきています。
保育園のお昼ご飯の際もたまにイヤイヤとしているみたいですが、先生は一口でも口に入れたら「ちゃんと食べられて偉いね、凄いね、かっこいいね」と褒めて食べさせてくれているそうです。この方法を家でも取り入れながら、少しでも食べてくれたらよし!という気持ちで気長につき合っていきたいと思っています。
食べぬなら、食べるまで待とう、わが息子
2歳の息子はとにかく食べムラがあります。うちの場合は好き嫌いの食べムラではなく「今、気持ちよく僕は遊んでた。まだ遊びたい。なのに、なぜ時間だからご飯を食べなくてはならないの?」の感じの食べムラです。
まだ2歳児ですから自分の思いを言葉にすることは下手ですが、口元に食べ物をもっていってもイヤイヤという態度をとり、口の中にいれさせません。そんな仕草も何かと可愛らしいのですが、毎回になるとぷっくりした可愛い頬っぺたに小さな窓をつけて、イヤイヤするときは窓から直接流し込みたいなと思うこともしばしばあります。
「栄養が偏るのも嫌。でもとにかくお腹一杯にさせておかないと」と思い、オヤツにはご飯の代わりになるような芋や南瓜や団子、いりこや豆、ぽんぽん菓子、酒かすじゃないほうの甘酒などを与えています。
そんな息子の好物は、焼き魚・煮魚/味昆布/味のり/納豆/卵料理/ねばねば系/シチュー・スープ類。反対にあまり食べないものは肉(そぼろ状ならOK)です。でも魚やソーセージ、ベーコン、そぼろ肉は食べるので、肉を食べないことはあまり気にしていません。
あまりに食べてくれないときは自分から積極的に食べたがるまで、とことん外遊びをして体を動かすようにしていたら、次のご飯のときにはしっかり食べるようになりました。
2歳児の食事に関するよくある質問(FAQ)
毎日ほとんど食べません。栄養が足りているか心配です。
2歳児は一食ごと・一日ごとの食べる量に大きな波があり、数日単位でならしてみると意外と帳尻が合っていることも多いものです。機嫌よく元気に遊べていて、体重が緩やかにでも増えているなら、まずは焦らず様子を見て大丈夫なことが多いです。とはいえ心配は尽きないもの。体重の増えが気になる、食べられるものが極端に少ない状態が続くといった場合は、健診の機会や小児科医・保健師などに相談すると安心です。
好きなものしか食べません。同じメニューばかりでも大丈夫?
「これなら食べる」という定番があるのは、実はありがたいことです。まずはその定番で食卓を安心の場にしつつ、隣に新しい食材を「ひとさじ」だけ添えて、食べても食べなくてもOKというスタンスで慣らしていきましょう。無理強いは逆効果になりやすいので、あくまで「見慣れる・気が向いたら試す」を積み重ねるのがコツです。
保育園ではしっかり食べるのに、家では食べません。
集団の中では、お友達が食べる様子が刺激になったり、決まった時間割で自然とお腹が空いたりして食べられる子は多いものです。家庭では、テレビを消す、食事の時間を一定にする、家族で一緒に食べるなど、園に近い「食べやすい環境」を整えてみましょう。家で食べなくても園で食べているなら、必要以上に心配しすぎなくて大丈夫です。
参考文献
- 注1:厚生労働省「保育所における食事の提供の意義」
- 注2:農林水産省「子供の食育 朝食が大事なワケ」



