好き嫌いの原因と付き合い方に関する記事

食べ物の好き嫌いが激しい子供のママが知るべき11の原因

食べ物の好き嫌いが激しい子供のママが知るべき11の原因

親が泣いても叱っても、子供の好き嫌いは治りません。子供が食べない原因と、親子で楽しく食卓を囲む秘訣をご紹介します。

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好き嫌いが激しいのはワガママ!?子供が食べたがらない原因11

好き嫌いが激しく、一生懸命にママがご飯を作っても、なかなか子供が食べてくれないことってありますよね。「子供の好物のはずなのに一口も食べてくれない!」「昨日までは食べていたのに、今日はプイッと横を向いてしまった…」など、どんなに見た目を工夫しても嫌いなものに気がついて、一切手もつけてくれずにガッカリを通り越して「なんで!?」とイラッとすることも…。

実はそこで怒ってしまうと、かえって好き嫌いが悪化してしまうことがあります。好き嫌いをする原因を知り、子供の心に寄り添う育児で、楽しい食卓にしたいですね。

好き嫌いをする子供には理由がある!11の原因

親としては子供のうちからいろいろな食材に慣れて欲しい気持ちもありますし、なにより好き嫌いが激しいと十分な栄養がとれていないのではないかと不安になってしまいますね。なぜ子供は食べる物の選り好みをするのか?ママが知っておきたい、子供が食べ物の好き嫌いをする原因11を解説します。

幼児の味覚は敏感

大人でも酸味や苦味が苦手な人は多いので、梅干しやゴーヤなどを嫌う子供の気持ちは分かりますよね。ところが大人は何とも思わないレタスやホウレンソウなどの野菜でも、子供が「苦いからイヤ!」と拒否すると、「なんで~苦くないでしょ!」と思ってしまうことも…。実はこれ、子供の味覚がとても鋭いことを証明しています。

子供の舌にある食べ物の味を感じる器官「味蕾(みらい)」の知覚能力は、大人の2倍以上だと言われています。
子供の方が大人よりも味に敏感なので、食べ物の中に含まれるわずかな酸味や苦味を敏感に感じ取ってしまい、「これキライ!」と好き嫌いをしてしまうのです。

サラダを食べる子供

子供はとても感受性が豊か

私たちは食べ物の味を『甘味、酸味、苦味、塩味、うま味』の5種類で感じ取りますが、自然界において酸味や苦味は「腐敗した食べ物」「毒のある食べ物」に含まれることもあるので、自分たちの体を守るために酸味や苦味に強い反応を示しても不思議はないのです。特に感受性の強い子供の場合は本能的な防衛本能が強い傾向があります。

また、子どもはその感受性の強さから、一度「イヤ!」と認識してしまった食べ物は受け付けにくくなる傾向があり、なかなか意識を変えることができません。それが食べ物を選り好みする原因のひとつとなっているのです。

例えば、ゆで卵を食べたら喉に詰まって苦しかった、牡蠣を食べたらお腹が痛くなったなど、以前は食べられたものが突然嫌いになってしまうパターンですね。小さな頃に経験したイヤな思い出のある食べ物の好き嫌いは尾を引きますが、反面何かのきっかけで克服することも多いようです。

体調や内臓機能の低下が影響

子供の好き嫌いと消化機能などの体調との関係も、無視することはできません。脳には、食べた物により内臓が不快や苦痛を感じると、その食べ物を避ける機能があります。これを「味覚嫌悪学習」といいますが、食事の後に腹痛や吐き気などが起きると、その食べ物を二度と食べたくない!と脳の中で処理されてしまうのです。

また、偏食により内臓機能の低下を引き起こすという悪循環も心配されます。特に、私たちの内臓のうちの免疫や造血機能の要となる脾臓(ひぞう)は、極端な「ばっかり食べ」により機能低下が顕著に表れるとも言われています。中医学では消化吸収を司る臓器と考えられていますので、気をつけたいですね。

身体が元気だからこそお腹が空いて、モリモリとご飯が食べられます。子供の好き嫌いが激しいと感じたら、子供の身体の様子にも注意を向けてあげるといいですね。

遺伝や生活環境の影響

家族で食事

初めて物を食べる幼児が酸っぱい味や苦い味を嫌うのは、前述した通り毒や腐敗した食べ物から身を守るための本能ですが、感じ方には個人差があり、そういう意味で子供の好き嫌いはパパやママ達から受け継いだ遺伝的資質とも捉えられるでしょう。

ただし、親子で好き嫌いや食べ物の嗜好が一致するから遺伝だ!と決めつけることはできません。むしろ遺伝というよりは、生活環境が同じという環境要因が大きいと言われています。子供の食卓にのぼる食材は親が選んで決めているものですが、基本的にママだって自分の嫌いな食材を調理するのは好みませんよね。

親が好まない食べ物は食卓に並ぶ機会が減り、そのぶん子供が特定の食材を口にする機会も減ることで、経験不足から好き嫌いになってしまったり、幼い頃は食べられたものでも親が「あまり好きではない」と言ったことで、精神的に子供が次第に受け付けなくなったりして、好き嫌いするようになることも多いのです。

たまこ
41歳

A子供に好き嫌いがバレてました

私は好き嫌いが激しく、特に肉類はほとんど食べません。自分1人の生活なら肉が食卓にのぼることはほとんどないのですが、母親になればそうは言えず、子供の健康のために仕方なく肉を調理して嫌々味見をして、食事を作っていました。

でも自分では食べたくないので、「ママの分も食べて大きくなってね」なんて言い訳しながら自分の分を子供に食べさせて、自分の好き嫌いをごまかしていたのですが、子供が中学生になったら「ママがお肉を私に分けてくれるのって、ただの好き嫌いだよね」といわれ、バレてしまいました。

嫌々味見して努力したおかげか、うちの子供は私と違ってお肉大好きで、好き嫌いも全くありません。私の好き嫌いが子供に影響しなくてよかったと思います。

マヨ美
38歳

A小さい頃は食べれたのに…

私は子供の頃からマヨネーズが嫌いで、何度も克服しようと挑戦したり、手作りマヨネーズを作ったりもしましたが、どうしても吐き気がして今でも食べられません。それでも子供達にはマヨネーズを食べさせていたため、小さい頃は子供達2人共マヨネーズをご飯にかけるほど好きでした。

ところが2人とも小学生になり給食の話しになったとき、うっかり「お母さんあのマヨネーズとキャベツを和えたサラダ、小さい頃から食べれなくて~」と言ってしまったんです。それ以来長男はマヨネーズが食べられなくなってしまい、食卓にマヨネーズ料理が出る機会が減ってしまいました。

さらに、ご飯にマヨネーズをかけて食べていた娘に「太るよ」とうっかり言ってしまい、娘もマヨネーズが苦手に…。悔やんでも悔やみきれません。

心理的トラウマの影響!

子供が好き嫌いをした時に、パパやママが叱りつけてしまうことはないですか?大好きなパパやママなど信頼する大人から叱られた悲しい記憶は、子供の心にトラウマとなって残ってしまいます。

こういったトラウマが原因で、もともと苦手とする食べ物を完全に受けつけなくなってしまい、大人になってもなかなか好き嫌いを克服できない人も多いので、大人もちょっと注意が必要ですね。

はまちゃん
33歳

A特定の食べ物だけでなく、こんな好き嫌いも…

小学校2年の娘がいます。娘は小学生になるまでは好き嫌いがなかったのですが、小学校に入ってしばらくしたら担任の先生から「好き嫌いが激しい」と指摘を受けました。聞いたら給食をほとんど残しているそうで、娘に聞いたところ「だって先生が早く食べないとダメって言って怖いの!」と泣き出してしまいました。

確かにうちの娘って、もともと食事がゆっくりで、娘の小学校はどうしても食べられない給食は残してOKなのですが、娘はただでさえペースが遅いのに加えてお友達との会話も挟んでの食事に一杯いっぱいだったようで、先生から「早く食べなさい」と言われ続けていたことが原因で、すっかり給食嫌悪症になってしまいました。

担任の先生とも話をしてちょっと指導を緩やかにしてもらいましたが、本人は結構トラウマになっているらしく、普段の食事は好き嫌いを言わないのですが、給食は今でもあんまり食べないようです。

調理中の臭いが嫌!

鼻を指で挟む子供

味覚と共に、子供は臭いにもとても敏感です。海産物売り場の生臭い匂いが嫌で、魚介類が嫌いという食材そのものの臭いによる好き嫌いもありますが、意外と多いのが調理中の臭いで「イヤ!」と拒否反応を示してしまうケース。

特にきのこ類などの旨味の強い食材や、魚介を材料とする調味料を使った料理、昔ながらの漬物などの発酵食品を調理している時の強い臭いを嫌がる子供が多いようです。

こまのママ
21歳

A子供の頃、しいたけが食べれませんでした

私自身の経験なのですが、私は子供の頃しいたけが大嫌いでした。うんと小さい頃は大丈夫だったらしいのですが、小学校5年生のある日学校から帰ると、おばあちゃんがお節用に乾燥しいたけの煮しめを大量に作っていて、家中に充満したその匂いを嗅いでから、もうしいたけは勘弁して~!でした。

その後、成人してから料亭の料理で久しぶりにしいたけの煮しめの匂いを嗅ぎ、「とっても美味しそう!」と思って一口食べてからしいたけのおいしさに目覚めて、自分でもまとめてしいたけだけの煮しめを作って食べる程の好物になりました。

それにしてもしいたけを嫌いになった経験はとっても強烈で、子供の頃のことなのに、今でも当時のことが思い出せます。好き嫌いの原因って、嗜好よりもそういったイヤな出来事が関係していることが多いと思います。

箸や食器などの臭いが嫌!

子供の好き嫌いの原因が、箸や食器の匂いの可能性も否定できません。子供の口に直接触れる食器は、洗剤の匂い生乾きによる嫌な臭いがつきやすいものです。嗅覚の鋭い子供は、大人が何とも感じないような箸や食器の匂いを敏感に感じ取ってしまいますから、食器の取り扱いにはママの注意が必要です。

また、漆塗りの箸や食器の使い初めは、大人でも匂いが気になりますよね。特にこだわりの強い特徴を持つお子さんの場合は、ちょっとしたことでも食べ物の好き嫌いを起こしてしまいがちなので、衛生状態を保つためにも箸などはしっかりすすいで、乾燥させてから収納することを心掛けましょう。

初めて見る食べ物や料理に戸惑っている!

ブロッコリを持って下を出す子供

大人にとっては慣れ親しんだ食材や美味しそうな料理でも、子供にとって初めての食べ物は嫌われがちです。大人でも初めて見る物や食べたことのない食材を食べる時に、まず小さく一口試してみますよね。子供は大人よりも知識や経験がないぶん、自分の感情や本能に頼ってしまいがちなので、自分の身を守るために初めての食べ物を頭から嫌ってしまう傾向が強いのです。

逆に小さな子供は好奇心が強い面もあるのですが、好奇心で一旦は口に入れたものの、やっぱり不信感が勝ってしまい口から慌てて出してしまった…なんてケースも多いものです。

予想に反しての味や食感にギャップを感じてしまうと、二度と手を付けなくなってしまうこともありますし、ましてやいきなり口から出したことをママに叱られると、さらに好き嫌いが進んでしまいますので、初めての料理は「こんなもの」とおおらかに考えて、子供を暖かく見守ってあげましょう。

ソースやタレが嫌い!

子供が好き嫌いをしたら、子供の好むトマトケチャップやマヨネーズをかけて食べさせればいいというイメージがありますが、ソースやタレを嫌う子供も多いようです。

調味料の独特な旨味が経験不足のため理解できない、ベシャットした見た目や食感を受け入れられない、味が濃過ぎてしょっぱくなるから食べられない、などの原因が好き嫌いに繋がってしまうことがあるようです。

とまと
28歳

A手作りが喜んでもらえません

私は専業主婦のため、子供にはできるだけ手作りのものをと毎日心掛けています。ところが5歳の息子は、私が手間ひまかけて作っているトマトソースが嫌い!一度も手を付けたことがないんです。パパには好評なので、味は問題ないと思うのですが…。

そのかわり市販のトマトケチャップはOKで、少しつける位ですが食べています。子供の味覚って、何が原因で嫌いなのかがよく分からなくて困ってしまいます…。

10まな板から食品にうつった臭いが嫌!

直接子供にふれる物ではありませんが、調理に使うまな板の匂いも好き嫌いの原因になっているようです。まな板は肉も魚も触れるものなので臭いや雑菌うつりしやすく、味覚も嗅覚も鋭い子供にとっては、豆腐などのシンプルな料理のときにはより生臭さを感じやすくなるのです。

また、消毒に使う漂白剤の匂いもまな板に残りやすいので、臭いに敏感な子供の場合は、臭い移りしやすい木製のまな板は使わない方が無難ですね。好き嫌い防止と共に衛生状態を保つためにも、まな板はしっかりすすぎや消毒をし、十分に乾燥させて使うように心がけましょう。

11大きさや形、量に戸惑っている!

サラダぶつ切り野菜

料理は味だけでなく見た目も大事です!調理された食材の大きさや形は幼児食の場合は特に、子供の好き嫌いに大きく影響を与えています。幼児は十分に箸やフォークを使えないので、大きなものや食べにくい形のものは手が出しにくく、避けてしまいがちなのです。多すぎる盛り付け量も考えものですね。

大人でもあまり得意ではない料理は「こんなにあっても食べきれない」と嫌気がさしてしまうこともあるのでは?
子供の好き嫌いを作らないためにも、幼児食は量と食材の大きさを子供が食べやすいようにあわせて、子供の興味を引きやすい盛り付けにするとよいでしょう。

好き嫌いを責めずに子供と楽しく食卓をしましょう

子供は大人と違って、自分が好き嫌いをする原因を言葉で説明することが難しいため、ママとしても嫌う理由がわからず辛いトコロですよね。好き嫌いが激しいことで他人から「我儘だ」と言われないか、栄養不足になるのではないかと不安になってしまうかもしれませんが、子供の頃の好き嫌いが一生続くとは限りません。

子供の味覚は成長につれて変化していきますので、大きくなったら食の嗜好が変わって、自然に好き嫌いがなくなっていくことも多いのです。栄養面に関しても、「これが食べられないと、この栄養がとれない!」なんて絶対の食べ物なんてありませんから、苦手だったら他の食材で必要な栄養をとればいいと気楽に考えていきましょう。

好き嫌いする子供を責めたり、食べないからと特定の食材を料理に使わなかったりする方が、かえって子供の成長に悪影響を与えてしまいかねません。それを防ぐためには、子供の好き嫌いにあまり神経質にならず、根気よく付き合っていくことが大切です。

小さな子供の頃の食卓は、栄養を摂取するだけでなく食べることの楽しみを知るための場ですので、まずは子供と一緒に楽しく食卓を囲んで、ママ自身が楽しく美味しく食事をいただくことを心掛けましょう。

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この記事を書いたライター
波多野愛子

波多野愛子

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!