子育てと仕事の悩み体験談に関する記事

『子育て中の仕事の悩み体験談15/家庭と仕事の両立は可能か?』

子育てに専念するのか仕事に専念するのか、それとも両立するのか悩みは尽きません。同じ悩みを経験した先輩達の体験談です。

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子育てと仕事の悩み体験談15人に聞いてみました

子育てと仕事は両立するのが望ましいですが、誰もが出来ることではありません。様々な事情がありどちらかを選ばなくてはならない時もあるでしょう。家計を支えることを優先するのか、子供と過ごすことを優先するのか悩みは尽きません。仕事を優先したばかりに子供が懐かなくなった、幼児期の思い出がほとんどない、ということが無いように後悔しない選択をしましょう。

両立を目指して働きながら育児をする方も子供が熱を出した、ケガをしたなど想定外のアクシデントに見舞われた場合には職場の理解も必要になります。子育てと仕事の悩みについて15人の体験談を紹介します。どのように悩みを解決したのか今後の参考にしてください。

Q 子育てと仕事の悩みについて聞いてみました

ミレー
30代後半

A子供がある程度成長するまで専業主婦を貫きました

結婚する前まで私は塾の講師をやっていました。結婚後もしばらく続けていましたが、子供の妊娠を期に仕事を休業。それ以降も家庭内で勉強を続け、スキルアップさせながらも子供の育児中心の生活を続けました。私と主人の育児方針で、子供が母親を最も必要とする幼少期には何よりも子供優先で家庭を築いていこうということがあったのでそのポリシーを貫いた形になります。その後子供たちが小学校に入学し高学年を迎える頃になってから、再度塾講師の仕事をアルバイトとしています。以前のキャリアもありましたが、それに加えて育児しながらも勉強を続けていたことが功を奏しました。子供の成長は一時のものです。私はその時間をキャリアの犠牲にしたとは思いませんし、むしろ自分のためにも専業育児に専念できて有意義な時間だったと思います。

あじさい
30代前半

Aやはり子どもが大切!私の決断は正しかったと思う!

うちの夫は決して稼ぎが良いとはいえません。だから私は働きに出て、共働きをするのは当たり前という環境でした。でもやっぱり子育てと仕事を両立するのは辛いです。肉体的にも精神的にも疲弊してしまって、すごい気力がいると思います。それにどちらを取るかで迷う時期って来るんですよね。私は仕事のキャリアを取るか子供を取るかで迷ったときに子どもを取りました。そのせいでキャリアアップの夢は消え失せました。けれどそれで良かったのです。だって一番の母親の役目っていうのは子育てだと思うのです。私は仕事も捨てがたかったけど、子どもたちが一番だと思いました。出世は夫に任せて私は適度な仕事をしながら子どものことを一番に考えようと思ったのです。今でもこの判断は正しかったと思っています。私にとっては仕事より家族や子供が一番なのです。

わかぞー
39

A子供と過ごす時間が大事

結婚する前から美容院で働いていました。店長を任せてもらえていたので給料もそこそこもらえていました。サービス業だという事もあり、土日に休みをもらう事ができず休日は夫が子供の面倒を見てくれていました。子供があまり私になついてくれない事は気になっていましたが生活の事を考えると仕事をやめるわけにはいきませんでした。子供が熱を出した時がありました。熱が下がった翌日、まだ本調子でないにもかかわらず仕事を休めないという理由で保育園に行かせましたが、すぐに熱を出したと電話がかかってきて病院に行くと即入院になりました。点滴をしながら寝ている子供を見ながら私は泣きました。この時、仕事はいつでもできるけど、子供の成長を見られるのは今しかないと思いました。考えてみると忙しすぎて子供が成長してきた過程を思いだすことができませんでした。これではいけないと思い仕事をやめました。仕事をやめて子供と過ごす時間が増えると子供はよく話すようになり明るくなりました。

季節
30後半

A夫婦での仕事の時間と役割を作る

今時の子育ては夫婦共働きも多いと思います。私たちは仕事の休みを交互に取り家事を分担する事により子供と接する時間を作っています。以前はかなり仕事が忙しく毎晩終電や休日も少なかったので思い切ってフリーランスになり仕事をしています。つまり子供との時間も増やしたかったのもありキャリアよりフリーランスを選びました。具体的に言うと、平日(土曜含む)は奥さんだけでなく私もなるべく保育園のお迎えをしています。奥さんがシフトが出てから私が仕事の計画を立てることが今は多いです。家事に関しては、私も一人暮らしが長かったので家事は一通りできるので、奥さんが仕事をしている時は私も料理や洗濯、お風呂に入れたりしています。そうすると奥さんが家に帰った時に奥さんが子供と接する時間が増えるからです。また私が外で仕事をしている時は逆になります。私達は都内に住んでいますが、親族が二人共遠いので周りに全く知り合いがいないので、過去に何度か急病の時もどうにもならず奥さんが追い込まれたのを見て私はフリーランスになる決断をしました。私みたいな決断は正解なのかはわかりませんが、時代が進んでるとはいえ一般企業ではまだまだ子供の急病への理解や産休がないところも多いのでもっと政府が子育てに関して踏み込んで欲しいものです。

ゆみこ
30代後半

A自分のことより子供を優先しました。

我が家では子供が生まれても夫婦で協力しながら頑張って働いていこうと決めていました。ところが子供が小学生に上がる頃に会社から昇格の話をいただきました。でも今までは残業もなく働けていましたが、これからはそうはいかないようです。私は子供の小学校6年間は大事な時期と考えていました。低学年は学習習慣を身につける期間でもありますし、子供同士の関係も難しくなり、親が話を聞いてあげるのが大事な時期でもあります。先輩ママに相談しても、『子供なんて放っておいても育つわよ』なんて言われて終わりです。昇格すればお給料も上がり生活も楽になりますし、キャリアアップにもなります。でも子供のこれからを考えると自分のことだけを優先するわけにはいかないとと思い退職しました。現在は子育てを優先して、子供が学校に行っている間だけパートとして働いています。今のような生活になったことで気持ちに余裕が生まれ、子供との時間が十分に取れて満足した生活を送っています。

時間無し郎
34歳

A男は黙ってひたすら仕事!

二人の子供がいる父です。私はフリーライターとして生計を立てているので、働いた分だけお金が入るため、子供との時間を取るなど考えられません。子供を育て、奥さんにおいしいごはんを作ってもらうためには、人の何倍も働いて収入を得るしかないのです。こんな仕事をあと何年できるのか? 10年持つ体が5~6年でダメになってしまうかもしれない、なんて思いながら毎日ハードワークしています。子供はそれがわからず家で仕事をしているときも寄ってきますが、「うるさい!」と叱り飛ばします。やはりそれだけの覚悟ないとフリーでは生きていくことができません。いろいろな考え方があると思いますが、男が子供との時間を取るなど甘えとしか思えません。もちろん、子供も奥さんも愛していますが、男は黙ってひたすらに仕事に没頭するのが、正しい父親道だと思っています。

まぁみぃ
27歳

A私は仕事を優先しました。

結婚してからもお互い正社員として会社勤めを続けてきました。結婚して1年後には妊娠し出産をしました。私たちは迷わず子どもを保育園に預けて働くことに決めていました。もちろん3歳まで子育てをしたいという気持ちはありました。主人だけのお給料だけで生活していくことが不可能なわけではありませんでした。しかし、ギリギリの生活をして子どもになにも買ってあげられない、どこにも連れて行けないのは嫌だし、これから子どもが成長する上でお金もかかってきます。そのための貯蓄もしていきたいと思い1歳を目前に仕事復帰をしました。仕事復帰をしても子どもの具合が悪くなると私が仕事を休まざるを得ないので、他の社員の人にどう思われているのかは気になるところですが、仕事をしていても子どもが1番大事なので、申し訳ない気持ちで子どもの側にいるようにしています。

ゆう
35歳

A少しの間子育てに専念もあり

海外の企業で働いており、妊娠がわかってから仕事を休むか辞めるかとても悩みましたが、子供が小さいうちは家にいようと決めて仕事を辞めました。昔から英語を使って働くのが夢で、また再就職できるのか今でも不安はありますが、子供を育てることも大切な仕事だと思い、自分を貫いています。現在は定年が伸びたり、60歳を過ぎても働いている方がたくさんいらっしゃるので、子育てが一段落してからでもまた働けるのではないかと思っています。やっと仕事に慣れてきた頃に辞めることになったのでかなり葛藤しましたが、自分がどちらを選べば後悔しないかを考えて決めました。子供と家にずっといた時は、あんなに外にいる時間が長かったのにと、自分の中にぽっかり穴が開いたような感覚でしたが、現在は少し自由な時間も持てるようになり、自信が戻ってきた気がします。

kanon
40代前半

A通常業務での育児と仕事の両立の難しさ

会社で初めての男性の育児休業(1ヶ月)を取得した者としては、かなり取得するかどうか悩みました。理由は世間一般と同様に長期間の休暇は出世へ悪影響が出るのではないかとか会社側から良く思われずに給料の減額等はあるのではないかという不安からです。それでも会社は公的機関と取引のある企業でしたので、当時は国が男性の育児休暇取得を推奨していましたので、思い切って会社に相談したところ、育児休業中のレポートの提出することを条件に休暇を許可してくれました。それでも長期間の休みを取ることに不安がありましたが、子育てしてみると、そんなことを悩む暇などないほど大変で、苦労しました。それでも育児はかけがえのない貴重な経験でしたので、仕事を休んででも育児を行う価値はあると思います。1ヶ月の育児休暇終了後も会社から不当な扱いもなく通常の業務に戻れていますが、やはり、通常業務では平日に子育てを手伝うことはかなり厳しい状況になり、妻に子育てを任せることが多くなっていることが、折角、育児休業を取った身としては少し残念です。ですが、同僚の仕事の負担を増やして育児に協力することには負い目を感じますので、現状の仕事優先で可能な限り育児協力という形が最善なのかなと思っています。

かきかっこ
30代前半

A保育園も考えたけど・・・

私は以前、接客業をしていました。しかし、妊娠をきっかけに仕事を辞めました。そして出産前に主人の仕事の都合で引っ越ししました。引っ越し先はお互いの実家から遠く、頼れる人が近くにいないのはしんどいです。でもそれなりに頑張って育児をしてきたのですが、やっぱり家計のためには仕事もしたいなと考えました。ですが、住んでいる自治体は待機児童の数がとても多く、保育園に入るための条件として、近くに預けられる親戚がいないこと、仕事はフルタイムでないといけないことなどがありました。近くに親戚がいないことはクリアしても、仕事はフルタイムでないといけないというとなると、子どもを保育園に預ける時間と自分が働いてもらえる給料と合わせて考えた時、さらに主人の扶養に入っているのでその扶養手当がへってしまうのと、といろいろ考えると、手元に残るお金はびびたるものでした。それならば、今しか見ることのできない子どもの成長をみられることと子どもと過ごす時間はかけがえのないものでお金では決して買うことのできないことなので、子どもとの時間を優先することにしました。仕事をしていると、仕事に疲れて子どもとしっかり向き合うことができなかったかもしれないし、いろいろなところへ連れて行ってあげることができるのでよかったかなと思います。

ぽぽちゃん
40

A在宅が理想です

子供が学校から帰って来る時には「おかえり」と言って迎えてあげたい、という思いがずっとありました。それは子供が高学年になってもです。高学年になれば、友達関係など、悩みなどもできるでしょうしなおさらです。実際問題として、私の住んでいる学区では、学童保育の施設に入る競争倍率が高く、入所のための条件(母親の働いている日数など)も厳しい設定になっているのです。そういったことをふまえまして、私が出した答えは、働くのは、子供が中学生か高校生になってから、というものです。ですが、現実として、食費などがかかりだし、もう少し収入が必要になってきました。理想としては、子供が病気の時にもそばにいてあげられ、お帰りと言える在宅という働き方です。

せりいぬ
30代後半

A会えない時間が愛を育てるのは子育ても一緒

現在、勤続20年目、小学校2年生の娘がおります。高校卒業後、そのまま現在の職場へ就職しました。とても居心地の良い職場であることもあり、結婚・妊娠の際に辞めたいとは思いませんでした。私が選択を迫られたのは、娘が生まれて半年経った頃。育児休暇後の復職のために、保育園を探し始めた時です。幸いなことに受け入れ先には困らない状態だったのですが、いろいろな所で耳にする『3才までは一緒に過ごすべきである』的な言葉や、娘と四六時中一緒にいたい気持ちが大半をしめて、そのまま退職をしてしまおうかと考えました。生活費や貯金のことよりも娘ととにかく一緒にいたかったのです。しかし、職場の上司から『席はあけてあるから必ず戻ってこい』と連絡をいただき、復職に至りました。復帰後の家事・育児は、毎日が時間との戦いで、何度退職を考えたかわかりません。ですが、今の娘を見ていると、復職・保育園入所は決して間違いではなかったと確信しております。昼間離れていた分、娘に優しくなれましたし、朝と夜は濃密な時間を過ごすことに専念していました。仕事を抱えていることにより、日々の過ごし方にもメリハリがありましたし、何より『ママは仕事を頑張っている。だから、私も頑張る』という気持ちを娘が持ってくれていることに、今とても救われています。このまま許される限り、退職まで続けていくつもりでいます。

タクヤ
30歳

A平日は仕事。休日は子育て。切り替えを大事にしています。

私は東京都内のIT系企業に勤務しています。平日勤務、休日は土日となっているものの、毎日のように残業があるため帰宅は23時位になります。妻も私の仕事内容や会社を理解してくれており、平日は思いきり仕事をすることになっています。病気は別ですが、誕生日や結婚記念日が平日の場合は仕事を優先します。飲み会や接待なども家族を理由に欠席はありません。そのかわり、休日である土日は思い切り家族サービスを行います。朝から晩まで子どもと外出して、妻にフリーな時間を持ってもらっています。遊びに行ってもいいし、パートに行って小遣いを稼いでも構いません。もちろん、妻も一緒にお出かけもしますが、フリータイムはかなり助かるようです。妻が専業主婦なので出来ることかもしれませんが、我が家では平日と休日の切替をしっかりすることでバランスを保っています。

あらた
48歳

Aすべていいようなことはありません

人の一生は一度しかありません。生まれてくるのも女性なのか男性なのか選ぶこともありません。たまたま、女性として生まれてきて、幸いにも子供を持つことができたなら、子供との時間を優先するべきだと思っています。もちろん、働きたい気持ちはあります。しかし、二つは両立できないのです。できた人ももちろん以前はいました。それは、情報がなかったからだと思います。子供の学校も習い事もさせてやりたいと思っています。それには、フルタイムで働くことは不可能です。できる範囲ということです。もちろん、主人が私の立場をとったらいいと考えますが、子供はどちらが好きでしょうか。自分で考えてもお母さんだと思います。

のんのん
41歳

A夫の協力と職場の理解が必要です

結婚が35歳と遅く、出産したのは38歳の時でした。育休をもらって子供が1歳になるまでは、一緒に過ごそうと思っていましたが、少人数の職場であったため、育休は取得できず、産休のみの取得となりました。この時に仕事を辞めるという選択肢もありましたが、長年続けてきた好きな仕事だったため、子供を生後2ヶ月から保育園に預けて働き始めました。実際に働き始めてみると、子供が熱を出したり、予防接種を受けさせたりと仕事を休んだり、遅刻・早退することも多くなりました。このまま仕事を続けることは職場にも迷惑がかかるし、体調の悪い子供を病児保育に預けてまで働いていいのかとずいぶん悩みました。夫は、自分が後悔しないようにと言ってくれ、私より早く帰宅した時や休日には家事を率先して手伝ってくれることや、職場の理解もあって、仕事を続けることを選択しました。確かに子供と過ごす時間は、専業主婦の方に比べて短いかもしれませんが、一緒にいるときはできるだけ密な時間を過ごせるようにしています。子供は、今3歳になりましたが、「お母さんお仕事がんばってね」と言ってくれるようになり、仕事を続けていてよかったと思います。一番大きかったのは、夫の協力ですね。夫が協力してくれなければ、仕事を続けることをあきらめていたかもしれません。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。