ダウンジャケットの洗濯方法に関する記事

『家庭でダウンジャケットをお洗濯!ダウンのふんわり続く技』

家庭でのウンジャケットの洗濯方法の基本的なテクニックとコツ、洗濯後にダウンのふんわり感を取り戻すワンポイントも解説

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ダウンジャケットは自分で洗濯できる!ダウン家庭洗い虎の巻

これからの時期活躍するダウンジャケット。どうしても屋外で着ている時間が多いと汚れてしまったり、臭いが気になってきます。そうしたとき、今までクリーニングに出していた人も、ここでご家庭での洗濯方法を知っておくと、わざわざクリーニングに出す時間と費用も節約できますし、早ければ次の日にはまた着ていけますよね。それに、意外に簡単に洗濯できるのです。この機会に洗い方をマスターして冬のおしゃれを楽しみましょう。

ダウンジャケットを家庭で洗濯する時の基本とコツ

家庭でダウンジャケットを洗濯する場合、手洗いと洗濯機のいずれかの方法になります。それぞれの基本とコツをまとめましたので、さっそくトライしてみましょう。

手洗いの場合

  1. まず洗濯機、洗面台、浴槽などにぬるま湯をはりましょう。その中に、おしゃれ着用洗剤を溶かしいれ、たたんだダウンジャケットをつけましょう。そのあと何度か押し洗いをします。一気に押すと水があふれだしてしまいますし、ダウンを痛めてしまうので力加減が必要です。
  2. きれいな水で2、3回すすぎ洗いをしましょう。浴槽であればシャワーできれいな水を流しながらでもよいので、水が濁らなくなるまで続けましょう。
  3. タオルでつつんで水分をとります
  4. 風通しの良いところに、型を整えてハンガーにかけ乾かしましょう。日差しの強いところは避けて干してください。

洗濯機洗いの場合

  1. ダウンを痛めてしまうので、ダウンジャケットを洗濯機に入れる前には必ずネットに入れてください。
  2. 次にネットに入れたダウンジャケットをタオルケットでぐるぐる巻きにしてから洗濯機に入れます。(ダウンは水に浮いてしまうので)
  3. 洗濯機の【手洗い・ソフトモード】などで洗います。普通洗いはダウンを痛めてしまいますのでやめましょう。
  4. 脱水は短時間ですることが必要です。30秒~1分の脱水を2、3回繰り返しましょう。
  5. 風通しの良いところで乾かしましょう。

!注意すること!

  • おしゃれ着洗いなので汚れの落ちは期待できません。汚れが気になる部分はあらかじめ、おしゃれ着洗い用洗剤の原液をしみ込ませたスポンジで軽くたたいておきましょう。
  • ファスナーやボタン類は洗濯前に留めて置き、洗濯中に生地を傷めてしまわないように気をつけましょう。
  • 柔軟剤を使うとダウンが柔らかくフワフワに仕上がります。
  • ダウンジャケットの取扱い絵表示に気をつけましょう。【水洗い不可マーク】のものも洗い方に気を付けると家庭で洗濯できますが、仕上がりが心配な方はクリーニング店に相談してください。

洗えないダウンジャケット

家庭で洗えるダウンがある一方で、どうしても洗うことが難しい素材のものもあります。レザー、フェィクレザーのものは型崩れ、革の素質が損なわれるため洗濯できません。
また羊毛(ウール)やシルク素材のものは水洗いによる収縮のため、こちら洗濯不可です。

色落ちもあらかじめチェックしておく必要があります。洗剤の原液をつけ、しばらく時間を置いて、色が落ちている場合、自宅での洗濯はやめておきましょう。洗えないということを考えると、なかなか普段使いには難しいかと思います。こういった素材をさけたダウンジャケットを着ると、汚れも気にすることなく防寒対策がとれますね。

乾燥機は使えるの?

ダウンジャケットは乾燥しにくく、2~3日かけてゆっくり風通しの良いところで干す必要があります。が、洗濯した次の日、どうしても着ていきたいという場合、コインランドリーにある低温式のドラム型乾燥機がおすすめです。乾燥機で乾かすとダウンのフワフワ感が復活します。乾燥機をつかうと翌日には使うことができますね。

洗濯で失敗しないように

せっかくのダウンジャケットも洗濯後にふんわり感がなくなって、ぺしゃっとしてしまって失敗したということにならないように、乾燥中にはひと手間かけることが必要です。ぺしゃとなるのは洗濯したときに羽毛が偏ってしまったり、水分でくっついてしまっているからです。濡れている状態や半乾きの状態で、羽毛の偏りをなくし、つまんだり、軽くこすったりしてくっついている羽毛をバラバラにほぐしてやると、元に戻りますで、乾燥中に数回してみましょう。

コインランドリーの大型回転式乾燥機にいれると、回転しながら乾燥されることによって、羽毛の偏りを戻しながら乾燥させることができるので、ふわっとした仕上がりになります。

手洗いがおすすめです

手洗い、洗濯機と2通りのダウンジャケットの洗濯方法を紹介しましたが、ダウンを洗うときは時間があるならやはり手洗いをおすすめします。というのは、手洗いコースとはいっても、機械で洗うもの。ダウンや、布地の痛みは多少なりとも気になります。そして、ダウンのかたよりが洗濯機のほうがあります。汚れも手洗いで丁寧に落とすほうがきれいになります。ただ、時間が取れない、すぐ着ていきたいといった場合は洗濯機で簡単に洗えるというのが魅力的ですね。

どちらにしても、本当に大切なダウンジャケットの場合、取り返しのつかない失敗したくない、高価なものだから洗えるかどうか不安という方は、家庭で洗濯するより、クリーニング店等のプロに任せるのが安心ですよ。自分で洗って失敗して、結局買い替えなくてはいけなくなったということになれば、余計な出費になりますからね!

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。