フリマに出店してみよう!売りたいものを家で探し、出店に申し込む方法
家の中が片付けられず困っている場合は、フリマに出店して不要なものを売ってしまうとスッキリします。子どものサイズアウトした洋服や使わなくなったベビー用品で収入を得られるだけでなく、日常から離れて気分転換ができ、フリマにハマってしまうママさんも多くいらっしゃいますよ。
フリマをより楽しむためには、ファミリーで出店するのもおすすめです。お子さんもママたちと一緒に、普段とは違う感覚を楽しむことができます。フリマに参加して、楽しい一日を過ごしてみましょう。
初めての出店で結果を左右するのは、当日の話術ではなく前日までの準備です。売るものを選び、値札を付け、お釣りを崩しておく。この三つさえ済んでいれば、当日はゆったり構えていられます。もし協力してくれるご友人がいるママさんは、一緒に出店してみると、お子さん同士も交流できますし、その場を離れる時に、お互いで面倒を見あうことができますね。フリマに出店すると、気分転換になってお小遣いが入り、お家は整理整頓できるという、一石二鳥のフリマの魅力を解説します。
フリマに出店するまでの流れ
子どもの成長は本当に早く、サイズアウトした洋服がいっぱいで、家の中が片付けられない状況になっているママさんも少なくないはずです。使わなくなったベビー用品などは、邪魔に思えてくるかもしれません。基本的には使わない物や着られない物は、家に置かないことを心がけてください。全てを処分するのではなく、思い出がつまっていてどうしても処分できないものだけは大切に保存しておくのも良いでしょう。
フリマに出店してみれば、来場したお客さまとの会話を楽しめたり、新たな交流が生まれたりして、マンネリ化しやすい子育ての日々で、違う感覚を味わうことができますよ。家族で出店してみると、より一層楽しめます。また、会場によっては、レジャー感覚も味わえることもできます。それでは、フリマに出店するまでの流れを紹介していきます。
1お家の中からフリマで売りたい商品を探す
お家の中で、ママとお子さんが全く必要としない物を探してみましょう。もう何ヶ月もクローゼットの中にしまい込んでいる洋服はありませんか?あるいは、お子さんが全然遊ばなくなってしまったおもちゃは?
各お部屋を回ってみると、思っていた以上にもう必要の時期を過ぎてしまった商品があるかもしれませんよ。フリマで、その商品を必要だと思っている人のために届けてあげましょう。絵本だったり、アクセサリーだったり、テーマを決めて探してみるのも効率的ですよ。
集めるときのコツは、いきなり一軒まるごと見回らず、部屋ごとに大きな袋を一つずつ使うことです。子ども部屋、リビング、寝室と順に回り、迷ったものは「保留」の袋に入れておきます。一週間後にもう一度その袋を開けて、中身を思い出せなかったものは出品に回す。この二段階にすると、後から「あれ、売らなきゃよかった」と後悔することがぐっと減ります。
お子さんが「これは売っちゃだめ」と言い出したときは、無理に説得せず一度そのまま戻してあげましょう。「じゃあこれはとっておこうか。かわりに、もう遊んでないのはどれかな」と選ぶ側に立たせると、自分から手放せるものを見つけてくれることがあります。持ち物を自分で決める経験は、それだけで小さな学びになります。
2フリマの出店情報を調べる
近所のスーパーの駐車場やイベント会場、公園などでは定期的に小規模のフリマが行われていますね。また、お子さんが通っている保育園や幼稚園、学校でもお祭りの一環でフリマが行われていたりします。そして、東京や大阪などの大都市では、全国的にも有名な大規模なフリマが行われています。
ご自身がどんなフリマに出店すれば、楽しめて、商品が売れるのかを考えて場所を選ぶことをお勧めします。
| 会場のタイプ | 向いている人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 園や学校のバザー | 初めての方、子連れ | 出品できる品目に決まりがあることも |
| スーパーや公園の小規模フリマ | 荷物を少なく済ませたい方 | 来場者数が天気に左右されやすい |
| 大規模なイベント会場 | 数を売りたい方 | 出店料が高めで搬入距離も長い |
| ショッピングモールの屋内 | 天候を気にしたくない方 | 人気が高く申し込みが早く締め切られる |
小さいお子さんも一緒に参加する場合には、長時間屋外にいなければならないフリマは避けたほうが良いです。オムツの交換場所や、休憩場所が確保しやすいフリマ会場である方が、ママにとっても楽しく参加できますね。フリマ当日に、パパがお休みだったら、パパにも協力してもらいましょう!
初めての方には、まず客として下見に行くことを強くおすすめします。どんな年齢層のお客さまが来ているか、どんな商品が売れているか、皆さんどんな並べ方をしているか。30分ほど歩いて見て回るだけで、当日のイメージがはっきりします。「あのお店は入り口に安いカゴを置いていたな」といった発見が、そのまま自分の準備に使えます。
3主催者側と連絡をとる
お子さんが通われている学校などであれば、無料で出店する事もできますが、フリマを主催している会によっては、出店料を払わなければいけない場合もあります。他にも、出店場所の取り決めや、細かいルールなども主催している会によって違ってきます。
初めての場合には確認の意味も込めて、主催者側と連絡をとる事をおすすめします。連絡をとって、直にやりとりすることで、疑問点が解消されて、フリマに前向きに参加してみたくなりますよ。
問い合わせるときは、聞きたいことを先にメモしておくとスムーズです。具体的には、区画の広さは何メートル四方か、テーブルやテントを持ち込んでよいか、搬入は車で入れるか、雨天の場合は中止か延期か、子どもを連れて行ってよいか、といったあたりです。「初めての出店なのですが」と最初に伝えれば、主催者側も丁寧に教えてくれます。
4フリマ当日
フリマで売りたい商品や、POPなどは大きめの袋に詰めておくと、出店準備や後片付けがスムーズに行えます。出店場所がすでに指定されているフリマではそれほど焦らずに会場へ向かい、出店場所が指定されていない時には、よりよい場所を確保するために、早めにお家を出ましょう!
行き慣れない場所がフリマの会場であれば、交通手段は前もって調べておくことをお勧めします。会場が、駅やバス停から近いかどうかで、当日に持っていく荷物の量を決めましょう。また、お車で向かう場合には駐車場が用意されているかどうかを確認しておきましょう。
荷物は、キャリーケースや折りたたみのカートに入れて運ぶと、駅から会場まで距離があっても楽に運べます。段ボールをそのまま抱えて行くと、途中で腕がふさがってお子さんの手を引けなくなってしまいます。「片手はいつも空けておく」を基準に荷造りをすると、当日の動きがまるで違います。
初めての出店で最初に決めたい3つのこと
準備の情報はたくさんありますが、最初に決めるべきことは実は三つだけです。ここが定まると、その後の準備は自然と決まっていきます。
一つめは何を売るか。あれもこれもと詰め込むより、「子ども服とおもちゃ中心」のようにテーマを絞ったほうが、お客さまから見て分かりやすいお店になります。二つめはいくらで売るかの全体方針です。「早く手放したいから安めに」なのか「多少残っても納得できる値段で」なのか。ここを決めておかないと、当日の値下げ交渉で毎回迷ってしまいます。
三つめはどこまでやるかという自分のゴールです。「売上いくら」を目標にすると、売れない時間帯につらくなります。「押し入れの一段分を空にする」「子どもと半日楽しく過ごす」といった目標にしておくと、結果に関わらず満足して帰れます。実際、初出店の売上は数千円という方が多く、それでも「家が片付いて、いい一日だった」と感じられるかどうかは、この目標設定次第です。
フリーマーケットで売れるものと売れにくいもの
持って行くものを選ぶ段階で、売れ行きの半分は決まってしまいます。フリマのお客さまは、会場を歩き回りながら買い物をしています。つまり、その場で持ち帰れる大きさかどうかが非常に大きな判断材料になっているのです。
| 売れやすいもの | 理由 |
|---|---|
| 子ども服、子ども靴 | サイズがはっきりして買う人が絞りやすい |
| 小さめのおもちゃ、キャラクターもの | 子どもが自分で欲しがって親を呼ぶ |
| 絵本、児童書 | 単価が安く、まとめ買いされやすい |
| タオル、洗剤、日用品 | 誰の家でも必ず使うので迷われにくい |
| カゴ、バッグ、小物入れ | その場で用途を思いつきやすい |
| 売れにくいもの | 理由 | どうするか |
|---|---|---|
| 大型のベビー用品や家具 | 手で持って帰れない | 写真を貼って「取り置き可」にする |
| 季節はずれの衣類 | 今すぐ使う場面が思い浮かばない | 次のシーズンまで待つ |
| 好みが強く出るアクセサリー | 選ぶ人が限られる | まとめて均一価格のカゴに入れる |
| 使用感の目立つもの | 手に取ってもらえない | 洗って整えるか、思い切って外す |
| 説明が必要な家電や機器 | 動作確認ができず不安が残る | 状態を書いたPOPを添える |
もうひとつ大切なのが季節の先取りです。5月のフリマに冬のコートを並べても、足を止める方はほとんどいません。今から1か月から2か月先に使う場面が想像できるもの。この基準で選ぶと、同じ品数でも売れ行きが変わります。
また、当日の朝に慌てないよう、出品するものは前日までに洗って、たたんで、袋やケースにまとめておきましょう。特に衣類は、洗って軽く整えてあるだけで印象がまるで違います。アクセサリーは絡まりやすいので、小さなチャック付きの袋に一つずつ入れておくと、当日そのまま並べられて手間がかかりません。
値札の作り方と値段の決め方
初出店でいちばん時間を取られるのが値付けです。ここを当日にやろうとすると、開店時間になっても並べ終わらないという事態になります。値札は必ず前日までに付けておきましょう。
値段の決め方は難しく考えなくて大丈夫です。基本は「自分だったらこの値段で買うか」で判断します。フリマに来るお客さまは、お店より安いことを期待して歩いています。買ったときの値段は一度忘れて、今の状態で見たときの価値で付け直しましょう。
| 品物 | よくある価格帯 | 付け方のヒント |
|---|---|---|
| 子ども服(普段着) | 100円から300円 | 「3枚で500円」などまとめ売りが効く |
| 子ども服(きれいめ、上着) | 300円から800円 | ハンガーに掛けて単品で見せる |
| 絵本、児童書 | 50円から200円 | カゴに入れて均一価格に |
| 小さなおもちゃ | 50円から300円 | 入り口近くの目玉商品にする |
| 日用品、タオル | 100円から300円 | 数をまとめて束にする |
値札そのものは、大きめの付箋やマスキングテープに油性ペンで書けば十分です。数字は遠くからでも読める大きさにしてください。しゃがまないと値段が分からないお店は、それだけで素通りされてしまいます。100円ショップで売っている無地のシールや、厚紙を切ってひもを通した下げ札も便利です。
効率よく進めたいときは、一つずつ値札を付けるのをやめて、カゴごとの均一価格にしてしまう方法があります。「このカゴは全部100円」「この山は1枚200円」とPOPを立てるだけ。値付けの時間が大幅に減るうえ、お客さまも計算しやすく、まとめ買いにつながります。
そして、値下げ交渉は必ず来るものと考えて、最初から少しだけ余裕を持たせた金額にしておきましょう。300円で売れれば十分と思っている品を400円にしておけば、「300円にしてくれる?」と言われたときに気持ちよく応じられます。値切られること自体はフリマの文化のようなものですので、身構えなくて大丈夫です。
お釣りはいくら準備すればいい?
初出店の方がいちばん見落としがちなのが、お釣りの準備です。開店直後に1000円札や5000円札で支払われることは珍しくなく、小銭が足りないと売り逃してしまいます。前日までに銀行やATMで崩しておくのが鉄則です。
目安としては、合計で5000円から1万円分を、細かい単位で用意しておくと安心です。値段設定を50円刻み、100円刻みに揃えておけば、1円玉や5円玉はほとんど必要ありません。
| 金種 | 用意する枚数の目安 | 合計額 |
|---|---|---|
| 1000円札 | 5枚ほど | 5000円 |
| 500円玉 | 4枚ほど | 2000円 |
| 100円玉 | 20枚ほど | 2000円 |
| 50円玉 | 10枚ほど | 500円 |
| 10円玉 | 20枚ほど | 200円 |
お金の管理には、ウエストポーチや斜めがけのポシェットを使い、体から離さないようにしましょう。箱やカゴにお金を入れて地面に置いておくと、接客に集中している間にどこへ置いたか分からなくなってしまいます。売上が増えてきたら、お札だけを取り出して別の場所に移しておくと、ポーチが膨らまず扱いやすくなります。
両替を頼まれることもありますが、お釣り用のお金が減ってしまうため、無理のない範囲で対応すれば十分です。「すみません、小銭が少なくなってしまって」と一言添えれば、たいていの方は分かってくれます。
フリマ出店当日はどんな服装がいい?おすすめは清潔感のある動きやすいズボンスタイル
野外で行われている時には、帽子で日差しをさえぎったり、レインコートを用意したり、季節によっては急な寒さに備えて上着などを準備する必要があります。おつりを渡したり、商品を袋に入れたりと、動く機会も多いため、動きやすい服装がおすすめです。まずは、フリマにおこしの皆さんに、出店ブースの前で立ち止まっていただかないといけないので、清潔な服装であることも求められるでしょう。フリマでもやはり、第一印象が大切です。
具体的には、しゃがんだり立ったりを繰り返しますので、動きやすいパンツスタイルが定番です。足元は歩き慣れたスニーカー。ポケットが多い上着やエプロンがあると、ペンや値札をすぐ取り出せて便利です。屋外の会場は、朝と昼で体感がまったく変わりますので、羽織るものを一枚バッグに入れておくと快適に過ごせます。飲み物も忘れずに用意しておきましょう。
せっかく、数ある出店ブースの中から、興味をもって立ち止まり、商品を眺めていらっしゃる方には、気さくに声をかけたり、話しかけられやすい雰囲気で接しましょう!
そのまま使える声かけのフレーズ
とはいえ、「気さくに声をかける」がいちばん難しいと感じる方も多いはずです。大声で呼び込む必要はまったくありません。相手が手に取ったタイミングで、情報を一つだけ足す。これだけで会話が始まります。
たとえば、子ども服を眺めている方には、こんな具合です。
「そちら90サイズです。うちの子が去年着ていたもので、二、三回しか出番がなくて」
「よかったら広げて見てくださいね。3枚で500円にもできますよ」
おもちゃを触っているお子さんには、親御さんではなく子どもに向かって話しかけるのが効果的です。
「それね、電池入ってるから音鳴るよ。押してみる?」
「そのくまさん、もうすぐお家がなくなっちゃうんだ。連れて行ってくれる人いないかなあ」
値段を聞かれてから沈黙が続いたときは、無理に売り込まず「ゆっくり見ていってくださいね」と引くのがコツです。追いかけられると、人は離れたくなってしまいます。逆に、二つ以上手に取っている方には「二つでしたら、まとめて◯◯円にしますよ」と伝えると、そのまま決まることがよくあります。
売れる陳列とディスプレイのコツ
同じ商品でも、並べ方ひとつで売れ行きが変わります。フリマのお客さまは、一つのお店を見る時間がとても短く、歩きながら数秒で「寄るかどうか」を決めています。つまり、数秒で「何のお店か」が分かることが最優先です。
陳列の基本は「入り口」「高さ」「余白」
まず、通路側のいちばん手前には安くて手に取りやすいものを置きます。50円や100円の小物を並べたカゴがあると、「安い」という印象で足が止まります。ここで止まっていただければ、その先にある単価の高い商品も見てもらえます。
次に高さです。すべてを地面に平置きすると、遠くからは何があるか分かりません。持って行った段ボールを裏返して布をかけるだけで簡易的な台になりますし、折りたたみの小さなテーブルがあればなお良いです。目線に近い高さに置いたものほど手に取られやすくなります。奥に高いもの、手前に低いものという配置にすると、全体が一目で見渡せる形になります。
そして意外と大事なのが余白です。持って来たものを全部並べたくなりますが、ぎっしり敷き詰めると一つひとつが埋もれてしまいます。売れたら奥から補充する前提で、7割ほどの量を並べるのがちょうどよい加減です。
| 並べ方 | 向いている場面 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| シートに平置き | 品数が多いとき | 雑然と見えるのでジャンル別に固める |
| 段ボールや台でひな壇に | 目立たせたい商品があるとき | 奥行きが使いにくくなる |
| ハンガーラックに掛ける | 衣類がメインのとき | 風が強い日は倒れないよう固定する |
| カゴにまとめて均一価格 | 小物や絵本 | 価格のPOPを大きく立てる |
子ども服はサイズ別に分けるだけで売れ方が変わる
ママ向けのフリマで最も効くのが、この一手間です。子ども服をただ積んでおくと、お客さまは一枚ずつ広げてサイズを確認しなければならず、面倒に感じて離れていきます。「80から90」「100から110」のようにサイズごとに分け、大きく表示するだけで、目当てのサイズの方がまっすぐ寄ってきてくれます。
さらに、男の子と女の子で分けたり、「上着」「トップス」「ズボン」と種類でまとめたりすると、探しやすさが一段上がります。畳んで積むより、ハンガーに掛けたり、ワゴンのように山盛りにして手を入れやすくしたほうが、実際には手に取られる回数が増えます。
お店の看板を一枚作っておく
画用紙に「子ども服 100円から」「絵本 1冊50円」と書いて立てかけておくだけで、通りがかりの方に伝わる情報量がまるで違います。手書きで構いませんので、離れた場所から読める太い文字で書きましょう。お子さんに色を塗ってもらえば、それ自体が目を引く飾りになります。
フリマ出店当日の持ち物は?フリーマーケットの必需品8選
フリマにお店を出した時に、持っていたら便利になるアイテムなどを紹介します。ここで紹介した以外のモノであっても、私には必要というモノは持っていきましょう。
1レジャーシート!大事な商品の見栄えがよくなる
レジャーシートは屋内に出店した時でも必需品です。売りたい商品を素敵に、可愛く見せるためには、色や柄にもこだわりがあるレジャーシートであると、売りたいアイテムも素敵に見えます。ビニールのレジャーシートの上にオシャレな布を敷いたりして、アレンジしてみると、オシャレ度もUPしますよ。
布の色は、無地で落ち着いたものを選ぶと商品が引き立ちます。柄物のシートをそのまま使うと、上に置いた商品が背景に紛れてしまうことがあります。風の強い日に備えて、四隅に置く重しも用意しておきましょう。ペットボトルに水を入れたものでも十分役に立ちます。
2ポップ!事前に用意すると売上アップにつながる
大きな付箋とペンは当然のように必要ですね。商品の値段を簡単に貼り付けられますし、お値段を換える時にも便利です。「この中は全部300円です!」といったPOPとカゴなどがあってもわかりやすいですね。そういった、目にとまりやすいポップがあれば、安いから見てみようと近くを歩いている人を立ち止まらせる事ができて、販売にもつながっていきますよ。
POPには値段だけでなく、ひとこと情報を添えるとさらに効果的です。「一度も着ないままサイズアウトしました」「電池も入っています」「サイズ100、男女どちらでも」といった具合に、お客さまが確認したいことを先回りして書いておくと、質問しなくても判断できるので手に取ってもらいやすくなります。
3折り畳み式の椅子!長い時間の座っても疲れないために
レジャーシートは敷いているとはいえ、硬い地面や床の上に長時間座るのは疲れてしまいますね。おしゃれなインテリアショップに行かなくても、お近くのホームセンターには、お手頃価格で買える、折り畳み椅子が売られていますので、一日を快適に過ごしたいママさんはフリマの出店に備えて購入してみてはいかがですか?
椅子があると、単に楽なだけでなく接客もしやすくなります。地面に座り込んでいると、お客さまを見上げる形になり、声をかけるタイミングがつかみにくいのです。目線が近いほうが、自然に会話が生まれます。フリマ以外の時でも、お子さんが遊んでいるのを立ってみているのがつらい時にも、利用することができますよ。
4電卓!おつりの計算を素早く正確に行うために
電卓は、素早く正確におつりを計算するために持っていくと安心です。フリマでは、自分で決めた料金から値切られてしまうこともあって、計算にとまどってしまう事もあります。そんな時にも電卓があると、便利ですよ。
スマートフォンの電卓でも代用できますが、屋外では画面が見づらく、電池も減ってしまいます。100円ショップの小さな電卓を一つ買っておけば十分です。お客さまに数字を見せながら「これとこれで、合計○○円ですね」と確認できるので、金額の行き違いも防げます。
5油性のマジック!値下げするときに利用
最初に書いた値段と違う色のペンを用意しておきましょう。その方が、値段を下げた時に目立ちます。最初は高めのお値段を設定し、後から値段を下げて、ペンで書き換えるとお客さんはお得な感じになりますね。フリマでも駆け引きは重要です。
値下げのタイミングは、終了時刻の1時間から2時間前が目安です。早すぎると本来の値段で買ってくださる方を逃してしまい、遅すぎると人がいなくなってしまいます。「あと1時間で終わりなので、全部半額にします」と書いた紙を立てると、それを目当てに戻ってきてくださる方もいます。持ち帰る荷物を減らせるという意味でも、後半の値下げは思い切ってよい場面です。
6売り上げを記録するノート & ボールペン
売り上げを記録するため、あらかじめ出品する商品リストを作っておくと便利です。商品リストと値札の番号を揃えておくと、簡単に「何番の何がいくらで売れた!」と確認できます。ノートに記録すると、後で分析することもできますよ。
細かく付けるのが大変なときは、売れた金額を正の字で書いていくだけでも構いません。次回に生きるのは「何が」「何時ごろ」売れたかという情報です。「開始1時間で子ども服がほとんど出た」「絵本は昼過ぎに動いた」と分かれば、次はその品を多めに持って行けばよいわけです。ノートの最後に「次回改善したいこと」を3行だけ書いて帰る習慣をつけると、二回目からの手際がまるで違ってきます。
7商品を渡す時に利用する袋
最近はエコバックを持って、お買い物に来られる人も多いですが、持っていない方もいらっしゃいます。前もって、キレイな紙袋やレジ袋などをためておいて持っていくと良いでしょう。中には、包材用品店でレジ袋を購入して持っていく出店者もいらっしゃいますよ。
大小のサイズを取り混ぜて、20枚から30枚ほどあれば安心です。売れ残りを持ち帰るときにも使えますので、多すぎて困ることはありません。ゴミ袋も一枚忘れずに。値札のはがしかすや包材が出ますので、ゴミは必ず持ち帰るのがフリマのマナーです。
8お昼のお弁当!その場で食べた方が商品や荷物も安心
お友達との共同出店ですと交代で休憩がとれますが、出店場所から離れたくない人は、お昼の準備が必要ですね。お子さんと一緒の場合はぐずると大変ですので、おやつや飲み物、おもちゃなども持っておくと良いでしょう。ショッピングモールでの出店ですと、休憩時間も楽しくなりそうですね。
お弁当は、片手で食べられるおにぎりやサンドイッチが向いています。お客さまが来たらすぐ立てるからです。お子さんには、お店のすみに小さなレジャーシートを敷いて「ここが◯◯ちゃんのお席ね」と居場所を作ってあげると、そこで絵本を読んだりして過ごしてくれます。売り物のおもちゃで遊びたがったときは、あらかじめ「これは売らない分」として2つほど別に用意しておくと、もめずに済みます。
実際に出店してみた一日の流れ
当日の動きが具体的にイメージできると、不安はかなり減ります。9時開始、15時終了の一般的なフリマを例に、時間の流れを追ってみましょう。
| 時刻 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 7時30分 | 荷物の最終確認、朝食 | お釣りのポーチを最初にバッグへ |
| 8時00分 | 会場入り、受付 | 区画の広さを確認してから広げる |
| 8時20分 | シートを敷いて陳列 | 入り口側に安いカゴを先に置く |
| 9時00分 | 開始。この時間帯が最も売れる | 片付けより接客を優先する |
| 11時00分 | 売れた分を補充、乱れを整える | すき間ができたら詰め直す |
| 12時00分 | 交代で昼食 | 片手で食べられるものを |
| 13時30分 | 値下げを始める | 「半額」のPOPを立てる |
| 14時00分 | 少しずつ荷物をまとめ始める | 売れ残りを袋に分けておく |
| 15時00分 | 撤収、ゴミを持ち帰る | 周囲に挨拶をして退場 |
実際にやってみて多くの方が驚くのが、朝いちばんの1時間で売上の半分近くが決まることです。フリマ慣れしたお客さまは開始直後に来て、良いものから買っていきます。ですから、多少準備が間に合っていなくても、9時になったら陳列の手を止めて、お客さまのほうを向くのが正解です。
逆に、11時から13時ごろは人の流れがゆるやかになります。この時間帯に「今日は売れないな」と落ち込む必要はありません。並べ直したり、お昼を食べたり、お子さんと過ごしたりする時間だと割り切ってしまいましょう。午後にまた別の客層が来ます。
撤収は思ったより時間がかかります。終了1時間前から少しずつ袋に戻し始めると、最後に慌てません。「売れ残ったもの」と「次回また出すもの」を分けて袋に入れておくと、帰宅後の片付けと次回の準備が同時に終わります。
出店前に知っておきたいルール
フリマは気軽に参加できる場ですが、いくつか押さえておきたい決まりごとがあります。安心して楽しむために、簡単に確認しておきましょう。
中古品の売買については、古物営業法という法律にルールが定められています。この法律は、盗品の売買を防ぐことを目的として、中古品を業として売買する場合に、都道府県公安委員会の許可を必要としているものです。一方で、自分や家族が使っていた不用品を手放す場合は、これに当たらないとされています。家庭のサイズアウトした子ども服やおもちゃを売る、通常のフリマ出店であれば、許可を取る必要はないと考えて差し支えありません。
ただし、転売する目的で仕入れたものを繰り返し売る場合は扱いが変わります。判断に迷う場合や、継続的に販売したいとお考えの場合は、管轄の警察署に問い合わせると教えてもらえます。警察庁が公表している解釈運用の基準もありますので、心配なときは自己判断せず確認しておくと安心です。
このほか、主催者ごとに定められたルールもあります。手作り品の販売可否、食品の取り扱い、キャラクターの生地を使った手作り品の出品制限などは、会場によって扱いが異なります。申し込みの際に配布される案内には必ず目を通しておきましょう。
フリマ出店で売れ残ったベビー用品やベビー服などを片付ける方法
フリマ以外にも、いらなくなったベビー用品やベビー服を片付ける方法がいくつかあり、その方法を簡単に紹介しますね。
親戚や知人に譲る
親戚の方が、お子さんがブランドもののベビー服を着ている姿を見て「今度私も産まれるから、使わなくなったらちょうだい」と言われていたら、親戚付き合いを円滑にするためにも、サイズアウトしたら譲ってあげるのも良い方法です。仲のよいご友人から同じようなことをいわれた時にも同じですね。後日、ありがとうと写真付きのメッセージが送られてくることを楽しみにしましょう。
譲るときは、洗ってたたんで、袋に「80サイズ 冬物」などとメモを貼っておくと、受け取る側がとても助かります。相手が気を遣わないよう、「使わないものは処分してくれて構わないからね」と一言添えておくのも、その後の関係を軽やかに保つコツです。
リサイクルショップに持ち込む
子育てで時間に余裕がない人にはお勧めしたい方法です。キレイな状態であってもブランド商品であっても、予想以上に低価格で買い取られることが多くて、ショックを受けてしまうかもしれません。割り切って持ち込める人にはおすすめです。
金額よりも「一度で全部なくなること」に価値を感じられるかどうかが分かれ目です。フリマのように準備も店番も必要なく、車に積んで持ち込めば数十分で終わります。時間を買うという考え方をすれば、これほど楽な方法はありません。
ネットオークションに出品する
最初は、ネットのオークションに出品したり、商品を相手に送る際には、面倒なことも多いかもしれませんが、落札してくれた相手とメッセージをやりとりしたり、お子さんのお昼寝中に買い手がついていないか、落札金額が上がっていないかなどをチェックする楽しみもあります。
ネットとフリマは、向いている品物が違います。ネットは、探している人が検索でたどり着けるもの、つまりブランドや型番がはっきりしたもの、単価がある程度高いものが得意です。反対に、送料をかけると割に合わない安価な小物や、まとめて手放したい日用品はフリマ向き。この二つを使い分けると、家の中の物がいちばん効率よく減っていきます。
寄付する
量販店には回収BOXを置いている所もあります。地方自治体に問い合わせると情報をいただけます。学生時代からボランティア活動に興味があったママさんだったら、誰かのために役立てたという満足感で満たされますね。
お住まいの自治体の窓口やホームページでは、地域の団体が行っている譲渡会や、子育て支援センターでの持ち寄りの取り組みを案内していることもあります。売ることにこだわらず「必要な誰かに渡す」という選択肢を持っておくと、手放すときの気持ちが軽くなります。
フリマ出店でよくある質問
初めての出店で、いくらくらい売れるものですか
品数や会場によって差が大きいのですが、家庭の不用品を中心に出した場合、数千円から1万円程度になる方が多いようです。金額よりも「押し入れが一段空いた」という成果のほうが大きいと感じる方がほとんどです。売上を目標にすると疲れてしまいますので、片付けが主目的くらいの気持ちで臨むと満足度が高くなります。
子どもを連れて一人で出店できますか
できますが、屋内会場や、園や学校のバザーなど、休憩場所が近い会場を選ぶと格段に楽になります。お子さんの居場所をお店の一角に作り、おやつと絵本を用意しておきましょう。可能であれば、お友達との共同出店にすると交代で席を外せるのでいちばん安心です。
雨が降ったらどうなりますか
主催者によって、中止、延期、決行と対応が分かれます。申し込みの時点で必ず確認し、決行の場合は商品が濡れないようビニール袋やレジャーシートを多めに持って行きましょう。前日の夜に判断が出ることが多いので、連絡方法もあわせて聞いておくと安心です。
値切られるのが苦手です。断ってもいいですか
もちろん構いません。「これはこの値段でお願いしています」と笑顔で伝えれば大丈夫です。断りにくいときは、「そのかわり、こちらの小物をおまけしますね」と別の形で応じる方法もあります。あらかじめ「値下げは終了1時間前から」と自分の中で決めておくと、その場で迷わずに済みます。
売れ残ったものはどうすればいいですか
次のシーズンに合うものは、袋にまとめて「次回出す分」としてしまっておきましょう。季節が合えば売れることがよくあります。それ以外は、リサイクルショップや回収ボックス、譲渡といった別の出口を使い、家に戻さないことが大切です。
まずは一度、出してみることから
フリマ出店は、始める前がいちばんハードルが高く感じられます。けれど実際にやってみると、必要なのは売るものを選んで、値札を付けて、お釣りを崩しておくという三つの準備だけだと分かるはずです。あとは当日、シートを敷いて座っていれば、お客さまのほうから声をかけてくださいます。
「この服、まだきれいですね」と手に取ってもらえたとき、我が子が着ていた服が、次の子のところへ渡っていくのを見送る瞬間は、思っていた以上にうれしいものです。押し入れの奥で眠っていたものが、誰かの日常で使われていく。そう思えると、片付けがただの作業ではなくなります。
お子さんにとっても、自分で選んだものが売れて、お金と交換される場面は忘れられない体験になります。「これ、いくらにする?」と一緒に値段を考える時間そのものが、家庭でできる小さな学びの時間です。次のお休みの予定に、近所のフリマの日を入れてみてくださいね。



