赤ちゃんの車での安全な移動に関する記事

『【赤ちゃんの車移動】安全な遠出/帰省のための必須項目6つ』

ゴールデンウィークやお盆、正月、里帰り…赤ちゃんを長時間車に乗せても大丈夫?そんな心配を解消する対処法をご紹介します!

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赤ちゃんと車での遠出は要注意!安全に移動できる方法6つ

徒歩に、電車に、飛行機に…と、レジャーの移動手段はさまざまですが、赤ちゃん連れの遠出となると、荷物が多くなったり急に泣き出してしまうこともありますよね!?そのような事も考えると、やはり車が楽だと考える人も多いでしょう。

赤ちゃんの授乳を行う場所を探すのが大変な場合もありますから、そういった面でも車ならば快適です。しかし赤ちゃん連れの車移動には注意も必要ですので、親子で安全に移動するためにも心得ておきましょう。

赤ちゃんが車で安全に移動できる方法6つ

できれば赤ちゃんが生後6ヶ月を過ぎてお座りができるようになるまでは遠出は控えた方がいいのですが、ゴールデンウィークやお盆、お正月、里帰りなどでどうしても遠出をしたいママやパパもいるでしょう。

その様な場合は赤ちゃんと一緒に安全で楽しいドライブを楽しむために、ママもパパも次の6つの方法を実践してみましょう。

チャイルドシートは必ず着用させる

チャイルドシートの着用は親として、ドライバーとしての大事な義務なのですが、着用率は相変わらず低迷していて、2014年の警察庁/日本自動車連盟(JAF)の全国調査も、着用率は61.9%でした。子供がチャイルドシートを嫌がるので、乳児のうちはチャイルドシートをつけないで、車の中で抱っこして移動させるパパやママも多いそうです。

確かに、子供は体を拘束されるのが大嫌い!チャイルドシートに乗せるとぐずることが多いかもしれません。でも、チャイルドシートは命を守るための大切な装備です。ママの抱っこでは、赤ちゃんの安全を守ることはできないのです。パパやママが、赤ちゃんをチャイルドシート好きにする工夫をして、正しく身に着ける習慣を養ってあげましょう

また、事故から赤ちゃんを守るためにも、必ず赤ちゃんの月齢に合ったチャイルドシートを着用させましょう。最近では、首が座っていない赤ちゃんをベッド型ではなく、イス型のチャイルドシートに乗せる保護者もいるそうですが、危険ですので絶対にやめましょう。

チャイルドシート好きにさせるコツ

  • 乗せる時は笑顔で明るく声掛けをし、褒める
  • 乗車中はできるだけ顔を見せ、声をかけて不安を和らげてあげましょう
  • チャイルドシートに座った時だけ遊べる、とっておきのおもちゃをつくる
  • チャイルドシートに座ったら、とっておきのお菓子などのご褒美をあげる
  • 成長にあわせてこまめにベルトなどを調節する
  • ベルトの装着は手早くする

ゆとりをもった計画をたてる

赤ちゃんが長時間同じ姿勢をとることは、とても苦痛を強いられるため、適度な休憩が必要になります。目的地までのルートを考える時には、休憩の時間を大目に取って、時間に無理のない、ゆとりのある計画をたてることがおススメです

また、赤ちゃん連れのドライブをする場合には、渋滞にあわないようにピーク時を避けるなど、事前にしっかりと計画を立ててから出かけましょう。赤ちゃんが眠っている時間を見計らってドライブするのもいい手ですね。

レジャーや帰省など、長時間のドライブは赤ちゃんに大きな負担を与えてしまいます。特に渋滞にはまってしまうと、赤ちゃんも車内で退屈してぐずりだしてしまいますし、運転するパパやママのイライラも募りがちですね。

赤ちゃん連れのドライブでは、1~2時間おきに休憩をとるのがポイントです!
短時間の休憩でも、赤ちゃんもドライバーも気分がリフレッシュして負担が軽くなりますよ

赤ちゃんのお世話ポイントを確保しておきましょう

赤ちゃん連れのドライブでは、適度な休憩をとりながら、赤ちゃんをケアしてあげることが必要です。目的地までのルートを考える時には、ミルクを飲ませられる、おむつ替えができる、簡単な食事ができるといった、赤ちゃんのお世話ができる場所を見つけておきましょう

赤ちゃん連れのドライブは、そういったポイントを経由できるルートを選ぶのがおススメです。
最近は高速道路のサービスエリアなどで授乳室や調乳用の温水器を備え付けてくれている施設も多くあります。地図などでも表示が出ていますので、参考にしましょう。

利用しやすい施設がない場合のおむつ替えや授乳は、車の中で行うことになります。できるだけ車を止めてから赤ちゃんのお世話を行うようにしましょう。
走行中の車は予想以上に揺れていますので、おむつ替えの途中で座席から転がり落ちてしまった!なんてことがないように注意をしてあげて下さいね。

バスタオルやひざ掛け、毛布などを窓に挟んで目隠しをすると、人気の多い駐車場内でもオムツ替えや授乳がスマートにできて便利です。

便利な赤ちゃんのお世話プレイス

  • 高速道路ならサービスエリアやパーキングエリア
  • 一般道なら道の駅
  • 大型スーパーやデパート
  • ベビー用品専門店

赤ちゃんが快適に過ごせる車内環境を作りましょう

チャイルドシートでガッチリと体を固定された赤ちゃんは、ちょっとしたことで気分が崩れてしまいがちなので、適度に窓を開けて空気の入れ替えをし、車内環境を整えて気分をリフレッシュさせてあげましょう。

また、大人と違って赤ちゃんは汗っかきで、体温調節も十分にできません。赤ちゃんが快適に過ごせるよう、車内温度や衣服などを調節してあげて下さい。

快適な環境を作るポイント

  • 赤ちゃんが汗をかいていないか確認しましょう
  • 直射日光が当たらないよう注意してあげましょう
  • エアコンの風が赤ちゃんに直接当たっていないか注意しましょう

赤ちゃんの様子を見るためには、「ベビーミラー」があると大変便利です。運転中でも後部席の赤ちゃんの様子がよくわかりますし、赤ちゃんに声をかけやすくなりますね。
ママと赤ちゃん二人だけのお出かけには重宝するアイテムですので、皆さんも活用してみて下さいね。

ママみて、ミラー

メーカー:Nihon ikuji日本育児

価格:4,800 円 + 税

運転席のママから赤ちゃんの様子が見えるのはもちろん、メロディーや効果音がでる、ミラーに瞬きする目が映ったり、消えたりするなどの赤ちゃんが喜ぶ機能もついています。操作はリモコンでできるのでとっても便利。色はブルー/ピンク/グリーンの4色。

赤ちゃんを退屈させない工夫をしましょう

長い時間車の中にいるだけでは、赤ちゃんも退屈してしまいますね。赤ちゃんが車内で退屈してぐずりださないように、おもちゃや絵本などもドライブのお供にもっていきましょう。公共交通機関を利用するのと違って、音の出るおもちゃでもいいので、ぜひ赤ちゃんのお気に入りを持たせてあげて下さいね。

その他にも赤ちゃんの好きな音楽CDなども良いですね。特に音楽は、声を出して歌えば酸素を十分に体に取り入れる効果もあるので、ドライバーの眠気対策にも一役買ってくれますよ。

お菓子をあげるのも、退屈対策に効果的です。あげすぎには注意が必要ですが、車の中にはお楽しみがあるということを知ると、赤ちゃんは車の中が大好きになってくれますよ。

ミュージカルテイクアロングアーチ カバさん

メーカー:Nihon ikuji日本育児

価格:2,880 円 + 税

カエル、カバ、ワニ3つのおもちゃが、車の振動で揺れ、赤ちゃんの好奇心を刺激します。おもちゃは取り外しでき、メロディーが鳴ったり、鏡がついていたりして、赤ちゃんを楽しませてくれます。0ヶ月から使えますので、初めてのカートイに最適です。

熱中症・日焼け対策は万全に!

車は窓ガラスの面積が大きく、車内は赤ちゃんが日焼けをしやすい場所です。また密閉された空間は熱がこもりやすいので、冷房を入れていても赤ちゃんに直射日光が当たって熱中症になってしまうことも!ドライブ中は赤ちゃんに紫外線対策をし、こまめな水分補給で熱中症を防止しましょう。

窓からの直射日光を防ぐための、取り外しのできるスクリーンも市販されていますが、取り付ける場所によってはドライバーの視界を妨げてしまうので、使い方には注意が必要です。できるだけ車の窓ガラスにUVカットフィルムを貼りつけるなどの対策をとりましょう。市販されているUVカットのスプレーを吹きかけておくのも効果的です。

赤ちゃんの紫外線対策

  • 赤ちゃんに日焼け止めクリームを塗る
  • 車の窓ガラスにUVカットフィルムやUV化とスプレーなどの紫外線対策をする
  • 日差しの強い10時から14時の外出を控える

生後6ヶ月未満の赤ちゃんと車で遠出するときの注意点

生後6ヶ月未満の赤ちゃんとの車での遠出は、できれば控えた方がいいと言われますね。それはウィルス感染や揺さぶられっこ症候群を心配する声もあるからです。できれば、まだ首が座る前の小さいうちは、体調を崩さないように育ててあげたいですね。

しかし、帰省や里帰りなど、どうしても遠方へ車ででかけなければならないときもあります。そのようなときは、「赤ちゃんが車で安全に移動できる方法」をしっかり守り、赤ちゃんに必要以上に無理をさせないなど、親が十分配慮することが大切です

慣れてくると「これくらい大丈夫だろう」という気持ちになってしまうママやパパも少なくありませんが、赤ちゃんは自分達大人よりも身体能力が未発達です。ムリをさせれば大きなダメージがかえってくるかもしれないということを、忘れないようにしてくださいね。

赤ちゃん連れのドライブは安全運転を心掛けましょう

赤ちゃんとのドライブにはさまざまな準備が必要ですが、最大のポイントは、安全運転をすることです。急ブレーキ、急ハンドルは事故のモト。特に赤ちゃんがぐずって泣き出してしまうと、大人としてもどうしても焦ってしまうので、イライラとしてハンドルを握る手に力が入ってしまいがちです。

そんな時には赤ちゃんの笑顔を思い出して、リラックスに努めましょう。赤ちゃんの安全を守るためにも、今後の赤ちゃんとのお出かけを楽しむためにも、無事故無違反を心掛けて下さいね。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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