ネントレを始めるタイミングに関する記事

『ネントレはいつから?泣かせない&泣かせるネントレの方法』

ネントレはいつから始めればいいの?というママは、ここで紹介する方法を参考にして、赤ちゃんに合ったやり方を選びましょう。

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ネントレ(ねんねトレーニング)の方法とおすすめの開始時期

ネントレすれば赤ちゃんが一人で寝られるようになると言われたら…。夜泣きや夜中の授乳で寝不足のママにとっては、まるで夢の中の出来事のように感じるかもしれませんね。

実は、フランスをはじめとする欧米では、赤ちゃんの夜泣きで頭を悩ませているママはほとんどいないってご存知ですか?赤ちゃんを一人寝させることは、一朝一夕にできることではありませんが、辛抱強くトレーニングすることで、意外とすんなりと眠ってくれるようになるんです。

ここでは、ネントレの基本である「泣かせるネントレ」のほかに、夜泣きや寝ぐずりが心配というママのために「泣かせないネントレ」の2つの方法をご紹介。赤ちゃんに合った方法を試して、正しい睡眠習慣を身につけさせましょう。

ネントレとは?

「ネントレ」とはねんねトレーニングの略で、抱っこや添い乳なしで赤ちゃんが一人で寝られるようにするためのトレーニングのことです。日本では、近年になって注目されるようになってきました。トレーニングの方法はさまざまですが、赤ちゃんを放っておくということが基本ルールのため、ママたちの間でも賛否両論あります。

赤ちゃんの一人寝が一般的なフランスでは、生後3か月くらいになると親と寝室は別にして、自分の部屋で一人で寝るようにしつけられます。ママが自分の睡眠時間を削ってまで赤ちゃんを優先する日本の育児に対して、フランスの育児では赤ちゃんを「小さな大人」として扱うことの表れだといえますね。

海外では、赤ちゃんが泣いていても放置するのが当たり前ですが、日本では「放っておくなんて可哀想…」「泣き声が近所迷惑になる」などの理由から、できれば泣かせっぱなしにするのは避けたいというママは多いようです。そこで、上手なネントレの方法として、「泣かせるネントレ」と「泣かせないネントレ」の2つについてやり方をご紹介します。

泣かせるネントレの方法

「赤ちゃんを一人で部屋に寝かせて、後は泣いても一切構わない」というのが泣かせるネントレ法の基本ルールで、短期間で効果を出したいママにおすすめの方法です。

やり方としては、次のような手順を数日間繰り返すだけです。

1.赤ちゃんを寝かしつける
2.赤ちゃんが泣いたら数分おきになだめに行く
3.泣き止んだらまた赤ちゃんを一人にする

これによって、たいていの赤ちゃんは3~4日も経てば普通に寝られるようになります。ただし、いきなり一人で放置するのは心配という場合は、次のような準備をしておくとよいでしょう。

入眠儀式を定着させる

例えば「ベッドに寝かしつける→部屋を暗くする→絵本を読む」のように、ママが一連の動作をしたら寝なくてはいけないということを学習させると、赤ちゃんは寝るための心の準備がしやすくなります。ママが「おやすみ」と言って、電気を消したら寝なくてはいけないということが分かるようになれば、赤ちゃんの泣いている時間も徐々に短くなります。

おくるみで安心させる

赤ちゃんは、眠ることに不安や恐怖心を感じることが多いので、おくるみでおひなまきにしてあげると安心して眠りにつくことができます。おくるみに包まれている姿勢が、赤ちゃんがお腹の中にいた状態に似ていることから、赤ちゃんが安心できるのです。モロー反射で目覚めるのも防いでくれるので、朝までぐっすりの眠ってくれます。

生活リズムを整える

私たちの身体は、体内時計が24時間周期で働いていることで、夜に眠くなったり、朝になると目覚めたりします。赤ちゃんは生まれてから半年ほどで体内時計が整うことから、「朝、決まった時間に起こす」「夜更かしさせない」などを実践することで徐々に生活リズムが確立していきましょう。

日中、強い刺激を受けると興奮して寝ぐずりがひどくなるので、ネントレ中は昼間に刺激を与えてすぎないように注意が必要です。

泣かせないネントレの方法

泣かせないネントレは、赤ちゃんが寝るまでママがそばにいるという方法で、アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいるママにおすすめです。ただし原則として、「おっぱいはあげない」という基本ルールは守る必要があります。

赤ちゃんを泣いたまま放置することもないので、ママにとっては精神的に楽な方法ですが、寝ぐずりがひどくなる場合があるので、次のような対処で赤ちゃんを寝かし付けてあげましょう。

眠るまでママが添い寝する

赤ちゃんが寝るまでの間、ママがそばにいることで赤ちゃんが安心して眠れるよう促します。その際、寝ぐずりしたり夜泣きをしても絶対に添い乳はせずに、背中をトントンしたり手を握るだけにしましょう。徐々に、泣いても声かけだけにするなどして、赤ちゃんが一人で寝られるように慣れさせます。

お気に入りのねんねアイテムを持たせる

普段から赤ちゃんが気に入っている物をそばに置いて寝ることで、赤ちゃんの不安が解消されます。ママや自分の匂いがついたタオルや肌触りが柔らかいガーゼなどがベストですね。寝ている最中の事故を防ぐためには、窒息の恐れが大きなぬいぐるみやある厚めの生地のもの、飲み込みやすい小さなものは避けましょう。

部屋を暗くする

赤ちゃんが怖がるからといって部屋の照明を付けたままにしていると、寝つきが悪くなることから、部屋の中はできるだけ暗くしておきましょう。暗い空間にいると「眠りのホルモン」と呼ばれるメラトニンが分泌されるので、スムーズに寝られるようになります。また、昼間に太陽の光を浴びておくと、メラトニンの分泌を促進することができます。

ネントレはいつから?

ネントレは、生活のリズムが定まってくる生後6ヶ月頃に始めるのがおすすめです。夜泣きが始まるのもこの時期なので、ネントレを決意するママも多いようです。あまり月齢が進んでから始めると、ママに甘える癖がついていたり、おっぱいへの執着が強くなるので、ネントレが上手くいかないことがあります。

ネントレの中でも「ジーナ式」と呼ばれるものは、赤ちゃんの月齢が低ければ低いほどよく、生まれたときから実施することもできます。実際にジーナさんが書いた書籍を読むと、授乳時間や睡眠時間などのネントレのスケジュールが分かるので、ぜひ参考にしてください。

カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

著者:ジーナ・フォード/訳:高木千津子

出版社:朝日新聞出版

価格:1300円 + 税

イギリスで大ヒットを記録した書籍で、カリスマベビーシッターである著者の経験を生かした、赤ちゃんが夜通し眠るようになる魔法のような方法を紹介しています。赤ちゃんの睡眠についての理解を深まることから、今や赤ちゃんの夜泣きや夜間の授乳に悩むママたちにとってのバイブル本となっています。

ネントレのメリット・デメリット

「泣いている赤ちゃんを放っておくことなんてできない」とネントレに抵抗を感じるママもいらっしゃいますが、ママが夜泣きや夜中の授乳のせいで寝不足になり、体調を崩したりイライラしてしまっては本末転倒ですよね。

ネントレが必要な一番の理由は、「ママの負担を減らし、親子でハッピーな時間を過ごす」ことです。ここで紹介するネントレのメリットとデメリットを参考に、本当にネントレが必要かどうかを検討してみましょう。

ネントレのメリット

ネントレが上手くいくと、ママの負担が軽くなるだけでなく、赤ちゃんにとっても次のようなメリットがあります。

・夜泣きをしなくなるので、しっかりと睡眠がとれる
・夜間の授乳がなくなることで虫歯の予防につながる
・昼夜の区別がはっきりするので、自律神経が安定する
・赤ちゃんの自立が促される

ネントレによって夜泣きがなくなると、赤ちゃんは眠りが深くなり、日中も規則正しく生活することができるようになります。ママにとっても、添い乳から解放されるので充分に睡眠時間がとれるようになり、自然卒乳や断乳もスムーズにできますね。

ネントレのデメリット

ネントレを行う場合、赤ちゃんを泣かせっぱなしにすることから、多くのママは次のようなことが心配になるようです。

・サイレントベビーになるのではないか?
・脳や精神的に悪影響がないか?
・赤ちゃんとの信頼関係が壊れてしまったりしないか?

サイレントベビーとは?

「あまり泣かない静かな子」という特徴からサイレントベビーと呼ばれています。
赤ちゃんが泣いても長時間放置され続けることで、「泣いても無駄だ」と思うようになって自己主張をしなくなってしまいます。そのような状態が続くと、言葉の発達や人とのコミュニケーションに悪影響を与える恐れがあります。

泣きっぱなしにするとサイレントベビーになってしまうのではないか、と心配されるママもいますが、ネントレの場合は眠りにつくまでの数十分の間、泣いていることがありますが、何時間も放っておくわけではないのでそれほど神経質になることはありません。

もし、ネントレを始めたことによって、赤ちゃんとのコミュニケーションの時間が減ったと感じる場合は、その代わりに昼間にたくさん遊んだり、寝る前にスキンシップを取ることで愛情をたっぷりと注いであげましょう。ネントレによって上手に眠れるようになれば、眠りに対する不安がなくなってたっぷり寝るようになりますよ。

この記事を書いたライター

小笠原蓮香

趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。