赤ちゃんの体温計のおすすめ商品を使って、健康管理をしてあげよう!
赤ちゃんを子育て中のご家庭には体温計が必須アイテム。赤ちゃんは体調が変化しやすく熱も出やすいので毎日検温した方がよいのですが、もう用意されていますか?これから準備しようというママは、測りやすくて人気の製品を一緒に選んでみましょう!
体温計と聞いてイメージするのは、脇に挟んで使う、あの棒のような体温計ですよね。でも、ひとくちに体温計と言っても、実はいろいろな種類があります。赤ちゃんがメインに使うことを考えれば、せっかくですから、赤ちゃんや子どもに優しい種類のものを選びましょう。小さい子の体温を測るときに手こずるのは、やっぱりじっとしてくれないから。さて、各メーカーはどんな工夫をしているのでしょうか?「おもわず、スッゴク便利!」と、言ってしまうような体温計もありますよ。
今回は、ママの測りやすさを考慮した体温計をご紹介しましょう。その前に、体温計のタイプについても、しっかり解説しますね。
赤ちゃん用の体温計は電子式と赤外線式がメジャー
昔の体温計は、水銀入りの目盛りで読み取るものでした。おじいちゃんおばあちゃんの家で、幼い頃に見たことがあるママもいらっしゃるのではないでしょうか?最近はもう、デジタル式の体温計がメジャーになっていますよね。デジタル式体温計にも、大きく分けて2つの種類があるんです。それが、「電子式体温計」と「赤外線式体温計」の二つ。どのように違うのか見ていきましょう。
電子式体温計
電子式体温計は、温度変化によって電気抵抗が変わる「サーミスタ」というセンサーを利用しています。このセンサーは、体温計の先端の銀色の部分に埋め込まれており、体温で温められることで、電気抵抗が変わります。その電気抵抗を内蔵のコンピュータが計測して、体温を表示しているのです。
電子式には、さらに実測と予測の2つの測り方ができます。実測はその名の通り、温度計がこれ以上上がらない実際の体温を測定、正確な数値を知ることができます。
しかし実測式の場合には、10分程度時間がかかることが欠点です。そこで、体温計に内蔵しているコンピュータに様々な体温測定データを組み込み、その上昇具合から短時間のうちに、これから上がるだろうという、体温の予測値を出すのが予測式です。予測とはいえども、最近の体温計なら製品にもよりますが、実測値と予測値との誤差±0.1度程度という製品もあります。短時間で実測値とほぼ変わらない数値を測ることができます。30秒や1分で測定できるのは、元気なお子さんの体温をできるだけ正確に測りたい時には便利ですよね!
赤外線式体温計
少数の例外を除いては、この世界の物体からは、赤外線というものが放出されています。赤外線は、その物体の温度によって、放出されている量が違うと言います。赤外線式の体温計は、その仕組みを利用して温度を測っています。
このタイプの体温計で測る場所は、耳かおでこ。耳は、鼓膜近くから出ている赤外線量を測定して、体温を算出しています。耳の中は、身体の他の部位や外気温の影響を受けにくい場所なので、内臓の温度に近い温度を測ることができます。
それに対しておでこは、とても手軽ではありますが、外気の影響を受けている場所なので、温度は少し低め。これを考慮しつつ、組み込まれたコンピュータで換算していますが、個人差や環境差もありますので、多少の誤差は出てしまいます。特に、少し高めに出やすい傾向があるようです。
赤外線式は手軽で使いやすさがウリ、けれど誤差が少し出やすいと覚えておきましょう。
赤ちゃん用の体温計は耳・脇・おでこに当てて検温する3タイプ
赤ちゃん用の体温計は測る場所でも仲間わけができます。赤ちゃんに使いやすいおすすめの体温計は、次の3種類です。
脇にはさんで体温を測るタイプ
最もオーソドックスな体温計です。どのご家庭にも1本はあるのではないでしょうか?病院でもこのタイプを使っていますね。このタイプの体温計が主流なのは、実測での体温との誤差が少ないから。脇の下は、内臓などの本当の体温を得やすい位置になっています。計測の度に、服を脱がせたり着せたりする手間はありますが、比較的安価で入手でき、信頼できる数値が出るので、根強い人気がありますね。じっとしていないといけないとはいえ、計測にかかる時間は約30〜60秒程度。動く赤ちゃんでも、慣れれば十分許容範囲ですよね。
耳の中に入れて体温を測るタイプ
赤ちゃんやお子さんが体温計を嫌がるという悩みを解決するのが、この耳に入れて測るタイプの体温計です。冷たい先端を脇に挟まなくて済むので、寝ているお子さんを起こさずに、さっと測ることができます。
耳の中の鼓膜付近は、外気温の影響を受けにくいので、赤外線式を使っても、割と一定した体温を測ることが可能な場所です。耳に入れて、約1秒で測定可能というのも手軽ですよね。
耳に入れる部分には、プローブというカバーのようなものをつけて使います。個人専用として使えば、衛生面でも安心です。
ただし、耳式タイプは、鼓膜に向けてまっすぐな正しい角度で測らないと、誤差が生じやすくなります。この測り方のコツをつかめるかどうかが、大事なポイントですね。
おでこにあてて体温を測るタイプ
画期的な体温計という印象が強いのが、おでこで測るタイプの体温計です。測定時間は約1秒!おでこに触れずにスキャンして測るものもあれば、おでこにタッチして測るものもあります。
値段は、他の体温計よりも高く設定されていますが、一番簡単でママの手間がかからない体温計と言えます。保育園に通うお子さんは、毎朝検温が必要ですが、忙しい朝に毎朝時間を取るのは、意外と面倒。これなら、服を脱がせたり、耳のプローブを替えたりという手間なく使えるので、保育園ママからの評価が高いのが特徴の一つでしょう。
赤ちゃん体温計のおすすめ商品を紹介
体温計には、意外といろんな選択肢があることがわかりました。「オーソドックスな電子式のステックタイプが安心できる」「赤外線式がいいけれど、耳式がおでこ式か、価格面で迷う…」「とにかく速く測れるものから選びたい!」など、ママのニーズは様々ですよね。
では、実際に、口コミやレビューで人気のある、おすすめの体温計をご紹介していきましょう。なるべくいろいろなタイプの体温計から、赤ちゃんに使いやすそうなものを選びました。購入の参考に是非してください!
電子体温計 MC-682 けんおんくん
オムロン
3,800 円 + 税
脇が小さくて柔らかい赤ちゃんでも、不快感なくフィットするオムロンの脇式電子体温計です。先端の測定部分がゴム素材になっていて、体温計を入れた時の固さや冷たさがありません。動いちゃう赤ちゃんでも安心して測れます。測定時間は平均約15秒。10回分の測定結果を日時とともに残すことができるので、測定した温度を忘れちゃったママも、手間なく安心して体温記録ができます。ブザー音オフとバックライトありなので、夜寝ている時も赤ちゃんを起こさず測れます。
http://www.healthcare.omron.co.jp/
CT791SP
CITIZEN
オープンプライス
デジタル表示部分が大きくて見やすいのが特徴の脇式電子体温計です。予測と実測の両方で測ることができ、予測検温の場合は約30秒で検温完了です。こちらも先端が柔らかく曲がるタイプですので、硬さを嫌がる赤ちゃんの体温計として高ポイントですね。先端は防水仕様、前回の測定記憶も可能のバランスのとれた商品です。
http://www.citizen-systems.co.jp/
ママタッチDECO S-701
SEASTAR
オープンプライス
話題の赤外線式体温計、おでこで1秒ピッとするだけでスピード検温ができます。熱が高く泣いてぐずる赤ちゃんでも、ママが抱っこしながら測定できるので、ストレスなしですね。特に急いで測定したい保育園ママに好評。忙しい毎朝の検温がとてもスムーズに終わります。検温結果の記録も可、赤外線式にありがちな誤差も少ない。
http://www.seastar.co.jp/products/
ミミッピヒカリ 耳式体温計 EM-30CPL
テルモ
オープンプライス
耳に入れて1秒待つだけで測定できる手軽な耳式赤外線体温計です。検温完了は光でも知らせてくれるので、夜でもわかりやすい。プローブカバーを被せて使うし、水洗いできるので衛生的。測定する人によって使い分けられるので、耳式に抵抗がある方でも安心ですね。3カラーでどれも可愛く、コンパクトなデザインなので持ち運びにも困りません。
http://www.scrio.co.jp/store/categories/
耳式体温計 MC-510 けんおんくんミミ
オムロン
3,800 円 + 税
手のひらサイズで、実測式の耳式赤外線体温計。耳式は測定誤差があって使いにくいという声がありますが、けんおんくんミニには「ぴったりセンシング機能」がついており、まっすぐ正しい角度で測定することができます。最短1秒〜測定でとても手軽、動き回るお子さんもこれなら大丈夫。プローブカバーは最初から10個ついているので、家族みんなで使えるし、汚れたら新しいのを使えます。別売りでプローブカバーもあるので長く使える体温計です。
http://www.healthcare.omron.co.jp/
チビオンフィット イエロー
ピジョン
4,104 円
可愛いビジュアルの赤ちゃん用脇式電子体温計ですが、実はこの形が優秀なところ。赤ちゃんの脇の角度と長さにあっていて、挾みやすくグラグラしません。実測・予測ともに可能。予測検温は約30秒です。大きな液晶表示で見やすさもバッチリ。暗いところでも脇の下に挟みやすいライトと、前回測定結果のメモリー機能もあり、赤ちゃんや子供に使いやすい、工夫の凝らされた体温計です。
耳チビオン
ピジョン
5,500 円
コンパクトな赤ちゃん用の耳式赤外線体温計です。コンパクトなのに液晶画面の数字は大きく、見やすさも兼ね備えています。こちらの体温計も、約1秒の超スピード測定。誰でも嫌がらずに使うことができます。夜でもみやすいバックライトは嬉しい配慮。ケース付きで衛生面も○ですね。付いてくる6個のプローブが無くなったら、別売りプローブを取り替えながら使いましょう。
チビオンTouch(タッチ)
Pigeon
13,500 円
計測時間は約1秒のおでこにポンッとおくだけで測れるピジョンのおでこ式皮膚赤外線体温計。赤ちゃんブランドのピジョン製で、体温の十分な研究もされているから、誤差が出やすい赤外線式でも、正確に赤ちゃんの体温を測定することができます。本体はコンパクトでも滑りにくいグリップ付き。服を脱がせる必要がないので、こちらも毎朝検温の必要があるご家庭にはぴったりですね。
おでこで測る でこピット
エー・アンド・ディ
オープンプライス
おでこで測る赤外線式体温計ですが、非接触タイプなので、おでこに触れることなく体温の測定ができます!「値段が…」と気になるかもしれませんが、耳式のようなプローブは無いし、触れないから常に清潔なので、ボタン電池1個の交換でずっと使うことができます。しかも赤外線式体温計機能だけに留まらず、室温表示モード、温度計モードがあり、快適な室温調整に利用したり、離乳食やミルクなどの温度の確認にも使える便利な製品。おでこで測るタイプは他のものに比べても高価ですから、こういった他の機能が充実しているとコストパフォーマンスが良いですよね。
http://www.aandd.co.jp/adhome/