赤ちゃんの手押し車はよくない?いつから使えるかや選び方を解説
よちよち歩きで手押し車を押す赤ちゃんの姿は、とっても可愛らしいですよね。ですが、実際に我が子に使わせるとなると大きいものですし、特にアパートやマンションなどの集合住宅では、騒音による近隣トラブルも気になるかと思います。また「そもそも赤ちゃんに使わせてよくないの?」「いつからいつまで役立つの?」「すぐに使わなくなってしまうのかな?」など、疑問もいろいろと出てきますよね。
今回は、手押し車を赤ちゃんや幼児が使う目安の時期、あんよとの関わりや選び方、安全に使うための注意点をご紹介していきます。実際に手押し車を使った先輩ママのご意見やおすすめの手押し車についてもまとめていますので、購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
手押し車は赤ちゃんがいつからいつまで使う物?
赤ちゃんが手押し車で遊び始める時期は、つかまり立ちや伝い歩きをし始める10ヶ月頃~1歳頃からが目安となります。ただし、赤ちゃんの成長や性格は様々ですので、慎重な性格の赤ちゃんはなかなか手押し車に手を伸ばさないこともあります。時期はあくまで目安として、無理に使わせないようにしましょう。
今までハイハイをしていた赤ちゃんが手押し車を使うようになると、視界がハイハイの頃とは異なるため、赤ちゃんに色々な刺激を与えてくれます。自由に一人歩きができるようになると、手押し車は歩行の補助としては卒業ですが、大好きで2歳頃まで遊んでいるお子さんもたくさんいます。
また、最近では積み木とセットのタイプやお座りして遊べる知育玩具としても活用できる手押し車もあります。そのような多機能なタイプの場合は、おすわりができるようになる6ヶ月頃から3~4歳まで、成長に合わせて長く遊ぶ子もいますよ。
「手押し車はよくない」って本当?乳児用歩行器との違い
「赤ちゃんの手押し車はよくない」という声を見かけることがありますが、これは『乗って移動する乳児用歩行器』と混同されていることが少なくありません。この2つは似ているようで、まったく別のものです。
| 種類 | 特徴 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 手押し車(押して歩くタイプ) | 立った赤ちゃんが後ろから押して進むおもちゃ。この記事で紹介するタイプ | 目を離さない・段差や階段の近くでは使わない |
| 乳児用歩行器(座って乗るタイプ) | 座面に座り、足で床を蹴って移動する用具 | 段差や階段からの転落事故に注意が必要 |
座って移動する乳児用歩行器については、消費者庁や小児科の専門家からも、段差や階段からの転落などの事故に注意するよう呼びかけられています。また、歩行器を使えば早く歩けるようになるというものではないともいわれています。
一方、この記事で紹介する「押して歩く手押し車」も、使うときは必ず大人が見守り、階段・玄関・お風呂場など危険な場所の近くでは使わないことが大切です。安全な環境で、赤ちゃんのペースに合わせて使えば、楽しく遊べるおもちゃですよ。
手押し車は赤ちゃんのあんよにどう役立つ?
手押し車は、赤ちゃん自身の力で立って前に押して歩くタイプのおもちゃです。押して歩く動作は、バランス感覚を使う遊びにつながります。ただし、歩行に必要な力は伝い歩きなどでも自然に育っていくため、手押し車が必ずしも必要というわけではありません。
歩き始めの時期には個人差が大きく、手押し車が歩行の発達を早めるとは限りません。とはいえ、慎重な性格でなかなか一歩が出ない赤ちゃんにとって、適度な支えがあることで遊びながら歩く動作に親しむきっかけになることもあります。「手押し車をきっかけに歩くことに関心を持った」という声も聞かれますが、あくまで一例として、遊びの一つとして取り入れると良いでしょう。
手押し車を押して歩く動作は、遊びの中で体幹やバランス感覚を使うことにつながります。歩行の発達には個人差があるため、無理をさせず、赤ちゃんが楽しめる範囲で使いましょう。
【手押し車の選び方】赤ちゃんには安全なものを!
赤ちゃんの手押し車は素材やデザインも様々です。見た目の良さだけでなく、安全でパパやママも納得できるような手押し車を選びたいですね。赤ちゃんの手押し車を選ぶ時は、素材・機能性・安全性の3点に注意して、ご家庭に合うものを検討しましょう。
1素材
手押し車といえば、パパママ世代が赤ちゃんの頃は木製で押すとカタカタと鳴るものが多かったですよね。今でも、木育にもなる木製の手押し車は、パパやママに人気があります。ナチュラルでおしゃれな見た目から、インテリアになじむと選ばれることも多いです。
手押し車には、赤ちゃんに人気のキャラクターが付いたプラスチック製のものも沢山あります。インテリアとしては木製の方がおしゃれで好まれますが、お店に行くと赤ちゃんはキャラクターの手押し車に目が行ってしまうかもしれません。ご家庭の事情に合わせて、与え方を考えましょうね。
2機能性
手押し車には、赤ちゃんが喜ぶような様々な工夫が凝らされています。
また、ゴム付きの静音設計の手押し車や、長く使えるように持ち手の高さが調節できる手押し車などもあります。
もちろん、昔ながらのシンプルな手押し車も、荷台にお気に入りの物を自由に入れて遊ぶことができますので、あんよが上手になってからも、ごっこ遊びなどで長く活躍するご家庭もあります。赤ちゃんが持っている他のおもちゃも考えながら、どのような機能の手押し車がよいか検討してみてくださいね。
3安全性
手押し車を選ぶ時には、赤ちゃんが目の届かないところまで進んでいくことも想定して、安全性の高いものを選びましょう。今は様々な安全機能のついた手押し車がありますので、次のようなポイントを確認して、ご家庭に合う安全な手押し車を選んでくださいね。
安全な手押し車を選ぶポイント
- 転倒防止に役立つ適度な重みがあるか
- 角が少ないデザインか
- 滑り止めのゴムがタイヤについているか(騒音防止にもなります)
- 後ろに進まない構造になっているか
- 赤ちゃんがバランスを崩しにくい構造か(持ち手の中心に重心があるもの)
- 赤ちゃんが舐めても安全な塗料を使用しているか
- ネジなどが出ていないか
- 速度調節機能がついているか(車タイプの場合)
手押し車は外でも使える?
手押し車を狭い室内で使っていると、すぐにどこかにぶつかってしまいます。また、アパートなどの集合住宅で音が気になる場合には、外で思いっきり手押し車で遊ばせてあげたいと思うママもいますよね。
手押し車を外で使いたいと考えているママは、タイヤが丈夫なタイプの手押し車を選びましょう。タイヤにゴムが付いているものは、ゴムが薄いとすぐに破れてしまう可能性があります。
外で遊ばせたい場合は、車タイプで手押し車にもなる乗用玩具を選んでおくと、外用としても長く活躍してくれます。手押し車で遊ぶ場所まで自宅から遠い場合には、持ち運びが楽なものを選ぶのも大切ですね。なお、屋外で使うときも、坂道や段差、車の通る場所では特に目を離さないようにしましょう。
赤ちゃんの手押し車はどこで買える?人気・おしゃれの選び方
赤ちゃんの手押し車は、ベビー用品店や玩具店のほか、通販でも購入できます。実物を見て安定感やサイズ感を確かめたいときは店頭で、種類を比べたいときは通販で、と使い分けると選びやすいですよ。
「人気」で選ぶなら、男女どちらにも合うデザインや、長く使える多機能タイプが候補になります。「おしゃれ」を重視するなら、リビングに置いてもなじむ木製やナチュラルカラーのものが人気です。出産祝いなどのギフトには、木製で名入れができるタイプや、積み木がセットになったタイプも喜ばれます。予算や置き場所、使う期間も考えながら、ご家庭に合う一台を選びましょう。
手押し車への先輩ママのご意見
手押し車は、「大活躍した!」「すぐに使わなくなった」「購入しなかった」など、ママたちの意見が分かれるおもちゃの一つです。先輩ママたちの手押し車に関する率直なご意見をご紹介しますので、参考にしてくださいね。
手押し車のおすすめ!赤ちゃん~幼児まで楽しめる12選
赤ちゃんに使ってもらいたい手押し車を厳選しました。赤ちゃんが手押し車を押してよちよち歩く姿を見ることができるのは、ほんの一時です。可愛い手押し車を選んで、ビデオや写真で残してあげると、とっても良い思い出作りになりますよ。なお、価格や対象年齢は変わることがあるため、購入前に最新の情報を確認してくださいね。
【木製】ベビー手押し車8選
昔懐かしいシンプルなカタカタと鳴る手押し車から、デザイン性の高いものまで、最近は木製の手押し車もバリエーションが増えています。女の子には荷物を積めるごっこ遊び向き、男の子には乗り物がデザインされたものが人気ですよ。
手押し車
BRIO
7,000 円 + 税
スウェーデン初の人気おもちゃブランドBRIO社のシンプルな木製の手押し車です。対象年齢は9ヶ月~。持ち手に角度がついているので、赤ちゃんが歩く時に車部分が足にぶつかりにくくなっています。
車部分の箱に赤ちゃんが何を入れて歩いてくれるのか楽しみですね。インテリアとしても、とても素敵で人気があります。
ベビーウォーカー
ボーネルンド
13,000円 + 税
木のぬくもりが感じられる本体に、カラフルな色の持ち手やボールの飾りが可愛い手押し車です。対象年齢は1歳頃~。前輪が後輪より少し大きくなっているので、赤ちゃんが持ち手に体重をかけてひっくり返るのを防いでくれます。
木製ですがタイヤにゴムが付いているので、室内でも遊ぶことができますし、音の静かさも好評です。
森のパズルバス
MOCCO
13,000円 + 税
日本製で無垢素材を使用した無塗装の手押し車ですので、赤ちゃんに安心して遊んでもらえます。対象年齢は1.5歳~。転倒防止のストッパーもついています。
手押し車・車・積み木・型はめ遊びなど1台で6役。1歳児が喜ぶ色々な遊び方で楽しめます。荷台部分は扉付なので、ごっこ遊びなどお子さんの発想次第で遊びが広がりますね。タイヤにはゴムがつけられているので、音も静かです。
ベビーファーストウォーカー
I”mToy
10,000円 + 税
押し車としてだけでなく知育玩具としても使える贅沢な押し車で、塗料も赤ちゃんが舐めても安全なものを使用しています。対象年齢は1.5歳~。タイヤにゴムがついているのも嬉しいですね。
重量感があるので、赤ちゃんが後ろに倒れにくくなっていますが、裏側に重しを置けるスペースがあるので、スピードが速いと感じる場合には、水を入れたペットボトルなどを置いて速度を調節することもできます。
くまちゃん・うさちゃん・キリンのベビーウッドウォーカー
ミキハウス
12,000円 + 税
赤ちゃんが押して歩くとカタンコトンと音がする、昔懐かしの手押し車です。対象年齢は1歳~。くまちゃん・うさちゃん・キリンちゃんが動く様子は、赤ちゃんを楽しませてくれますよ。
色使いもとっても優しく、子ども部屋だけでなくリビングに置いてもインテリアの邪魔をしません。
ファブーナ カタカタおしぐるま
コンビ
12,000 円 + 税
コンビが展開する木製玩具ブランド・ファブーナの押し車。対象年齢は10ヶ月~。先の部分が布製になっているので、赤ちゃんが勢いよく押して壁や家具を傷つけるのを防いでくれます。
タイヤには防音対策になるゴムが付いているので、フローリングに優しくて嬉しいですね。全体に丸みを帯びたデザインなので、赤ちゃんがぶつかった時の衝撃も少ないです。
ひよこのカタカタ
イーテック
10,000円 + 税
木のぬくもりが感じられる、無塗装のシンプルな手押し車です。対象年齢は1歳~。木材はヨーロッパ産ですが、日本の工房で丁寧に作られています。
後ろに進めない構造になっているので、赤ちゃんがバックして後ろに倒れる心配もありません。無塗装の木のおもちゃは、年月が経つとともに風合いが良くなりますので、丁寧に使用すれば長く使えますね。
押車 積木
KOIDE
11,000円 + 税
木箱の中にたっぷりの積み木が入った押し車です。対象年齢は1.5歳~。積み木は赤ちゃんに遊ばせたいおもちゃの定番なので、出産祝いにも喜ばれますよ。
タイヤにはゴムが付いているので、床の傷や騒音を予防してくれます。白木の積み木は、手触りもよく子どもの想像力を駆り立てる形のものが揃っていますよ。お片付けの練習もしやすいですね。
【プラスチック製】ベビー手押し車4選
プラスチック製の手押し車は、ジムから車まで何通りもの遊び方ができるものや、光ったり進むと音が鳴ったりするものなど、長く使えて赤ちゃんが飽きない工夫をしてあるものが多いです。また、集合住宅に住むご家庭では、外で遊べる車タイプの手押し車が人気ですよ。
キャラクターものの手押し車を購入する場合は、男女どちらにも人気のものを選んでおけば、下に弟妹ができた時もお下がりを使ってもらうことができますね。
アンパンマン よくばりすくすくウォーカー
アガツマ
5,980円 + 税
赤ちゃんが大好きなアンパンマンのおしゃべり・電話・光など9種類の遊びが楽しめるボードが付いた手押し車です。対象年齢は8ヶ月~。お遊びボードを畳むとコンパクトになるので、立てて収納することもできますよ。
持ち手の角度を変えることで速度が調節できるので、安全に使用できます。
おして!しまうまくんのバイリンガル・ウォーカー
フィッシャープライス
4,500 円 + 税
カワイイしまうまの体の部分のボタンを押すと、ABCの歌や数字の歌が英語と日本語二通りの言語で流れてくる手押し車です。対象年齢は6ヶ月~3歳。持ち手の部分が輪になっているので、力の弱い赤ちゃんにも握りやすくなっています。
お座りができるようになった頃からおもちゃとして遊べるので、長く使用できますね。
あんよつよい子ウォーカー
ピープル
5,400円 + 税
折り畳み可能で場所をとらないコンパクトサイズの手押し車です。対象年齢は8ヶ月頃~2歳頃まで。速度調節機能や転倒防止ストッパーが付いているので、スピードの出し過ぎによる転倒を予防してくれますよ。
赤ちゃんが転んで手押し車に体や頭をぶつけた時、ケガを最小限にする丸みをおびた作りも安心ですね。
わくわくハローキティα
野中製作所
8,300円 + 税
手押し車としてだけでなく、足でこぎながら進む車としても利用できるおもちゃです。対象年齢は10ヶ月~4歳。ハローキティがゆらゆらと動くなど可愛い仕掛けもあります。
速度調節機能もあるので、公園で乗って遊ぶ時にも安心ですし、前面にクッションがつき、タイヤにはゴムを巻いてありますので、家具や壁への激突時の傷つきを防いでくれます。男の子向けにはトーマスもあります。
赤ちゃんの手押し車に関するよくある質問
手押し車は赤ちゃんによくないの?
「よくない」といわれるのは、座って移動する乳児用歩行器と混同されている場合が多いです。押して歩く手押し車は、階段や段差の近くを避け、大人が見守りながら使えば楽しく遊べるおもちゃです。使う環境を整えることが何より大切です。
手押し車はいつから使える?
つかまり立ちや伝い歩きが始まる10ヶ月頃~1歳頃が目安です。ただし発達には個人差があるため、時期はあくまで参考にして、赤ちゃんが興味を持ってから使い始めましょう。
乗れるタイプの手押し車は何が違う?
またがって足で進める乗用タイプは、手押し車としても車としても使えるため、長く遊べるのが特徴です。屋外でも使いやすい一方、スピードが出やすいものもあるので、速度調節機能や見守りが大切です。
木製とプラスチックはどちらがおすすめ?
木製はおしゃれで丈夫、インテリアになじみやすいのが魅力です。プラスチック製は軽くて多機能、キャラクターものも豊富です。置き場所や使いたい期間、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
安全に使うために気をつけることは?
適度な重みで転倒しにくいもの、角が少なく舐めても安全な塗料のものを選びましょう。使うときは階段・玄関・お風呂場などの近くを避け、必ず大人が目を離さないようにすることが大切です。
まとめ
「赤ちゃんの手押し車はよくない」という声は、座って移動する乳児用歩行器と混同されていることが多く、押して歩く手押し車は安全な環境で見守りながら使えば、楽しく遊べるおもちゃです。歩き始めの時期には個人差があるため、歩行を無理に促すものではなく、遊びの一つとして取り入れるのがおすすめです。
選ぶときは、素材・機能性・安全性の3点を確認し、ご家庭の住環境や使いたい期間に合ったものを選びましょう。木製のおしゃれなタイプ、多機能なプラスチック製、外でも使える乗れるタイプなど、赤ちゃんにぴったりの一台を見つけて、よちよち歩きの可愛い時期をぜひ楽しんでくださいね。




