出産のお見舞い体験談!守ってほしいお見舞いのマナーとは?
出産直後の新米ママの大切な仕事といえば、もちろん赤ちゃんのお世話です。しかし、それ以外にも厄介な仕事が待っています。それが、お見舞いに来てくれた方々への対応です。
もちろん、皆さん赤ちゃんの誕生を祝うために訪れてくれるのですが、中には入院中のママを困らせてしまう方もいるようです。
そこで先輩ママたちに、これだけは守ってほしいと感じたお見舞いのマナーについて聞いてみました。やはり、出産直後の体調がすぐれない時の見舞いは困るという声や、唯一の楽しみともいえる食事の時間に来られるのも困るという意見が多くありました。
また、子供同伴で訪れるママ友の中には、風邪気味の子や外遊びで汚れたお子さんを連れてくるなど、少し配慮に欠けた方もいるようです。
さらに、出産直後のママが特に困るのが、ケーキやプリンなどの生菓子のお見舞い品です。日持ちしないうえに、授乳中のママにとってはおっぱいが詰まる原因にもなりかねない、避けたい品です。
出産や慣れない赤ちゃんのお世話で疲れているママを、さらに疲れさせてしまわないような気配りが、出産のお見舞いには求められます。
ありがた迷惑ってこのこと?出産のお見舞いでママが困った体験談
母の見舞いが助かりました
出産の時間が短く、それほど難産ではなかったため、一般的な出産よりは楽な印象でしたが、それでも出産の翌日にお見舞いに来られるのは少し抵抗がありました。
まだ出産したばかりで、慣れない赤ちゃんの世話も始まり、精神的に余裕がなく、正直なところ、お見舞いに来てくださった方に対応するのはとても無理な状態でした。
でも、母がちょくちょく様子を見に来てくれたのは本当に助かりました。とにかく汗をかくので、パジャマを洗濯して持ってきてくれたりして助かりました。
暇だろうと本をもらったことがありましたが、読む余裕はまったくなかったため、正直いってありがた迷惑でした。
母が母乳育児におすすめだと言って、団子を持ってきてくれたことがありました。母乳を与えるようになると栄養が不足しがちになるので、これはとてもありがたかったです。
できれば短時間で済ませてほしい
入院していた病院では、午前中やお昼ぐらいの時間帯は、産後の健診や赤ちゃんについての説明などがあったので、お見舞いの時間帯は、基本的には夕方ぐらいが助かります。
とにかく、お祝いに来てくれた人に「頑張ったね」「お疲れ様」と言ってもらえると、あぁー赤ちゃんを産んだんだな、お母さんになったんだなと実感して、安心できした。
少し困ったのは、何をするわけでもなく、暇つぶしのようにダラダラと長い時間いたうえ、食べた物のゴミまで置いていった友人には少し困りました。
お見舞いでいただいて1番嬉しかったのは、子供のものではなく私の大好物のお菓子です。頑張ってよかったと、少し癒されました。
食事の時間のお見舞いはやめてほしい
出産のお見舞いは、できれば2日目以降に来て欲しいです。当日は、正直体がまだ痛かったり、疲れがどっと出てくるからです。
また、夕飯の時間帯なども避けて欲しいです。赤ちゃんが寝てる間に、さっとご飯を食べたしまいたいのに、お見舞いくると食べるタイミング逃したりするからです。
出産のお見舞いです嬉しかったのは、県外に住んでいる兄弟が出産するのを待って、有給休暇を使って赤ちゃんを見に来てくれたことです。
逆に、嫌だなと思ったのは、赤ちゃんの性別について言われたこと。
赤ちゃんは男の子だったのですが、せっかく出産したのに、「女の子じゃなくて残念だったね」と勝手なことを言われて、とても嫌な気分になりました。
出産のお祝いに、子どもの名前のスタンプをいただいたのはとても嬉しかったです。将来、幼稚園や学校で役立てようと思います。
風邪ひきの子供をつれてお見舞い
出産のお見舞いはもちろん嬉しいのですが、産後の入院2日間はとても体が疲れているので、避けて欲しいのが本音です。
産後の入院中といっても午前中は沐浴指導や授乳指導が入っていたりとするので、午前中は避けて欲しいなど、欲を言えば色々とでてきます。
お見舞いに来るとみんなが「本当にお疲れ様」と言ってくれます。この一言が出産後は本当に嬉しく思います。
みんな色んなものをお見舞いで持ってきてくれました。オムツ、肌着、服など、何でも私は嬉しく思いますが、食べきれないほどのケーキには少し戸惑いました。
また、お見舞いで一つ残念な出来事がありました。
子供を連れてきた友達がいたのですが、その子は風邪をひいていたのか、咳がひどいうえ、鼻水をたらしていたのです。
まだ小さい子なので、産まれたての赤ちゃん向かって、容赦なく咳をしていました。子供に悪気はないとは思いつつも、内心はやめてほしいといった気持ちでした。
友達を責める気もありませんが、自分はこういう事がないようにしようと、いい勉強になった出来事でした。
大きなお見舞いの品は困ります
出産直後は心身ともにかなり疲れ果てています。出産後のお見舞いはいつがいいのかは、出産した時間帯によると思います。
夜に出産を終えているなら、出産後に睡眠を取ることができるので、翌日からはお見舞いは可能ですが、深夜や明け方に出産をした場合は、出産当日は避けたほうがいいですよね。
帝王切開の場合は、傷口の痛みが引き始める頃がいいので、2~3日開けてからでもお見舞いは遅くないと思います。
妊婦さんは朝方からしか睡眠を確保することが出来ないので、今から眠ろうとしていたところにお見舞いの方がくるのは正直キツと感じます。
私の場合は、忙しい親友がわざわざ仕事と子育ての合間に見舞ってくれて嬉しかったです。また、母乳が出るようにと、姉が温かいハーブティを届けてくれて本当に有難かったです。
せっかくお見舞いに来て頂いたのですが、長居して日常会話を続けられた人には正直困りました。普段の体調と全然違うので、長くても1時間程度でお引き取り願いたいところです。
出産祝いなどの心尽くしやご足労いただくのは大変感謝ですが、オムツをケースごと手渡されたときは困りました。
退院するときに赤ちゃんを抱っこし、着替えや荷物もある中で、オムツがとても重かったです。ですので、入院中のお見舞いには退院するとき荷物にならないものがいいですね。
子供連れの見舞いには要注意!
私が入院したのは、食事がおいしいと有名な産婦人科だったので、出産後の一番の楽しみが病院の食事でした。
事実おいしいお料理がでてきたので、夕食の時間帯には、できれば面会に来てほしくなかったなと思っていました。
とはいえ、仕事帰りの友人が時間を割いて会いに来てくれ、話し相手になってくれたことはとてもうれしかったです。
そんな中、仕事帰りの友人がお見舞いに来てくれたのですが、小学生の子供が学童帰りで着替える時間がなかったとかで、あまりきれいな状態でなかったのは正直迷惑でした。
気にはしてくれていたのですが、その子は生まれたばかりの赤ちゃんに興味津々。病室に入ってきたと同時に赤ちゃんに触れ、更には靴を脱いで私のベッドに上がっていました。
二人目だったので、寛大にできましたが、一人目だったらどうしていたかと考えてしまうような、つらい状況でした。
入院のお見舞いで一番うれしかったのは、音楽好きな友人が赤ちゃんと聞いてほしいと持ってきてくれた自作CD。退院後、赤ちゃんとゆったりした時間を与えてくれるものでした。
お見舞いにいろいろな物をいただきましたが、CDは赤ちゃんと私が共有できる時間を作ってくれるプレゼントだったので、とても印象に残っています。
お見舞いの時間は30分以内に
産後は想像以上に体力を消耗しているので、お見舞い時期はせめて産後2日目以降にしてほしいと思います。
また、あまり滞在時間が長いと疲れてしまうので、少し迷惑だと感じてしまいます。30分程度で切り上げてもらえると丁度良いかと思います。
しかし、遠方からわざわざ義父母が来てくれるのは、孫の誕生を心待ちにしていたという気持ちが伝わるので本当にうれしかったです。
お見舞いに来ていただく際には、みなさん何かしら手土産を持ってきてくださるのですが、ケーキなどの甘い洋菓子を持ってきてくださる方が割と多く感じました。
乳腺のよくないと助産師さんから注意されてしまうので、洋菓子などは避けてほしいと思います。反対にフルーツをいただいた時はとても嬉しかったです。
友人の細かい気遣いに感謝
出産のお見舞いに来ないでほしいのは、出産直後です。
産後間もない時期は赤ちゃんのリズムもまだよく分からないし、授乳の感覚が短いので、お見舞いの方が来ると、授乳できなくなるので嫌だなと感じていました。
親戚が出産した当日にお見舞いに来たのですが、私は大仕事を終えたばかりで、とてもじゃないけれど対応することができませんでした。
逆にうれしかったのは、小さい頃からの友人が来てくれたこと。わざわざ遠くから来てくれたのに、私たちのことを考えて長居せずに、早々に帰った気遣いがうれしかったです。
出産のお見舞いにもらってうれしかったのは、お祝いのお金の入っていた封筒の中に一緒に添えられていた手紙です。
嬉しくなかったものは、ケーキです。食べたい気持ちはあるのですが、おっぱいが詰まってしまうので食べられず、困りました。
産後は身も心もピリピリ
出産のお見舞いに来ないで欲しい時期は、やはり産後間もない頃です。
産後3日間ほどは体もボロボロで、慣れない授乳やお世話に苦戦する頃ですので、とてもお見舞いの相手をする余裕はありませんでした。
そして、やはり朝早い時間や授乳の時間は避けて欲しかったです。
出産のお見舞いでうれしかった事は、実の妹が毎日お見舞いに来て、身の回りのお世話や赤ちゃんのお世話を進んでしてくれた事です
妹は出産を経験しているので、産後のつらさや心境も理解してくれています。そして、姉妹なので、気兼ねなく色々とお願いできるのでとても心強かったです。
逆に迷惑だなと感じたのは、それほど仲良くない友人が、出産を終えた途端お見舞いに来たいと連絡を毎日してきた事です。
何年も会っていないし、連絡先も知らないような仲なのにもかかわらず、誰かから連絡先を聞いて連絡をしたようです。産後はピリピリしていたので、迷惑に感じてしまいました。
お見舞いにもらってうれしかった物は、花束です。寂しくて心細い病室の中にお花を飾るとそれだけで幸せな気持ちになって癒されました。
逆にもらってうれしくなかったものは、日持ちしないプリンなどの生菓子です。
食べたい気持ちは山々なのですが、毎日慣れない新生児のお世話に追われてそれどころじゃないので、結局消費期限が切れてしまい、とても勿体無いことをしました。
自分の友達や家族は全然OKなんですけどね…
出産後の2日目から退院までの間は、自分の家族や仲の良い友人にお見舞いに来てもらっても、抵抗はありませんでした。
入院中の方が、助産師さんたちがいる安心感があるし、ゆとりを持っておしゃべりができます。また、母子同室でなければ化粧をする時間も取れますしね。
退院してからしばらくは、自分たちのペースを掴むのに必死で、見舞いに来られても…と思うことがありました。
仲の良い友達や自分の親戚は愚痴も言えるし、家事も手伝ってもらえたりとうれしいこともあります。
逆に旦那側の親族は本当に勘弁してほしいです。疲れてイライラしている上、来客者に気を遣うなんて精神的に負担が大きすぎるので、はむしろ3,4か月は遠慮してほしいです。
出産祝いには、離乳食を作るためのブレンダーがうれしかったです。ベビー服などの好みが分かれるものは避けてもらいたいかな・・・。オムツも実用的でうれしいです!
普段ほとんど会わない人はご遠慮いただきたい
今から7年半前に長女を出産しましたが、旦那がよほどうれしかったのか、さまざまな人に連絡。そのせいで、たくさんの人がお見舞いに来ました。
産後は赤ちゃんのお世話などでほとんど眠れない状態なので、できれば親族以外には来て欲しくなかったです。
中には、私が1度しか会ったことのない、旦那の古くからの友人もやってきました。そんなに面識のない人に、産後間もないうちから来てもらっても、対応に困ると思いました。
あまりにもいろんな人が来たのでほとんど眠ることができず、お見舞いに関して嬉しかったことは1つもありませんでした。
また、お見舞いでさまざまなものをいただきましたが、複数の人がケーキを買ってきたのは大変でした。
病室が定員オーバーで、ホールのようなところで過ごしていたので、専用の冷蔵庫もなく、もらっても保管できずに困ってしまいました。
また、私自身が産後間もなくて世話もできない状態なのに、大きなお花の鉢植えを持ってきたのには、どうすることもできずに困ってしまいました。
子ども服や現金など、普段は嬉しく感じるものもいただきましたが、あまりにもの多くの訪問者に疲れてしまい、当時は全く嬉しくも思えない状況でした。
お見舞いはタイミングが大事
出産のお見舞いはとても嬉しいものですが、出産当日やその翌日は来てほしくありません。また、面会時間終了ギリギリの遅い時間も避けてほしいです。
出産は女性にとって人生の大仕事です。自然分娩の人も帝王切開の人も、出産のすぐ後は痛みを感じますので当日、翌日は身体を休める時間にさせて欲しいです。
面会終了時間近くでは夜寝る支度をし始める時なので、友達であればその時間は避けたほうがいいと思います。
お見舞いで嬉しかったのは、仕事の都合で年に1度くらいしか集まれない仲良しメンバーがみんな都合をつけて会いに来てくれたことです。みんなの優しさがとても嬉しかったです。
逆に困ったのは、義両親が面会の開始時間から終了時間まで、ずっといたことです。孫が可愛くて仕方ないのでしょうが、長時間の滞在は正直疲れてしまいました。
お見舞いでもらって嬉しかったのはプリンやクッキーです。病院食のデザート代わりにしたり、ちょっと小腹が空いた時に美味しく食べました。