妻が怖い夫とその妻の心理に関する記事

妻が怖い帰宅拒否症夫の嫁の心理!夫が今すぐできる対策3

妻が怖い帰宅拒否症夫の嫁の心理!夫が今すぐできる対策3

妻が怖い夫は男性の草食化に伴い増えています!自分より体力もパワーもあるはずの男性を怯えさせる妻は、どのような心理なのでしょう?そして妻に怯える男性の心理とは?妻の行動や心理を解説しながら、夫としてすべき対処法をご紹介します。

マーミーTOP  >  夫婦・家族  >  妻が怖い帰宅拒否症夫の嫁の心理!夫が今すぐできる対策3

妻が怖い…と男性に感じさせる嫁の心理とは?夫が身を守る対策3

妻を怖がる夫

昔は、「愛し合って夫婦になった男女2人は、身も心も寄せ合って残りの人生を一緒に過ごす」と考えられてきましたが、最近この常識が覆されて、離婚率は急増。さらに驚くべき問題は、その離婚の理由。なんと「妻が怖い」という理由で離婚に踏み切る男性が増えているのです。

自分が愛して信頼していた妻を、「怖い」と思ってしまうことはとてもツライことですよね。今回は、妻や子供が家庭で待っているのに、妻が怖くて家に帰れない夫の心理や妻の心理についてご紹介します。また、そのまま問題を放置することで予測される悲劇、夫がするべき対策などについても詳しく解説しますので、妻と自分をしっかりと理解し、1日も早く対策しましょう。

「妻が怖い」と夫を怯えさせる嫁5つの心理

「妻が怖い」と夫を怯えさせる嫁の心理

「妻が怖い」なんて男性の本音を聞かされると、女性としては「失礼しちゃうわね、ふん!」なんて思ってしまいますが、実はこれ、結構深刻な問題なんですよ。夫に不満を持ち、ついつい攻撃的になってしまう妻の心理とは?妊娠・産後・育児中の女性が抱きやすい本音をご紹介します。

夫にもっとしっかりしてほしい!

社会で男性並みの働きを要求される女性は、一般的にとても頑張り屋で男性よりも真面目。そのため、より完璧であろうとして家事も育児も頑張ってしまいます。そのため、夫が家事を手伝わなかったり世話を焼かせたりして、妻に手間をかけさせると、我慢ができずに「ちょっと、いい加減にしなさいよ!」とイライラした気持ちをぶつけたい心理になるのです。

夫が全く生活に非協力的であれば、責められても仕方がないのですが、中には夫も苦手な家事や育児を頑張ってしているのに「私の方が頑張っている」と妻が頭から夫を否定し、夫を正しく評価していないといった家庭も…。夫としてはツライですよね。

けれど、女性は男性に比べて体力が乏しいにもかかわらず、男性なら耐えられない程つらくても、気力でどうにか頑張っていることが多いのです。ですから、夫に助けて欲しいほど辛いのに、助けるどころか夫に寄りかかられると、「もっとしっかりして」「パートナーとして助け合えるように対等な存在でいて」という心理になり、イライラするのです。

早い時点から問題を解決したい

後ろ姿のカップル

一般的に女性は感情的で弁がたち、だからこそ「話し上手で楽しい」とか、「場を華やかにさせる」などの良い評価を受けることができますよね。ところがこの口の達者さ、夫から見ると夫婦仲を悪化させる目障りなものでもありますよね。ひとたび夫婦喧嘩が勃発すると、妻は一方的に不満や愚痴をまるで弾丸のように夫にぶつけ、自分の主張を通そうとしているように見えるでしょう。

妻の本音としては、問題を放置されることで次の問題が起こることがイヤなのです。女性は男性に比べて洞察力に優れている傾向があり、男性には気づきにくい問題点にいち早く気付くことがよくあります。それをほころびが小さいうちに夫に理解してもらい、二人で協力して家族の幸せを守りたいだけなのです。

妊娠で不安でしょうがない!

家の掃除をする妊婦さん

夫婦になって赤ちゃんを授かると、女性は母親になる喜びで幸せ一体になる反面、つわりや育児に対する不安などの心身の大きなダメージを受けることになります。こういった時に妻が一番頼れるのは愛する夫なのですが、自分の身体で赤ちゃんを育てることのない男性に妊娠した女性のつらさがわかるはずもなく、妻は自分の不安を抑えることができなくなり「あなたはいいわよね!」と攻撃的な心理が働くのです。

普段は感情のコントロールが上手にできても、妊娠中は赤ちゃんを体内で育てるためにホルモンバランスが乱れ、情緒的にも不安定です。可愛かった奥さんが突然妊娠を機に人が変わってしまってしまうと、男性はその変化についていけず、ただ慌てるしかなくなる人も…。

すると、そんな夫の姿に「こんなに頼りない夫で、赤ちゃんが産まれてから大丈夫なのかなぁ」と妻の不安はさらに膨らむのです。

産後の疲れでイライラしちゃう!

寝る女性の顔

出産は女性にとって大仕事。赤ちゃんが無事に生まれた後の女性の身体は、心身ともに大きなダメージを受けています。そんな疲れをゆっくり癒せたらいいのですが、産後の女性はひっきりなしの授乳、赤ちゃんの世話…と忙しく、睡眠時間も取れなくて自律神経まで乱れ、イライラを募らせていきます。

産後は、ホルモンバランスの乱れによっても産後うつや育児ノイローゼになりやすい、メンタル面で不安定な時期。子供の世話ばかりでストレスを発散させるための自由な時間すら取れない不自由さから、「私ばっかり大変!」と、怒りを夫にぶつけてしまうのです。

育児をもっと手伝ってほしい!

子供と話をしているパパ

最近は「イクメン」といって、育児に積極的に参加する男性が増えています。ですが、まだまだ育児は母親が中心。子供の幼稚園や小学校などの保護者会の活動、子供の習い事、子供同士のお付き合いまで、父親よりも母親の方が圧倒的に役割は多いですよね。そのため、育児に積極的ではない夫に不満を持つ女性は多いです。

子供のいたずらの後片付けや、子供がトラブルを起こしたときの謝罪、子供を叱って嫌われ役も引き受けなくてはいけないのが母親。心に理不尽さを抱えているときに、夫が子供とにこやかに過ごしている姿を見るとどうにも納得がいかず、「もっと子供の面倒を見てよ!」と夫に詰め寄って、怖がらせてしまいます。

妻を怖いと感じる男性の心理5つ

「恐妻家」という言葉にはどこかコミカルなイメージがありますが、妻を怖いと恐れる男性にはこういった明るい雰囲気はなく、「妻から精神的な嫌がらせを受けた」と心に傷を負っています。心から愛して将来を共にと願った女性に、どうしてこんな恐怖心を抱入れしまうのか、男性側の本音を聞いていきましょう。

自分が我慢すればいい…

我慢する夫

夫婦で一緒に暮らしていれば、どんなに仲の良い夫婦でも夫婦喧嘩くらいはするものですよね。初めのうちは妻の口喧嘩をしてもちゃんと自分の意見を言えるのに、だんだん口達者な妻にかなわなくなってくると、男性は「相手は女性なんだから」と自分の感情を押し殺して、黙ってしまう傾向があります。

夫が黙れば、妻としては「ちゃんと向き合ってくれていない」とムキになってしまうのですが、男性の方は次第に「何を言っても無駄」と思い込むようになります。そして最終的には、どんなに妻が理不尽なことをしても無抵抗になってしまうのです。

妻に対して緊張してしまう…

生活する中で自分の主張ができなくなると、夫婦のバランスが崩れて、何かと妻が優位に立つようになります。すると、夫が反発することで妻が攻撃的になりやすくなり、男性はだんだんと疲れ切り、早く嵐が通り過ぎるのだけを期待して待つようになってしまいます。

やがて、普段もできるだけ妻の逆鱗に触れないように考えるようになり、妻の不機嫌そうな表情やため息、舌打ちや冷蔵庫のドアを開け閉めする音など、妻のやる事なすことに怖いと感じて緊張感を覚えてしまうように…。こうして、夫にとっては家の中がくつろげる空間ではなくなってしまい、次第に家から足が遠のいてしまうのです。

妻に逆らえない…

一般的に男性は、口喧嘩ではなかなか女性に勝てません。それは女性を傷つけないという優しさであることも…。一方、女性はどうしても腕力で男性に勝てないので、言葉がきつくなってしまう傾向がありますよね。けれど、そんな妻の言葉で心に深い傷を負ってしまう男性も多いのですよ。

妻の言葉がトラウマになってしまうと、男性の心の中には、「二度と同じ思いはしたくない」という自衛本能が働きます。そのため、妻の言葉には逆らえなくなってしまい、委縮しながら家庭生活を送らざる得なくなってしまうのです。

妻が理解できない…

結婚した初めの頃は、可愛い、可愛い奥さんだったのに、夫婦として一緒に暮らしていくにつれて攻撃的になって横暴にふるまう妻を見ると、男性はあまりの妻のギャップに愕然としてしまいます。以前の妻の姿を知っているからこそ、今の妻が理解できないのです。

そうなってしまうと、いわば自分の家の中に見知らぬ他人がいるような、それどころかモンスターがいるような気になってしまうことも…。そうして、次第に家に帰ることが苦痛になってしまい、家庭を顧みなくなってしまいます。

自分は役立たず…

落ち込む夫

基本的に女性から見て、男性の家事や育児への評価は低く、男性がどんなに頑張っても100点満点はもらえません。頑張っても、頑張っても妻からは良い評価をもらえないと、男性はすっかり自分に対して自信を無くしてしまい、家事も育児も、家に居ること自体も楽しく感じられなくなってしまうのです。

女性は家事に対するこだわりも強いので、洗濯の仕方や掃除の仕方など、自分とはやり方の違う男性が許せずに「どうしてこんなこともできないの?」と軽く言ってしまうのですが、自分に自信を無くしているときにこういった言葉を聞くと、男性はまるで自分が役に立たない人間だと思うようになってしま、人生に希望が持てなくなってしまいます。

妻が怖いまま放置することで起こりうる悲劇

分かれ道

皆さんは「帰宅恐怖症」「帰宅拒否症」という言葉をご存知でしょうか?これは文字通り、夫が自宅に帰ることに恐怖を感じて拒否するようになり、口実を作って帰宅時間を遅らせたり、頻繁に外泊をするようになったりしてしまう症状のことです。

妻に対する恐怖心や嫌悪感を放置しておくと、どんなに愛する子供がいても、男性は恐怖の対象である妻がいる家庭に帰ることができなくなり、最終的には結婚生活が破綻して離婚という選択肢を選ばざるを得なくなってしまいます。

自宅は本来、愛する家族が待つ最も心が休まる場所であるべきなのですが、妻に恐怖心を持ってしまうと、夫には疲れを癒して心を休める場所がなくなってしまいます。始終緊張していることで自律神経系の乱れ、うつ病の発症、男性更年期障害の悪化など、心身への大きなダメージを受けてしまうことも…。つまり、妻が怖い状態を放置するということは、夫婦ともに一生の傷を残し、防げるはずの悲劇を引き起こしてしまう可能性があるのです。

妻が怖い夫が身を守る対策3つ

男性は本来群れを守るボス的な役割を持っていて、危険を感じる能力が高いといわれています。だからこそ「妻が怖い」と思ってしまうと、危険=妻を避けようとしてしまうわけですが、残念ながら妻を避け続ける生活はそのまま引き延ばしておくことはできません

夫婦関係は一足飛びに良くならないかもしれませんが、将来的な妻との良い関係を考えて、自分の身を守るためにも自らアクションを起こしていきましょう。

自分から妻に笑いかけてみる

妻に笑いかける若い夫

「妻が怖い」と思い込んでいると思いつかないかもしれませんが、もしかしたらあなたの奥さんもあなたと同じように夫を理解できなくて、攻撃的になっているのかもしれません。結婚して家族になった男性が、突然自分を避け始めてよそよそしい態度になってしまうことは、妻にとっても怖いこと。ですから、自分から妻に笑いかけて「何も変わっていないよ」という態度を示してあげましょう。

夫に対して八つ当たりをしてしまった女性は、多かれ少なかれ自分の言動を後悔し、夫の出方を不安に思っています。そういった時に男性側から寛容な態度をとってあげると、妻も安心して謝罪ができますし、その後の関係の改善もスムーズに進みやすくなりますよ。

必要以上に妻を避けるのをやめる

夫側の気持ちとしては、妻がしつこくあなたを追い詰めたり、口喧嘩をふっかけてきたりすることで「妻が怖い」と思っているのかもしれませんが、妻には妻なりの、逃げる夫を追いかける理由があります。あなたが生活を何とかしたいと思っているのと同じように、妻も夫との良い関係をあきらめきれず、あなたを追いかけているのだと考えることはできないでしょうか?

もともと気心知れた相手が、自分からどんどん離れて行ってしまいことは、とても悲しく、寂しいことです。自分の妻に対する恐怖心をちょっとだけおさえて、妻を避けるのをやめ、妻と少しずつ向き合っていく努力をしてみましょう。

妻にいたわりの言葉をかける

妻が夫に対して攻撃的になってしまった理由を、あなたは考えたことがありますか?それは妻があなたに言い続けている、「もっと家のことを手伝ってよ!」という不満以外にありません。男性がどれだけ妻を労わっていると自分を評価しても、妻が不満を抱いていれば、妻にとって夫の労いは充分ではないのです。

男性が妻や会社から正当に評価されたいと思っているのと同様に、妻も夫から頑張りを評価してもらいたいのです。夫婦の関係が悪くなっている時ほど、妻が普段から文句を言いつつもこなしてくれている家事や育児に、感謝の気持ちを言葉にして表して、関係の改善をすすめていきましょう。

「妻が怖い」を克服しようとするのはやめましょう

ソファで会話をする夫婦

男性の心の中の「妻が怖い」という気持は、昨日今日できたものではなく、結婚してから徐々に、徐々に、心の中に溜っていった、ビンテージワインの瓶の底にたまった澱のようなものです。そういった澱は、いきなり取り除こうと焦ってしまうと散って取り除くことが難しくなるように、妻が怖いという気持も焦って克服しようとしては、心に無理がかかってしまいます

恐怖心や嫌悪感がある時に、自分からその対象に歩み寄ることは、「俺が被害者なのに!」と憤りを感じるかもしれませんが、夫婦の問題は時間が経つだけでは解決できません。もしあなたが家族や自分の将来を考えて、妻が怖いという気持を何とかしたいと思うなら、恐怖心を克服しようと考えるのではなく、生活を変えるきっかけを作ろうと考えて、自分から一歩を踏み出す勇気をもって下さいね。

この記事を書いたライター
羽根田るみこ

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!