離婚を決断した瞬間に関する記事

『離婚を決断した瞬間&出来事・離婚経験者が語る体験談8』

離婚を決断した瞬間とそのときの出来事。結婚生活にピリオドを打つやりきれなさは新しい生活への意思となります。

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妻が離婚を決断した瞬間&出来事

カップルの時とは違って、結婚生活では簡単に離婚をするわけにも行かないもの。さらに子供もいるとなると離婚は最終的な決断となりがちです。いつもはぐっとこらえている夫婦の溝ですが、そのすれ違いを埋められず離婚といたるとき、通常はなんらかのきっかけがあるわけで…。今回は8人の離婚経験者に離婚を決断した瞬間や出来事を聞きました。

Qあなたが離婚を決断した瞬間&出来事は…

これまでぐっとこらえていた「夫婦の溝」。8人の離婚経験者が我慢の限界を迎えた「離婚を決断した理由と出来事」をとは…

修復困難な亀裂を感じたとき

洋子
30代

A若気の至りの結末

前夫と出会ったのは私が大学生の頃でした。一人暮らしの貧乏学生だった私はアルバイトの応募である居酒屋に行きました。そこの店長をしていたのが20代後半の彼でした。後から彼は私に一目ぼれだったと言っていました。当然採用になり、彼と一緒に働く内に付き合うことになりました。その後すぐ同棲が始まり、半年後妊娠。学生結婚をしました。しかし、妊娠直後彼が「本当に俺の子?前の奴の子じゃないの?」と一度聞いてきた事がありました。すぐに謝ってくれたものの不信感が残ったままになっていたのでしょうね。それからは私はきっと彼を信用できなかったのです。

大学を何とか卒業して就職したものの、慣れない育児と仕事のストレスが溜まりうつ病に。帰りは夜遅く家事を手伝だってくれない夫にもイライラし喧嘩ばかりするようになりました。その頃夫は店のアルバイトの子と仲良くなりメールや誕生日プレゼント交換をしたり、一緒に帰ったりしていたのです。夫は「何もなかった」と言いましたが、それが決定打でした。お互い話をせず既に思いやりも持てなかった関係でした。子供は夫も大好きでしたが夫婦仲が悪いより離婚を決断しました。

メタル
29歳

A離婚した方が未来があると思えたのです

子供が2歳になった時に離婚をしました。原因は色々ありますが、元旦那の仕事が忙しく、家族に関心がなかったからです。私は家のことや育児を一人でこなし、だんだん会話がなくなっていったのです。不仲になって1年間、話さなくなって半年間、子供がいることで離婚することに非常に悩みました。
離婚を決断した理由はいくつかありますが、1つにこの家族の未来が見えず真っ暗であるように感じたからです。子供を育てるだけで楽しみも一切なく、家族の会話もなく、子供が大きくなってこの環境に身を置く方が辛いのではないかと思ったのです。

日々また、離婚する半年前には派遣社員として一定の収入を得るようになり、育児と仕事の両立に慣れてきたことも理由の一つです。派遣社員になる前は、アルバイトだったので収入として少なかったのです。元旦那とは半年以上一切会話をしていなかったので、お互いこの状況に耐えられず、簡単に話し合った結果、私が少し離れたところに引っ越し、子供と2人で暮らすことに決めたのです。

どうしても許せなかったこと

Voila
30代前半

A子供をおいて離婚した私は冷たいですか?

私と元夫には当時2歳の息子がいました。産後、何度も離婚を考えました。私たちは結婚後、すぐに家を建てました。私の許可なく、彼の親が勝手に家の土地に家を建てる契約をしてきたものの、内装やつくりは夫婦で決められたのでその時はお祝いとしてしかたなくうけとるしかありませんでした。彼の実家のすぐとなりの大きな土地です。子供がうまれるまではそれなりのプライバシーもありましたし、がんばれましたが、やはり子供が生まれてからはとても耐えられるものではなく、なにより里帰り出産をしなかった私の世話をお舅さんがすることを彼が受け入れたということが信じられませんでした。

産後の女性は水に触ってはいけない、体を冷やしてはいけないと炊事・選択は彼の父親がすべてしてくれました。私の下着まで洗ってくれたのです。信じられません。感謝はしていますが、それを許してしまった彼を許すことが出来ず、思いとどまる場面もありましたが、結果的に離婚を決断しました。離婚後わたしは小さなアパートへの引っ越しを決めていたので、元夫の持家なら経済的にも苦労させないだろうと子供の親権とともに子供を置いてきました。今でも後悔はしていません。

ミカリン
40代前半

A夫が暴力的になってしまった為、離婚をしました。

夫は現在45歳ですが35歳を過ぎたあたりからお酒を飲んでの帰宅が多くなり、さらに会社でのストレスなのか段々と家でも無口になってきて…。ある日の朝、私が「最近少し飲み過ぎなんじゃない」のと軽い感じで注意した所いきなりお前に何がわかるんだと言われると同時に平手打ちが飛んできました。今まで一度も親からでさえも手を挙げられたことも無かったのに平手打ちを受けた私は初めはどう対処していいのかわからずにただ茫然としたままでした。主人が会社に出勤した後で、それまで感じたことも無いほどの怒りがこみあげてきてしまい、主人の使っていた湯呑を床にたたきつけて割ってしまいました。

そこに小学6年になった娘が出くわしてしまい「ママ大丈夫」と気遣ってくれたので我に返ることができました。その子と下の幼稚園に通う男の子をそれぞれ送って行ってからすぐに実母に電話して朝の出来事を伝えたら母はすぐに子供を連れて実家に帰っていらっしゃいと言われました。私は子供達の帰宅を待って少しの荷物を持ってすぐさま実家に帰りました。3日程して主人からメールがありましたが全て無視しました。その後弁護士を入れて別れました。養育費ももらっていません。

子供への愛情の違い

ゆいさん
32歳

A子どもに対する愛情はお金では買えない

私は授かり婚のため若くして結婚、出産をしました。私より2歳年下の夫は21歳で父親になりました。私は男の人も子どもができたら父親の自覚を持ち始めて、子どもが産まれたらすぐに父親としての愛情を注いでくれるものだと勝手に思っていました。しかし子どもが2歳くらいになるまではどうしても母親にべったりになってしまいます。そこで「自分は必要ないんだ」と思ってしまい育児を私任せにするようになってしまいました。

たまに手伝ってくれたときにもっと褒めたりすると良かったかなと今になって思いますが、その時は精いっぱいで感謝することができませんでした。離婚を決断したきっかけは「父親がいなくても子どもは育つ」と言った一言でした。そんな考えの人が子どもの父親である必要はないと思い離婚することを決めました。

らぶりん
40歳

A子どもの言葉がきっかけになりました

いろいろな原因がありましたが、総じて性格の不一致や価値観の違いから離婚を考えるようになりました。ですが、子供もいるため、簡単には離婚できない、生活のこともある、またなによりも子供を片親にしてしまうのは不憫だと思い、離婚を思いとどまっていました。

ですが、自分の中で日に日に離婚を考えるようになり、そうした態度が生活にも表れていたようで、主人ともくだらない理由でのケンカが多くなってきていました。そんな様子を見ていた子供が「別に離婚しても自分は大丈夫だよ」といった一言がきっかけとなりました。子供なりに私達を見て、いろいろと感じていたのかと思うと、とても申し訳ない気持ちにもなりましたが、一方で離婚への気持ちを後押しされた一言でした。

出会いがあって

千葉県99
39歳

A私が今の旦那と離婚を決断した瞬間

旦那と決断をした理由は仕事先でとてもいい出会いを経験したからです。旦那がいるのに不埒化と思いますが人生どうしても止められないものってあるのですね。普通に主婦をしていた私は子供を産んでからしばらくは家にいました。だけど親の勧めもあって職場で働くことにしたんです。そこで、一人意気投合する人を見つけてしまって。その人にこちらからアプローチしてしまいました。

しばらくは何もなかったんですれど、ある時一緒に映画を見ていて安らいだ時にそれが本当に私の求めているものだと感じてしまったんです。だからもう今の旦那とは一緒にいられないと思い、何度か罪の意識に苛まされながらも、私はその職場の出会った人と生きていく決意をしました。勝手気ままなふるまいかもしれないですけれど、それが私の幸せの道と思いましたし今は本当に幸せに暮らしています。

両親への相談がきっかけで

あや
30代後半

A子供がいても離婚を決断出来た理由

7年間、夫婦生活を過ごしてきた私と夫は、お金関係で離婚する流れになりました。 夫の趣味である車の購入費用のために、夫が私に内緒で借金をつくったので、それが私達に大きな亀裂を生んだキッカケになりました。私達には今年で5歳になる子供がいて、子供の将来を考えると離婚するべきではないのだろうかと、凄く悩みました。その時の私は子供が大人になるまで養っていく事への不安があったのですが、私の夫に対しての心は既に冷めきっていて、このままの状態で生活をしていていいのだろうかと考えたりしていました。

一人で考えていては何も解決はしないので、このことを親に相談することにしました。 相談をしてみると案外、親は離婚には反対をせずに、子供に対してはできる限り、金銭面的な事でも援助はするよと言ってくれたおかげで、私は離婚をするという決断を下すことができました。 離婚した当初は色々と大変な事がありましたが、今では親と一緒に住み、子供の面倒も見てくれるので、これからの新しい人生を頑張っていこうと思えることができました。

離婚を決断するのは忍耐が振り切れた瞬間

いわずもがな、離婚とは結婚生活の終わりの形。それまで我慢して続けてきたり、どこかに希望を見出そうとしていた結婚生活に見通しがつかなくなったときこそ、糸がぷっつりと切れるように離婚後の生活を選んでしまう瞬間なのかも知れません。離婚決断…簡単とはいかない結婚生活の終わりを選ばざるを得なくなる理由は様々でも、それまで積み上げてきたものを崩すことはやりきれないからこそ、新しい未来を選択する中に幸せをしっかりと見出したいですね。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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