エクセル家計簿の作り方に関する記事

エクセルで簡単!長続きするオリジナル家計簿の作り方と無料テンプレート

エクセルで簡単!長続きするオリジナル家計簿の作り方と無料テンプレート

エクセルに苦手意識があるママでも大丈夫!画像付きで1から分かる、簡単なエクセル家計簿の作り方を徹底解説。自動計算で電卓いらずになり、月末の集計作業が劇的に短縮されます。食費やベビー用品代など、自分の家庭にぴったりの費目を設定して、無理なく続けられる仕組みを作りましょう。

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エクセルで簡単!長続きするオリジナル家計簿の作り方と無料テンプレート

毎日子育てや家事に追われる中で、皆さんはどのように家計簿をつけていらっしゃいますか?
「手書きの家計簿は、後からレシートの書き忘れに気づくと修正が大変」「子供が泣いている横で電卓を叩いても、何度も違う数字が出てしまってイライラ…」「市販の家計簿は使わない費目が多くて書きにくい」など、けっこう大変でなかなか長続きしないという声が多く聞かれます。

そんなママたちにおすすめなのが、エクセルで作るオリジナルの家計簿です。エクセルで家計簿を作って簡単な計算式をいれておけば、電卓を叩き直す必要はなく、レシートの金額を入力するだけで正確な数字が自動で出てきます。さらに「おむつ代」「おでかけ費」などご家庭のライフスタイルに合わせて費目を作れるので、直感的に書き込めて長続きします。
計算といっても難しい関数やマクロはまったく必要ありません。さらにエクセルなら、毎月の収支の推移をパッと見て分かるグラフにすることも簡単です。

「仕事で使ったことがないからエクセルは難しそう…」というイメージがあるかもしれませんが、操作は意外とシンプルです。使いたい機能がどこにあるかわからないときは、まずは画面上で右クリックしてみましょう。基本的なエクセルの操作は、多くが右クリックのメニューから選べるので難しく構える必要はありません。

なお、エクセルはバージョンにより、画面構成が違う場合があります。以降の画像はExcel2010での画面になりますので、お使いのバージョンに合わせてボタンの位置などを読み替えて進めてみてください。早速、忙しいママでもサクサク入力できる家計簿の表を作ってみましょう。

まずはベース作り!家計簿を表形式で作ってみましょう

見やすい家計簿は、たった3つのシンプルな表を作るだけで完成します。ベースとなる表を一度作っておくだけで、その後の家計管理がとっても楽になりますので、赤ちゃんがお昼寝している隙間時間などにぜひ挑戦してみましょう。

1. 日々の支出を入力する「家計費の表」

50行の表で作られた見やすい家計簿のベース

図のように、横に7列・縦は一か月分として50行程度の表を作りましょう。
(縦の行数はここでは50行としましたが、「毎日ちょこちょこ買い物に行くから行数多めがいい」「週末のまとめ買いがメインだから少なくていい」など、ご家庭の買い物頻度に合わせて好きな行数で作っていただいてかまいません。後からでも増やせますが、最初から多めの行数で作っておく方が、途中で足りなくなる焦りがなく安心です)

エクセルで家計簿を作るための範囲選択

まず、表を作りたい範囲(縦52×横7のセル)をマウスでドラッグして範囲選択します(選択された部分は水色などでハイライト表示されます)。

エクセル家計簿の書式設定

次に、ハイライトされた部分の上で右クリックし、「セルの書式設定」→「罫線」の順に選んで線を引きます。

エクセル家計簿の書式設定の詳細

二重線や太線などの装飾は、操作に慣れてきてからいつでも変更できるので、まずは一番シンプルな普通の格子状罫線を引きましょう。(二重線に変更したい場合なども、同じく右クリックからの操作で選択できます)

エクセル家計簿の項目の入力方法

次に、表の一番上の行(横)に「No」「日付」「費目」「品名」「収入」「支出」「備考」といった項目を入力します。ここが手作りならではのメリット!ご家庭に合わせて使いやすく変えてかまいません。
「品名まで細かく書くのは面倒だからいらない」「『お店の名前』欄を作りたい」など、自分がレシートを見て入力しやすい項目にアレンジしてください。

オートフィルで簡単に連番付

次に、「No」の列に番号をふりましょう。全部手入力しなくても、最初の「1」を入れたら、そのセルの右下部分にマウスカーソルを合わせます。カーソルが十字(+)に変わった所で、下へ向かってドラッグします。
そのままドラッグした後に表示される右下の「オートフィルオプション」から「連続データ」を選ぶだけで、あっという間に50番まで連番が入力されます。

さらに、入力する行が多くなると「今どこを入力しているか目がチカチカする…」という事態を防ぐため、一行おきにお好みの塗りつぶし色をつけてシマシマ模様にするのがおすすめです。色をつけたい行をドラッグで範囲選択して、右クリック→「セルの書式設定」→「塗りつぶし」の背景色から好みの色(薄いパステルカラーが見やすいです)を選択します。

複数セルを選択して色付けする

何行もまとめて同じ色にしたい時は、1行目を範囲選択したあと、キーボードのCTRLキー(Macの場合はCommandキー)を押しながら別の行を選択していくと、複数行を一度に色付けできて時短になります。

合計の値を出すためにセルを結合する

表の一番下には、1ヶ月の合計を出す欄を作ります。複数のセルを範囲選択して右クリック→「セルの書式設定」→「配置」タブの中の「セルを結合する」にチェックをいれます。
たったこれだけの作業で、日々のレシートを入力するメインの表が完成です。

2. お金の使い道を把握する「費目ごとの集計表」

エクセル家計簿に費目の表を追加する

メインの表の右側には、何にいくら使ったかを分類する「費目の表」をつくりましょう。同様に範囲選択→右クリック→罫線で表を作ります。
ここに載せているのは一般的な例ですが、「ベビー用品費」「レジャー費」「習い事代」など、ご家庭の予算管理で知りたい項目を自由に設定できるのが、自分で作る最大の強みです。

なお、左端の「費目」という文字が縦長にセル結合されていますが、これも右クリック→「セルの書式設定」→「配置」タブでセルを結合し、方向を「縦書き」にすることで作成できます。

3. 今月いくら残ったかが見える「収支と繰越の表」

エクセルの下に合計値を出すための表を追加

費目の表の下などに、縦4行×横2列の小さな表をつくり、図のように「前月繰越」「収入合計」「支出合計」「翌月繰越」と入力しましょう。これを作っておけば、月末に「結局今月は赤字だったの?黒字だったの?」が一目で確認できます。
以上で表の枠組み作成は完了です。

めんどうな計算をエクセルにお任せ!自動計算の関数を入力しよう

枠組みができたら、次はいよいよ「自動計算」の魔法の呪文(関数)を入力します。これを一度設定しておけば、入力ミスをして数字を打ち直しても自動で合計が修正されるので、電卓のイライラから解放されますよ。

収入と支出の合計を出す

この表では、毎日の収入を入力する欄がF列の4行目から53行目(F4〜F53)まであります。そこで、収入の合計を出したいセル(F54)をクリックし、=SUM(F4:F53)と入力します。入力はすべて半角英数字で行い、必ず最初のイコール(=)から打ち込んでください。
同様に、支出の合計を出したいセル(G54)には=SUM(G4:G53)と入力します。ご自分で作った表の行数や列の位置に合わせて、カッコの中の数字(セル番号)を変更してください。

繰越欄を連動させる

「前月繰越」の欄には、先月の家計簿から余った残高を手入力します。その下の「収入合計」「支出合計」欄には、わざわざもう一度数字を打ち込む必要はありません。
収入合計のセルには半角で=F54(さきほどSUMを入れたセル番号)
支出合計のセルには=G54と入力してエンターキーを押せば、メインの表の合計金額がそのままポンッと表示されます。

最後に「翌月繰越(今月の最終的な手元に残ったお金)」を出します。これは「前月からの繰越金 + 今月の収入 - 今月の支出」なので、該当するセル番号を使って=H56+H57-H58と入力します。
※半角入力の状態で、プラス記号(+)はキーボードのShiftキーを押しながら「れ」のキー、マイナス記号(-)は「ほ」のキーのみで入力できます。
以上で計算式の設定は完了です!

忙しいママを助ける!使い勝手がアップする便利な小技

基本の家計簿は完成しましたが、エクセルならではの便利な機能を少し足すだけで、毎月の入力作業がグッと快適になります。

見出しが消えない!「ウィンドウ枠の固定」

エクセル家計簿を見やすいように固定する

家計費の入力が月末に近づき下にスクロールしていくと、上の方にある「日付」「費目」といった見出しが見えなくなってしまい、「ここは収入の列だっけ?支出だっけ?」と迷ってしまいますよね。
そんな時は、見出しの行を固定して常に表示されるようにしましょう。
固定したい行のすぐ下(たとえば見出しが13行目までなら14の行番号全体を選択)をクリックした状態で、上部の「表示」タブから「ウィンドウ枠の固定」をクリックするだけです。これでいくら下へスクロールしても、見出しが常に画面上部に残ってくれます。

来月もそのまま使える!シートとブックのコピー

せっかく苦労して作った計算式入りの家計簿ですから、白紙の状態で「原本」としてコピーしておきましょう。画面左下にある「Sheet1」というタブの文字を右クリックし、「移動またはコピー」を選択、「コピーを作成する」にチェックをいれてOKを押すと、そっくりそのままの「Sheet1(2)」が複製されます。

作ったエクセル家計簿をコピーして1年分作る

これを繰り返して12枚のシートを作り、それぞれのタブを右クリック→「名前の変更」で「1月」「2月」…と変えておけば、1ファイルで1年分の家計簿が管理できます。

ファイルの保存名は「2026年家計簿.xlsx」など、ひと目で何年の家計簿なのか分かるようにしておきましょう。年末になったら、このファイルをまるごとパソコン上でコピーして「2027年家計簿」に名前を変え、中身の数字を消せば、来年もまたゼロから作る手間なくすぐに使い始められます。

モチベーションアップ!家計の状況をグラフにしてみよう

毎月の収支合計が出たら、「今月は使いすぎたかな?」「順調に貯金できているな」という推移を一目で実感できるグラフを作ってみましょう。

グラフ化するための表作り

図のように、毎月の収入合計と支出合計を一覧にした小さな表を作ります(各月のシートから数字をコピーしてきても良いですし、ここだけ手入力してもかまいません)。

エクセル家計簿をグラフ化するための設定

次に、作った表全体をドラッグで範囲選択し、上部の「挿入」タブ→「グラフ」→「縦棒」→「2D縦棒」を選択すると、あっという間に図のようなグラフが現れます。
「折れ線グラフ」など好みの形を選んだり、「グラフツール」の「デザイン」から好きな色合いに変更したりと、自分が開いたときにモチベーションが上がるデザインにカスタマイズしてみてください。

視覚的に見やすいエクセル家計簿の完成図

数字の羅列だけでなく色付きのグラフにしてみると、赤字の月や支出が増えがちな季節が一目で分かり、来月の予算の引き締めなど家計の見直しがグッと簡単になりますよ。

すぐ使える!エクセル家計簿の無料テンプレート

ここまで作り方をご紹介しましたが、「パソコンを開く時間がなかなか取れない」「まずは完成品をさわってみたい」というママのために、今回作成した簡単エクセル家計簿のテンプレートをダウンロード出来るようにご用意しました。ぜひこちらをベースに、ご家庭に合わせて費目などをアレンジして使ってみてください。

※お使いのパソコンのエクセルバージョンによっては、レイアウトが多少ずれたり開くことができない可能性があります。

エクセル家計簿ダウンロード

エクセルで作る家計簿の最大のメリット

ご紹介してきたように、エクセルを使えば「おむつ代・ミルク代」などの費目を細かくわけたり、逆にざっくりとした管理で済むように項目を減らしたりと、使い勝手に合わせて自由にカスタマイズした家計簿を作ることができます。

「市販の家計簿の枠にはまらない」「計算が合わなくて挫折した」という方こそ、自分のルールで自動計算してくれるエクセル家計簿がぴったりです。
家計簿をつけるコツは、何よりも「どうやったら自分がストレスなく長く続けられる仕組みを作るか」にかかっています。

子供の成長とともにお金の使い道も変わっていくので、その都度エクセルでサッと項目を作り変えながら、ご家庭にぴったりの家計管理を見つけてみてください。毎月のモヤモヤしたお金の不安がスッキリと整理され、日々の生活がもっと快適になるはずです。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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