家計見直しと貯蓄のポイントに関する記事

『家計を見直したい!貯められない理由と見直すべきポイント』

家計の見直しのポイントを紹介します。貯金が苦手な主婦必見、固定費と変動費から家計のやりくりを見直しましょう。

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家計見直しのコツ!貯められない理由を知って効果的に節約する

どうしても貯金が出来ない…と毎日頭を抱えている主婦は実はたくさんいます。家計を預かる主婦は、日々食費や光熱費、お小遣いに交際費など節約に励み努力しています。それなのになぜかお金が減って行く、月末には足りなくなっている、しまいには支払いが滞る…なんてことになっていませんか?

しかし家計のことは、なかなか人に相談出来ないものなので自分で計算しては頭を捻りながら、主婦にとっては悩ましい毎月の問題となるでしょう。夫に相談したくても忙しいとか、とにかく任されているからやるしかないと、無言のプレッシャーを感じながらも日々の生活に追われているとなかなか家計の見直しをする機会は訪れません。

そこで、ここでは貯金が少し苦手な主婦や、これから少しずつでも貯蓄を増やしていきたいという主婦にとっては必見の家計見直しのポイントをご紹介します。

貯金が出来ない主婦の残念な特徴とは

主婦という立場でいながら貯金が出来ないって恥ずかしいこと?いえいえ、お金が貯まらない人は貯まらない考え方と貯まらない行動をしているだけです。まずは、貯金が出来ない主婦にありがちな考え方と行動パターンを挙げてみます。

収入と支出を把握出来ていない

家計を圧迫している無駄遣いの現状を理解していないと、毎月お金のダダ漏れ状態に繋がります。「とりあえず食費を節約しよう」「節電しよう」など、「とりあえず節約」を始めるけれど長続きしない人は、この収入と支出を把握していないタイプに多い傾向があります。

このタイプの人が生活費を節約し始めると、たちまち節約生活にストレスを溜め、イライラなど何かしらの悪い影響が出てしまいなかなかうまくいきません。要するに目標が明確でないために長続きしないのです。

外出先でお菓子をつい買ってしまうとか、自分に御褒美が多い人は、節約云々の前にムダを認識するところから始めましょう。

今の収入だけで生活&貯蓄をしようとする

貯蓄が出来ない人ほど、今の収入だけで生活と貯蓄をなんとか捻出しようと頑張ります。しかし、生活に必要なお金がほぼ収入と同額だとしたら、すでに貯蓄に回す余裕はありません。

このような状況で、どこで生活費を削るかという思考にたどり着いたとしても、ない経費の中から食費を削れば偏った食事になり、それこそ体調を崩し生活に支障をきたします。支出を削減しようと工夫を凝らすと同時に、収入を増やすことも考えて行動を変えていかなければ貯金は増えません。

現状に満足している

今の生活に満足している、今生活出来ればそれで良いという考え方では、お金が十分あったとしても貯金は出来ないでしょう。

要するにお金があるから逆に貯金が出来ないわけですが、将来を考えていないため衝動買いが多く、欲しい物も貯めなくても買えてしまうため貯金をする必要性がなく収入があっても一向にお金が貯まっていきません。

【固定費・変動費別】貯金を作る家計の見直しをしよう

家計の見直しには、まず「固定費の見直し」が最も削減効果が高いといえます。家計には固定費変動費の2つがあります。

固定費とは

固定費とは、毎月決まった額、つまり定額支払いが生じる家計支出項目です。細かく挙げてみると…

  1. 家賃(住宅ローン)
  2. 駐車場代
  3. 車のローン
  4. 保険料
  5. 新聞、NHK放送受信料、インターネットのプロバイダ料金
  6. 月、年会費
  7. 学校給食費
  8. 塾、習い事の月謝
  9. 年金、健康保険料

固定費は一度見直して削る作業をすれば、当分はその効果が持続する節約効果の大きな項目が多くあります。長いと数年、数十年という時間の流れの中で大きな効果を得られます。

固定費が少なければ少ないほど、現金で使える生活費を増やしたり、貯金に回せる金額を増やしたりすることが出来ます。固定費を削ることは食費を削ることよりも簡単でストレスがなく節約を実感出来るのでおすすめです。

節約効果が高い固定費は「通信費」見直しのポイント

月々の通信費って意外と高く支払っているものですが、通信費の節約と言っても具体的にどうすればいいか分かりにくいことも多くありますよね。家庭で使う「通信費」は大きく分けると電話代、インターネット代。まずはここからチェックしていきましょう。

固定電話・携帯電話

家族それぞれがスマホを持っていることも多く、一般家庭で「通話」よりも「通信」が増えたことによって、自宅の固定回線より毎月スマホ、携帯端末の通信費が2倍以上に増えてしまっていることもあります。

自宅で使う固定回線では、一般的な携帯電話会社の勧めるプランがありますが、意外と割高となっていることもあります。

プロバイダを見なおそう

プロバイダとは、インターネット接続業者のことです。このあたりは旦那さん任せの主婦も多いのではないでしょうか?携帯・スマホに家のパソコンに…と、よくインターネットを利用する家庭なら無くてはならないものですが、一度契約したっきりになってはいませんか?

実は、ネット回線は定期的に見直し、少し手間でも各社プロバイダの乗り換えキャンペーンなどを利用すると、大きな節約に繋がります。ただし、現在の契約を解約しなければならないため、契約期間が終わる前の解約には違約金といって料金の支払いが生じてしまうことなど、乗り換えの際は注意が必要です。

新聞

活字離れとなり少し寂しいですが、毎日新聞にちゃんと目を通していますか?新聞をやめると月約4,000円の節約となります。

家計の変動費を見直そう

変動費とはやりくり次第で減らすことができる項目です。家計の節約は「変動費の見直し」によってやりくりがいかにうまくいくかがカギとなります。

変動費とは

  1. 食費
  2. 交際費
  3. 保険費
  4. 娯楽費(ゲーム・本・雑誌・レンタルなど)
  5. 旅行、イベント
  6. 雑費
  7. 冠婚葬祭

変動費は、日々私たち主婦がなんとか工夫してやりくりしている部分でもあるので、節約方法も思いつきやすかったりします。

しかし、子育て中の主婦にとっては、子供の年齢や就園、就学時期によってもかかるお金が変わって来るので、成長期の食べざかりの子だと食費は否応なしにかさんできますよね。子供達には目一杯食べて大きくなって欲しい一方で、主婦の苦労は絶えません。

季節や月によっても額が変動するものもあるので、年間を通して毎月の家計状況を記録していくのが理想です。その中で家庭内における家計バランスを見ることが大切です。

家計を見直すポイントは続く支出管理

固定費や変動費を見直し、どの季節にどんな支出があるかを把握する家計管理の最大のポイントはやはり家計簿にあります。家計簿は月、年間を通してのお金の流れを知るだけではなく、節約金額が明確になるなど節約のモチベーションを保つためにも一役買っています。

お金を管理するには、手帳タイプの他にも自己流にエクセルで管理する方法や、家計簿アプリで簡単に管理する方法まで様々です。自分の性格にピッタリ合う家計簿を付ける方法を見つけるのも家計の見直しに重要な要素と言えるでしょう。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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