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『旦那が寝てばかり!妻が腹立つ心理とは?イライラ対処法6』

旦那が家で寝てばかりで、イライラが爆発しそう!という妻に、原因や夫婦一緒に改善に取り組むためのポイントを解説します。

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旦那は休日寝てばかり…実は病気?妻のイライラの原因と対処法6

「嫌いになったわけじゃないけれど、家の中で寝てばかりの旦那にイライラする!」なんてことはありませんか?子供以上に手がかかると感じる相手は旦那と感じている女性は多く、生活態度やすることなすことにイライラし、体調を崩す妻までいる程です。

そうはいってもイライラしていること自体、精神衛生上よくありませんし、なぜそこまでイライラするのか、心の整理ができていない妻も結構いて、耐えるだけの日々に辟易して頭に「離婚」の二文字が浮かぶことも…。
そこで今回は、妻がなぜ夫の態度にイラつくのかを分析しながら、寝てばかりでイラつく旦那への6つの対処法などについてご紹介します。

旦那が寝てばかりだと妻がイライラする原因

夫の何が嫌かと聞かれると、「いつもゴロゴロして寝てばかりなトコロ!」と答える妻は多いですよね。毎日頑張って外で働いている旦那様なら、少しぐらい寝てばかりでもいいはずなのに、なぜこんなにイライラしてしまうのか?妻の心理を考えていきましょう。

自分が休めていないストレス

自宅とは、ゆっくりとくつろげて休める場所のはずですよね。だから、本来は旦那様がゆっくりと寝転がってくつろいでいても、何の問題もないはず。ところが女性にとって自宅は、ゆっくりくつろげて休める場所ではありませんよね。

掃除に洗濯に食事の用意…。ゆっくりと自分の時間が持てても、ほんのひととき。たとえ休んでいても、夫や子供に「ママ~靴下どこ?」「ご飯まだ?」なんてプッツリ中断させられたり、赤ちゃんを子育て中のママなら授乳で夜の睡眠まで中断することになったりします。特に共働きの妻の場合、「俺は外で稼いでいるだろ!」という夫の言い訳に納得いかずにストレスを溜めるのは当然。

多少体力には自信がある妻だとしても、夫と同じように疲れますし休息は必要です。ところが、何も考えずにボーっと息抜きする時間や必要な休息がとれなければ、さすがにシンドイですよね。それなのに、自分が休めていない横でパートナーとして共に助け合うはずの夫が寝てばかりでは…。そりゃ~「あなたはナマケモノ?ここは動物園?」とイライラして当然でしょう!

子供がかわいそうになる

「普段は仕事が忙しくて家にいない旦那なのに、たまに家にいると思ったらゴロゴロ寝てばかり。その周りで子供が1人で遊んでいる…。」という光景を目の当たりにした妻は、いたたまれない気持ちになりますよね。

女性にとって、子供は自分の分身。パパにかまってもらえず、それでもパパの側を離れず遊ぶ健気な子供の姿を見ると、かわいそうで切なくなりますし、自分の存在も夫に否定されたような気分になってしまうので、訳の分からない苛立ちにならまされます。

子供がパパのことを大好きなら特に、「もっと子供をかまってあげて」とパパにお願いしているハズ。それなのに夫が寝てばかりでは…。こちらの言葉を無視しているようにも感じられ、「アナタ、日本語ワッカリマスカ~?」と、呆れてしまいますよね。

旦那の仕事の苦労が分からない

「夫が外で仕事を持ち、一生懸命働いで生活費を稼いでくれる」という事実、ほとんどの妻達は言われなくても良くわかっていますよね。ですが、家で寝転がっているだけの夫の姿からは、夫の仕事の状況も、どんな苦労をしているかも理解することができません

そのため「いつもゴロゴロしている」という怠け者の印象を持ってしまい、寝てばかりの旦那さんにイライラを募らせてしまうのです。何も話してくれなければ、妻は分かるはずないのです。「言わなくてもわかれよ」などと言われた日には、「は?私、いつからエスパーになったの?」と、ブちぎれたくもなりますよね。

ハッキリ言って邪魔

夫にとっての休日も、妻にとっては労働日。慌ただしく掃除をしたり、子供が散らかした部屋を片づけたり…。それなのに、旦那さんは協力するどころか、何も気にせずゴロゴロと寝てばかりでは、はっきり言って邪魔なだけ。

その状態に慣れてくると、「旦那は使えない家具や家電製品と同じもの」と思うようになってしまい、「もういらないかも…」なんて思う原因にも…。そんな気持ちと、夫を愛し家族を守りたいという気持ちの間で葛藤が生じ、イライラしてしまうのです。

子供が真似する

子供には「家のことをお手伝いして」「暇なら勉強しなさい」「テレビを見ながらゴロゴロしない」なんてしつけをしているのに、お手本になるべき父親がゴロゴロと寝てばかりいたら、はっきり言って教育に良くないですよね。

子供が成長するにつれて「パパだってやってるよ」なんて反抗されたら、もうたまりません。子供のためを思って頑張って注意しているのに、旦那のせいで家庭教育が進まないと、子供に対する怒りも全て旦那に向き、「元凶はお前さんじゃ~」なんて腹の中で怒りがグツグツわきあがり、イライラ攻撃を開始してしまうのです。

私のことをかまってくれない

結婚しても、何年経とうと、妻と夫は夫婦。相手を気遣わなくてもよい関係ではありませんよね。ところが、「旦那は私のことを放っておいて最近は会話もなく、家にいても寝てばかり…」という失礼極まりない態度を当たり前のようにされては、一緒にいてもつまらないですよね。

もちろん、それなりの理由があれば妻だって納得しますが、特に理由もなくそのような態度をとられるのであれば、何のために結婚したのか分からなくなり、夫婦の良い関係を維持しようがありません。旦那を愛する気持ちと、嫌いになりそうな気持の板挟みで、妻の心はついついイライラとしてしまうのです。

旦那は病気?休日寝てばかりの男性とうつ

「旦那は家では寝てばかり。休日はベッドからも出てこない…」という状態は、本人の性格の問題もあるかもしれませんが、あまり度を超えている場合や、結婚前とは全く違う様子であれば、家族としてうつ病などの病気を疑うことも大切です。

今、うつ病は社会全体で問題になっていますが、働き盛りの男性が仕事や交友関係などのストレスに悩み、うつ病になるケースは急増しています。うつ病は疲れや睡眠とも密接にかかわりのある病気。うつ病にかかると疲れが取れず、休日は気が抜けて体を動かすことも出来ずに眠り続けてしまうといった症状になるため、苦しむ男性も多いのです。

夫の年齢が40歳前後である場合には、更年期障害というリスクもあります。更年期障害は女性の方が取り上げられることが多いのですが、男性の身にもふりかかる病気です。男性の更年期障害は加齢による男性ホルモンであるテストステロンの分泌の乱れに起因しますが、女性の更年期障害と比べると精神的な症状がより強く表れる傾向があり、次のような、まさしく家の中で始終ゴロゴロするような症状が起きやすくなります。

  • 集中できない
  • 熟睡できない
  • やる気が起こらない
  • スッキリと目覚められない

更年期障害はうつ病への進展リスクも高いですし、実は30代でも若年性更年期障害になることがあります。いつも怠けているだけと思った旦那が、ある日突然病に苦しむようになってしまったというケースも多く報告されていますので、油断せずに夫の様子を確認して、必要であれば心療内科などの受診も検討するようにしていきましょう。

旦那が寝てばかりだと離婚しやすい!?

旦那が家で寝てばかりで何が一番困るかというと、夫婦のコミュニケーションが十分にとれなくなってしまうことです。夫婦は常に対等な立場で、家族を育てて、生活をするためにさまざまな共同作業をしなくてはいけませんが、コミュニケーションが十分にとれていないと夫婦がバラバラの動きをするようになってしまい、離婚などの危機を招きやすくなってしまいます。

旦那が自宅で寝ているばかりで、夫婦のコミュニケーションが取れていないと、ちょっとしたことをきっかけに言い合いになって、夫婦喧嘩から別居、そして調停、離婚へと最悪のパターンに進んでしまってもおかしくありません。

  • 妻は動かない旦那に不満を募らせて攻撃的になる
  • 旦那は自分を理解せずに口うるさい妻に対して不満を持って攻撃的になる

最悪のパターンを避けるためにも、旦那が寝てばかりであることを放置せず、コミュニケーションが十分取れる状態を維持できるよう対策していきましょう。

ニョン太
34歳

寝てばかりの夫にウンザリです

2歳年上の夫と結婚して2年がたちますが、結婚してからというもの夫は「釣った魚にエサはやらない」状態で、家のことは何もせず、家にいるときにはゴロゴロダラダラして寝てばかりです。

当然家事も専業主婦の私任せなのですが、もういい加減夫の態度に嫌気がさしてしまって、家事を手伝うように夫に言いました。ところが夫は、「俺が働いて食わせてやっている」なんて言い出して…。もう最悪です。実家の母に相談したら、「男の人はつけあがるから、結婚した当初に優しく家事を全て引き受けてしまうと、ダメなのよ」なんて言われてしましました。

確かに結婚当初は私も仕事をやめてしまったので、なんでもかんでも家事をやってあげて、夫に楽をさせ過ぎてしまったのかもしれません。今、夫とは別居を視野に入れて関係を修復できるか話し合い中ですが、これだけ価値観が違うとどうしようもないので、最終的には離婚するしかないかと考えています。

旦那が寝てばかりでつまらない!どうすればいい?

もしあなたが「旦那が寝てばかりでつまらない」と感じているのであれば、積極的に意識を変えて、夫婦でコミュニケーションをとっていくことをオススメします。このとき大事なのは、夫婦二人とも意識を変えていくことですよ。

夫婦の間の問題は、どちらか一方が悪いなんてことはありません。お互いにどこか少しずつ改善すべきことがあって崩れてしまっている関係が今の状態ですので、「旦那が変わればいい!」なんて思わずに、自分の意識も変えていきましょうね。

ただし、自分も含めて、成人して結婚している大人の生活態度や性格を変えることは難しいことです。夫婦二人の意識の改革に焦りと無理は禁物。難しいことを乗り越えていけるのは、お互いに対する愛情があるからこそ。二人で良い関係を維持しながら、対策をとっていきましょう。

旦那が寝てばかりの妻におすすめの対処法6つ

それでは、休日に寝ているばかりの夫と、家事も育児も引き受けて旦那への不満にあふれる妻が、夫婦円満で暮らすための対処方法についてご紹介していきましょう。対処方法といっても、本人の性格や生活環境によっては当てはまらないものもありますので、いくつか試す中で自分たち夫婦にあった方法を見つけてみて下さいね。

夫にうつや病気がないかチェック

夫婦関係の改善を目指すのであれば、まずは旦那が寝てばかりいる原因をしっかり特定しておくことが大切です。もし夫の心身にうつ病やそのほかの気力をなくすような病気が隠れているのであれば、早急に治療する必要がありますよ。本人にも病院の受診を促して、必要な対処をしておきましょう。

夫側も、ツンツンと不満をぶつけてくるより「心配しているの」という態度の方が、妻に対する愛情は増しますし、自分の身体を心配されて嫌な気はしないはず。一度、あなたの態度を見直してみることも大切ですよ。

家電購入で家事を減らすことを提案

あなたが「旦那は寝ているだけで、家のことを何もしてくれない」という気持の中に、自分の担当する家事の負担が重いということがある場合、家電製品などを上手に活用して、家事の負担を軽くしていきましょう。

人間だれしも負担を抱え込んでいたり、疲れてしまっていると攻撃的になったり、情緒が不安定になってしまいます。「自分の負担が重くて旦那にあたっている面を自覚しているけど、他人の力は借りられない…」という妻であっても、家電の力なら借りやすいですよね。

男性は基本的に機械ものが好きで、新しい物、最新機器が好きなものです。もしかしたら新しい家電製品を購入して「コレ面白いよ、やってみて!」と誘ったら、調子に乗って家事を分担してくれるかもしれませんよ。食洗機などは家事負担が減るだけでなく、光熱費の削減にも繋がりますので検討してみてはいかがですか?

お互いに結婚前の気持ちを思い出す

結婚した途端、家で寝ているだけになってしまった夫の場合、恋人同士の頃はどのような態度だったのでしょうか?
もし、結婚前から家でゴロゴロしているだけだったのであれば、それも含めて夫に愛情を持ったのではありませんか?

結婚をすると「夫は〇〇であるべき」「◯◯は男性の仕事」などという固定観念を意識して、良い家庭の夫であることを旦那に押し付けてしまいがちですが、そういった固定観念を取り外し、もう一度あなた自身が夫の良いトコロに目を向けていきましょう。

もし、結婚前はマメに大事にしてくれたのに、結婚した途端、寝てばかりの旦那に変わったのであれば、それは夫があなたを「絶対に離れて行かない家族だ」と勘違いしてしまった可能性が高いです。その場合、ハッキリ自分の意思を主張して、「結婚前の愛し合っていた頃を思い出して、一緒に楽しく暮らしてほしい」ということを、夫に伝えていきましょう

旦那への扱いによる子供の人格形成を意識

もし、旦那さんが寝てばかりで子供の心を傷つけてしまったり、悪い生活習慣を覚えてしまったりしている場合には、断固として夫に改善を要求しましょう。父親として子供への悪影響を考える余裕がないのであれば、子供の将来を守れるのは母親であるあなただけです。子どの将来にかかわる部分に関しては譲らず、しっかり夫婦で話し合える環境を整えていきましょう。

ただし、子供に旦那の愚痴をこぼしていると、子供は母親への愛情から父親への敬意を抱けず、特に思春期に入った男の子は精神的に荒れやすくなってしまいます。あなたが日頃から寝てばかりの旦那をバカにしていると、子供も同じように父親をバカにするようになり、人格形成上マイナスリスクが高くなりますよ。あなたの旦那への態度による、子供の人格形成への悪影響も見直していきましょう。

夫婦の家事分担の意識を変える

「旦那が家事も育児も分担しない」と思っているあなた、不満に思っているのをやめて、自分の意識を変える余地はありませんか?そもそも実家では男性だからと、ろくに家事を教わらずに育ってきた旦那が、小さい頃から母親にしつけられて家事のエキスパートなったあなたと同じように家事を負担すること自体、無理があるのかもしれません。

育児にしても、やはり子供を産む役割を担う女性の方が有利な点が多いです。家事も育児も夫婦対等で行うことは間違いありませんが、対等とはキッチリ負担をわけることではありません。お互いの得手・不得手をカバーできれば十分に対等でいられますよ。日頃はあなたがやっていることを、休日は夫の分担にするなど、家事や育児の分担を、もっと柔軟に考え、夫婦二人にとってやりやすい方法を話し合うようにしましょう。

他人の旦那と比べるのをやめる

「隣の芝生は青い」とよく言いますが、家事も育児もバッチリやってくれるというよその旦那さんを理想とすることはやめましょう。よそはよそ、うちはうちですよ。理想の人間と旦那を比べていると、いつまでたっても旦那の良い面に目が向かず、良い夫婦関係を維持することはできなくなってしまいます。

それと同時に、自分が旦那の理想通りでいる必要もありません。旦那が休日寝ているばかりで不満だということを、「相手に嫌われそうでいえないわ…」なんて思っている場合には、嫌われることばかりを恐れずに自分自身をぶつけて、等身大の自分を旦那に好きになってもらえるように努力していきましょう。

寝てばかりの旦那にめげず、良い夫婦関係を取り戻しましょう

夫が自宅にいてもゴロゴロと寝てばかりいるという状況は、女性にとってイライラしてしまうことですが、どんなに家庭や妻に尽くす良い夫であっても、妻から見れば何らかの不満はあるものです。夫に不満ばかりを感じてしまうと、夫婦生活がつまらなくなって、一掃旦那に不満を持つというスパイラルに落ち込んでしまいます。ですから、チョットだけ、妻の方から意識を変えてみるのがおすすめ。

男性にいうことをきかせるコツは、「可愛さ」を演出することです。「結婚して子どもいるのに何言ってるんだか」と思う人もいるかもしれませんが、あなたが夫を何とかしたいと思うように、夫もあなたに愛情を感じ続けていたいのです。女性の可愛さは男性の愛情をくすぐるエッセンスですので、ぜひ可愛く自分の希望や意見を主張してみて下さいね。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!